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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-05-25-Wednesday マスク着用

コロナ禍で始まったマスク着用

義務化されてもいないのに、日本人はほぼ全員がマスク着用をしている。

私は、昔から、インフルエンザが流行している時期に列車や飛行機に乗る時にはマスクを着用していた。自分がインフルエンザには罹りたくなかったからである。

だからそれ以外にマスクを着用することは無かったのだが、マスクを着用することを嫌悪することはなかった。

しかし、このコロナ禍によって全国民がマスク着用をまるで義務の様に捉えていることには違和感を覚える。

一人で外を歩いている人がマスク着用をしていないと、まるで犯罪者の様にギロッと睨みつける人や、ましてや注意をする人までいる。

いったいこの行為は何の為、誰の為なんだろうか?

唄を歌いながら歩いている訳ではないし、独り言を言いながら歩いている訳でもないのだからツバが出ている訳ではない。

皆がマスクをしているのに、一人だけしていないことに対して、皆と同じ様にしろ!との同調圧力をかけているのであろう。

日本人は、どうでも良い様な枝葉末節の細かいところに固執する気質があるように感じる。

ここに来て、ようやく政府もマスク着用の緩和を口にし出したが・・・、

もともと義務でも強制でもないのだから、緩和するということ自体が変な話でもあるのだが、お上の言うことに従順な日本人は、政府が「マスクをしなくても良い」と言わない限り、自主的に外すことはしないのであろうなぁ。

だが、しかし、対応があまりにも遅すぎた!

3年間にも及ぶ「マスク着用」は、日本人に習慣化してしまった。

マスクを外すことに恐怖を感じる人も大勢いるようだ。

その恐怖も、コロナに感染する恐怖だけではなく、素顔を見られる恐怖という別の面もあるようだ。

私が、コロナ禍が始まった当初に「日本のコロナ対策はトラウマになってしまうぞ」と指摘した通りになってしまった。

岸田首相は、国民の恐怖心からくるマスク着用の継続と云う意見が多いから、なかなか緩和を言い出せないでいる。

おそらくは、コロナ対策の緩和は7月の参院選挙が終わるまでは言い出さないのだろうなぁ〜。

政府もメディアも少しずつ緩和を小出しにしながら、世間の様子見をして、なし崩し的に緩和するつもりなんだろうなぁ〜。勇気を持って言い出すリーダーはいないのだろうか?

こんなところにも、下手な事を言うとすぐに炎上してしまうSNSなどの悪影響が現われているのではないだろうか?

自分の率直な意見を述べることに委縮してしまうならばオピニオンリーダーとはいえないぞ!

他人の意見に耳を傾けるばかりで決断も出来ないならば、首相をやりたいなんて言うなよ。日本が滅んでしまうぞ。

コロナ禍は人災である。