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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-10-25-Wednesday 雑誌 HO

北海道の月刊情報誌「HO ほ」(vol.193)が今日発売され

我が社には午前中に宅急便で、出版元の「ぶらんとマガジン社」から届けられた。

このvol.193は十勝特集号で「大空と大地の中へ十勝」との副題が付いている。巻頭には「2年振りの十勝特集です」と書かれていた。

この雑誌は、北海道内の主に飲食店などの宣伝広告や紹介記事で構成されている本である。この号も十勝・帯広の飲食店の紹介がメインの構成になっている。

因みに、前vol.192は「石狩 空知」特集号であった。

目次を見ると全218頁の内の真ん中辺りの98~105頁の8ページに亘って「帯広ノスタルジー 時代の流行を発信し 市民を楽しませた 坂本商事・坂本ビル」と題した異色な特集記事が組まれている。

取材時に見本に頂いた前号の「石狩 空知」特集号には、懐古的な記事は載っていなかった。

今号に掲載された我が社の写真の大本は平成30(2018)年11月に出版された「我が青春の街角へ 帯広 昭和ノスタルジー」(ぶらんとマガジン社刊)という写真集からの転載なのであるが、今回新たな写真とインタヴューを加えて構成もかなり変えて編集してあった。

明治時代の西2条南4丁目20番地にあった「坂本勝玉堂」の店舗の写真や、初代の「勝(かつ)」(私の祖父)さんの写真。

大正時代の西2条南9丁目16番地に移転した時の「坂本勝玉堂」や「坂本ダンス会館」などの父と母が社交ダンスを踊っている写真。

昭和43年に父の圭司がオープンさせた「サニーデパート」時代の昭和59(1984)年の吉田美和(DREAMS COME TRUE)が帯広柏葉高校を卒業する記念のコンサートを6階大ホールで2日間開催したときの様子まで書いてある。

そして三代目の私が造った「マジック・ミュージアム」の写真まで全部で8ページにも亘って豊富に載せてくれた。

表題の「時代の流行を発信し 市民を楽しませた」の文言にはグッときたしホロッともした。

初代の勝は「十勝石を日本全国に広めた」し、二代目の圭司は「ダンスという娯楽を帯広市民に提供しサニーデパートを造った」し・・・。三代目の私は「北の屋台を造り、大道芸を根付かせ、落語会を開催し、マラソン大会を始め、マジック・ミュージアムを造った」。

帯広市民を楽しませることには我が家は三代に亘って貢献したきたと自負している。それを認めてくれたような表題を付けてもらってジ~ンとしたのであった。

大学時代の友人や知人などの北海道以外の人にも連絡したら、さっそく書店に注文をしたよとの連絡がきた。嬉しいことである。

とても良い記念になった。孫にも見せたい本である。