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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-10-22-Sunday 世代の名称

映画「ゆとりですがなにかインターナショナル」を観て来た。

宮藤官九郎の脚本と云うことなので面白そうだなと思ったのであるが・・・。

映画の内容は、この映画の前作にあたるテレビ番組を一度も見たことがなかったので、登場人物像や設定の背景がよく分からなくて、期待したほどではなかった。

あまり面白く感じなかったが、映画の中で「ゆとり世代」と「Z世代」という呼び方が出てきた。そう云えば私の年代以前のベビーブーマーの人達のことを「団塊の世代」と言って流行らせたのは作家の堺屋太一であったが、私らの世代のことは何て言われていたのだろうかと気になって調べてみた。以下に転載してみる。

【団塊の世代】1947~49(昭和22~24)年生まれ

戦後のベビーブーム世代。大学進学した人は、学生運動が最も盛んな時期に相当する。高度経済成長の真っただ中に社会人となり、バブル経済期の頃は40歳前後の働き盛りで、日本の「右肩上がり」を実感した。

後に経済企画庁長官も務めた堺屋太一氏(故人)が通産官僚時代に発表した小説『団塊の世代』から名付けられた。世代人口が多いため、雇用や消費ばかりでなく国の政策にも大きな影響力を持つ。少子化が進む中で、団塊の世代が70歳代中盤に突入し、医療費など社会保障コストの一段の増大が懸念されている。

【新人類】1960年代(昭和35~44年)生まれ

経済人類学者の栗本慎一郎氏の造語。大学生になる頃には、学生運動はすっかり下火となり、政治的な熱が冷めた世代。高度経済成長期と子ども時代が重なるため、戦中世代や戦後のモノ不足を知る世代からは、「忍耐力がない」「甘えている」「常識が通じない」と揶揄(やゆ)された。その新人類も50~60代となり、ゆとり世代を「最近の若者は忍耐力がない」と嘆く。

【バブル世代】1965~69(昭和40~44)年頃生まれ

日本がバブル景気に沸いた企業の大量採用期に社会人となる。「24時間戦えますか?」と高らかに歌う栄養ドリンク剤のテレビコマーシャルが大ヒット。長時間労働に疑問を持たず、接待会食、接待ゴルフ、接待麻雀など、勤務時間外も仕事の付き合いで縛られるのが当たり前のこととして受け入れられていた。

1986年に男女雇用機会均等法が施行。高校・短大を出て就職し、寿退社するのが一般的だった女性のライフコースに、4年生大学を出て男性と同じように働く選択肢が加わるようになった。

【就職氷河期世代】1971~82(昭和46~57)年頃生まれ

「就職氷河期」という言葉は、リクルート社の雑誌『就職ジャーナル』1992年11月号で初めて登場し、94年「新語・流行語大賞」で審査員特選造語賞受賞。「失われた世代」「ロストジェネレーション」とも呼ばれる。

バブル経済がはじけ、長期の景気後退局面へ突入。企業が求人を絞ったために正規社員として就職できず、契約や派遣などの非正規の仕事しか得られなかった人も多かった。運よく正社員として就職できた人も、入社早々から業績悪化、経費削減、リストラの波にもまれたために、危機意識が強い。

非正規社員として低賃金のまま30代後半~40代後半となったこの世代が社会的に孤立していることを問題視して、政府が就労支援に乗り出している。

【団塊ジュニア世代】1971~74(昭和46~49)年頃生まれ

「団塊の世代」の子ども世代にあたり、第二次ベビーブーム。就職氷河期世代と重なる。

【ゆとり世代】1987~2004(昭和62~平成16)年生まれ

授業時間数の削減など「詰め込み教育からゆとり教育へ」の転換がはかられた時代に学齢期を過ごした。深夜まで働いて残業代を稼ぐよりも、ワークライフバランスを重視。「飲みに行くぞ」の誘いをきっぱり断り、上司をがっかりさせることもある。「ブランドのバッグがほしい」「カッコイイ車に乗りたい」など、バブル世代が縛られている物欲から解放されている。

学生時代からスマートフォンを使いこなし、SNSを駆使して横のつながりや「共感」を大切にする。「俺が、俺が!」と自己主張して生き残ってきたバブル世代には物足りなく映る。

【ミレニアル世代】1980~90年代前半(昭和55~平成7)生まれ

2000年紀以降に社会に出る世代。米国でマーケティング用語として使われていた言葉が日本にも入ってきたが、「ゆとり世代」とほぼ重なる。

【Z世代】1995~2010(平成7~22)年生まれ

1995年~2010年頃までに生まれた世代。マイクロソフトがWindows95を発売して以降、つまり、家庭にパソコンが本格的に普及しはじめてから生まれた、真の意味でのデジタルネイティブ。ITリテラシーが高く、SNSを解しての情報収集、情報発信、人とのつながりを得意とする。

もともと米国では1960~70年代生まれを「X世代」、80年~90年代前半を「Y世代」と呼んでいた流れで、それに続く世代として「Z世代」と呼ばれるようになった。

と、ここまでが転載箇所である。

この記事の抜粋を見ても、私が生まれた1958(昭和33)年の前後(1950~1959)(昭和25~34年)の世代はどの呼び名にも属していない。

つまりは、「特徴の無い世代」と言うことなのであろうか?

と思ったが、そういえば「しらけ世代」というのもあったよなぁ~と思い出して、別の解説文を調べてみたら、あったあった。

【しらけ世代】

団塊の世代に続く2つ目となる「しらけ世代」の対象者は、1950(昭和25)年~1964(昭和39)年生まれで、2023年時点の年齢が59歳~73歳の人達です。前世代となる団塊世代に比べて、何事にも無気力で「シラケ」た態度をとることが由来とされています。「しらけ世代」の特徴には、(1)あらゆることに「無気力・無感動・無関心」の三無主義、(2)政治や権力に対して反抗するのはかっこ悪いと感じる人が多い、(3)何かに真面目に取り組むのは恥ずかしいという考え方が強い・・・などが挙げられます。

そうかぁ、私にも当てはまるよなぁと妙に納得したのであった。