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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-10-01-Saturday マジックミュージアム閉館

7月16日から始まったマジック・ミュージアム

のセミ・オープン期間の77日間が昨日9月30日をもって終了した。

この間、故ジミー忍師夫人のマコママこと「こまだまこ」さんが、77日間休みなく全ての日に受付(嬢?)をしてくれた。

全日程を終了したので、ここで総括をしてみよう。

当初の来場者の目標は、1日10人として77日間で770人と云う数字であった。8月までは順調に推移して来たから目標達成は十分に可能かと思っていたのだが・・・。

8月末の複数の台風が十勝を直撃襲来したことによって、交通網が寸断されたことの影響が大きかったのだろう。9月からはパタッと来場者が止まってしまった。

結局、最終来場者総数は598人(この内380人が入館料を支払って入場をしてくれた)に留まったのであった。

マコママからは「館長が受付に立っていると、知り合いの客だと無料で入れてしまうから困る。貴方は事務所に居てちょうだい」と言われたが、確かに招待券と無料で入れた客数が218人も居たのでは運営は厳しいことになるなぁ〜。

来場者には芳名帳に住所氏名などを書いてもらったが、関西、中京、関東方面からの客が多かったのには驚いた。

マジックマニアという人達のエネルギーの高さには正直驚いた。マニアの人達の見方は、ジ〜ックリと見る人が多い。2〜3時間も見続けている人もいたほどである。

中には遠方の客なのに4度も見に来たマニアが居た。この人以外にも複数のマニアがリピーターとして複数回訪ねてくれたのは嬉しかった。

やはり「日本唯一の施設」と云う謳い文句はかなり効果が大きかったようである。プレ・オープンの期間中も毎日の様に全国から、トランプやらフィギュアやらが寄贈されて来た。今後ますます展示物は増え続けることであろう。すでに展示スペースが足りなくなっている。もっと広い場所に変える必要も考慮しなければならないかも・・・。

アンケートも取ったが、感想は総じて「スゴイ量の展示物ですね!」「こんなに広いとは思わなかった!」「展示物がバラエティにとんでいて面白かった!」と云う好評が多かった。

苦情らしい苦情と云うのは無かったのだが「マジック用品は売っていないのか?」「プロマジシャンの実演が見たかった!」などの意見があった。

また3階にはトイレを設置していないので、いちいち4階まで行ってもらっていたが、これが不便であった。

今後の課題としてトイレの設置は必要であろうなぁ。

マジック道具の販売は、経験上、帯広市の人口数では難しいと考えている。むしろ、「缶バッチ」「ガチャポン」などのミュージアムグッズを販売するように計画しようかと思っている。

プレ・オープン期間は休み無しで運営したので、正直とても疲れた!

10月は休んで、11月から再整備に取りかかろうかと思っている。

全国からは、「このプレ・オープン期間中には来場出来なかったが、冬に北海道に行く際にはぜひ見たい・・・云々」と云うメールや電話を頂いているので、今後は完全予約制にして対応するように考えている。

プレ・オープン期間中の経験やご意見を参考にして、来年のグランドオープンに備えたいと思っている。忙しくもあり、楽しかった77日間であった。


■2016-10-02-Sunday 二つの「り」

マジック・ミュージアムの看板(娘)or受付(嬢)を

やってくれたマコママが1日に東京に戻った。

77日間も帯広で生活したものだから、すっかり地元に融け込んだ様子で、30日の晩に打ち上げ会で飲みに行ったら、そこの常連さん達と顔馴染みになっていて「マコさん、マコさん」と人気者になっているではないか。夜の街では私よりも顔が広くなっているかも・・・。

博物館の運営には、二つの「り」が必要である。

「理念」と「利益」の「り」である。

「理念」は「マジック文化をマジック・ミュージアムから発信したい、残したい」と云うものである。云わば精神的な、高尚なもので、理念だけでは金は生み出さない。

もうひとつの「利益」とは「運営には当然ながら経費が掛かる。その運営経費をどうやって捻出するか」と云うことである。

世の中に「博物館」と名の付くものは多い、日本だけでも5千箇所以上もあると云う。

北海道の有名な博物館には、小樽の「石原裕次郎記念館」や富良野の「北の国から資料館」があるが、この二つとも閉鎖が決まっている。

これだけ有名なもので、年間何万人もの観客が訪れる場所でも、閉鎖しなければならなくなってしまうと云うことは、運営はよっぽど難しいと云うことでもあろう。

「理念」だけでは運営は出来ないのである。

最初から、儲けようなんて気はサラサラないが、運営経費はトントンぐらいに収めたいと思う。大幅な赤字では長く続かないからだ。

この77日間のセミ・オープン期間は赤字であった。500円の入場料で400名以下の有料入場者数では話しにならない。

来年に向けて、入場料以外の収入の道を考える必要があるだろう。


■2016-10-03-Monday ノーベル賞

またまた日本人がノーベル賞を受賞することが決まった。

3日、大隅良典東京工業大学栄誉教授(71)がノーベル生理学・医学賞を受賞することが分かった。

テレビのアナウンサーが「栄誉教授」と云うから「名誉教授」の読み間違えではないのかと思ったが字幕を見ると「栄誉」で正しいようである。こう云う名称があることを初めて知った。

