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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2024-03-01-Friday 十勝人気質?

十勝ほどポテンシャルの高い場所はないと思っている。

「観光カリスマ」として、全国各地を回って講演して歩いた私の実感である。決して身びいきで言っているのではない。心底そう感じているのである。

しかし・・・・・・・・・・・・

そこに暮らす住民が、そのことに安住している。鈍感で脳天気な人たちばかりなのである。逆に土地のポテンシャルの高さが、豊かさが、そうさせているのかもしれない。

十勝は農業国である。昔から言われていた農民気質に「皆と一緒(どんぐりの背比べ)」「突出する人を嫌う」というのがある。

同じ時期に隣近所一斉に種まきをし、一斉に収穫をすることから育まれた気質であろう。抜け駆けする人間を嫌い、変わった人は村八分にする。いわゆる同調圧力である。

十勝人にはどうやらその気質がまだ残っているらしい。

尊敬するコラムニストの山本夏彦翁は短い文章で全てを表す天才であったが、その一文に「嫉妬はしばしば正義を装う」というものがある。

嫉妬心を糧にして、向上心へと昇華させて頑張る人は大成するものだが、嫉妬心を悟られまいとして、さも正義を装って人を蹴落とそうとする奴がいる。そういう輩は卑小な人間である。

幸いなるかな、十勝は「炭鉱町」や「鉄鋼町」等などのいわゆる企業城下町的な場所ではなかった。

中心的な産業が廃れるのと一緒に町も廃れてしまう企業城下町ではなかったことが幸いしたのだ。十勝の中心産業は農業であったが、その農業も「米作」中心ではなく畑作であったことで国の減反政策の影響も少なかった。そのことが、ノンビリした気質を生んだのかもしれない。

しかし、その畑作も大型化し、機械化が進み、大規模化が進んでいる。

地球規模の気候変動によって、収穫可能な農作物の種類も変わってきているであろう。

やがて工業的な農業になっていくのであろう。もはやこれまでと同じことをやっている状況ではなくなってきているである。

十勝人の気質を、嫉妬心を向上心へと昇華させる様に変えていかなければ、今後の農業にも適応出来なくなってしまう可能性もあるであろう。


■2024-03-03-Sunday 年寄りには・・・

年寄りには暮らしにくい世の中になったもんだ!

JRの切符を買いに帯広駅のみどりの窓口に行ったのだが・・・

6年前に札幌の北大病院で受けた前立腺癌の治療の事後の検査を、これまでは年に2回、3月と9月に受けてきたのだが、数値が良好なので今年から年1回に減ったのである。

その年1回の検査の為に札幌まで行かなければならない。私は車の運転があまり好きではないから、長距離移動には公共交通機関を使用して移動することにしている。列車に乗っている時間には本も読めるし眠ることもできるから自分で運転するよりもはるかに楽なのである。

以前は、頻繁に全国各地を講演で訪れていたから、JR等の切符を購入するのも手慣れたものであったのだが・・・

我が家から帯広駅までは徒歩数分の距離である。散歩がてらにみどりの窓口に行って切符を購入しようとしたのであるが・・・

みどりの窓口では割引切符が買えないと言うではないか。割引切符はネットでの購入だけになったのだと言う。何で?

わざわざ駅まで労力を掛けて出向いてきているのに・・・

私は電子〇〇みたいなモノはそもそも信用していない。ニュースを見たってJRの券売機はしょっちゅうトラブルが発生しているじゃぁないか!

聞けば、ネットで購入してスマホにQRコードを入れて、駅の券売機で紙のチケットに変えることも出来ると言う。

何もそんな面倒なことをしなくたって、現に今、こうして駅のみどりの窓口まで足労しているのだから、わざわざ足労掛けたのに切符の割引がなくて、客に面倒なことをさせるなんて、どこかオカシクないのか?

そもそもスマホの操作に慣れていないし、切符という現物を持っていないと安心できないのだ。スマホのデータなんて云う画面上だけのモノに何故に皆がこんなに信用できるのであろうか?

