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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-07-17-Sunday 安倍氏銃撃犯人

安倍晋三元首相が奈良で銃撃されて死亡した事件で、

逮捕された山上徹也が事件の前に、安倍氏殺害を示唆する手紙を送っていたことが明らかになったというニュースがあった。

手紙を受け取ったのは、松江市に住む男性で、母親が信仰する宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」を批判する内容のブログを運営している人物だと云う。

封筒の消印から7月に岡山市内から出された手紙とみられ、この男性は13日に手紙の存在に気付いたという。

手紙には、旧統一教会との因縁は「約30年前」として「母の入信から億を超える金銭の浪費、家庭崩壊、破産…。この経過と共に私の10代は過ぎ去りました」と記され、自分の一生を「歪ませ続けた」と教会を強く批判する内容で印字されていたと云う。

安倍氏については「苦々しくは思っていましたが、本来の敵ではない」とし、「最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません」と位置付けていて、「安倍(元首相)の死がもたらす政治的意味、結果、最早それを考える余裕は私にはありません」と結ばれていたと云う。

人を殺した犯人を決して褒める訳ではないが、この犯人は、なんて頭の良い人間なんだろう。

統一教会の教祖を殺したところで、世間ではこんなに大騒ぎにはならなかったであろう。どのみち教祖の身内の中から新しい教祖にでも替わればそれまでであったのではないだろうか?

被害者が前首相であり、選挙期間中ということでもあり、タイミング的にはこれ以上のタイミングはなかったであろう。

手紙には「安倍は本来の敵ではない」と書いているが、むしろ、安倍氏を殺害したことで、旧統一教会に与えるダメージは大きくなるのではなかろうか?

犯人がそこまで計算して犯行に及んだのかは、これからの供述で判明するのであろうが、何だかこの手紙にしても後から警察に渡ることも全て計算づくで犯行に及んだような気がするなぁ~。