インタヴューで「人のやらないことをやるのは楽しい・・・」「へそ曲がりと言われた・・・」などと言っていたが・・・、

ノーベル賞受賞者と私を比較するのはかなりおこがましいが、私も「他人がやらないことをする」し「へそはチョット曲がるどころか背中に付いている」と言われるほどの「へそ曲がり」であるから、こう云う人物が評価されるのは他人事ながら嬉しく感じるのである。

「北の屋台」も日本で初めての「完全合法屋台村」であったし、「マジック・ミュージアム」も日本唯一の施設である。

今までに誰もやったことがないと云うのは、相当に困難なのか、はたまた全く気にも留められていなかったのか、のどちらかであろうが、大隅さんも言っていたが、挑戦することは楽しく面白いことである。

未踏の領域を切り開くというのは、とてもワクワクすることなのである。

私のことを「協調性が無い」と云う人が多いが、「北の屋台」が始めに法律上の問題で暗礁に乗り上げた時に、仲間の連中は皆諦めたが、私はしつこく挑戦し続けたから、あの方式が完成した。あの時、私に協調性があって皆と一緒に諦めていたら「北の屋台」はこの世のモノにはなっていなかったのである。

世の中には「へそ曲がり」や「付和雷同」しない人が必要なのである。しかし、日本人は協調性の無い人を嫌う傾向にある。

大隅さんの様な方が、評価されるのは実に嬉しいことであるが、日本国は、ノーベル賞受賞者に対して、ノーベル賞が決まった後になってから、あわてて文化勲章などの授与を決めるが、ノーベル賞の後に表彰するというのがみっともないと思うのである。

要は、日本人は正しい評価する目を持っていないと云うことを世界に向けて発信しているようなものではないだろうか。

外国からの評価の方が、日本での評価よりも先というがどうにも気に入らないなぁ〜。

日本はもっと正当な評価をするべきであろう。


■2016-10-06-Thursday すごいことに・・・

連日のように宅配便やら郵便物が届く。

中身はトランプが多い。

マジック・ミュージアムのテレビや新聞などを見た人達から寄贈品が届けられているのだ。

「トランプ」と呼ぶのは日本人だけで、本来は「プレイングカード」とか単に「カード」とか呼ぶのが世界の通例である。

「トランプ」と云うのはカードゲームの際に使う用語で「切り札」的なニュアンスである。

アメリカ大統領候補のドナルド・トランプ氏の名前も、おそらくカードゲームのトランプから来た姓であろうと思われる。

日本人に分かり易くするためにマジック・ミュージアムでも「トランプの壁」と云う名称にして929種類のカードで壁を作ったのだが、これを見た人達が感動してくれて「我が家に死蔵しているトランプをぜひ飾って欲しい・・・」と送ってきてくれるのだ。

プレ・オープンの期間が終了した9月30日からだけでも40組ほどが届けられた。

中には、とても古い貴重なカードがあって、おそらく昭和30年代くらいのモノで、しかも未使用のカードなども入っている。

嬉しくて嬉しく、涙がちょちょ切れるよ〜。

展示の仕方も工夫しなければならないだろうなぁ〜。

プレイングカードを集め始めたら際限がなくなる。世界中でお土産として売っているし、ヴィトンやエルメスやティファニーなどのブランド店でもオリジナルのカードを販売している。

中には、ノベルティ商品として会社の「○○周年記念」とかお得意さんにプレゼントする非売品などもある。

世界中のトランプを集めたら、現在のマジック・ミュージアムの面積ではとても足りないであろう。それだけ数が多いと云うことだ。

しかし、このままの勢いで増え続けると「マジック・ミュージアム」と云うよりは「トランプ博物館」になってしまいそうでもある。

今後、どうやって飾ろうかしら・・・。

嬉しい悲鳴であるが悩ましいなぁ〜。


■2016-10-07-Friday 北原コレクション

6日放送のBSジャパンのテレビ番組

「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン」にコレクターの北原照久氏が登場した。

世界一のコレクターとの評判であったから、コレクターの一人としては是非とも観ておきたい番組である。

いやぁ〜驚いた!!!!!!!!!!!!!!!

