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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-09-01-Friday 震災

今日は関東大震災発生から100年!

科学者で文章家の寺田寅彦は「災害は忘れた頃にやって来る」と喝破していたが・・・。

何年前であったか忘れたのだが、「北の屋台」や「十勝環境ラボラトリー」の講演で新宿の工学院大学の最上階28階(高さ133m以上)で講演を行っていた時のことである。ちょうどその最中に震度4クラスの地震が東京で発生した。

工学院大学は新宿の超高層ビル群の中に建っていた。

激しく揺れているから講演は休止、窓の外を見たら、新宿の超高層ビルがユッタリと揺れている。その揺れの方向が同調していないから、超高層ビルの最上階と最上階が衝突しそうに揺れている様に見える。

窓の外のその風景を見ていた女子学生が「アッ、ビルとビルがぶつかる」と叫んだので皆が一斉に外を見た。

工学院大学は高層ビルではあるが、その揺れていたビルよりはまだかなり低い。

すぐ隣のビルが地震で揺れて衝突しそうに見えるのはパニックに陥る。

工学院大学のエレベータも停止してしまった。

数分後に、地震の揺れはすでに収まったているはずなのに、28階の会場はまだユッタリと揺れている。まるで船に乗っているような感覚である。

このユッタリとした揺れによって私も船酔いした様な感覚に陥った。

聴講していた学生の多くが気持ちが悪いと言い出した。

講師であった私は、とても続ける状態ではないと思い講演の中止を宣言した。

完全に揺れが収まるまでは十数分は掛かった様な感覚がした。

エレベータはいつまで経っても復旧しない。

何人かが待ちきれずに階段で下に降りると言う。

地震の建物の物的被害自体は無さそうであったが、精神的なダメージはかなり大きかった。

私も、ビルとビルが揺れて衝突しそうになるのを目の前で見てショックを受けた。

やたらと喉が渇いて、私も階段で地上階まで降りたが、28階を降りるのはまだ若かったのに、かなり疲れたという記憶がある。恐らく実際の身体の疲労感よりも精神的な疲労感の方が大きかったのだと思う。

貴重な経験であった。

日本では超高層ビルの敷地と敷地の間隔が狭すぎるのではないだろうか?と一瞬思ったのであるが、でも、ぶつかりそうに見えたのは窓から見えた角度による錯覚であったのだろうと思う。後から考えてみたら、いくら超高層ビルでも数メートル揺れたぐらいでぶつかる様な場所に建てたりはしないであろうから・・・。

それでも、ショックだったのは、超高層ビルが震度4クラスでもあんなに大きく揺れるのだという事実である。

高層階の固定されていない家具などは、かなり左右に動くであろうから、建物自体は壊れなくても家具が動いてその家具に挟まれて亡くなる人もいるかもしれない。

なにより大変なのは、地震の揺れで自動的にストップしてしまうエレベータである。

工学院大学の最上階の28階から降りるのにヒーヒー言っていた私は、当時はまだ40歳代であったはずである。その私が今のこの足腰の状態で降りられるであろうか?

ましてや、その超高層ビルに住んでいたとするならば・・・

エレベータが停止して、水道も止まって・・・

生活用水を貰いに一階まで降りて、水を入れたポリタンクを持って、また上層階まで階段を上がる? 

絶対に無理だ!

やっぱり、洪水の起きない、地滑りの起きない地盤のしっかりした場所の一軒家に住みたい。

そう思った防災の日の感想である。


■2023-09-02-Saturday マルシェ

帯広駅の周辺で「マルシェ」を開催している。

「とかちマルシェ」と銘打って9月1~3日までJR帯広駅周辺ととかちプラザを会場に130店以上の出店と音楽などのイベントを行っていたので散歩がてらに行って見物してきた。

2日(土)17:30に自宅を出て、ビールを飲むつもりだったので歩いて行ったのであるが、物凄い人混みである。

とかちプラザの庭に設けた会場はどの店も客が並んでいる。

私も妻も並ぶことが大嫌いだ!

テーブルにも全く空きがない。諦めて駅の会場に向かったがここも客で一杯である。

お腹の具合はすでにビールを飲んで肉を食べるモードに入っている。このまま帰宅するのも何だからと繁華街の方に歩いて行った。

繁華街の居酒屋などはガラガラである。北の屋台の通路も抜けて行ったがガラガラだ。

いつも土曜のこの時間帯は予約無しでは入れない人気焼鳥店に行ってみたら、客がたった2人しか居ない。

「とかちマルシェ」を企画し運営した帯広商工会議所は「中心街活性化」という名目でこのイベントを開催しているが、これではまるで飲食店の「営業妨害」であろうに・・・。

帯広市の中心街は「飲食店街繁華街」となって久しい。

その中心街に近い場所で飲食のイベントを開催するのは如何なものか?

どうせイベントを企画するなら、飲食店街のお客を奪う「食関連」のイベントではなくて、飲食店に入る客を誘導するような、別な企画を立てなければ逆効果の様な気がするがなぁ~。

この種のイベントは、開催時に人は大勢集まるが、中心街の為にはあまりなっていないように感じる。

恐らく、このイベントを企画した人達は、これだけ大勢の市民が集まったのだから大成功だったと大喜びしているのであろうが・・・。

何だか本当にやらなければならない事とその方向性が違うと思うのである。

そんな感想を持ったのであった。


■2023-09-03-Sunday 停電

今日の午後14:30~19:30まで我が家が停電した。

このクソ暑い中でクーラーも止まり、テレビも見られない。

我が家はちょうどその停電事故が起きた時間には自宅を出ていて、駅周辺で開催されていた「とかちマルシェ」に再度行って日曜昼の混み具合を確認し、そのまま映画館で14:45からの「ホーンテッド・マンション」を見てから、17:30に自宅に戻って来たのであった。

家の中に入ってクーラーを作動させようとしたら電源が入らない。部屋の照明のスイッチをパチパチと動かしても点かない。

今日は庭師さんが庭で剪定作業をしていた。以前に外の電源で枝切り用のモーターを回してブレーカーが落ちたことがあったから、また同じ事をやったのかなと思ったのだが・・・。

自宅の裏の西側で高所作業車が4台も来て何やら作業をしている。作業員に事情を聞いたら、何処かのアホタワケが、電線に何かを引っかけて電信柱を倒して破壊して電線が抜けて停電した様なのである。

