イオン帯広に貸出し展示していたマジック・ミュージアムの展示品が戻って来た。
目玉は、2021年10月に「開運!なんでも鑑定団」に私が出演した時に出品したオートマタ(自動人形)のミッシェル・ベルトラン作「美人手品師」である。この時に番組がつけた鑑定額が250万円と高額であったから、扱いも慎重で保険まで掛けての運搬や展示であった。
このオートマタは、ゼンマイを巻いて動くのであるが、お客さんには触らせたくないので、人形自体は透明なケースで囲って可動させたり、触らせたりしないようにして、その前方にモニターを置いて、DVDで常に人形の動きを映像で見せる工夫をしたのである。
その他には、マジックを題材にした絵画や見る角度によって絵が動くトリックアートの額などの壁に掛ける「額モノ」が多かったが、トランプなども数点持って行った。また、顔出しパネルなども制作してくれたので子供たちがそこから顔を出してカメラで撮影する家族連れも多かったという。
初日から数日間は、正月の初売りで賑わったし、1月は学校も冬休み期間中であったから、イオンには家族で買い物に訪れる客も多く、結構な人数の人が見てくれたというから、まずまずの成果が上がったのであろう。
イオンの会場では、宣伝用にとマジック・ミュージアムのパンフレットも置いてあった。貸出期間中は休館にしていたのだが、数組の人が、マジック・ミュージアムを見学に訪れてくれるというおまけもあった。
貸出しは初めての試みであったが、壊れる心配や盗難の心配のない展示物であるならば、またこういう展示をやってみても良いかなと思った。
全国の商業施設廻りも有りだが、出来れば全国各地の美術館などで、巡回展示なんて出来たら面白いかもしれないなぁ〜