操作を誤ってデータを消してしまったりしないか心配でならない。先日、テレビの番組で「太陽フレアの大爆発」によって大量の電磁波が地球を襲ったらコンピュータなどの電子機器が混乱をきたすと言っていた。

どうもその爆発が近い将来起こるらしいという。もしもそんな事態が実際に起こって、皆がスマホだけに頼っていたとしたら、世界中が大混乱に陥るであろうに・・・。データが消滅してしまったら、切符を購入したという事実をどう証明すればよいのであろうか?

便利は不便なのである。


■2024-03-06-Wednesday マイカー

十勝に暮らしていると、

一人に付き一台の車が必要だと感じる。

今、我が家は3人家族だが、車が一台しかないのである。

私の車は今、修理中で完了までは一ヵ月を要すると言う。しかも代車がアテガワレテイナイのだ。

私の会社には、自宅から徒歩15分の距離であるから、軽く歩いて行ける距離ではある。健康のために散歩がてら歩くのは悪くはない。しかし、まだ除雪をしていない冬道を歩くのは結構キツイものである。

我が家の所属する町内会の内、特に我が家の並びの家の歩道は、雪が一片も無いほど綺麗に除雪をする家ばかりが並んでいるから、自宅近くは楽に歩けるのだが、一歩、この町内から離れた途端に、除雪を全く行わない家が多いのである。

他人が歩いた細い獣道みたいな足跡の上を歩くしかないのだ。踏み固められて凍ったガタガタの道ほど歩き難い道はない。氷で滑ったり足先が引っ掛かったりして転びそうになりながらトボトボと歩いて行くのは年寄りにはけっこうキツイ。年を取ってから転んで骨折でもしたら、治りが遅いし、万が一には命取りになる可能性すらある。

年寄りの運転する車が事故を起こすケースが増えているが、満足に歩くことが出来ない老人にとっては、歩けないからこそ車を運転して移動するのだという気持ちがようやく分かる様になった。

今、車が一台しかなくて特に困るのは買い物である。

これまで、我が家の食事の買い物は、藤丸か長崎屋であった。その二つとも閉店をしてしまったから、自宅に一番近い店舗はイオンなのであるが、それでも自宅からは徒歩20分ほどの距離がある。散歩や出勤の様に手ぶらならばちょうど良い距離であるが、重たい荷物を持って冬道を歩くには少々遠い。

以前は毎日、その日の夕食の買い物をしていたのであるが、最近は2~3日分の買い物をするようになってきた。その分、量も重さも増えてしまう。

乳母車みたいな買い物カーゴは、持ってはいないが、持っていたとしても冬道では使い物にならない。小さな車輪が雪道や凍った道ではうまく機能しないからだ。

私ら夫婦は高齢者に成り立ての新人ではあるが、それでも買い物は辛いのである。後期高齢者で足が悪い人は買い物難民になってしまうであろう。

それほど、藤丸と長崎屋の閉店は市内中心部に暮らす老人にとっては困りものである。

買い物をしなければならない時に、一台しかない車を使用するには、息子の車を借りなくてはならない。すると、息子を会社へと送り迎えをしなければならないのだ。

息子の働く会社は自宅から遠い場所にあるから、朝夕のラッシュにぶつかってしまう。これまで帯広でラッシュにぶつかった経験は数える程度しかないのだが、皆、毎日毎日、こんなイライラする思いをしながら会社に通っているのだなぁ~。

帯広の信号機って、全然うまく機能していないよなぁ~。もっとスムーズに車が動くように連動させれば良いのに・・・。

もっと右折矢印信号機を多くするとか、その時間をもう数秒長くするとか、もっと工夫すればかなりスムーズに車が動くと思うのだが・・・

それと、信号機で停車中の車と車の間隔が広過ぎないか?なぜにあんなに車間距離を開けて停まるのであろうか?

