デカデカと「坂本ビル売却検討」の大見出しの記事が載った。
「売却」は選択肢のひとつとして検討はしているのだが、選択肢の1番はあくまでもエンターテインメントのビルとしてテナントを誘致することであるとの私のコメントも載ってはいるのだが、この見出しの書き方だと「坂本ビル売るんだ〜」との印象が独り歩きしそうで困っている。
経営者としては、余裕のある内にあらゆるケースを想定しての対応策を考えているところであって、そのひとつを抽出して大きく書かれるのは、間違いではないが、有難くはない記事である。
我が社は、国からの補助金などが入っている様な公的なビルではないし、単なる一零細私企業であるのに、何故にこんなに大きな見出しで、しかも1面に載せる必要があるのであろうか?
以前に、このブログに江戸時代の川柳の「売り家と唐様で書く三代目」をもじって「売りビルと唐様で書く三代目」にならぬようにしないと・・・なんぞと冗談めかして書いていたのだが、それがついに現実になってしまったようで、ご先祖様に面目が立たないし、申し訳がない。
記事を見て、連絡をくれた友人もいるのだが、皆一様に「身体は大丈夫なのか?」との心配の声である。
2017年秋に受けた前立腺癌治療のことを気に掛けてくれているのであろうが・・・。
他人の噂話ってのは、伝言ゲームみたいにドンドンと変化していくから怖いよなぁ〜。