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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-09-01-Saturday 大道芸について

以下の文章はまつり実行委員会に

提出するつもりで書いたものであるが東京のプロデューサーさんのものと重複するので、私のものは実際には未提出のままである。

「平原まつりに於ける大道芸の在り方について」

大道芸が初めて平原まつりに参加したのは2002年からのことで、今年で11回目(実行委員会組織になってからは8回目)になりましたが、平原まつりの演目としてはまだまだ新参モノであります。

平原まつりは地元の方々が日頃から励んでおられる芸能事の発表の場であるという認識も根強いものがありました。そんな中で大道芸がややマンネリ化していたまつりに新風を注いだと云う自負は持っています。

現在、日本では静岡・野毛・横浜・三軒茶屋・高円寺・さいたま新都心・大須・小倉など等の大道芸フェスティバルが全国的にも有名となっていますが、帯広の大道芸フェスティバルは、余所の場所の大道芸フェスティバルとはまたチョッと異なった形態で芸人を招聘しています。

最初(2002年)に帯広で大道芸を始めたファニーボーンズ(当時はクリスピー・クリス&キャプテン・ケーボー)が、彼等が芸人としてリスペクトしている一流の芸人に「8月の帯広って気候は快適だし、食べ物も美味しいから、帯広に大道芸文化を広めることを一緒にやらないか?楽しいよ!」と誘ってくれているからです。だからギャラ等お金の問題はさておいて、余所の街とは違った面白い大道芸フェスティバルを帯広に創り出す為に協力してくれているのです。その為、余所の街の大道芸フェスティバルよりも優秀な超一流の芸人ばかりが集まってくれるフェスティバルとして一部大道芸の熱心なファンの方々には人気が有り、毎年、この時期に本州から帯広まで訪れてくれる人達も大勢現れるようになりました。

大道芸という芸能はお客さんとのコミュニケーションが重要な要素になります。いわゆるお客さんをイジッたり、芸に引っ張り込んだりもします。また、パントマイムなどでは、音楽や効果音に合わせての演技を行ったりもします。その為、大道芸は大きな音に弱いと云う弱点があるのです。

平原まつりは「市民のまつり」でありますから、日頃から鍛錬している芸事の披露には最適の場所でありましょう。太鼓やブラスバンドやロックバンドなどの演奏、ダンスや踊りの音楽などがあるのは至極当然のことと考えています。しかし、新参モノの大道芸にも適切な場所を提供してもらいたいと願っているのです。それはプログラムの組み方を工夫すれば可能だとも思っています。

しかし、今年の平原まつりでは、例えば14:00〜16:00までと云う大きな音が出る演目があったとすると、リハーサルで13:30くらいから音を出し始めてしまうようなフライング気味のケースが目立ちました。

大道芸人は大きな音が出る14:00前に演技を終了しようとプログラムを組み立てています。お客さんとのコミュニケーションがクライマックスに近づく時間帯に、リハーサルで音を出されてしまったのでは大道芸は成り立ちません。

時間割を14:00〜16:00と割り振られたのなら、音を出すリハーサルも14:00からにしてもらわなければ困りますし、後片付けも16:00までにしてもらわなければ、他の演目が後ろにズレ込み迷惑してしまうことになります。まつり実行委員会がスケジュールの管理をすることが重要だと感じました。

また、バンド演奏でも、平原まつり会場で演技や演奏をしているのはそのバンドだけではないのに独演会の様に大音量のスピーカーで、近くで会話も出来ないような状況がありました。

また、命がけのバランス芸(中国雑技)の横でバスケットボールが飛んでくるかもしれない危険な状況を招いたことは、場所の配置の適切さに欠けていたと感じました。これには当大道芸側のスタッフが事前に場所やスケジュールの状況を熟知していなかったのが一番の問題でしたし、13日の雨によって勝毎花火大会が一日順延されたことで勝毎のスタッフが14日初日に不在になったという問題もありました。しかし、他の出演者側にも演目同士の共存・共栄という精神が必要だと感じます。

大道芸を見に来てくださるお客様からは「大道芸のスケジュールは場所も時間もハッキリ表示もされないし、本部に行って聞いても判らないという。一体どうなっているんだ。」と云うお叱りの言葉を何度も聞きました。変更に次ぐ変更でお客様に大変な迷惑をお掛けしてしまいました。

平原通りと広小路の街区の使い方も、まつり実行委員会で主導的にコントロールする必要があるのではないでしょうか?各街区から出されるスケジュール表を並べ替えるだけでは、この種の混乱は収まらないでしょう。

飲食コーナーには飲食に適切な場所、音の出る芸能事には大音量でも適切な場所、大道芸には大道芸の適切な場所、ゲーム等の場所をトータルかつ適切に考えることが必要だと感じます。特に大音量の音楽関係は、その配置場所と音量を適切にコントロールしなければ、音が混じり合ってしまって、ただの雑音にしか聞こえなくなる危険性すら感じました。

大道芸フェスティバルとしては、来年の平原まつりにおいて、大きな音のする演目のすぐ近くではない大道芸専用の場所が欲しいですし、与えられた時間割り以外には音を出さない管理体制を行って欲しいと願います。

「今年のような演技環境や場所では、申し訳なくて一流の芸人に声を掛けられない」とプロデュサーが申しておりますので、状況の改善をお約束していただけない場合は来年の平原まつりに大道芸が参加することは極めて困難な状況となっております。

なにとぞ前向きな検討をお願い致します。


■2012-09-02-Sunday 政治

民主党の

前原誠司政調会長が「(維新代表の)橋下徹さんの人気に乗じ、政治経験のない人がいっぱい議席を取ったらこの国の政治はどうなるのか」と維新を批判したという。

確かにその通りで、私もそう思うが、でも維新の方も民主党には言われたくないよなぁ〜。

民主党は自覚していないのかもしれない。

もはや既成の政党には期待できないし、かといって維新では先の前原政調会長が云うところの心配があるし・・・。

基盤がぜい弱な内閣では、外交面でロシア・中国・韓国に完全にナメラレテいて、ここぞとばかりに領土問題で畳みかけられてきているから、少しは外交面でもシッカリ対応できる首相になってもらわなければ日本の未来は危うい。

私は維新の政策の中で「TPPに賛成」しているのがとても気になる点だ。

今年のアメリカの大干ばつをみても、当然のことながら自国民が喰えなくなる様な状態になったら輸出はストップする。食料というのは単に金で買えるものではないということは一目瞭然なのである。世界人口が増えている今日の世界で、食料は重要な戦略物資である。

工業を盛んにして、儲けた金で農産物を買えば良いなんていうのは幻想だと思う。

日本は逆に農業をもっと盛んにしなければならない。

TPPに参加すれば日本の農業が伸びるという人もいるが、いまの日本農業の状態でTPPに参加したら滅びるだけである。

しっかりとした戦略を組んで、政策を実行してからでなければ日本の農業は壊滅してしまうだろう。

現在の政治家にそのことを理解している人が何人居るだろうか?

維新も都市型・工業型の思考の人間のようだから、彼等に日本の政治を任せてTPPに参加して、工業も農業も潰してしまったら日本の未来はないだろう。

雰囲気に任せて素人に政治をやらせては危険だ。

前原もTPP賛成論者だから彼でもダメだ。本当に日本の未来を考えられる人が早く登場して欲しいものである。


■2012-09-03-Monday コンピュータ

息子が夏休みで帰省中であるが

自分のラップトップ型のPCはトロイから、私のPCを使わせて欲しいと云うので土、日の2日間、会社から持って来て使わせていた。

月曜日に会社で起動させてメールに返信しようと思ったら、入力の設定が変わっていて元に戻せない。何度か設定を変えるべくやってみたが元に戻らない。

緊急を要する返信だったので、ひらがな入力で文章を書いたのだが・・・。

PCの前にワードプロセッサーを使用していた時はひらがな入力で打っていた。ローマ字入力なら母音と子音の2つ以上押さなければならないが、ひらがななら一字だけだから楽だと考えたのである。

PCに変えた時にPCの設定を依頼した人から「ローマ字入力にしないと後々困りますよ」とアドバイスを受けてローマ字入力に変えてからかれこれ10年以上になるから、すっかりローマ字入力に慣れてしまっている。

