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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-10-23-Monday クレイジー・フォー・ユー

22日(日)に劇団四季のミュージカル

「クレイジー・フォー・ユー」を帯広市民文化大ホールに観に行った。

生の舞台を鑑賞するのがとにかく大好きなのであるが、帯広ではなかなかその機会が少ないので困っている。

いつも東京出張の際に、無理して時間を作っては鑑賞に行っているのだが、久し振りに劇団四季のミュージカルが帯広での公演をするというので妻と観に行った。

やっぱり生の舞台は素晴らしい!

もっと頻繁に帯広でもいろいろなミュージカルを演じてもらいたいものである。

この日の公演は満員であった。帯広市民も生のミュージカル等の舞台に飢えているのではなかろうか?

クレイジー・フォー・ユーの時代設定は1930年代のアメリカのショウビジネスの世界である。ニューヨークのブロウドウェイやネバダの砂漠のデッドロックという場所の設定であるから、おそらく、このネバダの砂漠というのは後のラスベガスがモデルなのであろうなぁ。

舞台装置も展開も素晴らしい。専用劇場ではなくて、地方の会場に一日だけ設置して演じるのは、大道具などの裏方さんたちも組立、設置、分解、運搬移動と大変な作業であろうなぁ。帯広の1,500人収容の会場で一日だけの公演ならば満員でも収支は厳しいのではなかろうか?

音楽も物語の展開も、父と一緒によく観た、フレッド・アステアやジーン・ケリーなどが出演していた頃のMGMのミュージカル映画そのものという感じであった。「掠奪された七人の花嫁」なんかを見ているような気分になった。

タップダンスやMGMミュージカル映画の作曲も多数手掛けたミュージカルの作曲家ガーシュウィンの楽曲に底抜けの明るいストーリー。正に古き良き時代のアメリカのミュージカルである。

最後の場面で登場するレヴューガールの上半身が肌色の衣装だったのは「トップレス」を表現しているのであろうなぁ~。昔のレヴューと云えばトップレスであった。

こういうミュージカルの主題や演出は昔のもので、最近のミュージカルは暗い主題のものが多いから。なんだかとても懐かしい気分にさせてくれた。

やっぱり生の舞台は面白い!