こりゃぁ〜すごい!!!!!!!!!

これまでに、多くのコレクターを見てきたが・・・・・・・

まるで比較にならない!

いったいどうやって集めたのだろうか?

何せ、3階建ての巨大な倉庫に所狭しと、段ボール箱が積み上げられている。その中には、ブリキのおもちゃ、おもちゃ、映画グッズ、ポスター、自動人形、芸術作品までありとあらゆるモノがあった。

本人曰く「コレクションの数を数えられる内はまだ初心者で、いくつあるのか見当もつかなくなるくらいが中級者、数などどうでもよくなるのが上級者・・・」みたいな話をしていたが・・・。

こりゃぁ〜すごい!!!!!

金額にして一体いくら掛けたのだろうか?

本人曰くは「金持ちではなかった」と云う。「好きなブリキのおもちゃを全国各地を巡って集めて、横浜にブリキおもちゃ博物館を建てて、そこから、ドンドンとすごいことになっていった様だが・・・」

そのビジネスモデルをぜひ知りたいものである。

自宅も湘南の旧竹田宮の別荘が売りに出されていたのを知って欲しくなり、その手に入れたいと云う夢を持ち続けて、遂に数十億円(?)で購入したと云うのだから、本当にすごい!!!!

好きなおもちゃを集めて、これだけのビジネスに出来るのだから、その才覚は天才的なのであろうなぁ〜。

ぜひ一度お会いして話したい人物である。


■2016-10-08-Saturday イトコ

札幌から従兄弟が遊びに来た。

18歳年上で、私に「ボーリング」「酒」「バックギャモン」「ダーツ」などのスマートな遊びを教えてくれたイトコである。

母の見舞いとマジック・ミュージアム見学などが目的で久し振りに夫婦で来るという。

札幌ー帯広間のJRが不通であるから、自分で車を運転して来る。高速道路は混んでいるかと思ったが、空いていてかなりゆっくりと走ってきたが4時間掛からずに到着をしたと云う。

その足で、蕎麦の小川に昼食に行く。

このイトコは戦争中などに帯広に疎開していたことがあり、1中に通っていた。蕎麦の小川も小川醸造の頃の記憶があって、その当時は小川の婆さんらが良く坂本の店に遊びに来ていんだ懐かしいなぁと云う。

イトコは歯医者であるが、歯医者になるキッカケはイトコの父親と帯中2期の同期で歯医者をやっていた松崎歯科を知ってからだと云う。その松崎先生の奥さまが先頃96歳でお亡くなりになったことを告げ、その娘さんが我が社のフロアで、声楽教室を開催していることを教えた。

ちょうど、この日が教室の開催日であったので、そこに案内したら、これまた丁度良く松崎千枝子先生が居たのであった。

この後にマジック・ミュージアムを見せる。

このイトコの10歳下の弟からマジックの道具をもらったのが、私がマジックを始めるキッカケになったのだから、私は、札幌のイトコからかなりの影響を受けていることになるなぁ〜。

マジック・ミュージアムを見て、半分呆れて、半分感心していた。想像していたよりも広いし、展示物の充実振りには感嘆していたのがなによりも嬉しい。

この後で、母の居る「あやとり」に行く。母も久し振りの訪問に喜んでいた。

夕食は「はげ天」で一緒にすることになっている。

このイトコの中学、高校からの親友が「はげ天」の三男坊なのである。この三男坊さんが札幌でイトコヶ開業していた歯科医院と同じ町内に「はげ天札幌店」を営んでいた。

私が札幌に行くと、よく連れて行ってくれた店だが、この三男坊さんが10年程前に、若くして亡くなったので、はげ天の天麩羅をカウンターで食べたいと云うのだ。

だが、現在はカウンターで天麩羅を揚げることはやっていないというので個室での食事になったことを残念がっていた。

現店主の三代目社長を部屋に呼んで、昔話に花を咲かせて、おおいに盛り上がったのであった。

やはり料理の際に飲むのは日本酒が一番美味い。久し振りに日本酒を楽しんだのであった。

もう一軒行こうか?と誘ったら、もう昔の様には飲めないし、食べられないと云う。

近い内にまた、帯広でしか体験できないような熱気球のフリーフライトやらエアートリップなどの遊びをやりに来るからと云う。

私も年を取ったら、こういうスマートな遊びが出来る老人になりたいものだ。


■2016-10-09-Sunday 同窓会

帯広柏葉高校26期(昭和51年卒業)の

卒業40周年、全8クラス合同の同窓会を9日に十勝川温泉第一ホテルで開催した。

その前段に、帯広国際カントリークラブにてゴルフコンペを12名の参加で開催した。

私が26期の代表幹事を務めていて、これまでは5年置きに帯広市内(5が付く周年)と十勝川温泉(0が付く周年)とで交互に開催してきた。

還暦を前にしての58・59歳での開催である。

多くの人が参加してくれると期待していたが・・・。

前回の35周年を帯広市内の旧東急インホテルで開催した際には100名超の参加者数であったのに、今回は恩師3名の参加を含めても78名の参加者数に留まった。一泊開催というのはまだまだ負担が大きいのかもしれない。

