歳を取ったせいなのか、どうしても5時には目が覚めてしまうのだ。
暗い中を犬の散歩に行くわけにも行かないから、外が明るくなるまでゆっくりと時間を掛けて新聞に目を通すのだが、今は6時半になってもまだ外が暗いままである。
今年の冬至は12月22日であるから、それまではどうしたって太陽が出ている時間は短くなる一方なのだが・・・。
コロナ禍で暗くなっていく世の中と、日の出がなんだかシンクロしている様に感じて、私の気分もどんどん暗くなっていく。
この1年間はずっと朝の5時には目が覚めてしまっているから、日の出の時間の遅くなり様を、63年間の人生で初めて体感している。
若い頃には、日の出前に起きるなんてことは、ほとんど無かったからなぁ〜。
夏至の頃は夜中の2時半頃には、もう外が明るいのに、今は6時半でもまだ暗い。その差が4時間近くもあるというのは、帯広の緯度が高いからでもあるのだが、地球の営みを実際に初めて体感してみると、地球って面白いなぁと感じる。
冬至が過ぎて、日の出の時刻が少しずつ早まって行く様を、早く感じたいなぁと待ち遠しい気分である。