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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-07-14-Friday マジック・ミュージアム進捗状況

留寿都村のルスツ・リゾートの

マジック・ミュージアム・プロジェクトの社員3人が14日来社した。

今年9月にオープンさせる予定であったマジック・ミュージアムの開館を11月くらいまで延期させてほしいとの要請の為である。

去年10月にルスツ・リゾートの現地を視察させてもらってから、メールではやりとりしていたものの、久し振りの顔を合わせての会議である。

延期の要請の他にも、展示場所の変更や展示物の選択など等議題は多い。

当初予定していた遊園地内の未使用の倉庫を改造しての構想は、遊園地が冬期間は閉鎖されること等がネックとなっていたが、ホテル内の廊下を改造することで通年展示が出来るようにしたいとのこと。展示スペースは減るものの、冬期間閉鎖よりはマシであろうと判断してOKした。

展示スペースが大幅に減ることから、寄贈した展示物の全てを置くスペースが無くなる。展示品の取捨選択を迫られることになる。

書籍類やDVDやビデオ等は貴重な資料ではあるが「背表紙」を見せるだけの展示方法ではインパクトに欠けるであろうし、現代の若者達の関心は薄い物かもしれない。

奥行が必要な展示物も廊下という場所であるが故に展示方法が難しい。

おのずと、「ポスター」「絵画」「トランプ」「フィギュア」などが中心となるであろう。だが、「ディズニー」のフィギュアの展示はパテントの扱いが厳しいので断念することになりそうだとのこと。

どうせ、そこまで変えるならば、「博物館」みたいな展示の仕方ではなく、遊び心のある観て楽しい、動きがあって楽しいみたいな新たな展示の仕方にしてもらいたい。

私自身はまだ観ていないが、東京の豊島園跡についこの前に完成した「ハリー・ポッター」の施設の様な「魔法館」みたいな雰囲気と仕掛けが欲しいところである。

この方面に関しての研究をしている旧知の大学教授をアドバイザーに依頼してはどうかと推薦しておいた。

この大学教授は、USJのアドバイザーや大阪万博のアドバイスも行っている人で私よりも若い。

世界中の博物館、展示館、動物園、博覧会などを見て歩き研究している方だから、きっと面白いアイデアを紹介してくれるのではないかと期待している。