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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-04-21-Thursday ウクライナ侵攻の陰謀論

陰謀論好きな人が訪問してきて

毎度毎度、滔々と陰謀論を披露していくが・・・

今回はロシアのウクライナ侵攻に関しての陰謀論を1時間以上もしゃべって帰っていった。

曰く、アメリカの陰謀論である。

バイデン大統領が何故に参戦しないのか?

アメリカはさも、ウクライナへの兵器の供与を行って援助しているかのように見せ掛けているが、実態は自国アメリカ国民を戦争に参戦させて死傷者を出すことなく、産軍複合体の余っている旧型兵器の在庫一掃と、新型兵器の実戦実験をウクライナで行っているというのである。

その兵器の供与は無償供与の体をとってはいるが、実は日本などからお金を引き出して供与しているのであって、アメリカ政府の懐は痛まない仕組みになっているというのである。

新型のドローンや持ち運び出来る小型の兵器などの威力は、SNSの映像などで全世界に広まるから恰好の宣伝になって、この後、売れることになるのだという。

しかも、この戦争が長引けばロシアも戦費を膨大に掛けることになるから国力も落とせてプーチン大統領失脚の足掛かりにもなるというのである。

ロシアへの経済制裁は、これから効いてくるのだそうだ。

ロシアは兵器を生産出来る国であるが、アメリカが供与した新型兵器によってロシア軍の戦車などの装備のかなりの物が損傷や破壊をされたという。旗艦「モスクワ」の沈没などはその象徴であるという。

その損失額は何千億円〜何兆円という単位であるらしい。ミサイル一発も何千万円もするし、戦闘機一機が数千億円〜数兆円もするのだという。それが結構な数の戦闘機も撃墜されているらしいという。

ロシアの軍隊の戦い方は第二次世界大戦時代とそんなに進化していなくて圧倒的な物量と兵力で攻める作戦だが、戦地を拡大すれば兵士に一人一人に掛かる食費などの経費や、その補給などに掛かる費用が、その分必要になる。

長引かせれば、長引かせるほどロシアは不利になるらしいのだが、長引けばウクライナの犠牲者も増える一方である。

アメリカにとっては、ウクライナ人の犠牲者が増えても自分はまったく痛くない。

ただ、ウクライナがロシアに降伏してしまうと困るから、そうならないようにギリギリの状態で戦況を長引かせようとしているというのである。

万が一ロシアが勝っても、プーチンの当初の予定であった2〜3日で首都のキーウを制圧してゼレンスキー大統領を殺して親ロシアの傀儡政権を立てて東部地域一帯を無傷で手に入れようとした思惑は大きく外れて、意に反してこれだけ都市やインフラを破壊してしまったら、例えロシアが勝っても、その入手した地域の復興に掛ける金額は膨大になるから、これまたロシアの国力を削ぐ形になるという。いずれにしてもアメリカは自分は傷付かずにロシアとウクライナが打撃を受けるだけなのだという。

世の中、そんなに陰謀論者の思惑通りに進むものかねぇ〜。

でも、バイデン大統領の言動は、さもありなんと思わせるものがあるようにも感じる・・・。

プーチンは5月9日までになんとしてもマリウポリを陥落させて、ロシア国民に向けて勝利宣言を出したいのだろうけど、今のアメリカがそれを阻止しようとしているようには見えないし・・・。

世界中をインフレにしてアメリカにメリットがあるとは思えないけど・・・。

いずれにしろ、こんなバカバカしい戦争は一日も早く止めてほしい。