私が免許を取得した時分には、教習所では停車中の車間距離は前の車のバンパーの下が隠れるくらい。つまり40~50㎝くらいであったと思うが、今は自動車数台分もの車間距離を開けて停まっている車が多い。何故なんだろう?

それがラッシュを引き起こしているように感じる。


■2024-03-10-Sunday 戻ってきた

修理に出していた車が戻って来た。

2月18日に修理に出してから丸3週間を要した。この間代車も無かったから車一台を3人で使い回してとても難儀していた。

やはり広大で公共交通機関が少ない十勝では、一人一台の車がないと不便である。

車を個人で一台ずつ持てば、その分、車の購入費、保険料、燃料費、税金、維持費など等、結構な費用が掛かる。それらを計算すれば、必要な時にタクシーを使ったり、長距離ならレンタカーを借りた方が遥かに安い。

しかし、人間は一旦享受した便利さを手放すことが出来ないものである。

これが東京の様な、公共交通機関が発達している場所で、駐車場を探すのも大変なところなら、自家用車を持つよりも、タクシーを使った方が遥かに便利なのであるが・・・

あいにく、十勝で暮らしていると、駐車場に困ることは少ないし、タクシーを待っている時間がもったいないような気がしてしまうのだ。

せっかちなのであろうなぁ~。

以前にもブログに書いたことがあるが、十勝人は歩かない。

ショッピングセンターに買い物に行っても、少しでも歩く距離を短縮しようとして出入口に近い場所に車を停めようとする。もうこれは性分だな。

車が戻ってきたので、今日が開催最終日である帯広美術館の「坂本直行展」を見に行ってきた。

同じ姓の坂本であり、六花亭の包装紙の花のデザインなどでお馴染みの地域ゆかりの山岳画家である。かの坂本龍馬の甥っ子であり、十勝の広尾で農場をやっていたのである。これまでに何度も直行さんの作品は観てきているのだが、今回も観ておきたいと思ったのだ。

こういうちょっとしたイベントに参加するのにも車があった方が便利である。美術館は最終日ということで駐車場は満杯であった。大きな望遠レンズ付きのカメラを持った人達が大勢美術館の周辺に居た。美術館の手前にある野草園辺りで野鳥の撮影会でもやっていたのであろう。

美術館は高台に建っているが、駐車場はかなり離れた低地にある。台数も少ない。この駐車場から美術館に向かう道の除雪がされていなかった。人一人がようやく通れる幅の獣道みたいな圧雪状態の道しかない。そこで降りてくる人たちと、上っていく私たちがすれ違うのも難しい道であった。

美術館前の坂道は凍っていて氷で滑って転びそうになった。坂道であるから足がズルズルと滑ってしまう。これでは年寄りは怖くて歩けまい。せめて砂くらい撒けば良いのに。

美術館は結構な人数が観に来ていた。地元にゆかりのある画家の絵には関心があるのであろうなぁ。次回の展示会は「星野道夫写真展」である。これまた十勝にゆかりのある写真家の展示会であるから楽しみである。


■2024-03-11-Monday 3.11

今日は東日本大震災が起こった日である。

2011年3月11日(金)の14:46であった。

私はその時会社の6階の事務所に居た。グラ~リゆったりとした大きな揺れを感じた。目の前に鶴のモビールを天井からぶら下げてあるのだが、この鶴が大きく動いて羽や頭や足のそれぞれの部分が激しくぶつかる。すぐにテレビを点けてNHKの速報を確認した。まだ揺れている。ずいぶんと長~い揺れである。こんなに長時間揺れを感じる地震は初めての経験である。

テロップで東北地方で震度7の大きな地震が発生したという速報が流れ、やがて中継放送が始まった。

ヘリコプターからの映像で海岸付近を映していた津波が襲ってくる様子を見ていたら、津波がまさに陸地に到達する瞬間であった。「あぁ~アブナイ!」思わず声が出た。海岸沿いの道路を走っている車が津波に飲み込まれそうになる瞬間であった。すると突如、画面が切り替わった。

