ここ数日、フィリピンの収容所に収監されていた日本人4人を日本に引き渡す件で新聞やニュースが騒がしいが・・・。
昨日のテレビでは、彼ら4人が3年前に収監されてから、日本の警察が身柄引き渡しを求めていたが、これまで実行されていなかったと言う。
それが、ここ数日間で急に進展したのは、先の狛江の強盗殺人事件とマルコス大統領の訪日が迫っていることが大きかったのであろう。
詐欺事件ならば、被害者側が注意すれば防げる性質のものであるが、今回の一連の強盗事件は勝手に襲ってくるのだから標的にされた方は防ぐことは困難である。しかも狛江で人命が失われている凶悪犯罪であるから、同じ犯罪でも警察の違う係が動いたのであろう。奴ら犯人はパンドラの箱を開けてしまったようだ。
しかし、詐欺事件は減っていない。最近、家庭の固定電話機に掛かってくる電話は来なくなったが、逆に、特殊詐欺と思われる迷惑メールが毎日70~80件ほども私のPCの「Outlook」に入って来るのだ。
特殊詐欺をやっている連中は、このフィリピンの奴らだけではなさそうである。ひょっとすると彼らもただの下っ端だったのかもしれないなぁ~。
朝の日課が、この迷惑メールを削除する仕事なのである。一応、PCには迷惑メール防止用ソフトを入れてあるので、このソフトが自動的に「迷惑メールトレイ」に分類してくれるのであるが、このソフトを潜り抜けて受信トレイに入ってくるメールが毎日十数件あるのだ。
この受信トレイに入って来た「迷惑メール」をいちいち手動で「迷惑メールトレイ」に移動させて「受信拒否リスト」に指定しているのであるが、毎日、この作業をやってもやってもきりがないほど新たな奴らが侵入を試みてくる。
私の車に搭載してもいない「ETC」のモノや、入会してもいない「カード会社」や「銀行」名のモノ、「AMAZON」や「通販会社」を名乗るモノ、知らない名前の日本人からや外人の名前のモノが英語でも入って来る。
悪質なのは「クロネコヤマト宅急便」や「佐川急便」名で荷物が配送出来ない云々の迷惑メールである。これには私も危うく騙される寸前であった。
このメールをうっかり開いてしまうと、どうやらマズイことになるらしいではないか。
しかし、本物も中にはあるのであろうから、これが困りものである。実際にホンモノをニセモノと間違えて消去してしまい、後から困ってしまった事態も現実に生じたからだ。
警察はこういう犯罪をしっかりと取り締まってほしいものである。
本当に迷惑なメールである。