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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-10-17-Monday 島田晴夫師を偲ぶ会

世界的なマジシャンで

今年4月30日に81歳で亡くなられた島田晴夫師を偲ぶ会が、17日18時から東京千代田区の如水会館で開催された。

島田晴夫師のご自宅はロサンゼルスにあり、奥様はイギリス人のキーリーさんである。

今回の偲ぶ会の主催は日本奇術協会で、キーリー夫人を日本に招いて開催される。

日本奇術協会から届いた案内文には「(前略)この度 島田晴夫師の功績を称え 多くのファンの皆様始め お世話になった皆様にお集まりいただき 島田師の貴重映像の数々を上映し 故人の思い出やエピソードを語り合いながら 故人が歩まれた足跡を振り返りたく下記の通り偲ぶ会を催し 小宴を供したく存じます(後略)」とああった。

島田晴夫師との浅からぬ縁で、2018年10月末には帯広の「マジック・ミュージアム」にご来訪下さり、自身の引退後には島田師の道具類一切を寄贈するとの声明を複数の新聞記者を前に公式に発表された。

その発表を受けて、2019年2月17~20日にロサンゼルスのご自宅を訪問して泊めていただきながらインタビューした内容を十勝毎日新聞に「世界一のマジシャン 島田晴夫物語」として連載をした。

しかし、この後に発生した「コロナ禍」によって、この寄贈計画は大きく狂ったのであった。

この後は、お互いに行き来することが叶わず。電話とメールでのみの対応となっていたのだが・・・、今年4月30日に島田師は肝臓癌で81歳の波乱万丈の生涯を終えられてしまった。

島田晴夫師とはお亡くなりになる直前までお電話で会話をさせてもらったのだが、最終結論を決めるまでには至らなかったのであった。

キーリー夫人とは今後の事を決めなければならない。

キーリーさんとは、来日前から何度もメールでやり取りをしていたのであるが、キーリーさんは日本語が少ししか分からないし、私も英語は不得手である。お互いに翻訳ソフトを使いながらメールでやり取りをしたのであるが・・・。

やはり、直接会ってお話をしなければ文章のやり取りだけでは意思が十分に伝わらない。

偲ぶ会は、キーリー夫人が主役であるから、多くの来客が彼女と接したがっていて、充分な会話の時間が取れなかった。

なにせ、日本中から島田晴夫師を崇拝するマジック関係者が113名も集まったのである。その中にはMr.マリックやマギー司郎らの有名プロマジシャン達も居る。アメリカからは小川集人(おがわ しゅうと)さんも駆け付けた。

シュートさんとは、島田先生に連れて行ってもらったロサンゼルスの「マジック・キャッスル」でお会いしているが、彼はアメリカで活躍しているトップマジシャンだ。今年、カナダのケベックで開催されたFISMというマジックのオリンピック(3年毎に開催)で世界一になったばかりの旬なマジシャンである。

その他にも、プロからアマチュアまで日本国中から有名マジシャン達が集結したのである。

私の師匠の故ジミー忍師夫人の「こまだまこ」さん、ジミー忍後援会会長の肩書で朝生公章さん、ジミー師の一番弟子のジョニー広瀬さんなどジミー師関係者も大勢居る。(つづく)