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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-11-09-Tuesday 大道芸

コロナ禍で2年連続中止になった大道芸フェスティバル

2002年に北の屋台の宣伝の為に、大道芸人を招聘して北の屋台の広場や平原まつりの会場などで演技を披露してもらったのが市民に大好評となり、屋台のお客さんからの要望も多かったので、翌2003年からは規模を拡大して「平原まつり」の行事として開催することになった。

2004年からは実行委員会を組織して、招聘する芸人の人数も大幅に増やして大々的に開催するようになった。

2007年に私が北の屋台を卒業した後も、引き続き実行委員としてず〜っと関わってきた。

以来2019年まで18年連続で開催してきたが、コロナ禍によって本体の「平原まつり」が2020,2021年と2年連続で中止になり、大道芸フェスティバルも中止になってしまったのである。

現在、コロナ禍でエンタメ業界は大打撃を負っている。特に大道芸人はもろにその大波を被ってしまった。何せ、ソーシャルディスタンスとやらで他人との距離を1m以上開けろと言うのであるから、道路上で隣の観客と肩触れ合う距離でギュッとくっ付いて見てもらう大道芸は商売が上がったりなのである。

多くの大道芸人たちがこの2年間というもの仕事が出来なくて大変に苦労をしている。

何とか帯広で大道芸をやって、少しでも芸人さんの収入を助けたい、コロナで鬱々とした市民にも元気な笑いを提供したいとの思いからずっと企画を立てていた。

ここ最近は、急にコロナ感染者数も激減して来たが、今年はもう冬が間近に迫り気温が低くなって屋外での開催は難しくなってしまった。

そこでどこか会場を探して屋内でやれないかと模索した結果!

クリスマス・イブの12月24日(金)に帯広市民文化小ホールを確保することが出来たのである。と言うか、実は、その日しか空いていなかったのであった。

帯広でもクリスマス・イブは家庭で祝う家族が多いであろう。平日の金曜日であるし、学校は2学期の終業式でもある。条件はかなり厳しいことが分かっている。

観客の動員はかなり難しいことが予想される。それでも何とか開催をしたい!

芸人さんたちと打ち合わせをしたら、それなら「クリスマス・イブの特別な公演をやろう! サーカス芸と大道芸と音楽をミックスした帯広だけの特別な一夜を帯広市民にプレゼントしよう!」題して「DAY DREAM〜サーカス小屋のクリスマス〜」をやろうと言うことになったのである。今、東京では芸人さんたちが楽しい企画を練ってくれている。

詳細はまだ未定であるが、出演者は、ダメじゃん小出・ファニーボーンズ・りずむらいす・長すみ絵・吉川健斗の5組が決まった。

帯広ではもうお馴染みのダメじゃん小出とファニーボンズ以外には、2019年に来てくれたリズムに乗っての楽しいパフォーマンスを見せてくれた「りずむらいす」の2人組とサーカス学校出身の吉川健斗。

さらにサンリオピューロランドにも出演しているエアリアルの長すみ絵さんは帯広初登場である。

エアリアルと云うのは天井から垂らした布やロープに絡まって華麗な演技を魅せる芸術的な出し物である。舞台ならではの演技であろう。

開演時間は、クリスマス・イブということもあって、家族連れが終演後に街中の飲食店に行って食事を楽しめる少し早めの時間帯に設定しようと考えているところだ。

まだまだ規制の多いコロナ禍の中で、クリスマスを楽しめる特別な企画にしたいと思っている。

乞うご期待である!

皆さん、チケット買って観に来てね!