この理由の詳細解析はまだ出来ていないが・・・。

この同窓会前段に開催したゴルフコンペであるが、私はマジック・ミュージアムのセミ・オープンを7月16日から始めてから、それ以来ゴルフをやっていない。まさか受付嬢(?)をしてくれている師匠夫人のマコママに対して「ゴルフに行ってくるから留守番お願いします」とは、とても言えないのである。だから、ほぼ3カ月ぶりのゴルフなのであった。

しかし、私はやっぱり天才であった。まったく素振りも練習もしていないのに44(東)・40(中)の85で回ったのであるから・・・。

ダブルぺリアであったからHCが9.5になり、準優勝に留まったがベストグロス賞を獲得したのであった。

第一ホテルでの宴会の直前に、会場で記念写真の撮影を行なった。18:30キッカリに撮影すると事前に言ってあるのに・・・・。

撮影している間に数名が入って来て何度も取り直し・・・・。まさに写真屋泣かせの撮影であった。

会の最初に撮影したのは、写真屋が直ぐに写真館に持ち帰って、「北海道帯広柏葉高等学校第26期卒業40周年記念同窓会 於:十勝川温泉第一ホテル 平成28年10月9日(日)」の文字を入れて、人数分のプリントをしてその場で手渡すことにしたからである。

そうすることで、120円の郵送料×人数分の費用、約1万円が削減出来るからだ。

それでも3名ほどが撮影時間に遅れて来て写真には写っていないが・・・。

(つづく)


■2016-10-10-Monday 人生いろいろ

帯広柏葉高校を昭和51年に卒業した26期生の

同窓会を9日(日)に十勝川温泉第一ホテルで開催した。

恩師3名の参加を含めて総勢78名の出席であった。

人間約60年も生きていると、実に多くのドラマがあるものである。

はじめに、物故者の高校生時代の写真をプロジェクターで映して黙とうを捧げたのだが、360名中15名ほどの物故者がいた。我がクラスのB組は5名の物故者がいるのに、未だ全員が健在のクラスも2組ある。

人生いろいろだが、60歳前での死去は若過ぎるなぁ〜。

この年齢で集まると、やれ糖尿病だ、痛風だ、高血圧だと自分の不健康自慢が始まる。また、親が80歳代になっているから介護の苦労話で花盛りである。

子どもらが、結婚する年齢になっていて、孫が数人いる人もいれば、まだ自身が結婚していない人もいるし、離婚した人もいる。子どもがまだ小学生という人もいるし、大学受験が近いという人もいる。

もうじき60歳で定年を迎えるが、減る収入で、子どもの学費を負担するのは厳しいとぼやいていた。

親の介護で忙しい人も大勢いる。

親が死んで、親の持ち家が空き家になってる人も多いが、これから、ますますそういう家が増えるであろうなぁ〜。これは大きな社会問題である。

26期生H組の島芳一君が、この春に母校柏葉高校の校長に就任した。挨拶をしてもらったが、最近の学生は我々の学生の頃とは、まるで違っていて真面目でおとなしく、勉強が出来るのだと云う。

やんちゃな学生は皆無だそうだ。それが良いことなのか悪いことなのか。

私は、若い内ぐらいは、多少はやんちゃな方が良いと思うのだが・・・。

次回は2021年である。果たして何人が生き残っているであろうか。


■2016-10-11-Tuesday プロ野球

プロ野球の興味を失ってからもう何年経つだろう?

熱狂的な長嶋茂雄ファン、巨人ファンであった。

長嶋が現役を引退し、監督になって負け続けて解任された時に、一遍に巨人熱が冷めた。以来、プロ野球のテレビ中継はほとんど見なくなった。それでもたまに、暇潰しにテレビを点けている時には、ドラマなんぞは見ないから野球中継を点けていることはあっても、ほとんど見ていなくて、耳で聞いている程度でしかない。

日本ハムファイターズが北海道に来た時も、日ハムファンになった訳ではない。

長女の東北高校での同級生だったダルビッシュ有が日ハムに入団した時に、少し気になった程度である。

それでも、中日との日本シリーズの札幌ドームの試合は観に行った。これが札幌ドームに野球観戦に行った最初であり、それ以降は一度も行っていない。

今年のパ・リーグは、日ハムとソフトバンクの熾烈な戦いが面白かったのと、駒澤大学同窓の白井コーチを7月20日の帯広戦の時に同窓会で招いて懇親会を持ったことで、久し振りに興味を持ったのであった。

日ハムが熾烈な戦いを制して見事に逆転優勝して嬉しかったのだが・・・。

これからやるクライマックスシリーズ(CS)って、一体何なんだろう?

