JRの切符を買いに帯広駅のみどりの窓口に行ったのだが・・・
6年前に札幌の北大病院で受けた前立腺癌の治療の事後の検査を、これまでは年に2回、3月と9月に受けてきたのだが、数値が良好なので今年から年1回に減ったのである。
その年1回の検査の為に札幌まで行かなければならない。私は車の運転があまり好きではないから、長距離移動には公共交通機関を使用して移動することにしている。列車に乗っている時間には本も読めるし眠ることもできるから自分で運転するよりもはるかに楽なのである。
以前は、頻繁に全国各地を講演で訪れていたから、JR等の切符を購入するのも手慣れたものであったのだが・・・
我が家から帯広駅までは徒歩数分の距離である。散歩がてらにみどりの窓口に行って切符を購入しようとしたのであるが・・・
みどりの窓口では割引切符が買えないと言うではないか。割引切符はネットでの購入だけになったのだと言う。何で?
わざわざ駅まで労力を掛けて出向いてきているのに・・・
私は電子〇〇みたいなモノはそもそも信用していない。ニュースを見たってJRの券売機はしょっちゅうトラブルが発生しているじゃぁないか!
聞けば、ネットで購入してスマホにQRコードを入れて、駅の券売機で紙のチケットに変えることも出来ると言う。
何もそんな面倒なことをしなくたって、現に今、こうして駅のみどりの窓口まで足労しているのだから、わざわざ足労掛けたのに切符の割引がなくて、客に面倒なことをさせるなんて、どこかオカシクないのか?
そもそもスマホの操作に慣れていないし、切符という現物を持っていないと安心できないのだ。スマホのデータなんて云う画面上だけのモノに何故に皆がこんなに信用できるのであろうか?
操作を誤ってデータを消してしまったりしないか心配でならない。先日、テレビの番組で「太陽フレアの大爆発」によって大量の電磁波が地球を襲ったらコンピュータなどの電子機器が混乱をきたすと言っていた。
どうもその爆発が近い将来起こるらしいという。もしもそんな事態が実際に起こって、皆がスマホだけに頼っていたとしたら、世界中が大混乱に陥るであろうに・・・。データが消滅してしまったら、切符を購入したという事実をどう証明すればよいのであろうか?
便利は不便なのである。