以前にも、クレーン車のクレーンを上げたまま走った車が電線を引っかけて停電させたことがまったく同じ場所で起きたが、今回も恐らく同じ様な事故であったのだろう。

北電の下請けの電工会社の作業員が数人来て、我が家の真裏の倒れた電信柱を元に戻している作業中であった。

電線を引っかけて電信柱を倒して破壊するまで気が付かないまま運転するとは・・・呆れかえる。

最近は陽が落ちるのがだいぶ早くなって来ている。18:00過ぎにはもう辺りが暗くなってきたが相変わらず通電はされていない。作業員に聞いたら復旧には21:00くらいまで掛かるかもしれないと言うではないか。

町内中が全部停電なのかと思って町内を見て廻ったら、我が家の両隣の家には電気が通っているようで窓から明かりが漏れていた。我が家の真裏の電信柱から通電されている西側の数軒の家だけが停電しているみたいなのである。

まいったなぁ~。

車庫の電動シャッターも開かないから車も使えない。晩御飯の支度も出来ないのでデリバリーの寿しを取って食べたのだが、デリバリーが届いた時間には家の電気はついていなくて真っ暗だし、チャイムを押してもピンポンと音が鳴らない。私がちょうど外に様子を見に出たタイミングだったから良かったのだが、配達員は「留守かと思った」と戸惑っていた。

日曜の晩御飯だというのにキャンプ用の電気ランタンの明かりだけで食事をした。

通電したのはようやく19:30頃になってからだった。

通電されてから、電工会社の人の立ち合いで私の家と母の家のブレーカーを入れて、各種の電気器具が故障していないかの点検を行ったのだが、プロジェクターに繋いでいるスピーカー用のアンプのスイッチが入らない。

作業員の話では、電信柱が倒れた時に一時的に強い電流が走ったので、そのせいで故障する機械があるかもしれないとのことである。アンプの写真を写して行った。

作業員にどこのアホが電線を引っかけたのかと聞いたのだが教えてくれなかった。ただ、14:30頃に北電に加害者本人から電話があったということだけを教えてくれた。後日何等かの連絡があると思うとのことである。

それにしても、家の中はクーラーが入れられずに暑いし、扇風機さえも使えない。冷凍庫の冷凍食品やアイスキャンディが半分融けてしまった。

機材の初期設定などの設定し直しもやらなけりゃならないではないか、面倒くさいなぁ~!まったくもぉ~。余計な仕事を増やしやがって!

笑点も見られなかったし、18:00からのBS放送での大河ドラマも見られなかった。

もはや現代文明は電気無しでは生活できないなぁ~。電気の有難味が良く解る。なんだか我が家周辺だけ震災時の停電対応訓練をやらされたみたいな気分である。

電信柱の上部は折れたままであるが、作業員は「とりあえず今日は応急処置で直して後日電信柱を交換します」と言い、電信柱に骨折時の添え木みたいに鉄製の柱をあてて応急処置して帰ったのだが、電信柱はまだ傾いている。これで本当に大丈夫なのかなぁ~。

それにしても、この損害は弁償してもらえるのであろうか?


■2023-09-04-Monday 飲んべ親父

帯広青年会議所OBの

ゴルフとお酒が好きな連中の集まりである「飲んべ親父の会」のゴルフコンペと懇親会があった。

ゴルフの会場は帯広国際カントリークラブの東コース、中コースである。一緒に回ったのは私とほぼ同年代ばかりであるが、最近はゴルフをやっても愚痴ばかりが出てくる。

私もここ数年で急激に飛距離が落ちてしまい。身体の衰えを痛感しているのだが、脳みその方がその現実を理解出来ておらずに、ミエをはっては失敗ばかりを繰り返していた。

ようやく先週辺りから、脳みそがその現実を徐々に受け入れてきたようで、使用クラブの番手にもそれが表れてきた。

それでもショックだったのは残り150ヤードから使った番手であった。以前なら7番アイアンであったのに、今日最終的に使った番手は5番ウッドなのである。

その前のホールでは残り150ヤードを9番ウッドで打ってショートして、次は同じ距離を7番ウッドで打ってショートして、そして、ようやく諦めて5番ウッドで打ったらバーディチャンスに着いたのであった。

ショックであるが現実を認めなければならない。その後は脳みそが納得したのか飛距離の過信が引っ込み、適切なクラブ選択で打てるようになりスコアがまとまり出したのであった。

人間と云うモノは自身の衰えをなかなか認識できない動物の様である。

後半には雨が降ってきた。久し振りのまとまった雨である。

この雨でようやく秋になってくれるであろう。

夜にメンバーが営業している居酒屋で懇親会である。繁華街は昨日までの「とかちマルシェ」の人出が嘘みたいに少ない。今日は平日だし仕方がないところであろうが、「まつり」の後の寂しさになってしまわないか心配である。そうショッチュウ大きなイベントをやる事も出来ないであろうから、イベントの無い平日にもコンスタントに人出があるような中心街を作らなければならないであろう。


■2023-09-05-Tuesday スズメバチの巣

スズメバチが巣を作った。

所有物件の屋根の軒下にデッカイ巣が出来ている。

今年の春頃には無かったはずなのに・・・

いつの間に作ったのであろう?

3階の屋根の軒下だし、近くに寄ってスズメバチに刺されたりしたら嫌なので少し離れた場所からスマホのカメラで写真を写した。

おそらくハンドボールからバレーボール大くらいの大きさがあると思われる。4~5段くらいの巣になっているのではないだろうか。

今年の猛暑が関係しているのであろうか?

日曜日の電線断裂事故とか、最近何かといろいろな事が起こるなぁ~。


■2023-09-06-Wednesday ホーンテッド・マンション

3日の午後に映画「ホーンテッド・マンション」を観て来たが・・・

停電騒動やらスズメバチ騒動でバタバタしていて、感想を書くのを忘れていたから、遅ればせながら書くことにする。

帯広駅北側の帯広のシネマ太陽で上映しているから、「とかちマルシェ」の昼の混み具合を観察してから映画館に行くことにしたので徒歩で向かった。おそらく映画館の駐車場もマルシェの客らが停めているであろうから満杯であろうと考えたのである。

マルシェの混み具合は土曜日の夜以上に人出があった。十勝の人間はイベントが大好きみたいだなぁ~。

映画「ホーンテッド・マンション」は題名の通り、ディズニーランドのアトラクションに由来している。

同名の映画が2003年にエディ・マーフィー主演で作られているが、今回の作品は続編などではない。

映画としては駄作の部類に入るであろう程度の映画であるが・・・。

出演者名を見ると、ダニー・デービッドとかジェイミー・リー・カーティスの名前があったので興味を持ったのであった。

ダニー・デービッドは身長147㎝の小男であるが売れっ子俳優である。準主演級としては「ツインズ」(1988年)ではアーノルド・シュワルツェネッガーと双子の役で出ていたし、「バットマン・リターンズ」(1992年)ではペンギン役で出演している。その他脇役としては数えきれない程出演しているからバイプレーヤーとしてはアメリカ映画に欠かせない個性派俳優である。ホーンテッド・マンションでは大学教授役で出ていた。