おそらくNHKでは、車が津波に飲み込まれる瞬間を映してはイケナイと判断したのであろう。

この場面が今も目に焼き付いている。

この後は中継から目が離せなくなったが、会社の中に被害がないかどうかの確認をしなくてはならないし、その後は自宅の確認もしなければならない。

会社も自宅も置物が倒れて壊れた程度で、そう大きな被害はなかったが、東北の被害は甚大な様子である。

やがて福島第一原発が津波の被害を受けたとのニュースである。この時ほどテレビ画面にくぎ付けになったことはなかった。原発が爆発した場面を観て、正直、これで日本は終わったと思った。

その後のニュースもず~っと見続けていた。

この時は民主党政権で、菅直人が首相であったが、この原発事故への対応の拙さが、民主党政権を終わらせたのではないだろうか?

自民党に政権が戻ったが、その自民党の体たらくもヒドイ!議員の質があまりにも低い。

コロナの対応も酷かったが、そのことに対して何の反省もしていない。反省どころか若手議員はセクシーダンサーと「多様性」の饗宴を開いている有様である。

最近は千葉県辺りで地震が頻発しているが、こんな時にまた大きな地震が発生したら、それこそ日本はもう終わりかもしれないなぁ~。


■2024-03-18-Monday 彼岸の頃の雪

帯広には毎年決まったように

彼岸の中日辺りに大雪が降る。

天気予報を見て、今年もまたかぁと思ったのだが・・・

昨日、今日の帯広の雪は思ったほどは積もらなかった。というよりも地面のアスファルトが露出してから、すでに数日が経っているので、地面がかなり温まっていたようだ。降る傍から溶けていって、日陰に数㎝が積もった程度で済んだので良かった。除雪作業をするまでもなく。日向の箇所は昼頃にはすっかり路面が出てくれていた。

それでも、日陰の雪の上に降った雪はほとんど溶けていないで、更に積み重なっているからコントラストが見事に出て、冬の景色と春の景色が混在している。

冬なのか、春なのか、どっちなんだい!

明日は、6年前に札幌の北大病院で受けた前立腺癌の予後の検査日である。

治療後すぐには3ヵ月毎、その後経過が良好だったので半年に一度になり、去年からは一年に一度に受診頻度が低減されてきた。

それでも、この3月の札幌への出張というのは、天候に左右されやすくて、これまでにも何度か大雪でJRが運航停止になって、急に日程の変更をしたこともあったのである。

明日の札幌方面の天気予報を見たら大雪の警報が出ている。

最近のJRの特急には車内販売が無くなってしまったので、列車が悪天候で途中で緊急停車なんぞしようものなら、大変なことになる。

帯広と札幌を結ぶ石勝線の途中には、雪の多いトマムなどがあるから、そんな場所で停車して線路を歩いて移動なんてことは勘弁してほしいなぁ。

この路線では、しょっちゅうエゾシカと列車が衝突して緊急停車することも多いからなぁ。


■2024-03-19-Tuesday 検診

2017年9月に札幌の北大病院で

治療を受けた前立腺癌の予後の検査を受けに北大病院に日帰りで行って来た。

去年からは年に一度に検診頻度が低減されているが・・・

毎回受診に行くたびに書いていることだが、帯広ー札幌間のJRの乗車時間は片道約3時間だから往復で約6時間、それに札幌駅ー北大病院の往復の時間、北大病院での検査の待ち時間、血液・尿検査の時間、検査結果が出るまでの待ち時間、支払いまでの待ち時間、これだけを計算してもおよそ10時間は要するのである。

それなのに、医者との問診の時間はわずか5分もあるかないか程度なのである。そのたった5分間の為に、10時間以上の時間と、交通費を掛けて受診しなければならない。

北大病院で治療を受ける際に、陽子線治療という最新の治療を行うにあたって、治療中、および治療後の私のデータの提供を依頼され、承諾書にサインをしたのであるからやむを得ないのであるが・・・。

