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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-11-21-Tuesday 平面図

倉庫を整理をしていたら・・・

今度は、火事になる前の昭和40(1965)年頃の店舗兼自宅の平面図が出てきた。火事になったのは昭和42(1967)年の事であるから、その直前に改装した時の平面図である。

当時、西2条南9丁目16・18番地で営業していたのは「坂本民芸品店(1階)」「坂本ダンス会館(2階)」「アサヒビアホール(2階)」「ダンスレッスン場(別棟2階)」である。その他に貸店舗として「天狗屋草履店(1階)」「パチンコ屋(1階)」「喫茶モーラ(東側)」「洋食ドラゴン食堂(東側)」「おでんと寿しの弁慶(東側)」などに貸していた。

自宅も同じ場所にあって、住み込みの従業員も数人が同居していた大きな自宅であった。それぞれの部屋にはやたらとドアやふすまが多くて、どこにでも移動が出来る迷路みたいな家であったことを思い出した。

火事になった当時は、私は小学4年生であったから、かなり記憶に残っているが、丁度見つけた時に来社していた4歳違いの弟に見せたら「あまり覚えていないなぁ」と言う。

倉庫の更に奥の方から十勝石のネックレスが100本以上、カフスボタンのセットも大量に出てきた。

こんなところに在庫を仕舞い込んでいたのか!

いったい何年間眠らせていたのであろうか?

昔はそれくらい売れていたということなのであろう。土産品が売れなくなって、仕舞い込んだ在庫もそのまま忘れて眠らせてしまったのであろうなぁ。

貴重な資料は帯広百年記念館が展示品として保存してくれるというので、廃棄するモノとは別にして保管してあるが、不要なモノは捨てるしかない。でも、毎日、毎日面白いものがたくさん出てくる。

坂本家は明治37(1904)年には十勝に入っているから119年の歴史がある。来年は創業120周年になる。

古い写真や紙の資料を見ながら分別しているとやたらと時間が掛かるのであるが、他の人には分からないだろうし、分からずに何でもかんでも捨ててしまうのは、今までせっかく保存してきたのにモッタイナイ!と感じる。

活用出来るものはなるべく未来に残したい。

さて、明日はいったい何が出てくるかな?