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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-06-11-Sunday 緊急地震速報

日曜日の夕方

いつもの様にテレビで「サザエさん」を見ていたら、18:54分頃に家族全員のスマホが一斉に鳴り出した。

その警報音が鳴った直後に、我が家の愛犬も吠え出して、家の壁がミシッ、ミシッと軋む音がした。

スワッ大地震の到来か!と思ったが・・・。

揺れている時間は長めであったが、震度は3からせいぜい4ぐらいのものかとも感じた。

過去には、震度5以上の激しい揺れを何度も経験しているから、震度4程度のユッタリした揺れには、そう驚いたり、焦ったりすることもない。ましてや直前の警報で「アッ、地震が来るぞ!」と教えてくれるから心の準備が出来るのはありがたいことだ。

我が家では、棚の食器なども落ちたりすることもなかった。

夕食の時間帯でもあったから、食事の支度で火を使っていた人もいたであろうが、この緊急地震速報によって慌てずにコンロなどの火を消すことも出来たであろう。ミサイルの緊急速報みたいに警報音が鳴っても何をどう対処したら良いのか分からないものとは違って緊急地震速報は実用性が高い警報である。

数分後にテレビ画面の「サザエさん」のアニメの上に、震源地浦河沖で震度5弱の地震が発生し、帯広がある十勝中部の震度は4との表示が出た。

ほぼ私の感覚は正しかった。

チャンネルをNHKのニュースに替えたら、この地震のニュースばかりをやっている。帯広の街中の様子も映ったが、外はまだ明るい状態であった。

札幌では「よさこいソーランまつり」の最中であったようで、会場では観客のスマホの警報が鳴り響いたようであるが、パニックは起こらずに演舞はそのまま続行されたらしい。

この地震では津波は発生しなかったからまだしも良かったのだが、もしも大きな津波が発生していたならば・・・

「よさこいソーランまつり」の会場は内陸部の札幌市内であるから、津波の心配は無いであろうが、そのまま続行したというのは、地震をかなりナメテいるなぁと感じた。

幸いにも19時近くとは言いながらも、外はまだ明るかったから、停電しても真っ暗にはならないが、仮設の舞台が崩壊する危険性だって考えられる。

JR北海道の対応は大袈裟に見えるが、他人の生命を預かっているという意識は実行委員会には必要なことである。

公共交通機関には大きな影響が出たが、こういう災害時に移動していなくて良かった。数年前に新千歳空港に到着した直後に大きな地震が発生して足止めされた記憶が蘇ってきた。災害に遭遇してしまうと個人ではどうにも対応出来ないからなぁ~。

最近の心配事はトイレの問題である。どうせ短時間だからとトイレに行くのを我慢して電車やエレベータなどに乗って、もしも地震や停電などで停止して閉じ込められてしまったら・・・。これが今、一番の心配事である。

今回は発電所には影響が出なかったようで一安心した。5年前の様なブラックアウトは二度とご免である。