少なくとも、私がデータを提供したことが、前立腺癌の陽子線治療に社会保険が使えるようになることにつながった一助こなったことだけは確かである。私の治療が終わってから半年後くらいに、国がようやく治験数が揃ったことで、陽子線及び重粒子線治療が前立腺癌に有効であると認めて、社会保険が適用されることになったのである。

私が治療を受けた時には、陽子線治療に掛かる費用は300万円以上と高額であった。社会保険が適用されて患者の負担額は格段に下がったのであるから、まぁ、私以後の陽子線治療を受けた患者には、貢献していることになるのであろうなぁ。

今回の検査結果も良好であった。前立腺癌の再発の兆候を調べるPSA値は依然として低いままで、まったく再発の心配はないとのことである。

ただ、私が気になるのは、男性ホルモンのテストステロン値の低さである。通常の男性の基準値と比較すると大幅に低い数字のままなのだ。ほぼ女性なみの数字のままなのである。

これは、泌尿器科の方で陽子線治療と同時に受けたホルモン治療の方の後遺症である。私の体質が女性ホルモンを受け入れやすい体質だったらしいのである。

男性ホルモンのテストステロンは前立腺癌の「餌」みたいなものらしいから、このテストステロンの発生を抑制するために行う治療なのであるが、こちらの方の後遺症に悩まされている。治療前には最新治療の方にばかり目がいっていて、旧来の治療法への意識が足りなかったなぁ~と反省しているが・・・。

前立腺癌が治ったことで良しとしなければならないのであろうなぁ。


■2024-03-20-Wednesday 春分の日

今日は春分の日

昼と夜の長さが同じ日である。

つまり明日から夏至までは毎日、太陽の出ている時間が徐々に長くなっていくわけだ。

西洋占星術では、春分の日を「宇宙元旦」とも言っているが、何となく気分的にも明るくなってくる。

特に、去年の秋分の日から春分の日までの、この期間はドンドンと運気も暗転していく様な気分の連続であった。

昨日の北大病院での検診で、前立腺癌の再発もなかったし、仕事の面でも急激に動きが出て来て、明るい兆しが見えてきた。

これからは明転していってほしいものだ。

昨日の札幌の街中は、人出が凄かった!

北大病院も前回の検診の倍くらいの患者数で、待ち時間も長かったし、駅の周辺の人混みも凄かった。

ようやく「コロナ禍」の呪縛が解け始めてきたのであろう。

それにしても・・・

札幌では昨日も雪が降ったから、道路はグチャグチャであった。駅から北大病院までは徒歩で10数分程度で到着する距離なのであるが、短靴で歩いていくには路面状況があまりにも悪かったのでタクシーで移動したのであるが、札幌駅の北側は一本中道に入ると、積雪がすごくて一車線ほどしか除雪がされていないから、車がすれ違うのも大変な状況である。

以前からこのブログでも何度も書いていることだが、札幌の様な豪雪地帯に200万人もの人口を抱える都市があること自体が異常なのである。

駅周辺はまだ地下通路で繋がっているから、まだしもであるが、地下通路の無い道は歩けない。

北海道の過疎地の人口を札幌市近郊が吸収して、札幌市はますます突出して人口集中が続いていくのであろうが、冬の札幌ほど老人に不向きな街はないと感じる。

十勝は雪は少ないが、寒さが厳しい。しかし、札幌の冬は曇天続きの空であるが、帯広の十勝晴れの晴天は気持ちが良い。

札幌の除雪費用の一年分で、毎年帯広の室内スケートリンクを造ることが可能なのである。

最新の防寒具は薄くなって機能的になっているし、家の断熱性も高まっている。北海道は雪の少ない帯広に、拠点を移すべきであるといつも言っている。

札幌に行く度にその気持ちが強くなる。


■2024-03-22-Friday ギャンブル

大谷翔平の通訳水原一平がドジャーズを解雇された!