急にひらがな入力で打とうと思っても、どこにどの文字があるのかさっぱり覚えていないのだ。あいうえお順に並んではいないから一字一字探しながら打たなくてはならない。

これがこんなに時間が掛かるものだとは思わなかった。

まるで幼稚園児が手紙を書いているような感じであった。

慣れというのは恐ろしいものだ。

メールを打ち終わって設定を元に戻そうとしてテキストを見ながらやったが、元に戻らない。

息子に聞いたら、自分もローマ字入力で打っていると云う。ログイン・ログアウトをしている内におかしくなったのだろう。一度電源を切って再起動させなければならないと云う。何と面倒臭いものだ。

以前のPCの様に立ち上げるのに2〜3分も掛かるものだったらイライラしてしてPCを投げ捨てているかもしれない。

PCも便利なようであるが、私のようなアナログ人間は普段と違う状態になってしまったらお手上げだ。困ったものである。


■2012-09-04-Tuesday 嬉しい話

20日の十勝毎日新聞「論壇」欄に

私のエッセイ「準備着々マジック博物館」が掲載されたが、これを見てお便りを下さった方がいる。

「2年後位には開館の予定とか、楽しみにしています云々」とある。その他にも会う人会う人から「マジック博物館をお建てになるんですね!」と言われて嬉しいやら困惑するやら・・・。新しく建てるつもりなどなくて、ビルの空いている一部屋に展示しようと軽く考えているだけなのに・・・。あまり大層なモノを想像されると困ってしまうが、私のエッセイを読んでくれているのは嬉しいことである。

もうひとつ、2日日曜日の早朝に旧知のまちづくりをやっている方から「今朝のことで急にで悪いんだけど、時間があったら会ってやって欲しい人がいるんだけど・・・」と電話が入ったのであった。

昼から予定が入っていたので11:00〜40分ぐらいならと答えて会社で待機していたら10:50分頃に電話が入って訪ねて来られた。

商工会議所青年部の北海道ブロック大会が8月31・9月1・2日の3日間帯広で開催され、それに出席した東北の商工会議所の副会頭さんであった。北の屋台創設の話を聞かせて欲しいとのことである。前日に北の屋台を訪れて酒を飲んだが、そこで北の屋台を造ったと豪語していた人物の話を聞いたがどこか変であったという(そりゃ〜まぁニセモノは所詮どこまでいってもニセモノだから)。

正しい話をしていたら40分間はあっというまに過ぎてしまい。少々残念であったが、わざわざ訪ねて下さるのはとても嬉しいことである。


■2012-09-05-Wednesday エ〜ッ!

日本の政治は???

国政を与るはずの国会では会期をまだ残しているのに、国民の生活を放っぽり出して政局に明け暮れ、幼稚園児のケンカのように与党と野党がクダラナイ意地張りをやって休会している。

以前に書いた通りに、政府は赤字国債特例法案を人質にして、地方交付税の交付を延期した。野党が法案を通さないから仕方がないと言わんばかりの暴挙である。近い内に行われるであろう選挙を睨んで、責任のなすり合いであるが、こんなことに税金を無駄使いされては大迷惑だ。

こんなバカなことをやっているから、維新の会が掲げる政策の「衆院半数、参院廃止」は国民に受けるだろうことは必至である。

が、その維新の会も訳がわからん。東国原元宮崎県知事を衆院の目玉候補にするという。橋下市長がこのまま国政に参加せずに、国会で維新の会が躍進したら、東国原を首相にでもするというのだろうか?

オイオイ、淫行で前科のある芸人が首相?

一体何を考えているのやら、それとも、日本の首相にはこの程度の人物で十分だとでも云うつもりなのか?

民主党の野田代表はドジョウと云うよりはナマズと云う感じであるが、どうやら再選される気配が濃厚である。何せ、対抗馬に取り沙汰されているのが田中真紀子や山本モナと路上チュウしたヤサ男の細野だって云うから呆れてしまう。

自民党の方は、谷垣総裁が出馬は出来そうにないだの、その幹事長を務める石原伸晃が「谷垣を支えるために居るわけじゃぁない」と言って出馬を匂わせたと思ったら、批判が出たら「谷垣が出馬を辞退したら出る」と言ってみたりフラフラしている。その外には、首相が1年ずつで交代する元を作ったような胃腸の弱い安倍が出たいとか、同じ派閥の町村が出たいとか、石波が出たいとか・・・。何だか誰でも皆一緒と云う感じである。

こんな状況で選挙をやったら史上最低の投票率にしかならないのではないか?

何せ、成人してからこれまで全ての選挙に投票してきた私でさえ、バカバカしくて投票なんぞしたくないと思っているくらいなのだから・・・。

こりゃ〜ほんとに日本の危機だぞ!


■2012-09-06-Thursday 聞聞会

モンモン会と読む

お坊さんの集まりで5日夜に帯広市内のホテルで講演してきた。

禅宗から門徒まで色々な宗派のお坊さん11名の前で話すのは結構緊張した。なにせお坊さんはお通夜や葬儀の後に「説教」をする、いわば話のプロであるからだ。

この会はお坊さん達の勉強会で、色々な職種の人に話を聞いて見聞を広める目的で集まっているそうである。

我が家が檀家である永祥寺の住職も参加していたが、今回の講演の依頼は自宅の町内会が一緒のお寺のお坊さんからの依頼なのである。

今回、私に与えられた時間は30分間しかない。

いつもの講演は90分間であるから3分の1の時間である。30分間でまとめるのはなかなか至難の業である。

何の話をしようか迷ったが、結局マジックと北の屋台のエピソードを交えての話にした。

かなり端折りながら話したが、全部を話すことは出来なかった。そのままホテルの別室で食事会に移るので、足りない分はそこで話すことにした。

部屋を移って、お酒が出てくる前に「カップ&ボール」と云う世界最古と言われるマジックを演じた。

周りをぐるりと囲まれて演技であるが、まぁなんとか不思議には感じてもらっただろうと思う。

その後、食事をしながらスプーン曲げやらメンタリズムなどを実演しながらマジックの話をして盛り上がった。

やはりマジックと云うのは最強の趣味である。楽しい時間を過ごすことができた。


■2012-09-07-Friday おおかみこどもの

映画「おおかみこどもの雨と雪」を見て来た。

「時をかける少女」や「サマーウォーズ」の細田守監督のアニメーション作品である。

私はほとんど映画館ではアニメーションは見ない。ディズニーものやジブリものは見たが、最近はテレビで見るだけから、この2つの作品も見ていないが、帰省中の息子が東京で見て「良かった」と云うので見に行ったのだ。

一言で云うと「実に深〜い内容の作品」であった。

例によってまだ見ていない人の為にストーリーなどの詳細は書かないが、親と子供の関係では男親と女親の差が表現されているし、女親と女の子の関係、女親と男の子関係がこれまた実に深〜いのだ。

この映画には、差別、コンプレックス、イジメ、子育て、登校拒否、人のコミュニケーション、何百万人もの人が暮らす都会での孤独と数人しか居ない田舎での人間関係など多くのことが詰まっている。

実写ものよりもアニメーションものの方が表現し易いのかもしれない。

特に子育てに関しては考えさせられる。子育てに男親は直接必要ないと云う感じであるが、実は間接的に男親も影響を与えていると云うメッセージがあるように感じた。

子どもの成長過程では、女の子の成長と、男の子の成長を上手く表現している。親離れ、子離れが出来ない現代社会の在り様に警鐘を鳴らしているのかもしれない。

子どものためのアニメーションと云うよりは大人が見るためのアニメーションであろう。

一見の価値ありのアニメーションである。


■2012-09-08-Saturday 結婚指輪を

愛妻家として名を馳せる

(恐妻家かな?)私が、何と結婚指輪を紛失してしまった。結婚したのは27年前の1985年、その時に交わした結婚指輪である。

値段にしたらせいぜいが2万4〜5千円と云うところだ。しかし、ことは値段の多寡ではない。

6日は妻が不在だったので、帰省中の息子と二人で夕食に柏林台の「なごやか亭」行き寿司を食べ、そのままその足で近くの「やよいの湯」と云う温泉銭湯に入浴しに行ったのであった。

1週間程前の8月28日のことであった。妻が整骨院で左手薬指に指輪が喰い込んでいるので、これは身体に良くないからと麻酔入りの軟膏を塗ってもらって外したと云う。

私は結婚指輪は結婚以来、外したことがなかったが、私も結婚当時からみたら著しく肥ったので左手薬指にかなり喰い込んでいる。そこで一度外してみることにしたのだ。妻が外したのなら私が外しても文句は言わないだろうと思ったからである。

