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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-06-03-Saturday マイナンバーカード

今頃になってマイナンバーカードの問題点が

ドンドンと報道されるようになってきた。

導入にあたっては、やれポイント付与だとか電子マネー付与だとかの「飴」を散々ばら撒いて、単純な国民の50%超を加入させた。

この加入ポイントを得るには期限付きであったから、その最終期限日が近付いたら利に敏い国民は窓口に殺到した。

そうなることは、小学生でも分かることである。

データの入力は人間がやるのであるから、希望者が殺到すれば当然に入力ミスは出る。これも小学生でも分かることである。

そのことに対してメディアは注意喚起をしたのか?

注意喚起は何もやらずに、むしろ早く申し込まないとポイントが付かなくなるぞと国民を煽ったのはメディアであった。

政府は2024年からは、健康保険証と紐付けすることを事実上義務化した。

「飴」の次は「鞭」である。

健康保険証に紐付けしなければ、健康保険での診療が受けられなくなるという。

今度は「脅し」である。

しかし、マイナンバーカードに紐付けされた健康保険証に他人のデータが入っているケースが、相次いで報道されている。それも全国各地でかなりの数に及んでいる。

当時「データの流出はありえない」と豪語していた河野太郎はダンマリを決め込んでいる。

こういう、その時々の勢いだけで、熟慮もせずに強引に政策を推進する様な政治家が未来の首相候補だなんて、何かのジョークなのか?

悪い冗談みたいな奴らばっかりだ。

若者は政治を信頼出来ないから、未来に希望が持てない。

結婚して子どもを産んでも、その子供らに明るい未来があるとは思えないから、結婚も出産もしない若者が増えているのだ。

単にお金だけの問題ではない。

現政権の異次元の少子化政策なんぞで、いくら金をばらまいたところで効果はないであろう。

効果の無い政策に多額の税金を投入して、また税金をドブに捨てるだけだ。

マイナンバーカードは、以前の同様の〇〇カードなどの政策と同じ様に、また多額の費用を掛けただけで失敗に終わるのかもしれない。

どうせやるなら、もっとしっかりと信頼のおける政策を実行してほしいものである。