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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-10-20-Wednesday 選挙

総選挙の公示があり、

メディアの報道は一斉に選挙に染まった感がある。

コロナ感染者数もかなり減っているが・・・。

コロナ感染者数が減っているのに合わせて国会議員の人数も大幅に減らせばよいのに・・・。

各党の公約を比べてみると、どの政党も「バラマキ」ばかりである。どこも緊縮財政のことはまるで言っていない。コロナ禍の自粛の半強制で経済が疲弊したから、バラマキで立て直そうというのであろうが、金をばら撒いたところで、皆、貯金に回してしまって世の中には回らないであろうなぁ〜。

「金は天下の回りもの」である。回って初めてお金の価値があるのだ。貯めてはイケナイのであるが・・・。

コロナ禍は飲食、観光、運輸などに多大な損失を与えている。この分野は机の前でする事業ではなく、動かなければならない業種である。この分野が痛手を受けたら、中小零細企業がバタバタと潰れて、経済的に余裕の無い人たちの層が直接ダメージを受ける。それは、すぐに貧困につながることになる。バラマキで急場は凌げるかもしれないが、はやく経済を正常に回すことが肝要なのである。

ワクチンパスポートなんてのは愚策である。ワクチンは一度打ったら永遠に効果が続くものではない。2〜3か月で抗体が半減するのだから、早くに打った人の抗体は少なくなっているであろうに・・・。こんな愚策で経済を回わそうなんていうのは、お金と労力の無駄遣いをするだけで、かえって混乱を増幅させるだけである。

現金のバラマキ以外に何か知恵はないのだろうか?

昔読んだまちづくりの本の中に「地域通貨」のことが載っていたが、確か、期限付きの地域通貨札を発行して、その札を所持していたら時間が経てばドンドンと価値が下がっていくから、入手した人はすぐに使わないとならなくなると云う仕組みであった。つまり人々にお金は貯めるのではなく使うものと認識させるのである。経済を回す何か良いアイデアってないのかなぁ〜。

前回の総選挙はちょうど4年前の2017年10月であったから、当時、私は北大病院に入院中であった。9月の初旬から2ヵ月間も入院していたから、投票は出来ないのかなぁ〜と思っていたのだが、北大病院には入院患者用の不在者投票という制度があったのである。何でも経験しておきたいなぁと思ったので、さっそく申し込んで投票したのであった。その2017年10月18日に病院で書いたブログを下記の『』内に転載してみる。

『今日は09:30〜14:30まで、北大病院内のアメニティホールを会場にして衆議院選挙の不在者投票が行われた。

今回の選挙期間中は帯広には居ないし、11区の女性2人の一騎打ちはメディアでは「夫が共に11区で当選した政治家」だの「共に聖心女学院卒業」だのと共通点などをあげて囃し立てているが、私的にはサッパリ盛り上がらない。どちらも政治を家業にしているようで積極的に応援する気になれないから投票には行かないつもりでいたのだが、北大病院で不在者投票が出来ると云うのである。治療と選挙が重なるなんてことは滅多にないことであるし、何事も経験であるから、このブログの話のタネにもちょうど良いと思い直し、申し込んでおいたのである。

今日、投票できるのは事前に申し込んでいた人だけであるが、北大病院には北海道中から患者が来ているので、受付の係の人は大変である。受付は1ヵ所だけで、氏名のアイウエオ順でしか一覧表がないから、確認作業に時間が掛かる。今朝は寒かったし、会場が広いので行列を待つ間に結構身体が冷えたのであった。

まずは、①の番号の受付で、腕に付けた認識票で名前を確認してからピンク色の封筒を渡される。二重になっていて、外側の封筒には私の氏名、住所等を書いた紙が貼られている。その横に自筆で自分の氏名を書く。中のピンクの封筒には投票用紙が入っていて、②の場所にある衝立のところに行って、この投票用紙に立候補者の名前を書く。

北海道には12の選挙区があるがB4判の紙12枚の中から自分の選挙区の候補者名が書かれた紙を探しだして書かねばならない。衝立は3つあるのにこの紙は1セットだけしかないからこれも調べるのに時間が掛かる。

③の番号の場所に行くとテーブルには3人の係官が座って居て、1人目が中の封筒と外側の封筒の2つそれぞれに糊を付けて封をする、2人目が外側の封筒に日付印と投票場所(北大病院)のゴム印を押す。3人目が糊付けとゴム印を確認してから私に戻され、私が封筒を受け取って投票箱に入れる。

④〜⑥は水色の封筒になって「比例代表の党名」を書く用紙。党名の一覧表が貼ってないから分かり難い。⑦〜⑨は黄緑色の封筒で「最高裁裁判官」の×印を書く用紙になる。この3つを同じ手順で繰り返して終わりである。

病院ではこんな風にやるのかと経験しただけである。誰に投票したのか、はたまたしなかったのかは個人情報と云うことでヒ・ミ・ツ・にしておく』