周りに居た人たちがスマホを見ながら「安倍さんが銃撃されたって!」と騒がしくなった。その時、私はスマホを持っていなかったので、他人の会話に聞き耳を立てていたが、皆がスマホでニュースを確認し出して周辺一帯がザワザワとして来た。
参院選挙の応援演説の為に、奈良県を訪れていて、そこで銃撃されて心肺停止状態の重体であるとのこと。
犯人はすぐに取り押さえられたとのことであるが、警察官や護衛の人達はちゃんと任務を果たしていたのであろうか?
状況はよく分からないが、遠くからのライフル銃での狙撃などではなく、至近距離からの銃撃であるらしいし、しかも銃撃直後に心肺停止になるような殺傷能力の高い銃ならば、所持しているだけですぐに分かるであろうに、そんな人物を要人に容易に近づけさせるなんて・・・。
政治家の暗殺なんて、まだやろうとする人間がこの日本に居るとは驚きだ。確かに日本の政治家にロクな人物が居ないことは認めるが、だからこそ、日本の政治家を暗殺したところで、世の中が変わるわけでもあるまいに・・・。
夕方になって、安倍昭恵夫人が病院に入った数分後に亡くなったとの報道があったが、夫人到着までは生命を持たせて死に目に合わせたということなのであろうなぁ~。
テレビ各局では特集番組が放送されたが、死の直後では冷静な評価は難しい。毀誉褒貶、好き嫌いの激しいであろう人物であるから、落ち着いてからしっかりと検証する必要があるだろうと思う。
安倍晋三氏は、おそらく自分が死ぬとは思う暇もなく意識を失って、そのまま回復せずに亡くなったのであろうと思う。
私は、安倍晋三氏が政界を引退する時に回顧録でも発表して、自分がどんな思いで政策を考え、実行してきたのかという気持ちを聞いてみたかったと思う。残念である。
冥福をお祈りする。合掌