痛い思いをしながらも外すことが出来たのだが、一度外して一晩置いてしまうと今度は指が膨らんだのかハマらなくなってしまったのである。仕方なく左手の小指にハメていたのだが、小指だとブカブカでユルユルなのである。

手を洗っていても外れそうになるから落としはしないかと心配していたのだが・・・。

この日も銭湯で身体を洗っている時に一旦外れそうになって、アブナイ、アブナイ無くしたら大変と元に戻したのであった。ここまではしかっり小指にハマっていたのだ。

帰宅してマッサージチェアーに乗っている時に左手を見たら指輪が無い事に気が付いた。指輪の感覚って云うのは外していても、まるでしているかの様な感じがするのが不思議である。全然指輪が無いことに気が付かなかったのであった。

マッサージチェアーには手を入れて揉む機能も付いているから、この部分で外れたのかと思いマッサージ機の周りを探したが見つからない。

車庫には懐中電灯を持って調べに行った車の中にも見つからない。真っ青になって汗だくになりながら辺りを探したがどうしても見つからないのだ。

ヤバイぞ〜、これは銭湯で落としたかもしれないと思い。すぐに銭湯に電話して「落し物で指輪が届いていないか?」と尋ねたが「届いていないと云う。明日の午前にお湯を抜いて掃除するから、11時に有っても無くても電話をします」と云うので、お酒を飲んで気を紛らわせて眠ることにしたが、心配で心配でなかなか寝付けなかった。

11時の電話を待つしかないのだが、朝起きてからこの11時までの間が実に長〜く感じる事。その間、ア〜でもないコ〜でもないと色々なことが頭をよぎる。「もし見つかったのなら11時と云わずに、その前にでも電話があるはずだろうから、11時まで電話が来ないと云うことは見つからなかったのだろう」とか「誰かが拾って持って行ってしまったかもしれないなぁ〜」とか良からぬ想像ばかり。

11時丁度になって電話が入った。すると悪い予想に反して「見つかりましたよ」と言うではないか。良かった〜とホッとするとともに、11時と云わずにもっと早くに連絡くれても良かったのにと勝手なことを思ったのだった。しかし社員教育はさすがシッカリしている。私に渡す前にキチンと指輪の形の特徴や裏側に刻印してある数字や文字を確認してから渡されたからだ。貴重品の扱いはこうでなければならない。

すぐに飛んで行って今度は外れないようにしっかり薬指にはめたのは云うまでもない。

妻が帰宅する前に指輪が戻ってきて良かった〜。

外して金庫にしまって置くのと、紛失したのとではドエライ違いなのであるから。


■2012-09-09-Sunday バニーの

8日は7月20日に

死んだ愛犬バニー(黒ラブラドールレトリバー♀16歳)の四十九日が過ぎたので幕別町古舞近くのペット霊園やすらぎの共同墓地に納骨してきた。

バニーもサニーも死んだ時にお世話になった音更町の「ペットエンゼルおとふけ」の鈴木さんに連絡して納骨にも付き添ってもらったのだ。

鈴木さんはとても親切でペットに対する飼い主の気持ちをとても良く理解してくれている。本来ならば火葬した時点で業者としての役割は終えているはずだが、納骨の時にも付き添ってくれるのだ。しかも、生前、バニーが好だった食べ物などをお供え物として用意までしてくれた。飼い主としてはお坊さんのお経よりも有り難く感じる気の使いようなのである。

16年間も一緒に家の中で暮らしたバニーはまさに家族の一員である。まさか人間と同じ様な葬儀をする訳にはいかないが、それに準じた葬儀ぐらいはやってあげたいと思っていた。

3年前にサニーが死んだ時に、いろいろなペット葬儀の会社に電話してみたが、どこも死んだペットは「モノ」のような扱いだったのでそんな業者には葬儀をしてもらいたくないと思ったのだ。4〜5軒目ぐらいだったかに「ペットエンゼルおとふけ」さんに電話したら対応がとても良かったので、ここに依頼したのであるが今でも良かったと思っている。49日の間に自宅に戻って来た長女や長男は、バニーが朝、2階の部屋に上がってくるように感じるんだと同じ様な感想を言っていた。人間と同じ様に49日間は家に居たのかもしれない。

しかし、これでバニーも安らかに天国に旅立ってくれたことだろう。でも天国ではサニー君が嫌がっているのかもしれないなぁ〜と妻と話したのであった。

納骨した後、スパゲッティでも食べようかと中札内の畑の中にある有名店を訪れたが土曜日だと云うのに休業していた。開発した店売りしているドレッシングの製造が忙しくて休業中なのだと張り紙がしてあった。食べられなくて残念である。仕方がないので近くの農場にある手打ちそば屋Sに行った。久し振りに行ったのだが・・・。テーブル上には「ミシュラン北海道」に掲載されている頁の切り抜きが飾ってあったので期待したのだが・・・。

メニューを見たら、「かしわ蕎麦」と「月見蕎麦」があるが「親子蕎麦」は載って無い。「親子蕎麦はありませんか?」と聞いたら「家は親子蕎麦はありません!」とキッパリ言われてしまった。言い方にいささかムッとしたので「じゃぁ〜かしわ蕎麦に月見の玉子を入れて下さい」と注文した。普通の店だったなら「では、玉子はトジましょうか?」くらいは聞いても良さそうなもんだが・・・。

天麩羅や麺はまぁまぁだったがタレが超マ○イ。私には甘辛過ぎるのである。良くこれでミシュランに掲載されたなぁと思ったが、まぁ味の好みは人それぞれだからね〜。でも久し振りにマ○イと感じた蕎麦を食べたのであった。


■2012-09-10-Monday 政治家

自民党の谷垣総裁が

総裁選への出馬を断念すると云う会見を行った。

表向きの理由は「執行部が割れて出馬するのは良くない」と云うことだが、涙目で会見していたところをみたら未練たらたらで無念の表情であった。しかも、執行部が割れてはいけないと言いながら、そのまま石原幹事長を推す訳ではなさそうだから、これで石原も益々「明智光秀」と云うイメージが定着してくるし、古賀や森などの派閥の長老の支持を受けての立候補ならば自民党の若手の票は入らないだろうから勝利は無理だろう。これでこの2人は共に男を下げた。実に下手くそな顛末である。

谷垣もどこまでも人の良いだけの男で、この性格は政治家には向いていないのかもしれない。それにしても致命的だったのは問責決議の賛成である。政治家は道理に合わないことをしたら支持は広がらないのだ。自らが自らを否定するような行動をしたのだから、これでは国民の支持は受けられない。そんな総裁を頂いて選挙に臨もうなんていう議員が居る訳ないから谷垣の再選はないなと思っていたが案の定そうなった。

今日、石破が立候補を表明したし、安倍も立候補するような気配である。民主党は4人の候補者が出そろったが、このメンツでは野田の再選がほぼ決まったろうから国民の関心は自民党の争いの方に向くだろうから、いよいよ民主党は選挙を避けたいだろう。

昨日の夜の21時からNHKスペシャルで「追跡!復興予算19兆円はどう使われたのか?」を見たが、最近のNHKスペシャルはなかなか良い取材をしていると感じた。しかし、それにしても見ていて段々腹が立ってきた。この国の政治家も官僚も自分たちのことしか考えていない。

復興予算が沖縄など他県で使われていて、肝心の被災地の商店街再生は予算が足りない事態になっていると云うから、何と云う本末転倒であろうか。一体何の為の復興予算なのか。被災地での予算の使われ方にも自治体によって随分と差があった。かなりいい加減なことをやっている自治体もある。このレポートを見ていて東北地方は見捨てられているのではないかと感じた。どこかがオカシイ、狂っているとしか思えない。


■2012-09-11-Tuesday 政治家の自殺

現役の大臣

松下忠洋金融相が自宅で首をつって自殺したと云うニュースが流れた。

現役の大臣が自殺したのは2007年5月に自殺した松岡利勝農林水産大臣以来であるそうな。

松下金融相?そんな人居たかな?と云うくらいに知らなかった。こうコロコロと1年おきに首相が変わるから、その度や内閣改造でも大臣が変わるので、誰が何大臣なのかサッパリ覚えられない。

小泉純一郎首相時のいわゆる郵政選挙で落選し、その後国民新党から再選したそうである。そうか、金融担当大臣は国民新党の枠であったか。

噂によると、今週発売の週刊新潮に20年来の愛人が、なにやら告発したことを苦にしての自殺らしいと云う。大臣が愛人問題を苦にしての自殺だって、そんなアホな!。

死者に鞭打つ訳ではないが、この日本が滅茶苦茶な状態の時に、そんな理由で自殺するような政治家は問題外だろう。無責任も甚だしい。

政治家の自殺と云えば、地元の中川一郎をすぐに思い出す。今度の松下金融担当大臣も、松岡農林水産大臣も、中川一郎にもある共通の人物が絡んでいるようで新たな都市伝説でも生まれるんじゃないだろうか?