一体、何の為に、シーズン通してペナントレースを長期戦で戦ってきたのに、短期決戦で日本一を決める日本シリーズへの出場権を得る為に戦うと云うか意味がまったく理解出来ない。

ペナントレースを冒涜する行為であろう。

ぺナントレース優勝のご褒美が、1勝とフランチャイズ球場での対戦と云うアドバンテージというのは・・・。

これは単なる金儲けの手段なのであろうが、こんなバカなことをやっていたら、もっとプロ野球ファンが逃げていくだろうに・・・。

順当に上位のチームが勝つなら、金儲けが出来てバンバンザイであろうが、もしも下位のチームが勝って日本シリーズまで制するようなことがあったら、その時はプロ野球の自滅である。本質を忘れたクダラナイ制度でしかないCSは止めるべきである。


■2016-10-17-Monday 一周忌

妻の父親、西雪公啓(博志)の一周忌を16日におこなった。

月日が経つのは実に早いものである。昨年10月31日に93歳で亡くなった義父の一周忌である。

ここ最近は、私のブログに対して妻が口出し&ダメ出しをするので創作意欲をすっかり失ってしまい「ほぼ毎日更新」を謳っていたこのブログも休みがちであったが・・・。

義父が亡くなって以来、親族や家族に、いろいろと面倒な事態が多発し、それこそアッと云う間に1年を迎えることになった。

何だか、まだ1ヶ月ぐらいしか過ぎていない様な気さえするほどだ。

特に、8〜9月に掛けての、この2カ月間は私の58年間の人生の中でも一番忙しく、また落ち着かない日々であった。

母の入院、親類の入院、初孫の死、親類の死、親類の死、妻の入院、義母の入院手術と続いたものだから、一時は義父の一周忌も中止にしようかと思ったほどの事態であった。

しかし「厄落としの意味も込めて一周忌をやってほしい」との妻の親類からの申し出に、義母&妻不在でも挙行しようと腹を括ったのであったが、義母の術後の回復が早く、妻も先週退院してきたので、予定通りに16日に挙行できたのであった。

帯広から離れて生活している子ども達も、心配して、皆の顔を見たいと来てくれたから、久し振りに家族全員が揃ったので、何だか安心することが出来たのであった。

法事での挨拶は妻が、娘である自分がすると云う。私には余興でマジックをやれとのこと。病み上がりで、フラフラしながらも気丈にふるまっていた。挨拶も、これがなかなかのものであった。すっかり場馴れしている風であったから「いったい、いつの間に挨拶が上手くなったんだい?」と聞いたら「商工会議所女性会などで挨拶する機会が増えたから」だそうである。

亭主の知らない内に、しっかりとして、しかも社会的になっているようである。何だか逞しく見えてきた。

スマホなどが発達し、毎日何等かの手段で連絡を取り合ってはいるものの、やはり直接会って会話をするのは、安心感が異なる。

皆、忙しいから、すぐにそれぞれの生活の場に戻っていったが、天気も良くて温かく、心がホッとした一日であった。


■2016-10-18-Tuesday 勝毎「論壇」

2016年10月17日十勝毎日新聞「論壇」掲載

「日本唯一」という効果

マジック・ミュージアムのセミ・オープン期間(7月16日〜9月30日、77日間)が終了した。本格的なオープンを前に試験的運営をして、その経験を生かそうということである。

来場者数は8月末までは順調に推移したのだが、台風襲来の影響で、9月1日からはパタッと止まってしまった。しかし、「日本唯一」という冠効果は絶大であったと感じている。

関西、中京、関東方面からも「マジック・ミュージアムを見るためにわざわざ来た」という客が多かったし、期間終了後もトランプなどの寄贈品が毎日のように全国各地から届いている。

所有欲が薄れてきていると言われる昨今、家庭などに死蔵している思い出深いトランプを捨てるのは忍びないから「展示してほしい」と寄贈してくれるのだ。

トランプは各家庭に一つはあるだろう。お土産や景品などでもらったが使わないトランプが引き出しの中で眠っているかもしれない。このままの勢いで送られ続けたら、そのうち「マジック・ミュージアム」というより「トランプ博物館」になってしまいそうなほどである。「トランプの壁」という斬新な展示方法が奏功したのだと思う。今後はテーマを決めて入れ替えなどをしていこうと思う。

