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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-09-28-Wednesday 先見の明?

坂本さんには先見の明があるから、

教えて欲しいと会社に訪ねて来た人がいる。

帯広の中心街を活性化させる方法を教えて欲しいと言うのであるが・・・

教えて欲しいのはこちらの方である。

確かに、私はこれまで数々の事をやってきた。

「寄合デパート(物販)から居酒屋(飲食)ビルへの転換」(1992)。

今で言う「SDGs」の先駆けであったろう地球環境問題に取り組む「国際環境大学設立構想」(1993)から発展させた「十勝環境ラボラトリーの活動」(1996-2006)。

更にそこから発展させた「北の屋台」(1999-2007)の創設。

十勝の夏の風物詩となった「おびひろ平原まつり」での「大道芸フェスティバルの開催」(2002-2022)。

現在の「フードバレーマラソン大会」につながるマラソン大会の開催の準備活動(2007)。

日本唯一の手品の博物館「マジック・ミュージアムの開設」(2006-2022)など等である。

しかし、いずれも私にとっては過去の思い出でにしか過ぎない。過去の成功体験なんてこれからの世の中では邪魔にしかならないだろう。

ここ3年間に渡るコロナ禍によって、世の中が大きく変わった。デジタル社会への移行スピードが急激に早まった感がある。

アナログ人間である私には、コロナ禍で進んだデジタル化にわずかに対応できたのは携帯電話をスマホに替えたことくらいで、メガバースなんたらとかには、とてもついていけそうにない。

それだけではなく、コロナ禍がもたらしたのは、ソーシャルディスタンスだのマスク着用の義務化だの、人間としての在り方、生き方そのものに悪影響を与えたであろう愚策の強行であった。それも3年間という長期間に渡ってだ。

特に、成人前の貴重な成長の機会をこの愚策によって奪われた若年層には、精神的、人間的にかなり深刻なダメージを与えたであろう。

それらのことが、今後の社会にとっても良いことだとはとても思えないのだ。

元々、自分が「良いこと」だとか「好きなこと」だと思えないことには、昔からまったく意欲が湧いてこない性分なのである。

私に見えている未来像には暗~い未来しか見えてこない。他人にアドバイスするなんてとても無理な話である。謙遜などではない。丁寧にお断り申し上げお引き取り願ったのであった。