十勝地方はコロナの感染者数が依然として高止まりしている状況なので、表彰式は開催されずに、後日成績表と景品を送りますということになっていた。
今日、その成績表がFAXで届いたのだが・・・
去年から、このコンペはダブルぺリア(WP)方式でハンディキャップを算定する仕組みに変更されている。
ダブルペリア方式と云うのは、事前にプレイヤーには判らない様に「隠しホール」としてアウト・イン18ホールの内インコースから6ホール、アウトコースから6ホールの12ホールをパーの合計が48になるように設定する、その12ホールのストローク数を合計して1.5倍し、そこから72を引いて、それに0.8を掛けた数字がその日のハンディキャップになるのである。
だから、その日の運、不運によってハンディキャップが左右されることになるのだ。
全員がホールアウトするまでは、その隠しホールは公表されないから、全員が上がってきて表彰式の席上で隠しホールを発表されるまでは、自分のハンディキャップが分からないのである。
前日のコンペの私のスコアはバーディ1、パー10、ボギー7とすこぶる安定したスコアであったから、あまりWP方式向きのスコアではなかった。
例えば、隠しホールのスコアがバーディだとかパーの良いスコアだとハンディが少なくなってしまうし、逆に、ダブルパーだとかトリプルなどを叩くとハンディが多くなるから、隠しホールで大叩きして、隠しホール以外のところで良いスコアを出せばハンディが甘くなって順位が上に来ることになるのだ。
だが・・・、
届いたFAXの順位は9位であった。ハンディキャップはなんと3.6だとさ!なんとなんと片手シングルになってしまったではないか!
成績表には、隠しホールが何番と何番のホールであったのかは明記されていなかったが、ハンディから逆算したら3ホール分オーバーしているだけである。まるでプロゴルファーみたいじゃないか!
因みに、意味はまったくないのだが、ゴルフの仕組みが分からない人に、ダブルペリアの運不運を解り易く解説する為に、もしも今回のコンペで私がボギーを叩いた7ホールが全部隠しホールに入っていて、しかもバーディを取ったホールが隠しホールに入っていなければ、ハンディキャップは8.4になる。そうなるとネットスコアは69.6で優勝したのであった(このコンペの優勝者のネットスコアは70.8であった)。
グロスの78打はベストグロス(BG)のスコアであったのだが、何故だかこの会では、BG賞は同グロス者が複数居た場合は年長者に授与するという決まりがあるらしい。
順位にはガッカリではあるが、それでもスコアには大満足である。