ジェイミー・リー・カーチスは、去年のアカデミー賞映画の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアカデミー助演女優賞を獲得している。その時に変貌ぶりに驚いたが、今回は水晶玉に閉じ込められた霊能者役で出ていたが、やっぱり昔の面影は微塵も感じられなかった。

ダニーもジェイミーも、この映画では怪演技を見せているが、どちらも役作りを楽しんで悪乗りしているような感じがする。両人ともエンドロールで名前を見るまでは、映画に詳しい人じゃないと分からないかもしれないなぁ~。まぁ、これも映画の楽しみ方のひとつではあるけれどね。

帯広の映画館の上映作品には依然として不満が残るなぁ~。セレクトが悪い!

スピルバーグの青年時代を描いた自伝的映画「フェイブルマンズ」を何故に上映しないのであろうか?とても観てみたいのになぁ~・・・

わざわざ、映画だけを観に札幌まで行けないしなぁ~。


■2023-09-07-Thursday 嘆かわしい~

ここ数週間に起こった出来事に嘆かわしい思いを抱いている。

自社ビルの問題に始まり、評議員を務めていた某社会福祉法人の問題、停電の問題、スズメバチの巣の問題 e.t.c.

私がこのかた抱いてきた人間の倫理観や社会常識といったものをことごとく崩すような事態が頻発して、心穏やかに暮らすことが出来ない状態である。

いったいいつ頃から日本人はこんなに卑しい民族になり果ててしまったのであろうか?

「他人に迷惑を掛けてはいけない」「お天道様が見ていらっしゃるから恥ずかしい事はしてはいけない」「和を持って貴しとなす」が日本人の美徳ではなかったのか?

ここ数日、腹立たしいことばかりが続いていて、温厚でなる私もいささかイライラしている有様である。

この世の中、法律だけが全てなのだろうか? 

一応、私も法学部法律学科の卒業の法学士であるから、法律の重要性は十分に理解しているつもりあであるが・・・。

しかし、この世の中、法律だけではギスギスした社会にしかならない。円滑な人間社会には人情というものが大切であると思っている。

法律というものを規範にしなければ現代の世の中はうまく機能していかないことも事実である。しかし、それだけではあるまいに・・・

訴訟社会のアメリカなんぞをモデルにしたところで、多民族多人種貧富の差が激しい社会と日本とを同列に扱うにはいささか無理があるってもんだろう。

アメリカの強欲資本主義国家を真似して日本国民は本当に幸福になるのであろうか?

日本の政府も官僚もいったい何を考えているのであろうか?

コロナ禍を契機に、日本から非効率的な「パパママストア」や「じじばばショップ」を駆逐するつもりなのであろうか?

日本は中小零細企業によって国民は自分で貧しいながらも働いて自分の生活費は自分で稼ごうとしてきたのではなかったか?

グローバルスタンダードなどという愚かしい幻想に囚われて、非効率な中小零細企業を潰してしまうつもりなのであろうが、そんなバカなことをすれば、国の財政がますます逼迫するだけであろうに・・・。

最近のニュースを見ても、ビッグモーターだのジャニーズだの嘆かわしい事件ばかりである。唯一の希望であった大谷も故障するしなぁ~・・・


■2023-09-08-Friday インボイス制度

坂本ビルの決算時期になった。

2020年のコロナ禍以来赤字が続いている。

会計事務所の職員が、今年10月から始まる「インボイス制度」の説明をしてくれたのだが・・・、

消費税の扱いが大きく変わるというのである。

これまでは、課税事業者と免税事業者というのがあって、少ない売り上げの事業者には面倒な手続きが不要であったのだが・・・

それが、免税事業者にも、とても面倒な作業を課して、この際、免税事業者を駆逐してしまおうというつもりなのであろう。

要は、政府による中小零細事業者イジメに他ならない。

こんな面倒臭い事を「パパママストア」や「ジジババショップ」の経営者にやらせることによって、廃業を促しているかのように感じる。

政府は、コロナ禍を「中小零細企業」廃絶の絶好の好機と捉えているのであろうなぁ~。

アナログ思考の高齢者には、デジタル化社会への変換にはとても付いていけそうにない。

これをキッカケにして廃業を考えている高齢経営者や後継者の居ない企業は多いのではあるまいか?

政府は非効率的な事業者は不要だと思っているのであろう。

もはや旧来の「帳面」だとか「帳簿」なんて代物は時代遅れであるということなのであろう。

もはや、コンピュータを使いこなせなければ商売をやってはイケナイということである。

確かに時代の転換点なのであろう。

しかし、私には先日の停電騒動が頭から離れない。

コンピュータは電気で動く。

もしも雷などの直撃を受けてデータが消滅してしまったら・・・

帳簿なら、無くさない限り大丈夫であるが、コンピュータに保存しているだけだったら、間違って消してしまうことだってあるであろうし、コンピュータウィルスやハッカーなどの犯罪もあるだろう。

私にはとても恐ろしくて「電子何とか」には頼りたくない抵抗感がある。

怖いのは、コンピュータに頼り過ぎたら、停電によってあらゆる機能がストップしてしまうことだ。

火山の噴火によって火山灰が舞うとコンピュータは弱いらしい。太陽のフレアが大爆発を起こしたら地球の電子機器が誤作動する危険性も指摘されている。それよりなにより、こう頻繁にあちらこちらで停電騒動が頻発しているではないか?

災害王国の日本では大混乱が発生する危険性が高いのではいかと危惧している。


■2023-09-09-Saturday 激しい雨

夜中に物凄い雨が降った。

久し振りに雨が屋根にぶつかる音がうるさくて目が覚めてしまった。

日本中のあちらこちらで「線状降水帯」とやらが発生して極地的に大雨を振らせているニュースが続いている。

どうなっているんだ?

さらに、東北や北海道、九州南部で地震が多発している。

いったい、地球はどうなっているのであろうか?

なんだか地球がオカシイ!