「日本唯一」のというのは文字通り日本にはここ1ヶ所しかないということで、「ばんえい競馬」もそうであるから、帯広の観光はこれを特徴として生かせば面白い展開が可能かもしれない。

観客には盲人の方もいた。わざわざ関東から、ニュースで知ってどうしても行きたくなったというのである。どうやって内容を伝えようかと困惑したが、口頭での説明を丁寧に行うことで満足し、喜んでくれた。触れる展示物があったらもっとよい、とのアドバイスも頂いたので参考にしたい。

「セミ・オープン期間中には来場できなかったが、冬に北海道に行く際にはぜひ見たい・・・」などというメールや電話を多数頂いているので、来春の本オープンまでは予約制にして対応するように考えている。

博物館の運営には、二つの「り」が必要だ。「理念」と「利益」の「り」である。「理念」だけでは運営はできない。運営には当然ながら経費が掛かるからだ。どうやってそれを捻出するかも大切である。「博物館」と名の付くものは多い、日本だけでも5000カ所以上あるという。来年に向け、入場料以外の収入の道を考える必要があるだろう。この77日間のセミ・オープンはとても有意義な期間であった。


■2016-10-19-Wednesday 唖然とするニュース

変なニュースばかりに驚く!

自殺した少女が写っていた写真が、直前のまつりの写真展で最高賞の市長賞に内定したが、その後すぐに内定を取り消された。

その処置に納得出来ない遺族が、写真と自殺した子どもの名前などを公表したと云うニュース。

表彰する側は、死んだ人間の写っている写真を最高賞にしたら、問題が発生すると思ったのだろうが・・・。

遺族に内定を伝える前ならば、まだしも、一旦伝えた後で、ふさわしくないと云う理由で取り消したら、それが逆にどう云う事態になるのかという想像力が欠如している。

内定取り消しの決定は、表彰する側の意図に反して、逆に全国ニュースに取り上げられて、見識不足をさらす結果となった。

おそらく今後も全国各地から、苦情が寄せられるであろう。アッタマ悪い奴らだなぁ〜。

ディズニーランドのある千葉の浦安市で、30代の妙な女が路上で無差別に包丁で人を襲ったと云うニュース。

女がYouTubeのようなネットに投稿した映像に写っているこの女の目は完全にどこかに飛んでいる様な、虚ろで変な目であった。

精神を患っているのであろうが、刺された方は、意味も分からずに困惑したであろう。幸い、軽傷で済んだというから、まだしもであるが・・・。

似た様な、事件が多いように感じる。

バーチャルリアリティが流行っているようだが、既に、現実と空想の区別がつかなくなっている人間が増えているのではなかろうか?

私は、ゲームのやり過ぎではないのかと思っているのだが・・・。

最近は、自分がこうしたら、こうなるとか。こう言ったら、どう云う反応が起こるかと云うことが想像出来ない人が増えているのではなかろうか?

道を歩いている時にも、常に周りに神経を張りながらでなければ安心できない世の中になってしまう。

いやはや何とも暮らし難いことよ。


■2016-10-22-Saturday サボり気味

サボるとは・・・、

日本人お得意の言葉を短くするクセで「サボタージュ」を略して「サボ」その動詞形なのかしらん。

このところ、無気力状態が続いていて、この「ほぼ毎日更新中」と冠を点けたブログもサボり気味である。

マジック・ミュージアムのセミ・オープン期間も9月末で終了し、10月一杯は休もうと決めていたのだが、どうもこちらの方のサボりは、マニア気質が許さない様で、今週から活動を開始したのであった。

まずは、セミ・オープン期間中に気になった箇所や、指摘を受けた箇所から修正を加えていくことにした。

まずは、ドンドンと増えていく展示品を収納する為に、全面ガラスのハイケース(高さ2100、幅1800、奥行き600)を1本追加した。これで、少しはゴチャゴチャ間が解消される。

注文品が届いたので設置してみたら、通路が狭くなってしまったので、従来の木製ハイケースを30㎝ほど横にズラすことにしたが・・・。

地震対策で床に固定してあるので、私だけではズラせない。大工さんに来てもらったのだが、中身を一旦全部出してくれないと床の固定器具を外せないと云う。

仕方がないので、1日掛かりで2つのハイケースにお収めていたマジック道具を全部取り出した。

翌日に、再び大工さんと建具屋さんに来てもらって、ハイケースを移動させたが、今度は木製ローケース8台を口の字型に置いてあるモノとの通路が狭くなった。

こちらも同様に30㎝ほど押し出される様にズラしたが、今度はこちらはケースの水平が狂ってしまった。床が真っ平ではないから、30㎝ズラすことで、以前の床に合わせた水平が微妙に狂うのである。底に付けたアジャスターを直して水平を調節し直さなければならないのだ。