この人物くらいにしたたかに図太く生きなけりゃ政治家は務まらないのかもしれない。

それにしても最近の週刊誌というのは、売らんかなで一寸イケスカナイ。まだ北海道では発売されていないから内容は判らないが、こんな愛人スキャンダルを暴いてどうするというのだろうか。

日本は政治家もメディアも程度が低いと感じる。


■2012-09-12-Wednesday 涼しくなったら

涼しくなったら始めようと

考えていた「マジック道具の整理と調査」であるが・・・。

9月だと云うのに、27〜29℃も気温があって残暑が厳しく、しかも蒸し暑いからサッパリ気力が湧いてこない。

自社ビル内の使用していないスペースで当分使う予定のない場所を40坪ばかり確保した。仕事の合間にやるしかないから、どんな道具があるのか調査するだけで恐らく2年はゆうに掛かりそうな量であるからだ。

確保した場所一杯にブルーシートを広げて分類しようと考えてはいるのだが、汗かきだから、涼しくなってからやろうと思っていたのである。それがさっぱり涼しくならないものだから、最初のヤル気が段々と減退してきているのだ。

この調査はマジックに詳しい人間でなければ役に立たない。そんじょそこらの学生バイトにやらせるという類の仕事ではない。だから、どうしても私が自分でやるしかないのである。

マジックが好きだから、調査している時に、どうしても使い方を考えたり、実際に演技しながらやるだろうから、単に分類するよりも時間は倍以上は掛かるだろうことは容易に予想できる。

これは楽しい作業なのだが、本業もあるから、これに掛かりきりという訳にもいくまい。一日2時間程度の時間で果たしてどれくらいの量が調べられるのであろうか?

楽しみだが、気おくれしているのも真実である。さて、いつになったら涼しくなって作業を始められるのやら。


■2012-09-13-Thursday 人の縁とは

人の縁と云うものは

実に不思議なものである。

3年程前に奈良県在住の友人から「沖縄に居る私の友人のお父さんが昔、札幌でマジックをやっていた勇崎天暁さんと云う人なんだけど坂本さん知っていますか?」と云うメールが79年前(当時)の昭和5年の新聞の切り抜きと一緒に入ったのだった。

この時には「あぁ、こんな昔に札幌の三越デパートでマジックの道具を販売していた人が居たんだなぁ〜」くらいに軽くしか見ていなかった。

このメールが送られてきたすぐ後に東京堂出版と云うマジック関係の書籍を数十種類も出している出版社から「マジックグッズ・コレクション(土屋里義著)2009.12.05出版」と云う本が出て、その中の1ページに「北都の奇術師ー勇崎天暁の魔奇術研究」と云う項目があった。

その文中に「十勝毎日新聞」だとか「帯広(藤丸)」と云う文字を見つけて「あぁ、天暁さんという人は帯広にも関係があったんだなぁ」と気にはなっていたのであった。

今年になって、横浜在住のマジック研究家の植木將一さんと云う方と情報交換をするようになったのだが「貴方と同じ北海道のマジシャンで勇崎天暁さんと云う方を知らないか?」とのお尋ねがあった。「あれっ、何処かで聞いた名前だなぁ」と思い出したのである。

早速、奈良の友人にメールを送り、沖縄の友人に紹介してもらったところ「自分よりも札幌在住の兄の方が父にマジックの手ほどきも受けたし、資料も全部、兄が持っているから、兄を紹介するのでそちらに連絡を入れたら良い」とのお返事を頂いた。

すぐに、札幌のお兄様に連絡を入れてみたら、札幌に来たら訪ねて来なさいとの有り難いお返事であった。

「マジックグッズ・コレクション」の著者とは札幌の高校で同級生だったと云う。

植木さんにも紹介したいがと聞くと快諾してくれた。植木さんは天暁さんの弟子である天地創一さんが作った天地奇術で育ったのだと書かれている。

私も大学生時代に東京新宿の京王デパートだったか小田急デパートだったかまでは覚えていないが、天地創一さん自らディーラーをやってマジック道具を販売していたところに足繁く通ったものである。その時に私が北海道出身だと言ったらとても親切に指導してくれたのを思い出した。

これでまたマジック界の貴重な話が埋もれずに世に出る事になるだろう。

人の縁とはなんとも不思議なものである。


■2012-09-14-Friday 暑〜いよ〜

一体どうなっているんだ!

9月の中旬だゾ、それなのに今日の帯広の最高気温が31.1℃だってさ。しかも十勝らしいカラッとした暑さではなく、むしろジメジメと蒸し暑いのだからイヤになる。

この超〜蒸し暑い中、今日はOCTVのチャリティゴルフコンペが十勝カントリークラブで開催された。

8時丁度にゴルフ場に到着したのだが、クーラーの効いた車から降りた途端に額から汗が噴き出てきた。

暑くてパットの練習をする気も起きない。出場者には無料でペットボトル飲料が配られるのでスポーツドリンクを選んで、首にスポーツタオルを巻いてアウトから8時半にスタートした。

全然練習していない割にスコアはまとまって7番まで4パー、3ボギーである。ところが8番のティグランドに立ってボールをセットして立ちあがったらクラクラと眩暈がした。熱射病みたいな感じで、頭がズキズキしてきた。集中力が急激になくなりアッサリと8・9番とボギーを連発してしまったのでスコアは41に終わった。前半だけで500ミリリットルのペットボトルが空になった。

インコースに向かう前にクラブハウスのトイレに入って頭から冷水をかぶり、食堂に行って氷をもらってきて首の後ろを冷やしたが、熱がとれない感じである。水筒にもスポーツドリンクを持参しているがこれもすでに半分が空であるから、自販機でスポーツドリンクを買って補充した。いくら水分を補給しても流れ出る汗の量の方が多い感じである。

何だかボ〜ッとした状態のままインの10番のティに立った。なんだか腰の切れも悪くなるし、きっと立つ方向がキチンと立っていないのだろう。いきなり右のOB付近に打ってしまってダボ。次の11番もまったく同様でダボである。汗が流れて首のタオルはビチャビチャ、背中のシャツもパンツも帽子も汗でビチャビチャである。

これだけ大量に汗をかくとなんだかとても疲れる。足は攣りそうな感じだし、腰も重い感じだ。最初のダボの連発で集中力もなくなっている。

それでも今日のコンペはダブルぺリア方式だからまだ希望を捨てずにプレイした。

結局最後の18番だけバーディでスコアは46打であった。

上がってみたらこの18番が隠しホールである。ツイテいないなぁ〜と思ったら成績の一覧表が配られてきた。私は25位である。

このコンペは飛び賞の景品が良いのが特徴なので丁度25位で良かったと思っていたら・・・。何と今日は23位が飛び賞だと云う主催者の関係する数字に設定したと云うではないか、やっぱりツイテいなかった。

体力的にも精神的にもこれまでに一番シンドイゴルフであった。


■2012-09-15-Saturday 天地明察

映画「天地明察」を見てきた。

江戸時代初期の水戸光圀(水戸黄門)の時代の話である。

当時800年前に中国で作られた宣明暦を使っていた日本は暦のズレが大きくなっていた。そんな暦を改める役目を碁打ちの安井算哲(後の渋川晴海)が大抜擢される。

その安井算哲役をジャニーズV6の岡田准一が演じるのだが、岡田君のことが好きな妻が是非見たいと云うので付き合ったのである。

私は歴史物が好きであるが、改暦のことは高校の日本史の教科書で渋川晴海の名前がチラッと出てくるだけであまり良く知らなかった。渋川晴海と安井算哲が同一人物だと云うことすらも知らなかったから、興味深い内容であったので喜んで付き合ったが、興味がない息子は仕方なく付き合ったのだろう、途中で居眠りしていた。

映画の中のエピソードはなかなか面白かった。普段何気なくカレンダーや日めくりを何の有難味も感ぜずに使っているが、ここまで正確な暦を作る為には何百年もの天体観測と高度な数学が必要なのだということが描かれていたからだ。

中国で作られた暦が何百年間も公家の陰陽師らの専権事項で、たとえズレてこようが日本に合わなくなっていようが権威を保つ為に新しいことを受け入れようとしない姿勢は現代にも存在するのだなぁ、既得権益との戦いと云うのはいつの時代にも出て来るものである。

