行ってきた。
LIVEはやっぱり良いなぁ~。
特に歌の上手い歌手のコンサートは観に行って良かったとつくづく思う。
やっぱり芸能事はテレビやスクリーン越しでは臨場感が湧かない。
LIVEというのは一期一会で毎回毎回状況が変わるから、たとえ同じバンド編成で同じ歌を同じ順番で唄っても、その場所毎で雰囲気は毎回ガラリと変わる。
だから、この日も絢香の追っかけのファンと思しき人達が、帯広までLIVEをわざわざ見に来る人が居るのだ。旅費や宿泊費も掛かるであろうし、彼らの収入はどうなっているのであろうか?他人事ながら心配になる。
コンサートは16:00開場の17:00開演である。終演まで夕食を我慢するのもお腹が空きそうだったので、市民文化ホールの隣の長崎屋で夕食を摂ってから会場入りすることにした。
最近はカレーライスを食べると胸やけするようになってきたから、軽く蕎麦でも手繰ることにした。
4階の「一休」は今年の1月末までは藤丸の6階に在った蕎麦屋の店主の佐藤さんがやっている。もともとここ長崎屋の店は支店みたいに在ったのだが、藤丸が閉店したので長崎屋の店主として営業している。
この一休は、親父さんが西3条南10丁目でやっていた「一ぷく」という蕎麦屋の息子さんで、私はこの「一ぷく」にも通っていたから顔馴染みなのである。一ぷくは田舎蕎麦風の太く茶色い麺の蕎麦であったが、一休は白っぽい蕎麦と緑色のよもぎ蕎麦の2種類の蕎麦で麺も細い。
他に客が私たち夫婦しか居なかったので、店主の佐藤さんがテーブルまで来て、中心街は藤丸閉店で寂しくなったねぇ、家も後継者居ないし来年3月の長崎屋閉店を機に店仕舞いすると云う。
ますます中心街で昼食を取る店も無くなるなぁ~。
長崎屋もこの7月末で長崎屋の店舗が抜ける。もうすでに商品がガラガラになった棚などが目立つようになってきて、寂しさに拍車をかけている。
入居テナントもかなり減った様に見える。この状態で櫛の歯が抜ける様に店が段々と減っていっては、他の店舗が来年3月まで営業すると言っても商売が成り立つのであろうかなぁ~。ガラガラの店舗のショッピングセンターほど寂しい場所はないから、商売は難しくなるであろうなぁ。