その内に大きな地震や大災害が襲ってくるような気がする。


■2023-09-10-Sunday モロッコ大地震

地震を心配していたら・・・

モロッコで大地震が発生した。死者が2000人を越えそうだと言う。

地震の規模を表すマグニチュードは6.8だというから、さほど大きなエネルギーの地震ではなさそうなのに・・・、

あちらの建物は耐震構造では造っていなさそうだし、アフリカの住宅というと「日干し煉瓦」で造った家みたいなイメージがあるから、この程度の規模の地震でも建物損壊で亡くなったひとが多いのであろうなぁ~。

十勝沖も大地震発生が逼迫しているという専門家が多い。

地震の予測は出来ないというが、確かに何年何月何日何時何分頃に発生するなんて細かい予測は不可能であろうが、過去のデータから解析して、そろそろアブナイということは分るようになってきたらしい。

去年の今頃に、かつてのマジックの仲間で、東海大学で地震の研究をしていた地震研究の第一人者である長尾年恭教授に坂本ビルで講演してもらったのだが、首都直下地震や南海トラフ地震よりも、十勝沖から千島列島付近の方が切迫しているとの内容であった。

その地震の大きさも超巨大地震と呼べるほどの大きな地震の可能性が高いとのことである。

坂本ビルは建築後55年になる「旧耐震基準」の建物であるから倒壊しないかが心配である。

備えあれば憂いなしなのであるが、私の周りの人々には緊迫感がまるで感じられない。起こってからでは遅いのだがなぁ~。


■2023-09-12-Tuesday 荒れた天気

北海道の小樽や札幌方面では

短時間に集中的な豪雨が降って、街中で浸水騒ぎがあったというニュース映像が流れてきた。小樽の運河通り辺りや札幌の二条市場辺りが水浸しになっていた。

世界のニュースでは、中国の西安市では洪水で街中が浸水した映像や、同じ中国の広東省では浸水被害でワニの養殖場に浸水して、その養殖場からワニが75匹も逃げ出したという映像が映った。アフリカのリビアでも大洪水が起きて2000人以上が死亡したというニュースも流れてきた。

世界の異常気象はもはや「通常気象」になっているようだ。

今日の帯広はと言うと、雨はほとんど降らなかったが、湿度が高くて蒸し暑いジメジメした一日であった。

例年の9月ならば長袖が必要な季節なのであるが・・・

昔はお盆が過ぎたら即、秋であったのになぁ~。いつまで残暑が続くのであろうか?

ダラダラと汗が滴り流れ落ちる。首からマフラータオルを巻いて流れる汗を拭きながら作業をしていたが、全身からジト~ッと汗が出てきて身体がベタベタする。タオルも汗でビチャビチャになった。自分でも汗臭いのがハッキリ判る。これが加齢臭というやつであろうか?気になるなぁ~。

孫から「ジイジ臭い!」なんて言われて嫌われたくないしなぁ~。

こんな季節が続いたら、農家も困るであろうが、ファッション関係者も秋物が売れなくて困っているのではないだろうか?

駅南の長崎屋に入居しているスーパーマーケットの「フクハラ」も今月末に閉店を発表したが、品揃えが乏しくなってきたように感じる。歩いて買い物に行ける店が無くなってしまうと・・・

我が家はコロナ禍が治まってからは、夕ご飯の買い物は毎日、その日使うモノを買って来ていたのだが、これからは2~3日分をまとめ買いしなければならなくなるかもしれない。

冷蔵庫がそんなに大きな容量のモノではないので買い置きは難しいのであるがなぁ~・・・。


■2023-09-13-Wednesday 変な天気?

今日も蒸し暑い!

帯広の今日の最高気温は30.6℃だとニュースでやっていた。9月中旬のこの時期なのに?

まだ半袖のシャツ一枚でも汗が出てくる。

自宅でクーラーをかけながら大相撲中継を見ていたら、帯広市の隣町である音更町に「大雨洪水警報」のテロップが流れた。次に帯広市には「大雨警報」のテロップである。

エ~ッ、オッカシイナァ~、窓の外を眺めても雨などまったく降っていないのに・・・。

これから降るのだろうか?と思っていたのだが、自宅周辺では一向に降る気配がない。

18時過ぎになって、帯広市内は雨が降らなかったみたいだね。西側ではけっこう激しく降っていたのに、市中の道路は乾いていたようだ。

十勝はやっぱり広いんだなぁ~! 東京都と神奈川県と千葉県を合わせた面積よりも十勝の面積の方がまだ広いのである。しかし、それでも同じ帯広市の西側では激しい雨が降っていて、中心部にはまったく降っていないのだ。本当に最近はオカシナ天気であるなぁ~。


■2023-09-14-Thursday 味が・・・

昼食を食べにRのパーラーに行った。

パーラーに行ったのは久し振りのことである。

ビーフシチューとパンとミルクティ、ふわふわのパンケーキと珈琲を注文した。

ホール係の人が「焼き立てのクロワッサンは如何でしょうか?」とテーブルに来た。無料のサービスなのかと思って一個所望したら、すぐに追加の請求書をテーブル上に置いていく。なぁ~んだ!無料サービスじゃなかったんだ!確かに「無料」とか「サービス」とは一言も言っていなかったがなぁ~・・・、それにしても「焼き立てのクロワッサン如何でしょうか?」と各テーブルを全部回って歩くから、こちらはてっきり「試食サービス」かと勘違いしてしまったのである。紛らわしいよなぁ~。

焼き立てのクロワッサンは美味しかった。飲み物はまだ来ていないのだが、熱い内に食べたかったので水で食べ終えたら、次に飲み物とパンケーキが運ばれてきた、なんだか順番が・・・

それを食べ終えるとすぐに熱々のビーフシチューとパンのセットが運ばれてきた。

このビーフシチューの味がじつにしょっぱかったこと・・・・

セットのパンを付けながら食べてもかなりしょっぱい。まるで煮詰まったシチューみたいである。しかし、中に入っている野菜は固かったからどうやら煮詰めたシチューではなさそうだ。

あのRのパーラーが・・・・・・・・

塩辛すぎて水で流し込むのも何だから、パンの追加を頼んだ!