今回の話はまさに日本が得意とする換骨奪胎譚で、中国と日本の場所の差に気付くのがミソである。

しかし、約20年間と云う時間の流れが、あまり感じられない作りであったように思う。役者が画面上では全然年を取らないから5〜6年の話に思えてしまう。特に、本因坊道策役の横山裕は若き頃の道策はピッタリだと思ったが、20年後の道策には貫禄が無さ過ぎる。

このところ邦画は健闘しているなぁと感じる。結構面白い映画が多く、夫婦50歳割引きで一人1000円と云う安さもあって良く映画館に足を運んでいるのだ。

何度も書いているが、2時間で1000円は実に安価な娯楽である。しかも帯広の映画館は空いているから封切り初日でも楽々良い席で見る事が出来る。でも心配なのは、こんな少人数の観客で映画館の営業が成立するのかということだ。先日などは映画が始まる5分前には私達家族3人だけで「今日は貸し切りだね」なんて話していたのだ。始まる前にもう2組来たが観客はたったの7人だけであった。営業成績が悪いから映画館を閉鎖するなんてことになったら私の大切な娯楽が減ってしまう。

もっと皆映画を見ましょう!


■2012-09-16-Sunday 中国のデモ

中国各地で日本の尖閣諸島国有化に反対するデモが激しくなっている。

中国各地で日本人が経営する商店や飲食店や工場などが襲撃されていると云う。果たしてこれは中国政府の思惑に従ったものなのか、人民の自主的な愛国心なのか?・・・

中国政府は、このデモや暴動に依って、日本政府に揺さぶりを掛けようという魂胆であろう。襲撃されたスーパーや工場などの経営者が、このままでは中国で商売が出来ないから、尖閣諸島国有化問題を棚上げにしろと政府に迫ることを目的としているのではなかろうか?

だが、中国政府の要求は、もっと突っ込んだものになるのではなかろうか?

日本政府が「領土問題は存在しない」と云う姿勢から「領土問題は存在する」と云うまでこの暴動は収まりそうもないと感じるのだ。恐らく中国政府は、今回の日本政府が尖閣諸島を国有化することを「挑発行為」だとして逆にこれはチャンスだ、攻め時だと思っているのではないだろうか?

しかし、この暴動は中国政府が考えるような「対日本」だけに収まるものだろうか?私は中国政府に取っても非常に危険な民主化を求める暴動に発展する危険性が高いと感じる。

日本の企業も、こんなに不安定でしょっちゅう反日暴動が起こる中国で、しかも人件費が高騰した中国で商売するよりも、これからはベトナムやミャンマーなどの東南アジアに進出することを考えるのではあるまいか?

そうなったら中国にとっても痛手だろうと思う。日本政府は冷静に対応して中国の挑発に乗らないことだ。それが果たして今の政府に出来るだろうか?少々心配しているところに、丹羽中国大使の次期中国大使に決まっていた西宮伸一氏が60歳の若さで急死した。赴任前に体調を崩して入院していたというのだが、この急死には何かあるのではないかと感じるのは少々ウガチ過ぎであろうか?


■2012-09-17-Monday 敬老の日

17日の敬老の日の一日前に

我が家では敬老の日の感謝の夕べをおこなった。

私の母と妻の両親を招いて食事会を開催した。札幌から妻の姉夫婦も帯広に来ており17日には帰ると云うので、一日前に一緒にスキヤキの店「松伊」に行ったのである。

妻の両親はお肉が好きである。「松伊」で美味しいスキヤキが食べたいと云うリクエストなのである。さすがに食べる量は20歳代の若い息子には敵わないが、90歳近くになってもお肉が食べたいというのは胃腸が丈夫で元気な証拠だ。

この店の女将は私と妻の同級生である。いまでも親しくしているが色々とサービスをしてくれた。まずは座敷に座布団では腰や足が辛いと云うので椅子席を用意してもらった。これからは足腰の悪い老人客が増えるから、座敷でも椅子席が必要であろう。食後のフルーツなども豪華にしてくれたのだ。お腹一杯に美味しいスキヤキを堪能して満足してくれた様である。

この日の昼間は私はゴルフで不在であったが、妻と姉夫婦と妻の両親はお墓参りに行って来たと云う。ご先祖様が居てハジメテ自分がこの世に居るのだからご先祖様には感謝しなければならない。

もしも自分の祖父が祖母と出会って結婚して私の父を産まなければ、そしてその生まれた父が母と出会って結婚して私を生んでくれなければ、今の自分はこの世に存在していない訳であるから、人の縁というか運命と云うか因縁というのか、そういうものを考えると不思議なものである。

だから、私は早く孫が欲しいのだが・・・。


■2012-09-18-Tuesday 痛いなぁ〜

先日のブログで

敬老の日の感謝の夕べの話を書いたが、その前日には妻の姉夫婦と一緒に焼き鳥屋の「たたら」で一杯やってからカラオケに行って歌を歌ってきたのであった。

焼き鳥は大好物で、特にレバーが大好きである。

北の屋台の専務を務めていた時(2001-2007)には、ほぼ毎日の様に視察客などを現地に案内し、そこでビールを飲んでは焼き鳥のレバーを食べていたのである。これは医者に言わせると痛風には最悪の組み合わせらしい。

そのせいなのか、2011年の春に遂に痛風の発作を起こしてしまい、以来、尿酸値を下げる薬の厄介になっている身分である。

この焼き鳥屋に行く前日の金曜日には、OCTVのゴルフコンペで、蒸し暑い中を汗だくだくになりながらゴルフをした。水分の補給には十分に気を付けてペットボトル3本分の水分を飲んだのだが、おそらくそれでも不足するほどの汗をかいたのだろう。その後の温泉が良くなかったのかもしれない・・・。

焼き鳥屋では、「とりあえずのビール」で乾杯、レバーは2本、砂肝は1本に抑えたつもりであったが・・・。

日曜日にもゴルフで汗をかき、お風呂に入ってから食事会でスキヤキを食べたのだが、この日も「とりあえずのビール」で乾杯している。これが祟ったのかもしれない右膝が痛くなってきた。一番初めに痛風の発作を起こしたのは左膝であったが、今度は右膝である。尿酸値を下げる薬のお陰か以前の様な激痛ではないがかなり痛い。やはりビールと鶏のレバーはダメかもしれないなぁ〜。大好物が食べられないなんて・・・。

そう思いながらまた晩酌にビールを飲んでしまった。この残暑のせいだ!早く涼しくなってビールが飲みたくなくなるようになって欲しいぞ!

夜にテレビのニュース番組「NEWS23クロス」を見ていたら、民主党の代表選挙に出ている4人の候補者が揃って出演して「尖閣諸島問題」について語っていたが・・・。

野田首相は「国有化の時期もタイミングも間違っていない、ずっと地主から賃借していたものを、東京都が購入すると云うから、政府が購入することでいままでと同様の対応にする為に国有化したのである。中国の多少の反発は予想していたが・・・」と云う。この野田首相の自信満々は一体どこから来ているのだろうか?

少なくとも国有化の2日前に中国の胡国家主席と立ち話にしろ話したはずなのに、何の役にも立っていないようだ。

中国の過激な反応は日本人には理解不能だが、あれはデモではなくて犯罪だ放火や略奪は犯罪行為に他ならない。これを取り締まらずに、これを引き起こしたのは日本のせいであるなんて言い草が、国際的に通用するはずがない。無茶苦茶な国であるということを世界に見せて信用を失墜させていることが判らないのだろうか?

企業が中国に進出する際に「チャイナリスク」ということが散々に言われてきたが、これでは恐ろしくて進出に歯止めが掛かるだろう。

民主党の政府では解決不可能なのではないだろうか?

日本にとっても痛い事態である。


■2012-09-19-Wednesday 痛風?

