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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-02-21-Monday まちの声

21日の十勝毎日新聞の「まちの声」欄に

読者の投稿が掲載されていたが・・・

勝毎を購読していない方の為に、その内容を以下(『 』内)に転載する。

『「募集」だらけの平原通に寂しさ:平原通(帯広駅北の西2条通)のビルが売却を検討しているという記事が出ていました。平原通では既に売却されたビルがあり、売却を検討しているビルも多数あると聞いています。ビルの窓には「テナント募集」の張り紙だらけです。帯広のメインストリートが寂れていくさまは悲惨です。コロナ禍の影響もあると思いますが、原因の一つとして旧北洋銀行帯広ビル跡地(西2南9)にいまだに建物がないことも考えられます。ここが公園や道の駅のような市民や観光客が集う場になれば、少しはにぎわうのではないでしょうか。中心街活性化を期待され、医療法人が取得した場所です。そこが活用できないのであれば、帯広市が本腰を入れて取り組めば平原通は生き返ると思うのですが。(帯広市、飲食店経営・57歳)』

この投稿の初めの箇所の「ビルが売却を検討している記事」と云うのは、1月24日の勝毎1面に「坂本ビル売却検討 コロナ禍影響 テナント誘致は継続」と云う見出しでデカデカと掲載された我が社の記事を指しているのであろうが・・・。

いやはや・・・

今や、デパートの「西武・そごう」が売却されるご時世であるしなぁ〜。

この「コロナ禍」と云う奴がこうも長く(人為的に)続けられては、テナント誘致なんてまるでお話にもならない。政府が商売の邪魔をしながら、一方ではバラマキをやってお茶を濁しているが、我が社のようなテナントさんに入ってもらってなんぼと云う企業には恩恵はまるでないどころか、手の打ち様がない最悪の状況なのだ。

だが、ことは帯広だけの問題ではなく、日本全体が大不況に陥る危険性が大であると感じている。

それにしてもだ。

この投稿者が書いた後半部分の「医療法人が取得した旧北洋銀行帯広ビル跡地」と云うのは我が社の真向かいの空地なのであるが、2012年の4月末の解体終了時から、今日までずっ〜と空地のままの状態なのだ。

解体した当時の、土地購入の入札では、数社が土地利用方法のコンペに応募して、その結果医療法人が安価で落札した。

当時の新聞記事には『帯広市西2南9の旧北洋帯広ビルの跡地売却に関し、道内企業を中心に購入希望者を募っていた北洋銀行は11日までに、医療法人社団博愛会(市内西23南2、細川吉博理事長)を売却先に決定した。同行などによると、博愛会の構想は地上9階、地下1階建ての複合ビルで、総事業費は20億円程度を見込む。・・・』とある。

期待していたのに、10年間も放ったらかしなのだ。駐車場にするでもなく。砂利敷のままで砂埃が舞って・・・。以前は夏に数日間だけのビール園みたいなことをやってお茶を濁していたのだが、それとても近所の飲食業社の客を奪うような行為であった。冬には面する平原通(南北の道)もアッピアロード(東西の道)もまったく除雪もしないから人が歩けない状態だし・・・。

最近は、馬車の置き場になっているだけである。

ここ十数年で西2条南9丁目の土地の評価額は下がる一方だ。それよりなにより、この医療法人の代表は「市街地活性化」の組織の長も務めている人物なのである。少しは責任感ってものを持って活動して欲しいものだなぁ。