クロワッサンが有料だったのならば、タイミング的にシチューの時に持って来いよな!余計にパンを食べてしまったではないか。

しかし、これが煮詰めたシチューじゃなかったとしたら、シェフの舌を疑ってしまうなぁ~。まさか、コロナにでも罹って、その後遺症で味が分からなくなってしまったとか・・・

帰宅してからもやたらと喉が渇くし、パンケーキのメープルシロップと生クリームの甘さと、シチューの塩辛さとが胃の中でミックスして胃がオカシクなってきて、何だかムカムカしてきたので胃薬を飲んだのであった。

私の舌も熱くてしょっぱいシチューで火傷してオカシクなったのだろうか、今度は晩ご飯の炒飯の味が感じられないのだ。

なんだか自分の味覚に合わないものを食べた変な気分の一日であった。


■2023-09-15-Friday 蕎麦

知人から新しくオープンした蕎麦屋を教えられた。

私は蕎麦が大好きで、それこそ毎日、昼食に蕎麦を食べてもOKである。

店主はまだ若いが、かなりこだわりがあるようだ。

そば粉10割の蕎麦を出しているのだが、麺がソーメンみたいに細いのだ。

メニューの但し書きを読むと、細麺だからすぐに伸びるので温かい蕎麦はあまりお勧めではないらしい。つけタレという「熱いタレに冷たい蕎麦を付けて食べる種類」が店主のお薦めらしい。

冷たいもの、温かいもの、つけタレものの三種類を注文して食べてみた。

確かに店主の言う通りに、食べてみたら、温かいものは麵の細さに合っていないと感じた。但し書きにある痛りに麺がすぐに伸びてしまうからすぐに食べ終えなければならない。

冷たい蕎麦も麺があまりにも細すぎて、箸で数本つまんで猪口に軽くタレを付けて食べるというには適していない。麺が細すぎて塊になってしまうような感じである。

なぜに麺をこんなにも細くするのであろうか?

その意味が良く理解出来ない。

蕎麦の麺の喉越しや風味が蕎麦らしく感じないので私の好みの蕎麦ではなかった。

マジシャンの中には「技術」をやたらと披露するタイプの人がいるが、本来のマジックはテクニックを見せるモノではなく「不思議さ」を見せるものなのにである。

難しい技を使って失敗の可能性を高めるよりも、不思議さを重視して絶対に失敗しない演技をするマジシャンが超一流なのである。

私のたんなる偏見ではあるが、この蕎麦屋さんには何だか、そんなテクニック披露型のマジシャンみたいな感じがしてしまったのであった。


■2023-09-17-Sunday 三連休

三連休の真ん中!

暇である。

残暑がまだまだ厳しいが、そろそろ外でやる焼肉も終わり頃かと思ってやることにした。

天気予報は晴れ後雨、夜には降りそうな予報である。陽が短くなってきているが、夕方ならまだ大丈夫であろう。

15:30頃から準備を始めた。

心配したのは天気以外にも、スズメバチである。

数週間前に外焼肉をやった時にもスズメバチが数匹飛来してきたからである。その時には蜂の巣はまだ発見されていなかったら、スズメバチも単なる迷い蜂であろうと思っていたのだが、巣が近くにあるかと思ったら急に怖くなった。

人間の心理とは不思議なものである。

焼き始めたら案の定、スズメバチが2匹飛来して来た。

焼肉を入れたボウルに入ってタレをなめたり、肉を食いちぎって飛んで行く。たぶん巣までこの肉を運んでいるのであろう。

刺されたくないから、早々に切り上げることにした。

忙しない!ユックリ楽しませろよ!

そそくさと食べ終えて、家の中に入った。後することはテレビ鑑賞だけである。まずは大相撲、18:00からNHKBSで「どうする家康」、18:45から「サザエさん」、19:00からNHKニュースを見て、風呂に入る。

その後は、スズメバチ退治の番組を見てた。猛暑で全国各地でスズメバチが大発生しているようだ。21:00から「VIVANT」を見て就寝である。

なんとも情けない連休の過ごし方であった。


■2023-09-18-Monday 敬老の日

敬老の日なので・・・

母のところを訪ねた。かくいう私も今年から老人の仲間入りをしたから、老人が老人を敬う日となったのである。

日本はこれからも老人人口が増えるのであろうなぁ~。

昼からは、帯広青年会議所のゴルフ「じゃがいもクラブ」のコンペが帯広国際カントリークラブで開催された。5~10月の毎月、年6回開催されるが今回はその5回目である。

今年は、金融機関開催のゴルフクラブを2ヵ所とも退会したので、年間に参加するゴルフコンペが12回も減ることになったから、今日が17回目のゴルフである。普段からまったく練習をしないから出たとこ勝負のゴルフである。

天気予報では曇り後雨という予報であったが・・・

昼から晴れてきて、とても暑い。後からニュースで知ったのだが、今日の帯広市の最高気温は32.8℃であった。9月の中旬過ぎでお彼岸も近いというのに、なんという暑さであろうか。

今日の同伴者は、片手シングル、シングルの若手2人と、2つ年上のかつてのシングルと私の4人である。私もかつてはシングルであったのだが・・・。

もはや若手の飛ばし屋と飛距離を競う気もない。とにかく迷惑を掛けないように恥ずかしいスコアは出さないようにと頑張るだけである。

その気持ちが良かったのであろう。最初はボギー、パー、パーとピッタリついていったのであるが・・・、あまりの暑さで汗の量が物凄い!

全身汗でビチャビチャになってしまった。こうなると体力もさることながら気力がついていかない。集中力が切れはじめて短いパットを外すようになってしまった。

倒れたりせずになんとか終了した感じであった。

しかし、表彰式ではなんと7位に入ったので自分でもビックリしたが、この暑さの中で皆の成績も良くなかったのであろう。

帰宅してすぐにお風呂に入った。とにかく汗臭いのである。自分で自分の臭いが嫌になる。これが加齢臭というやつであろう。

下着が汗で肌に張り付いていて自分一人では脱ぐことが出来ない。

なんだか自分が高齢者になった気分を味わった敬老の日であった。


■2023-09-20-Wednesday 人手不足?

帯広でも人手不足が顕著になってきた?

帯広でも一部の居酒屋では以前からタブレット端末による注文が普及していたが・・・。

先月食べに行ったレストランではタブレットでの注文に加えて、支払いが無人レジになっていた。

最近では、タブレットでの注文はもはや当たり前となっていて、支払いも無人レジだったし、今週行った店では更に配膳もロボットになっていて驚いた。

ロボットが運んで来てテーブルの前で停まるのであるが、どうやって取ったら良いのか迷ってしまった。取り終わったらボタンを押して、ロボットを帰すのであるが、どのタイミングでボタンを押したら良いのか一瞬迷ってしまった。支払いの段も、スマホの操作が苦手であるし、これまでにキャッシュレス決済をしたことがない。機械に疎い年寄りは来るな!ということなのかなぁ~。

昔から、帯広市には大学が少なくてしかも、2つしかない帯広畜産大学も帯広大谷短期大学も帯広市近郊には立地していないことから若い人のアルバイト員が雇い難いとの評判であったのだが・・・。

ここにきていよいよ人手不足が顕著になってきたようである。

雇う側にしてみれば、いちいちアルバイトの教育をしなければならなかったり、最近はハラスメントがどうのこうのと面倒臭い人も多いから、人間のトラブルを抱える心配よりも、機械に任せた方が気も楽なのかもしれない。

食べに来る客の側も、こういった営業形態を許容しているから、この手の店が増えているのであろうなぁ~。

これからいったいどんな世の中になっていくのであろうか?