右膝の痛みはどうやら痛風の発作に

間違いないようである。

去年、旅行から帰った翌日の4月12日(火)に初めて起こした発作が左膝であった。

この時には骨折したのではないかと思うほどの激痛であった。痛くて痛くて歩けない程だったのだ。

この時に整形外科病院に行って、レントゲンを写したら骨には異常が無く、血液検査の結果、痛風と判明した。痛風と云えば足の親指先が痛くなると聞いていたので、まさか痛風で膝が痛くなるとは思ってもいなかったのだ。

痛み止めの薬と尿酸値を下げる薬を処方してもらったのだが、薬嫌いだから痛みが収まったらすぐに服用を止めてしまった。

その後5月7日(土)にゴルフをやって温泉に入ってビールを飲んだら再び発作が起こった。その時は痛風の定石通りに左足の親指先が痛くなったのでこりゃぁ痛風の発作だなとすぐにピ〜ンと来たが、土曜、日曜と病院は休診である。激しい痛みで夜も眠れない状態であったが、前の発作時にもらった痛み止めの薬を飲んで痛みを軽減して辛抱したのであった。

月曜に病院に行ったら、尿酸値を下げる薬はズ〜ッと服用し続けなければいけないよと言われた。あの激痛の発作を起こしたら嫌だから、服用を続け、以来発作は起こしていなかったのに・・・。

やはり、暑い中のゴルフで汗を大量にかいたのと、その後の鶏のレバーとビールがいけなかったのだろう。ビールはその後3日間も飲んだからプリン体が溜ってしまったのかもしれない。

それでも、今回は尿酸値を下げる薬を服用していたから、症状が軽くて助かった。湿布とサポーターと痛み止め薬でなんとか収まってくれた。

風が吹いても痛いから「痛風」と云うとは良く聞く話だが、痛風の痛みは我慢できない。

しばらくビールは止めることにしよう。


■2012-09-20-Thursday 残暑

もういい加減に涼しくなってくれないかなぁ〜。

9月も20日が過ぎているというのに、依然として気温が30℃近くもある。

自宅は「北海道仕様」の住宅だから、壁や天井裏には断熱材がかなりの量が入っている。したがって、一旦部屋が温まってしまったら、今度はなかなか涼しくならないのだ。元々、我が家にはクーラーなんて高価なものは付けていなかった。このところ夏に家の中が暑くなると、飼っていた老犬がハァーハァーと苦しそうに舌を出して息をするので、老犬の為に居間にだけクーラーを設置したのであった。

ところが、当たり前と云えば当たり前なのだが、この居間のクーラーだけでは隣の部屋の寝室はまったく涼しくならないのである。

毎日、毎日蒸し暑い中で寝るのだが、朝起きたら寝汗で身体がベタベタになるほどだ。毎朝、シャワーを浴びなければ服も着られない状態が続いたのである。

今日辺りから、昼間の暑さはまだ厳しいが、夜の風が涼しくなって来た。夜に窓を開けて網戸にしたら、気持ちの良い風が部屋を吹き抜けていった。これでようやく秋の気配である。

しかし、昼間の暑さはまるで収まらない。北海道沿岸でジンベイサメやマンボーが網に掛かったと云う。代わりに鮭が不漁とのこと。地球はどうにかなってしまうのか?

暑い代わりに、今冬は厳寒になったりして・・・。


■2012-09-21-Friday ひとり飯

今日の昼食に

妻と二人で、とあるハンバーガーのファストフード店に入った。頭文字は同じMだが、値段が高い方のMバーガーである。

店内はほどほどに混んでいた。ほどほどと云うのは、4人掛けのテーブルが全部、女性の一人客で埋まっていたからである。しかも一人で4人掛けのテーブル席に座って新聞を広げているのだ。

空いていたのはその隣の2人掛けの小さなテーブルだけであった。

私達がその狭い2人掛けのテーブルに腰掛けたら、隣の4人掛けテーブルを一人で独占して新聞を読んでいた若い女性が、顔を一寸だけ上げて私達を一瞥したが、そのまままた新聞に目を戻して読み続けているではないか。

私だったら、席を替りましょうか?と言うところだが・・・。

「最近の若い奴は・・・」とは言いたくないが、彼女等は何も感じないのだろうか?先に店に入って席を確保したんだから、後から来た客は関係ないとでも思っているのだろうか?何だか不快である。

他人の気持ちを斟酌するという心掛けがまるでない。自分が良ければそれで良いということなのだろう。

昨今の殺伐とした世の中の縮図がここにあるなぁと感じた次第である。中国や韓国ばかりではなく、日本もこんな人間ばかりになったら、今回の尖閣諸島や竹島などの問題は即戦争だろうなぁ〜。


■2012-09-22-Saturday 土曜日の一日

今朝、息子が埼玉に戻った。

埼玉県の日本一暑い街、熊谷市の近くに住んでいるから、戻りたくないなぁ〜と言っていたのだが、帯広でも避暑にはなっていなかったろう。

私が学生時代の松本零士の漫画に「男おいどん」と云うのがあって、貧乏下宿学生の押し入れに「サルマタケ」と云うキノコが生えるものがあったが、暑さと湿気で戻ったら部屋の中にキノコでも生えているんじゃないか?と笑って冗談を言っていたのだが、戻ってみたら思ったほど暑くはないとのことであった。

私は昼から、「とかち酉戌会(ゆうじゅかい)」のゴルフコンペが帯広国際カントリークラブで開かれるのでこれに参加して来た。

酉戌会と云うのは昭和32年4月2日〜昭和33年4月1日生まれの酉年と戌年の同じ学年の集まりである。前厄・本厄・後厄のお祓いを神社で受けた時に集まった連中で作った親睦会である。その後、厄年は異なるが、同じ年齢の女性も入れてゴルフや懇親会を開催しているのである。

22日は13名がゴルフに参加した。

このコンペで私達のすぐ後ろの組でプレーしていた高校の同級生のS君がホールインワンを達成したのである。

2回目とのこと、やる人は何回もやるものらしい。私はかすったこともないからウラヤマシイ。

保険には50万円入っているとのこと。さぁ〜今夜はドンチャン騒ぎだ〜!となったのだが、日を改めてとのこと美味い酒が飲めると思ったのに残念!

「まぁ、そのうちに連絡するから・・・」と云うことだが、まさか野田のそのうちじゃ〜ないだろうな!反故にするなよ!


■2012-09-23-Sunday 墓参り

23日は母を連れて

墓参りと買い物に行ってきた。

お盆に墓掃除をしたばかりだからまだキレイであったし、先週は妻の姉夫婦が来た際に、妻の実家の墓参りのついでに我が家の墓にもお花を添えてくれたのでその花がまだ枯れずにあった。妻の実家の墓も自宅同様に我が家の墓のすぐ傍なのである。

今日は彼岸の中日の翌日だが日曜日ということもあって結構墓参りに来ている人が多かった。

午前中に墓参りを済ませ、昼食にラーメンを食べてから、そのまま買い物に向かう。ラーメン屋は買い物をする所の近くに出来た新しいラーメン屋で「だるま」と云う店である。私は豚骨の醤油ラーメンと小チャーハンを食べ、母と妻はあっさり鶏ガラしおラーメンを食べた。ラーメンもチャーハンもどちらも私の好きな味であった。

食後に薬屋とスーパーマーケットに母の買い物の荷物持ちとして付き合うのである。母もここぞとばかりに、飲み物や果物などの重たいものを購入するのだ。

6時からNHKBSの平清盛を見てから温泉に行くスケジュールなのである。食後にゴルフ漫画の本で「黄金のラフ」と云う、およそ現実的ではないゴルフ漫画を読んでいたら面白くなって時間が経過してしまった。

結局、10時頃に温泉に出掛けたのであるが、露天風呂に入っていたら10:30頃に激しい雨が降ってきた。

激しい雨の中の夜の露天風呂というのもなかなか面白いものである。

最近はどうも天気予報が当たらないなぁ〜。

たっぷりと汗を出して、帰ってから、また漫画の続きを読み始めたが全部で15巻もある。夜中の2時を過ぎたのでまだ7巻までしか読んでいないが寝る事にした。バカバカしくて面白い漫画で思わず声を出して笑ってしまうほどである。


■2012-09-24-Monday 天気予報

最近の天気予報はサッパリ当たらない。

今日も帯広は曇りの予報だったのに・・・。

昨晩も曇りの予報が外れて、露天風呂に入っている時にザンザン降りの雨になったし、一体どうなっているのだろう。

これだけ沢山の人工衛星を打ち上げて、宇宙からの映像の精度も上がっているはずなのに、何故にこんなに外れるのか?

気象予報士の質が落ちているのか?それとも地球がオカシクなっていて、予報の範囲を超えた異常な状態なのか?

