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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-10-20-Friday 出張買取業者

終活で蒐集品を処分し始めたことを

どこかで耳にしたのであろうか? 自宅の置き電話に札幌の総合買取業者を名乗るH社という会社から「帯広のお宅の近辺を廻っています。現在、レコードやカメラやゴルフクラブなどの買取り強化中です。お宅に聞かなくなったレコードや、使わなくなったフィルムカメラなどはございませんか?」と電話が来たのだが断った。

ネットで、この会社のHPを調べてみたら「家の中には入りません。玄関先で鑑定します」と書いてある。真面目な対応をする会社なのかな?と思っているところに再度電話が来たのでまた断ったのだが、翌日にも電話が来る。まずは使わないカメラでも処分するかと訪問日時を決めて自宅に出張鑑定人なる人物がやってきた。

家には上げたくないので玄関先に不要なカメラを用意しておいて対応したのであるが、HPには家には上がりませんと書いてあるのに不満そうな顔をした。

カメラを査定する前に「金や宝石アクセサリーはありませんか?時計は?などと他の物のことばかり質問してくる。肝心のカメラの査定はサ~ッと見ただけで「ニコンF2は1000円、オリンパスOM-2の交換レンズ3本付のセットが2000円、その他は全部部品取りにしかならないから100円」だと言う。「カメラはライカはありませんか?」「無い」と言うと「ブランド物のバッグは?」と聞く。もう去年全部処分したと言うと「いくらで処分したのか?」と聞く。「○○円」と答えると「ウチなら倍以上の値段ですよ」と言う。

あぁ、これはカメラは口実で家に入り込んで、他の金になりそうな物を探して強引に買い取る手口に相違ないと思い。

「お宅は安過ぎるから売るのは止めた。カメラは欲しいと云う人にプレゼントするから売らない。もう他に売るものは家にはないから・・・」とお引き取り願ったのであった。

気の弱い老人相手ならば、金製品とか宝石類とかの金目になる物を引っ張り出させて強引に買い取るのであろうが、こちとらも商売人のハシクレなのである。

この業者の態度が気に入らない奴であったから、早々にお引き取りしてもらったのだが、もしも態度の柔らかい交渉上手な者であったならば、他の物も引っ張り出して見せていたかもしれない。

私は金銭に替えたいのではなく、蒐集した品物を活用してくれる人に渡したいのである。

やっぱり業者側から電話して来るようなのは要注意かもしれないなぁ~。