ニュースによると、水原一平はギャンブル依存症で、カリフォルニア州では違法とされるスポーツ賭博をやっていたという。

大谷翔平の銀行口座から、胴元に約7億円もの大金を数回に分けて振り込んだというのである。

事は、水原一平だけではなく大谷翔平にも及ぶらしいということで、大問題になっているようだ。

一平ちゃん!何てバカなことをやってくれたんだ!

数日前に、アメリカから韓国に向かう飛行機の前で、大谷翔平夫妻と水原一平夫妻と山本由伸らが並んで写っている写真をドジャーズが公表したばかりである。

大谷の結婚したての奥さんの顔を正式に初公表したし、水原の奥さんの顔も初めて目にして、ヘエ~こんな奥さんなんだと思ったばかりであったのに・・・

この時点では、まったく解雇なんて想定していなかったってことだよなぁ~。

ギャンブル依存症って「病気」だと言っていたけど、ギャンブルもアルコールもニコチンも「依存症」って本当に病気なんだろうか?

私にはただ単に意志が弱いだけの人にしか思えないけどなぁ~。

私はギャンブルが嫌いで、パチンコも競輪、競馬もやったことがない。唯一、公営ギャンブルでやったことがあるのは、帯広のばんえい競馬だけである。

ばんえい競馬は世界唯一の競馬で、帯広の観光資源にもなっているから知り合いが帯広を訪れてくると連れて行くことがある。その際に数度賭けたことがある程度である。

パチンコみたいな単純なゲームは好きではないから、大学生時代に暇つぶしに何度かやった程度でしかない。

そんな私でも、口癖のひとつに「じゃぁ賭けるか?」というセリフがある。何等かの情報の真偽がハッキリしない場合などで、自信たっぷりに言う相手に対してたまに口にする言葉である。まぁ、人生なんてものは「賭け」みたいなもので「運」が左右するものだからなぁ・・・

マジックのショーを見たくて数度アメリカのラスベガスを訪れているが、何事も経験だからと、スロットマシーンとルーレットとブラックジャックはやったことがある。

その際には、熱くなることが怖いから、ホテルの部屋から持って出た現金だけでプレーして、その現金が無くなったら部屋に戻って寝るだけにしている。昔から、映画や小説などでもギャンブルで身を持ち崩す奴の特徴は、借金して賭ける奴なのである。プレーを楽しむ限度額を予め決めておいて、その自分のお金が尽きたらプレー代だと思って止めれば良いのである。そういう自制が出来ない人はギャンブルをやってはいけないのだ。

儲けようなんて思ったって、そもそもギャンブルは胴元が勝つようになっているのである。ギャンブラーが勝つのはたまたまにしか過ぎないのに・・・(それをビギナーズ・ラックと云う)

水原一平の件は、彼の証言が二転三転していることから、大谷を庇っているとの話なども出ているようだが、早く解決して野球に専念してもらいたいものだ。


■2024-03-24-Sunday 大相撲

大相撲が熱い!

入門10場所目の幕尻(前頭17枚目)力士の尊富士が13勝2敗で、110年振りに新入幕優勝を遂げた!なんと入門10場所目の新記録で、まだ大銀杏も結えていないほど髪の毛が伸びていないのだ。

新入幕力士の初日からの連勝記録も、大横綱大鵬関の11連勝と並んだ。尊富士は身長が184㎝で体重が143㎏と、現在の力士ではさほど大きい方ではない。

14日目に朝乃山との対戦で負けて右足首を負傷し、千秋楽の出場が危ぶまれたが、同じ伊勢ケ浜部屋の横綱の照ノ富士からハッパをかけられて悔いを残したくないと出場に踏み切り、みごと豪ノ山を破って優勝した。

テレビで昨日の朝乃山との対戦後の尊富士の姿を見ていたら、こりゃぁ~休場だなぁ~、でも、千秋楽に欠場しても、対戦が予想されていた大の里VS豊昇龍戦で、大の里が豊昇龍に負ければ優勝出来ると思っていたのだが・・・