でももう少し正確でも良さそうなもんだが・・・。

今日は、ジュエルクラブと云うゴルフのコンペが帯広国際CCで昼から開催された。天気予報は曇りだから出掛けたのに・・・。

私は雨の中でもゴルフをやるほどのゴルフ好きではない。最初から雨の予報ならキャンセルするのだが、スタート直前からポツポツと雨が落ち始め、一番の第二打を打つ時には傘無しでは居られないほど激しい雨になってしまった。それでも一旦参加してしまった以上は、雨が降ってきたからと云って途中で止める事は出来ない。競技委員が中止と言わない限りは、多少の雨なら競技は続行されるのだ。

傘を持ちながらのゴルフは腕に変な力が入って調子が狂うし、雨の中のスイングはどうしても早打ち気味になってしまうので好きではないのだ(誰も好きな人はいないか)。

そこへもってきて、今日の国際CCのグリーンの状態はヒドイかった。

東コースの1・2・3・4番までは通常のグリーンであったが、5番ホールのグリーンから「エアーレーション」を施してあったのだ。エアーレーションと云うのは、恐らく北海道独特のグリーン管理の方法だろうと思うが、グリーン面に小さな穴を2センチ間隔位にビッシリと開けていき、芝の根を切断しながら砂を撒き、穴から空気を入れて、次年度の芝の状態を改善することである。

5番で私の打ったアプローチショットが左に強めに引っ掛けてしまったのだが、普通ならグリーン左奥に転がり出てしまうようなミスショットであった。それがエアーレーションの穴に丁度スッポリと入ったのか直角に右に曲がってピタリとピン下40㎝に付いたのである。

ラッキーと思ったのだが、丁度ライン上に穴が無数にある。キャディさんに聞いても穴でどちらに切れるか判らないと云う。まぁ40㎝でしかも真下だから強めに打てば入るだろうと思って打ったら穴でジャンプして外してしまったのだ。

この後のコースのグリーンには全部エアーレーションが施されていたのである。しかも今日の使用グリーンはサブグリーンでだ。

本来、サブグリーンって何の為に存在するのか、ここのゴルフ場のグリーンキーパーは分っているのだろうか?

本グリーンをエアーレーションするなら、サブグリーンはエアーレーションしないで使わせろよ!本グリーンもサブグリーンも一緒にエアレーションするのは、単に仕事が面倒だから一緒にやってしまえ!と云うなら最悪である。

ここから、怒りが加わって、全員が崩れ出した。なにせ、パットがポンポコ、ポンポコと跳ねまわり、ボールには砂が付くのであるから、まともなパッティングなんて出来ないのである。この状況でグリーンフィーをまともに払うなんて冗談じゃないぞ!

シングル連中が軒並み90台のスコアである。なにせ今日のベストグロスが82だと云うのだから・・・。

それに、昨晩読んだ漫画「黄金のラフ」が悪影響を与えたようである。この漫画の主人公の藤本草太と云うのは、何が何でも全ホールバディーを狙っていくと云うハチャメチャなゴルフをする奴なのである。

今日、私は珍しくシャンクが2回も出て、ものすごいブッシュの中に入れてしまった。同伴競技者がこれは打つのは無理だねと言うし、キャディさんもアンプレアブルにしますか?と聞く様なヒドイ状況であったが、草太なら出せるとばかりに私もサンドウェッジで挑戦したら、何とか脱出だけは出来たのだが・・・。

やはりこういう行け行けドンドンのゴルフはヨロシクない。スコアが悪いと云うこともあったが、気が大きくなって無茶な攻め方をしてはまたスコアを崩すという悪循環のゴルフをしてしまった。

天気予報が外れて雨の中でゴルフをやって腹を立てていたのでは精神衛生上ヨロシクない。ストレス発散どころかストレスが貯まった一日であった。


■2012-09-25-Tuesday チャイナリスク

尖閣諸島の問題で

中国と日本の関係がかなり険悪なムードになってきた。

中国は共産党の一党独裁国家でありながら、経済は(半分)自由にするという歪な国であるから、いずれ問題が発生するだろうと予測はされていたが・・・。

しかし、今回の中国の強硬な姿勢は如何なものだろうか?10年前程の経済的優位にある中国と現在の中国とではかなり状況は異なっていると感じるのだ。

第一に、ベトナムや民主化を進めるミャンマーなど、賃金が高騰している中国よりも、工場を現地に造って生産する企業にとっては中国よりも魅力的な国が多く出てきた。

所詮、企業なんてものは経済原理で動くから、これだけ暴動などのリスクが多い中国に工場を維持する必要性は薄らいでいるだろう。ましてや、その暴動を裏で指揮しているのが政府そのものだったとしたら、これほどバカらしくて危険な投資先はないと考えるのが普通の感覚である。

中国も、共産党内の権力争いが激化していて、今回の暴動も習近平の指示に依るものだと云う噂もあるくらいだから、そうとう激しいものがあるのだろう。つまりそれだけ権力基盤がまだぜい弱だと云うことだろう。

中国もこんなバカなことをやっていたら、日本企業が逃げてしまって、経済がガタガタになる危険性が高くなってきたように感じる。

振り上げた拳の置きどころがないのだろうが・・・。


■2012-09-26-Wednesday マジック道具の

ようやく涼しくなってきたから

暑さと量の多さに躊躇していたマジック道具の整理を今日から開始した。

当初は4階の店の倉庫にイモカゴに入れて山積みしておいたのだが、縦に積み重ねておくといつまでたっても整理ができないので、現在使用していない3階の奥の60坪くらいの空きスペースを使って中身を水平に広げてみようと考えたのだ。

昼休みの45分間ほどを掛けて、まずはイモカゴ54箱を4階から3階まで運び込んだ。

涼しくなったとはいえ、まだまだ温かい。汗かき体質と云うこともあってすぐに身体中汗だくになってしまった。

一度にやろうとすると腰がもたないから、毎日少しずつやることにして、今日のところは作業を中断した。

明日からは着替えやタオルなどを用意しなければならないだろう。

まだ、4階の倉庫に3分の1程のモノが残っている。今週はこれを全部3階の作業場まで下ろすことにしようと思う。

本格的な分類作業は10月に入ってからになりそうだが、とてもワクワクしている。どうやら私は根っからマジックが好きなようである。


■2012-09-27-Thursday オカシイなぁ〜

今日は地元のラジオ局のゴルフコンペに参加してきた。

13・4年前にこのラジオ局のとある番組で毎週パソナリティをしていたことがあったのだ。

最初は後輩の後藤健市君が頼まれて始めた番組であったが、私にも初回から参加して欲しいとの要請で、2〜3回ほどならとOKし、二人で掛け合い漫才みたいにまちづくり等のことをオモシロオカシク話したのが評判になって、そのまま続けて欲しいと云うことになり、1年ほど継続したのであった。

その後、北の屋台などの事業を始めることになって忙しくなってしまった為、若い農業青年達にバトンタッチしてラジオ局のパーソナリティは辞めたのだが、それが縁で、このラジオ局のゴルフコンペに誘われる様になったのである。今年が第11回目だ。

今日のゴルフ場は帯広白樺CCである。ここはコースが短くて、しかもやたらとトリッキーなので、ショットが曲がらなければ爆発的なアンダースコアが出たりすることも多いのだが、ショットが曲がると大叩きをしてしまうコースでもある。

今日は後者であった。

今日のドライバーショットは、自分では左に曲がるドローボールを打っているつもりなのに、全部右にフェードしていくのだ。このコースは短いからドライバーを使用することは少ないのだが、そのドライバーがラフや林の中に入ってしまうのである。原因が判らないから毎回打ち方を少しずつ変えながら打つのだが、どれも上手くいかない。

ロングホール(パー5)で打ったティショットは飛ぶには飛んだが、右にフェードしてフェアーウェイをわずか5㎝ほど外れてラフに入ってしまった。ボールの場所に行ってみると、運悪くそのボールのところだけ草が伸びている。ピンまでの距離は220ヤードの打ち下ろしだからフェアウェイからなら2オンを狙うところである。

よしゃぁ良いのに、5番ウッドを持って振ったら、なんとチョロ、3mほど先のまたまた深いラフに入った。カ〜ッとなって、再びそのまま5番ウッドで打ったら、またまたチョロ、ますますカ〜ッとなって打ったら案の定3回連続のチョロである。

こんなことは、ここしばらくやったことがない。ここで9打も叩いて今日のゴルフは終わっってしまった。

冷静に打てば良いものを、どうも、最近のゴルフではすぐ短気になる。なぜ何だろうかと考えたら、どうも先週読んだゴルフ漫画が影響しているのではないかと思うのだ。この漫画では絶対に打てない様な場所からでもバーディやイーグルを取ってくる。漫画と現実は違うとは頭では理解していても、ついつい無茶をやってしまって、ド壺にハマっているのだろう。

