ゴ〜ッと地響きみたいな物凄い音がした。家がミシッミシッと軋む音がしたので地震が来る!と身構えたのだが、地震ではなかった。
どうやら物凄い強風が庭を吹き抜けた音みたいである。既に暗くなっていた家の外を電気で照らして見ると、庭に置いてあった植木鉢などが激しく散乱していた。
テレビのニュースを見ると、十勝では風速36.2mの強風が吹いて、帯広でも停電が発生しているという。どうやら木や電柱が倒れて送電線が切れて停電しているらしい。
我が家は幸いにも停電はしなかったが・・・。
この寒い冬に、停電したらと考えると恐ろしくなった。
数年前に北海道中がブラックアウトになって2日間ほど停電したことがあったが、あの時の季節は秋であったからまだしもであったが・・・
冬に停電したら、ボイラーの電源が入らないから、たちまち家が寒くなってしまう。これは恐怖である。
ブラックアウトの時の教訓で、ポータブルのガスコンロやガスストーブは購入してはあるが、家全体を温めるほどの出力などはない。
コンロのガスもあくまでも応急的処置でしかなく、せいぜい家族が一か所に固まって短時間だけ暖を取る程度でしかない。
北海道では真冬に電気が停まったら「死」の危険性がある。
これまでは10年に一度くらいの災害だ程度に認識していたものが、これからは毎年の様に訪れることになるのだろうなぁ〜。防衛策、防御法ももっと真剣に考えておかなくてはいけないなぁ〜。