■2023-09-22-Friday 記念品

長らく務めていた役職を退任したら

感謝状と記念品が贈られた。

額縁付きの感謝状を頂いてもなぁ・・・

自宅に賞状を飾る趣味はないし、会社に飾ってもなぁ・・・

もう一方の記念品であるが、昔は「置時計」とか「灰皿」とかの置物類が多かった。それも名称が書かれているモノが・・・、

近年は家も狭くなって置く場所にも困るし、嗜好に合わないモノを貰っても、持て余すだけであるから直接的な「モノ」ではなくなってきているようである。

一番有難いのは現金なのであるが、現金で渡すのは日本人の心情にはあまり合わないのであろう。やっぱり何か形のある「モノ」でということらしい。

そこで登場するのが通称「ブック」と言われるカタログ状(BOOK状)の印刷物の中から自由に選ぶ方式である。

このブックを一番最初に貰った時には、選べるのは画期的な方法だなぁと感心したのであるが・・・

しかし、カタログの中から選ばなくてはならないと云うのが、選択肢の狭さに感じる様になってきたのである。

貰ったカタログの中身には、もはや欲しいモノがないのである。不要なモノに替えても、結局は「置時計」と同じことになってしまう。

いっそのこと「商品券」ででも貰えれば自分の好きなモノに交換できるのであるが・・・

税法上のことなのかどうかは分からないが、「商品券」だとどうやら「モノ」にはあたらないらしいから、このカタログ方式になっている仕組みみたいなのである。

何だかなぁ~。

嬉しさが半減してしまうなぁ~。


■2023-09-23-Saturday 大道芸

中札内村でイベントが開催された。

「中札内ピータン大道芸~サーカス小屋の秋祭り~」という催しで、中札内文化創造センターという会場での公演である。

出演者4組の内の3組(FUNNY BONES・張海輪・こ~すけ)は、今年の8月14・15日に帯広平原まつりでの「とかち夏空大道芸フェスティバル」に出演した大道芸人であるし、もう一人(Syan)も以前に大道芸フェスティバルに出演した大道芸人である。

出演者が全員顔馴染みであるから、家族で鑑賞に行ってきた。

この会場にはこれまでに行ったことがない。車のナビで近くまで行ったのだが、なかなか見つけられない。あちらこちらとウロウロ探して、それらしき建物を見つけて駐車場に車を入れたのだが駐車場が狭い。

一旦車を降りて管理人に尋ねたらそこであることが判明した。裏口の関係者用の駐車場側に入ってしまったのであった。

結局、裏口から入ることになってしまった。

初めて入った会場であったが、とても面白い造りになっていた。

観客席が可動式なのである。

普段は、フラットな体育館みたいな床であるが、可動式の観客席が奥の壁からせり出してきて段差のある観客席が出来上がる仕組みである。催しの種類によって変更が可能となっているわけだ。

これは素晴らしい!

私が、コロナ禍前に、坂本ビルの地下に造ろうと考えていた方式とほぼ同じ方式なのであるが、座席が倒れて収まる方式があったのかと驚いた。

中札内村の人口規模の施設ならば、やっぱり多目的使用方法を模索する必要があるのであろう。とても勉強になった。

帯広の大道芸関係者も4組ほども観に来ていた。大道芸を屋内で演じるのはまた別な趣があって面白い。

中札内村の森田匡彦村長さんも、私の直ぐ側で観ていたが「素敵なご縁をいただきありがとうございます」と挨拶された。

村の関係者からも「今度はマジシャンを呼びたいから紹介してください」と挨拶された。

演芸は生に限るのである。テレビ画面で見るものと生で観るものとでは、まるで迫力が異なる。

中国雑技王の張海輪が、観客席の一番前の数十センチしか離れていない場所で、椅子を6段以上も積み上げて逆立ちするスゴイ技を披露したが、あんな身近で10m以上も上を見上げていたら、きっと首が疲れたことだろうが、なかなか体験できない見方である。

おそらく中札内村の方々も大道芸の魅力を感じたのではあるまいか!

楽しい一日であった。


■2023-09-24-Sunday ショックな記事

今朝(9/14)の北海道新聞朝刊にショッキングな記事が載っていた。

2面のアングル欄に「釧路市街再開発行方は」の大見出しに「廃墟ビル撤去・事業費が壁」の小見出し記事である。以下『』部に一部を抜粋してみる。

釧路市では、釧路駅の高架化を『「中心部再生の最後のチャンス」と位置づけている。しかし、ホテルや企業進出の動きはその後、契約締結などには至っていないのが現状だ中心部に20棟もの空きビルがあり、更地にする見通しが立っていないことが要因とみられる。ビルは廃墟化が進み、撤去費だけで億単位の費用がかかり、市議の1人は「企業が進出したい環境とはほど遠い」と漏らす。』と書いてあった。

「廃墟ビル」・・・酷い響きの言葉である。

我が社の坂本ビルも、この言葉に近い状況にあるからショックを受けたのである。

坂本ビルは1968(昭和43)年にオープンしたビルで、今年10月で丸55年になろうとしている。1981年6月1日から適用されている「新耐震基準」には適合していない、いわゆる「旧耐震基準の建物」に該当するのだ。

近頃、特に9月1日の関東大震災100年を期に、巨大地震の心配が叫ばれている。

十勝は超巨大地震発生の懸念すら言われている地域である。19日に開催された「内外情勢調査会十勝支部」で防災アドバイザーの高荷智也氏が講演した内容が23日の十勝毎日新聞に掲載されていたが、帯広には「十勝平野断層帯」があって、この活断層が起因となる直下型地震が発生した場合はマグニチュード8程度の大きな揺れを観測するとの見解を述べている。

古い、旧耐震基準のビルを建て替えるには、入居するテナントが少なくなっている時に実施しなければ不可能なのである。

現在の坂本ビルは、現在4軒のテナントさんが入居しているが、今年12月までに3軒が移転を表明してくれた。

最後に残った1軒とは現在も交渉継続中であるが「何年何月頃までは地震は発生しない」とでも予測されればそれまでは営業してもらうという事も有り得るのであろうが、地震はいつ発生するのかが分からないのが厄介なのである。