この漫画の影響から早く逃れなくては私のゴルフは滅茶苦茶になってしまうかもしれない。たかが、漫画と侮ってはいけない。


■2012-09-28-Friday 昨日よりも

私が生まれた昭和33年頃からは

「昨日よりも明日が良くなる」と云う希望に満ちていた時代だった。

それがバブルがはじけた20年程前からは逆に「明日はどうなるか不安だ」と云う時代になっている。

これは日本だけでなく世界中で起きている傾向がある。ヨーロッパもEUがギリシャ・スペイン・イタリアなどの調子がよろしくないことから、かなり好調だったドイツの足を引っ張っているようだし、アメリカなども景気がさっぱり回復しない。

評論家の中には、昭和初期に起こった「世界大恐慌」前の雰囲気に非常に良く似ていると指摘する人もいる。

たしかに世界的にクラ〜イ閉塞感が漂っている。

もはや、世界中は物質で溢れ返っている。テレビや携帯電話や自動車、そしてマイコンすら先進国の国民ならほとんどの人が所有しているから、新しく買い替えようなんていう需要はかなり減っている。画期的な商品を出したところで、大ヒットにつながるモノは少ないだろう。かつてのような経済的発展なんて望むべくもない。

もはや、昭和30〜40年代の新しいモノに飢えているような所有欲は期待できないからだ。

これからは、ワーキングシェアをして、大勢の人が仕事を分け合い、賃金を自分で稼いで生活する時代にしなければならないだろう。アメリカのような10%の人間が富を持ち、残りの90%が貧しいと云う社会は歪過ぎる。

それに、日本人のメンタリティには生活補助という制度は合わないように思うからだ。自分の食い扶持は自分で稼ぐという誇りを奪ってはいけないし、ソ連の共産主義が崩れたのも働かなくても食えると云う制度が怠け者を創り出しからではないだろうか。適度な競争と適度な共済制度のバランスをうまく取ることが政治の役割だと考える。このバランスが崩れると・・・。

格差の無い共産主義はソ連も中国も作れなかった。いまや中国は世界一の格差社会でありながら、共産党一党独裁と云う、ブラックジョークの国になっている。

アメリカの新聞社が「日本は右傾化している」と指摘していると云うニュースが流れたが、旧社会党の流れもひいているはずの民主党の野田政権において、韓国や中国との関係が悪化しているのは皮肉な結果である。

そこに、先日の自民党の総裁選挙で、自民党の中でも右派と云われている安倍晋三が新総裁に選出された。総選挙が(近い内に)行われれば民主党が惨敗することは確かであろうから、自民党の安倍新総裁が総理大臣になる可能性が高いだろう。てっことは、対中、対韓強硬路線を行なって、益々、中国屋韓国との関係悪化を招きかねない。

まさか、尖閣や竹島問題が戦争にはならないとは思うのだが、幼い精神の政治家が意地を張り合ったら・・・。


■2012-09-29-Saturday 愛犬の

土曜日は家の中の愛犬関係のモノを整理をした。

7月20日に16歳で死んだ愛犬黒ラブラドールレトリバー♀のバニーちゃんや3年前に死んだイエローラブラドールレトリバー♂のサニー君用に購入した大型のケージやキャリーケージなどを調教師の方にもらってくれないかとお願いしたところ「喜んで頂戴する」と言ってくれたので、渡す以上はキレイにしておかなければ失礼だと思い掃除をしたのである。

犬を購入した時には外で飼うつもりだったから、立派な犬小屋を建てたのだが、犬小屋に入れると「家の中に入れて〜」と吼えて近所迷惑になるので結局犬小屋は1週間でお払い箱になってしまった。

次にベランダの風除室に入れようと大型のケージを購入したが、子ども達が家の中に入れてやってと懇願するので、家の中で飼うことになり、結局このケージも2〜3日間しか使用していないのだ。

だから16年前に買ったものとは思えないほど綺麗な状態なのである。捨てるのもモッタイナイし、必要としてくれるなら貰ってほしいなぁと思って電話してみたら、もらってくれると云うので有り難い。

夕方、車に積んで届けたのであった。

その際に、明日、十勝川温泉の白鳥護岸の原っぱで「フリスビードッグの大会」があると聞いた。

犬を買ってすぐの1996年当時には、私と妻は、サニーとバニーを連れて毎日曜日にフリスビーをやりに札内川の河川敷に通ったものだった。4〜5年間はやっただろうか?

北の屋台の事業を1999年に始めてからはやたらと忙しくなってしまいフリスビードッグからは段々と疎遠になってしまったのだった。

運動神経の鈍かったサニー君はフリスビーを上手くキャッチすることが出来なかった。サニー君はジャンプしてフリスビーを空中で咥えようとすると背中からドタッと落ちるのである。人間にも動くモノをキャッチすることが苦手だと云う人は居るが、犬にもそう云う運動音痴な奴が居ると云うことを始めて知ったのだった。一方のバニーちゃんはとても優秀な犬で、足も速かったし、空中でフリスビーを咥えるタイミングが実に上手い犬だったのだ。

このままフリスビーを続けていたら、結構いい線までいったかもしれないと思うと、座敷犬のようにしてしまったことをとても悔いている。

バニーにはもっと野原を駆け廻らせてやりたかった。

明日は久し振りに見学に行くことにしよう。


■2012-09-30-Sunday 日曜日の過ごし方

朝から雨が降っている。

今日は十勝川温泉の白鳥護岸の河川敷でフリスビードッグの大会が開催されると前日に聞いたのでそれを見に行くつもりだったのだ。

11時半過ぎに家を出て、まずは昼食にスパゲッティを食べた。十勝大橋の近くにある「P」と云う店だ。ここはオープンしてすぐに食べに行き、以来、良く食べに通っている店だ。私達夫婦が食べるのはいつも決まっていて「タラコソースのベーコン、トッピングはキムチ」と「トマトソースのノーマル、トッピングはバジル」である。これを夫婦で半分ずつ食べるのである。この味が好きなのだ。

この店は夫婦二人でやっている店であるが、奥様がちょっとコワイのである。笑えばキレイな顔をしてるのに、何故だかいつも仏頂面をしているのだ。お客さんはビクビクしながら注文する店なのである。客商売なんだから愛想笑いくらいすれば良いのになぁといつも思う。

食べ終わって十勝川温泉に向かう車中で、雨が激しくなって来た。「こりゃ〜中止になるんじゃぁないのか?」と私が言ったら、妻が「賭けるかい?」と聞く。夜に温泉に行って、マッサージを受けたいというのだ。私は中止に賭け、妻は続行に賭けたのだった。

行ってみたら、観客は私達二人だけ、雨は激しかったが大会は続行されたのだった。私達は旧知のフリスビー仲間を見つけ近寄ってバニーが7月に16歳で死んだ旨を伝えた。15〜6年前に一緒にフリスビードッグを始めた仲間達だが、皆の犬は3代目4代目になっている。

この大会には北海道中から愛犬家が集まって来ているようだ。皆の試合ぶりを1時間ほど傘を差して見ていたが、イエローラブラドールも居たし、黒ラブラドールも居た。見ていると、黒ラブが精悍な動きをして活躍し、イエローラブはドンくさいのである。何だかサニーとバニーがやっているように感じて妙に懐かしくなってしまった。

雨が激しくなって来たので、会場を後にし、帯広美術館に向かう。「オプ・アート展」をやっているからだ。いわゆる錯視を使った美術である。

だが、今回の展示物は同じ様な作品ばかりで少々期待外れでつまらなかった。もう少し面白いものが見られると思っていたのに・・・。

自宅に戻り、テレビで笑点を見たら、演芸部門にパントマイマーの山本光洋さんが出ていた。彼は帯広の大道芸フェスティバルに2回出演してくれている。前回の2009年に帯広で、まだ完成途上だという「チャーリー」と云う操り人形の人形振りを出演者全員でやるファイナルステージで披露したのを、私が絶賛したのを覚えている。昨日の笑点のステージで「上で糸を操っているのが坂本と○○です」と言ったのでドキッとしたのだが、これは単なる偶然であろうが、相変わらず彼のパントマイムは一級品である。

私が作ったキーマカレーを食べて、温泉に行き、マッサージを受けた。背中がバンバンに張っているという。まぁ、いつものことだが・・・。しかし、温泉に入ってマッサージをしてもらうと云うのは実に気持ちの良いものである。グッスリと眠れるだろう。