しかし単なる水平機だけで水平を取っても、8台をくっ付けてあるので微妙に上下でズレてしまうのでレーザーで水平を取りなおした。

たった30㎝ズラすだけなのに・・・。

まだまだ、このての作業が続きそうだなぁ〜。


■2016-10-23-Sunday ミス・サイゴン

帝国劇場で上演中の

ミュージカル「ミス・サイゴン」を観て来た。

私のマジックの師匠であった故ジミー(聖)忍師とマコママの長男である駒田一さんがミュージカル俳優をやっていて、今回の「ミス・サイゴン」では、主役の「エンジニア」役を演じるのである。

このエンジニア役は、市村正親さんが長らく演じてきたが、今回でこの役から降りるという。

駒田一さんは前回公演の時からこのエンジニア役を演じてきたが、今回はロック歌手のダイヤモンド・ユカイさんが加わることになっている。

三人のトリプル配役である。

今朝のNHKの番組で、このミス・サイゴンのことを特集していた。内容はもっぱら市村正親の今回公演での降板とダイヤモンド・ユカイのミュージカル初挑戦に偏っていて駒田一さんの出番は少なかったのが残念であった。

楽屋には差し入れとして、帯広のお菓子を送っておいた。

出番のある出演スタッフは50名以上もいる大掛かりなミュージカルであるから、一応50名分を送っておいたのだが・・・。

前回公演の際には、終演後に楽屋を訪ねた。帝国劇場での主役が使う楽屋を一度見てみたかったからだ。

この楽屋は、森繁久弥や森光子なども使った楽屋である。

その際に、スタッフの方から「帯広のお菓子は美味しくてスタッフにはとても評判が良いですよ」と感謝されていたから、今回も送っておいたのだ。差し入れをもらった役者さんは、通路の一角に差し入れを置いておく場所があるのである。ここに置いてあるものは自由に取って食べて良いのだそうである。

でも、それでは全然足りなかった。出演しないスタッフやオーケストラの楽員なども含めると、スタッフだけで200名を超えるのだという。

駒田一さんは、今回私が送った差し入れを食べていないというのだ。主役を務める役者は、座長として差し入れをスタッフに全部提供してしまうからだという。

ミス・サイゴンを観るのは3回目である。一番最初に観たのは、本田美奈子がキム役をやっていたころである。

2年ほど前に観た時には、演出がガラッと変わって、かなりエロっぽくなっていた。

今回の演出も、前回とは若干変わっていた。演出家によってこうも変わるのかと面白く感じた。

今回は、妻と東京で勤務している次女と3人で観ることにしていたが、妻が退院したばかりで身体がしんどいというので、東京在住の姉を誘って3人で観ることにした。

次女は、嗜好が私に似ていて、演劇、寄席、大道芸などのエンターテインメントが大好きなのである。

学生時代から、私が上京して演劇などを楽しむ際には、ちゃっかりと便乗して一緒に観ることが多かった。

今回は、マコママも観に来ていて、終演後に出演者と一緒に食事をすることになっている。次女はここにも便乗して日比谷のドイツレストランで、出演者ら14〜5人と一緒に楽しい夜を過ごした。

役者や芸人と一緒に飲むのは実に面白いのだ。とても楽しいものだから二次会まで行って少し飲み過ぎてしまったのであった。


■2016-10-25-Tuesday 東京は

このところ東京に来る度に思う。

都心部の飲食店やコンビニ店やホテルで働く人の、ほとんどが外国人であるということだ。

これはいったいどう云うことなのだろうか?

外国人は日本人よりも給料を安く使えるということなのか?

それとも、こういった職種に日本人が就かなくなっているということなのか?

外国人が日本で働くのには、アメリカみたいに就労ビザみたいなものっていらないのだろうか?

調べてもいないから分からないが、北海道から上京してくると、東京都心が日本じゃないように感じてしまう。

今回の上京の目的は2つあって、ひとつはミュージカルの観劇、もう一つは大学での講義である。

ミュージカルは帝国劇場でミス・サイゴンを上演中だが、その主役のエンジニア役をマジックの師匠であったジミー(聖)忍師とマコママの長男である駒田一さんが演じるので、マコママ等と一緒に観劇するためであった。

もう一つの大学での講義は、江古田にある武蔵大学で、旧知の大学教授から社会人のために5講義の「ソーシャル・ビジネス」の講座を設定するが、その内の一つの講義をやってほしいと依頼されたからである。

