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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-04-10-Monday 特殊詐欺

カンボジアのシアヌークビルという都市の

日本人詐欺グループの拠点が捜索されたというニュース。

カンボジアのアンコールワットなどがあるシェムリアップという町には数回訪れているが・・・。

上智大学の元学長で、アンコールワットの研究、修復事業などで世界的に著名な帯広市出身の石澤良昭教授のお招きで、2001、2003、2007年と3回もシュムリアップを訪れている(この訪問内容はこのブログに詳しく書いているのでここでは省略する)。

シアヌークビルの街の様子を映したテレビのニュース映像に驚いた。

カンボジアの首都プノンペン以外にも、こんなに高層ビルが立ち並んでいる街があったとは・・・。

ニュースの解説では中国資本の企業がリゾート開発で多数進出して中国人が増え、半ばチャイナタウン化している様相であるようだ。

しばらくシュムリアップにも訪れていないが、まさかシュムリアップも乱開発されているのじゃぁないだろうなと心配になってきた。

海外に拠点を置く特殊詐欺グループは、今年になってフィリピンに居た4人が日本に召喚されたばかりである。今度はカンボジアで人数もいきなり増えた。

文明の利器であるスマホを使用して、海外から犯罪がやれる世の中になったのである。

しかもリゾート地で贅沢に暮らしながら・・・

日本の警察も、特殊詐欺だけならば「騙される被害者側にも落ち度がある」なんて考えていたのだろうか、海外の特殊詐欺の拠点にいる連中の逮捕にはそれほど積極的ではなかった様に見受けられた。

それが、連続強盗事件で死者が出て、しかもどうやらそれが海外に居た特殊詐欺グループが遠隔操作で、闇バイトで募集した連中を使ってやらせているという疑惑が出たら急に表に出てきたのではないだろうか。

ところが、このフィリピンの4人組が日本に召喚された後でも、一向に強盗事件も詐欺事件も無くならない。それが模倣犯によるものなのか、それとも本当の親玉が居るのかは分からないが、依然として私のPCにも毎日毎日、百件ほどの怪しげなメールが入り続けている。

今回のニュースでもやっていたが、docomo、Amazon、クロネコヤマトだとか、使ったこともない銀行、車に載せてもいないETCだとか・・・。

毎日、毎日、迷惑メールに入れて排除しても、排除しても、逆にドンドンと増えて行く。これが面倒で適わない。

中に万一ホンモノのメールが混じっているかもしれないと思うと・・・

まさに、この心理につけ込んでいるのであろうなぁ、まだ騙されてお金を取られる人達が後を絶たない。

たしかに手口がすごく巧妙化しているのであろうが、もういい加減に騙されない様に出来ないものなのだろうか?

犯行を繰り返す連中にも、犯罪が割合わないものだと思い知らせる必要があるだろうなぁ。入ったことがないから実態は知らないが刑務所の待遇も良過ぎるのかもしれないぞ。