借主のテナントさんが自ら希望した契約期間が終了したのを機に契約更新をしない旨の通知を出したのであるが応じてくれていない。

我が社に余力がある内に対応を完了させなければ、このままズルズルと延びていけば、建物を解体する余力も無くなっていく。

そうなっては、解体することもままならずに「廃墟ビル」となってしまうかもしれないから、釧路市同様に中心街活性化の重荷になってしまうかもしれない心配がある。

帯広市の将来の為にも対応は迅速に行いたいと願っているのであるが・・・


■2023-09-25-Monday お彼岸

お彼岸であるから24日に

妻の実家の月参りと両家の墓参りに行ってきた。

お盆に墓参りに行った際に雑草取りもやっておいたのであるが、もう雑草が生えていたので驚いた。

もう一度抜いておいたのだが、今年の猛暑で雑草も成長が早くなっているのであろうかなぁ~。

今日の楽しみは大相撲のテレビ観戦である。

まだ入門3年目の熱海富士が優勝するかもしれないからだ。この力士のしきりの際の所作が愉快である。「待ったなし」の掛け声を行司がすると、忙しなくピョンピョンと片足ずつ飛び跳ねてから仕切るのである。

4日前ほどから、この熱海富士の取り組みに注目して見るようになったのであるが、若くて大相撲の経験が浅いから、優勝を意識して落ち着かないのかと思ってみていたら、どうやらルーティンであるようだ。先輩力士が仕切ろうとしているのにお構いなく自分のペースでルーティンを行うのは現代的な性格なのであろうなぁ~。

大相撲中継をしているNHKでも、数日前の中入り頃に、対戦を終えて勝った熱海富士が、国技館から部屋に引き上げる際のファンとのやり取りの模様を映したりしていたが、明るい性格の様でファンが増えているのであろうなぁ~面白い力士である。

11勝3敗だった熱海富士は本割で朝乃山に勝てば優勝であったのだが、朝乃山に負けて11勝4敗となってしまった。

これで優勝争いが混沌となってしまった。

千秋楽の最後の3番は「三役揃い踏み」と言うが、その3番とも優勝に絡む戦いになったのである。

10勝4敗の力士がまだ4人(北青鵬、大栄翔、貴景勝、高安)も残っているからだ。対戦相手は「北青鵬ー豊昇竜・大栄翔ー貴景勝 霧島ー高安」である。4敗力士が勝てば、4人による優勝決定戦になる可能性もある。面白いなぁ~。

北青鵬と大栄翔と高安が順当に番付上位力士に負けたので、結局は貴景勝と熱海富士の決戦となった。

優勝決定戦は白熱した押し合いになることを期待したのであったが・・・

貴景勝が立ち合いに変化して熱海富士がバッタリと倒れてあっさりと決着がついてしまった。面白くないなぁ~。

大関らしく正面からぶつかれよ!

もう貴景勝を応援するのは止めにした!


■2023-09-26-Tuesday ヨーカドー閉店!?

25日の十勝毎日新聞の1面トップ記事に

「ヨーカドー帯広 閉店へ」のデカデカとした見出しにビックリ!

小見出しには「全国再編の一環 来年6月末で調整」とある。

しかし、記事の中身をよくよく読んでみたら、来年6月末をめどに閉店する方向で調整を進めているとのことで、運営しているセブン&アイHDは「現時点で決定の事実はない」と説明しているし、土地建物を所有する日甜は「コメントすることはできない」としているから、経営主体からは明確な返答があったわけではなさそうだ。ただ取材を進める中ではヨーカドー側がテナントや関係者への閉店の説明を順次進めているということを複数の関係者が認めているということらしい。

この憶測を含めた記事というのは扱いが難しいことこの上ない。

かく言う我が社も、2年前に「坂本ビル 売却も検討」と書かれて、大変な迷惑を蒙ったことがあるからだ。

新聞記事は見出しの書き方が大問題なのである。多くの読者は記事の中身などキチンと読まないで見出しだけを憶えているものなのだ。

新聞記者のインタビューに対して、私は「テナントを募集しているが、コロナ禍でなかなか見つからないから、最悪のケースとしては売却することも検討しなければならないかもしれない」と答えたのだが、見出しに「坂本ビル売却も検討」なんて書かれたものだから、読者は記事中のテナントを募集しているということよりも、見出しの売却検討も考えているの方が目に入るものだし、インパクトがあるから頭に残るものなのである。その記事掲載の結果として交渉中であったテナント入居の目が消えてしまい、坂本ビルの現在の惨状がある。

記者は「特ダネ」をモノにしたいと功を焦るのであろうが、ハッキリしていない時点で書くことは街を破壊する行為につながるであろう。

噂によって進行中の話が消滅してしまうケースだって出て来るであろう。

明るくもない話を何も先を競って記事にする必要もないと思うのであるが・・・


■2023-09-27-Wednesday マジシャン仲間

2015年の春前後に

帯広には結構面白いアマチュア・マジシャンが4名居た。

私以外のメンバーは皆、転勤族で、銀行員、保険会社員、自衛隊員であったが、偶然にも同時期に帯広の支社や部隊に配属になっていたのである。

帯広市の西1条南11丁目に「ごーまるばくだん」というスナックがあるのだが、ここのマスターもマジック(トランプマジック)が好きで客に披露していた。いつしかマジックバーみたいになってきて、段々とマジシャン達が集う場所となっていったのである。

私も知人から紹介されて顔を出してからは常連客の一人となっていった。

2015年当時はちょうど私が所有する坂本ビルの3階に「マジック・ミュージアム」を造っている最中でもあり、知り合いになったマジシャン達にもオープン前(2016年12月プレオープン)の整備途中のミュージアムを見せたりしていた。

その4人のアマチュアマジシャンの内の一人(銀行員)だったY君が、銀行を辞めてプロマジシャンになると言う。現在、札幌を中心に活躍しているプロマジシャンのスペンサー・トリックスさんである。

自分でマジックを創案して創作までしてしまうオリジナルマジックの逸材である。

その他に自衛隊の幹部であるYさん(「Mr.セリック」と名乗っていた)や保険会社社員のMさん(「まじまじしゃん」と名乗っていた)。

この4人で夜な夜なマジックを披露し合っていたのであるが、スペンサーさんがプロになるとのことだから、皆で送別会を兼ねた「送り出しマジックショー」を開催しようということになった。

会場は坂本ビル4階の部屋である。自分達4人だけでお互いに見せ合うだけよりも、狭い場所でも10名程度のお客さんを入れて開催した方がお客さん達も喜ぶだろうと思い場所を設定したのであるが、噂を聞きつけたマジックを観ることの好きな人達から観覧希望の声が殺到してしまったので、急遽30名くらいの客を入れて行うことにしたのであった。