やはり自らの力で優勝を勝ち取りたかったのであろう。たとえ無理して力士生命を縮めることになっても、歴史的な大記録に挑戦したかったのであろうなぁ。

今回、準優勝の大の里もまだ髷が結えないザンバラ髪で、将来はこの二人がライバル関係になるであろうなぁ。

大の里は、もしも千秋楽で尊富士が欠場して、豊昇龍に勝てれば、12勝3敗同士での優勝決定戦になるのであるが、欠場力士は決定戦には出られない決まりがあるから豊昇龍に勝った時点で自動的に優勝になる。

おそらく大の里もそんな優勝は、後味が悪くてしたくはなかったであろう。

将来のライバル関係の為にも、今回は尊富士の優勝が良かったと思う。

これで、若い力士たちも、負けるモノかとヤル気を出すであろうから、大相撲は熱気を帯びるであろうなぁ~。

柏鵬時代からの相撲ファンとしては面白くなってきた。


■2024-03-28-Thursday コンサート

ピアノとチェロのクラシックコンサートに行ってきた。

親族にあたるピアニストのコンサートであるので、兄弟姉妹が皆総出で聞きに行った。

クラシック系の音楽のコンサートは久し振りである。

やはりクラシックは良いなぁ~。

ステレオでレコードを聴いていた若い時分にはクラシック音楽を毎日の様に聴いて楽しんだものである。クラシックのレコードも100枚程も持っていた。

しかし、聞く素材がレコードからCDに変わってからは、クラシック音楽のCDは数枚ほどしか購入していない。

更に、ステレオを父母の家の使っていない部屋に置いてしまって使わなくなったので、以来、ほとんどクラシックは聴かなくなったのである。

そして、最近は、そのCDすらほとんど使わなくなってしまった。

世の中の変化が早過ぎるよなぁ~。

私は、芸能事は生(ライブ)で観るのが大好きである。生の臨場感は何物にも代えがたい。

帯広は、ライブが少なくてとても不満である。

帯広市の人口は約16万人、周辺の音更町、幕別町、芽室町を合わせると約25万人の人口であるが、帯広市で開催される公演数を人口比にすると帯広は少なく感じるのだ。

人口の少ない幕別や音更の方が文化レベルが高いのではないかと思うほどである。

帯広市の文化レベルは今後益々低下してしまう懸念があると感じる。

市内から大型書店が消え、帯広市民文化ホールは4月1日から長崎屋の駐車場が使用出来なくなる。

帯広の人はとにかく歩きたがらない人が多いから、離れた場所に駐車場を造っても使わないであろう。そうなれば、大小の市民文化ホールも、とかちプラザのレインボーホールも訪れる観客数は激減する可能性が高いだろう。公演を企画する会社にすれば、観客数が少ないと予想される企画は採算を考えたら、開催場所を他に求めるかもしれない。

そうなると、帯広の文化レベルが下がってしまう。

米沢市長は、フードバレーもよいけれど、文化事業にも関心を持って欲しいものである。文化レベルの低い街には、人は来ないのだよ!


■2024-03-31-Sunday 年度末

今日3月31日は年度末

12月31日の大晦日は太陽暦での年の終わり

3月20日の春分の日は宇宙元旦と言われているから、さしずめその前日の19日は宇宙大晦日ってか?

そして3月31日は年度の末だから、仕事等の大晦日ってか?

気分の切り替えを行うキッカケが多いのは、それだけ人間には決断をする何らかのキッカケが必要ってことなんだろうなぁ~。

この3月は、初旬からまるでジェットコースターの一種のスクリューコースターにでも乗っているかのように、上がったり、下がったり、天地がひっくり返ったりを繰り返してきた一ヵ月であった。

気分的にも喜んだり、ガッカリしたりを繰り返して精神的な安定とは程遠い状態であった。

特に春分の日からは、急に動きが活性化してきたようで、人や情報の動きもやたらと活発になってきた。

明日4月1日は年度の元旦であるが、エイプリルフールでもある。

コロナ禍以来の長~い低迷が嘘の様に晴れて欲しいものであるなぁ~。