ごーまるバクダンのマスターも演技者に入れて5人のマジシャンが演技をおこなう最初で最後のマジックショーを開催(2015.3.22)したのであった。

出演者は全員アマチュアであるから入場は無料である。これだけのメンバーによるマジックショーを無料で観ることが出来た観客はラッキーであったと思う。

その時の出演メンバーは、その後、転勤やら移動やらでバラバラになってしまった。

そのメンバーの一人であった「まじまじしゃん」さんから帯広に行く用事があるので26日の20時にごーまるバクダンで会えないか?とのメールが入った。ウワ~懐かしい~。

久し振りに会えるのはとても楽しみである。

だが、私は昨年10月末にマジック・ミュージアムの展示品の全てを、留寿都村のルスツリーゾートに寄贈してしまって、手元に残したマジック道具は、仕掛けの無いカード・玉・コインなどの基本的な道具だけで、仕掛けの付いた道具を何も残していない。しかも、しばらく他人にマジックを披露していないから腕も鈍っているし、マジックの手順を忘れてしまっている。

この日は、集まったマジック同好の士たちの演技を観ることと話をすることだけを楽しみとしたのであった。

でも、他人の演技を観ていると身体がウズウズしてくるものである。やっぱり半世紀以上もやっているマジックからは離れられない様であるなぁ~。これをキッカケにまた練習でも始めようかな。

マジックの仲間というのは面白いなぁ~。


■2023-09-28-Thursday 老化現象?

つい先日の朝、目が覚めると・・・

雨が降っている様な音が聞こえる。

今日は雨だから犬の散歩は無しだなと思いながらカーテンを開けると晴れているのだ。アレッ・・・

昼食にラーメン屋に入って食べ終えて、フッと鏡を見たら、Yシャツにシミが付いている。ラーメンをすするときに汁を飛ばしてしまったのであろう。最近は蕎麦でもラーメンでも麺類を食べる時には前掛けが必要かもしれない。

夕方の晩御飯の時である。涼しい秋の風を部屋に入れようと網戸にしていたら、家族が「虫の音が聞こえる。秋らしくて気持ちが良いね」と言うのだが、私一人だけその虫の音が聞こえないのだ。席を立って窓の近くまで行ってみるとようやく聞こえた。

鍋物の具を取ってテーブルに置こうとしたら、右肩がギクッとなった。以前になった五十肩の様な症状である。痛くて腕が上がらなくなってしまった。重たいモノを持ったわけでもないのに・・・

テレビを見ていると、時々寝落ちしてしまうことがある。番組の途中を眠ってしまって見逃していてストーリー展開が分からなくなっている。

夜にベッドで読書している時にも、急激に眠くなってしまって集中力が続かない。本の内容も以前の様にすんなり頭に入ってこない。栞を入れ忘れて本を閉じてしまうと、どこまで読んだか分からなくなってしまう。

人の名前が出てこない。親しい人なのに名前が出てこないのだ。ついさっきまで、その人の名前を憶えていたはすのなのに、次の瞬間には忘れてしまう。いよいよ認知症の心配をしなければならなくなっているかも。

21時には眠くなり、起きていられない。そして5時には目が覚める。まだ夜中にトイレに起きないのだけは救いであるが・・・。

頼まれた用事を忘れてしまう。

あぁ、嫌だなぁ~、歳はとりたくないものだ。


■2023-09-30-Saturday じゃがいもコンペ

帯広青年会議所のゴルフコンペの

本年度最終戦(第6回)が十勝カントリークラブで開催された。

一昨日の「五十肩」みたいな症状で右肩が上がらない。

コンペの開始時間は12:00~なので午前中に馴染みの指圧治療院に行って揉んでもらうことにしたが、治療の後で自宅に戻って着替えてからゴルフ場に行く時間がない。しかし、ゴルフ場にジャージ姿で行くのはマナー違反になるから治療院でゴルフウェアに着替えてまっすぐゴルフ場に向かったのであった。治療のお陰で右肩も上がるように治った。

ゴルフ場に着いて少しだけパットの練習をやったのだが、18日の国際ゴルフ場の超重たいグリーンと比べると、十勝カントリーのは倍くらい速いグリーンである。速さだけ確認してすぐにスタートした。

年間賞は10位までに入賞するとかなりな金額の商品券が当たる。私の開始前の順位は60名以上の参加者中の第15位でポイントは18点、第一位の人は37ポイントである。

第6回は、ポイントが2倍になるから優勝したら20ポイント得点出来る。逆転優勝は無理でも10位以内には滑り込みたいと気張っていたのだ。

第一打はいきなりナイスショットである。ところが・・・

今年の十勝のゴルフ場は、どこも猛暑のせいで芝生が枯れている。十勝カントリークラブのローカルルールでは6インチリプレース(地面の状態が悪い場所にボールが止まった時には救済処置として6インチ動かすことが出来るルール)なのであるが、じゃがいもコンペはノータッチという厳しいルールなのである。

私のティショットのボールは芝生が枯れた穴の中に止まっていた。ピッチングウェッジと云う短いクラブで脱出させるのが精一杯でグリーンには届かない。3打目でグリーンに乗せたが距離は12mほども残った。パットの名手を自認している私が、そこから4回もパットを打ってしまった。グリーンが速いということをナイスショットが穴ポコに入ったショックですっかり忘れていたのである。いきなりトリプルボギーのスタートである。

一番ホールでもう緊張感が切れてしまった。

後は一緒に回っている同伴メンバーに迷惑を掛けないようにプレーするだけである。

ゴルフ場も人手不足であるらしい。カートにGPS付きのタブレットを乗せてカップまでの距離を表示させ、グリーンの芝目を表示する。キャディの代わりをさせているのだ。かつては大勢居たキャディも今ではたった8人しか居ないのだという。

結局私の成績は、インコース46打、アウトコース45打のグロス91打、ハンディキャップが15.7で3.3オーバーのネットは75.3であった。

今日のコンペと年間賞の表彰式は19:00から市内の飲食店で開催される。

それまでは各人のスコアは分からない。

この表彰式に出席しないと賞品は当たらない決まりになっている。私は皆勤賞を貰う為だけに出席するつもりであったのだが・・・

なんと今日のコンペは第3位に入賞したのである。全員が同条件でプレーしているのだから、私と同じように皆が芝の具合の宜しくない場所にボールが止まったり、速いグリーンに翻弄されてスコアが悪かったようだ。

優勝した人のネットスコアも72.5で全員がオーバーパーだったのである。

年間賞の方も32ポイントになって第7位となったのであった。