これまでにも、大学では随分とたくさん講演してきているから、慣れているといえば慣れている方で、お手のものという感じである。

ただ、いつもの時間配分は90分間で話し、30分間の質疑応答なのであるが、この日は60分間の話と60分間の質疑応答という配分であったので、なかなかすべてのことを話すことができなかった。

まぁ、何とか質疑応答で補足できたので、言わんとすることは伝わったと思う。

講演終了後に、招聘してくれた教授と助教と受講生の一人との4人で飲みに行った。

酒を飲みながらかなり話し込んだのであった。

12時近くまで話していたので、そろそろお開きにして帰ることになった。私は、店を出る時に、オシッコがしたくなったので、江古田駅でして帰ろうと思っていたのだが、教授がタクシーでホテルまで送ってくれるという。

どうせすぐに着くだろうと、我慢してタクシーに乗ったのだが、江古田から銀座までは結構な時間が掛った。その間、ずっとオシッコを我慢していたのである。

ホテルに着くなり走って部屋まで駆け込み、トイレの便器の前に立ったとたんに安心したのかオシッコが出初めてしまったのである。

まだ、私のかわいいオ○ン○ンのタートルヘッドちゃんをパンツの社会の窓から完全にコンニチワさせる前だったのに・・・。

これって検査を勧められている前立腺の影響なのだろうか?

出始めたら途中で止められないのだ。

パンツがビチャビチャである。ズボンにも掛かってしまった。

ズボンを1本しか持って来ていないから、すぐに浴槽で洗って干したのだが、朝までに乾くかどうか心配である。部屋にはズボンプレッサーが設置されているが、これではまったく乾かない。

ホテルの説明書を読んだら、アイロンを貸してくれると書いてあるのでフロントに電話して持って来てもらい何とかアイロンをかけて乾かしたのであった。

いやぁ〜、ほんの数秒が我慢できずに、トイレとは言いながらも、何だかおしっこをお漏らししてしまったようで大ショックであった。

まさか、まだオムツは必要ないだろうなぁ〜。


■2016-10-26-Wednesday 東京は2

東京は疲れる!

人の多さにうんざりする!前方から来る人波を避けながら歩くのは神経を使うからだ。

今日、変な奴が増えているから、肩がぶつかっただけで殺される危険性だってあるのである。

東京は、あちらこちら、建築中の建物だらけだ!

2020年のオリンピックを目指しての建築なのだろうが・・・。

建築に関わる人材を全国から東京に集めているらしい。地震の復興は後回し、地方は衰退、東京は人手不足、かなり歪んだ状態である。

つい最近も六本木で、建築中の建物から鉄の棒が落下して、通行中の男性を串刺しにして死なせてしまった。熟練工ではない人材を使っているのかもしれない。手抜き工事の心配はないのだろうか?

しかし、こんなに沢山建てて、これだけ多くの床面積を、全てテナントで埋められるのだろうか?他人事ながら心配になってくる。

商売柄、新しく出来た商業ビルには見学に行っているが、どこのビルにも人は居るが、どうにも客ではなさそうに見えるのだ。どの店も見学客ばかりで購買客は少なくて、売れているようには感じないのである。

家賃だって、東京都心なんだから、かなり高額なんだろうに、あの程度の来客数と、どうみても売れてはいない商品の在庫を抱えて、とてもペイしているとは思えない。

いったいどうやって運営しているのだろう?

オリンピックの建物も、選手側というのか、競技側というのか、サッカーの川渕某が「レガシーを残せ!」と怒って会見していたが、長野オリンピックの会場は現在は不採算で、長野県民の負担が重くなっている。

今後は、東京だって、急激な高齢化が始まり、医療費、介護費などの負担が増えるのである。

たった数週間のオリンピックが終わったら、たいして使いもしないような建物に数百億円も掛けるより、その後の数十年間のことを考えた方が賢明であると思うのだが・・・。

そりゃ〜、この機会を逃したら、二度と造れないことを分かっているから、この際、国民に押し付けて造ってしまえ!というのは、人口減少社会では誤った考え方であろう。

何だか、この東京オリンピックが日本衰退の原因になりそうに感じてきたゾ!


■2016-10-28-Friday 高層マンション

今朝のワイドショー番組で

高層マンションの上層階と下層階とで課税方法を変える云々という話をしていたが・・・。

そもそも、地震大国の日本で、自らの足で昇り降り出来ない高さの階に住むと云うのが、リスク管理上も大問題であろう。

地震でなくても、停電でエレベーターが停まっても同様の事態である。

それ以外にも、高層マンションに生まれた時から暮らす子どもに、高所恐怖症ならぬ高所平気症と云う症例があるらしい。

高い所が嫌いな高所恐怖症ではなくて、高いところがまるで平気になるらしい。

昔から、落ち着くことを「地に足を着けて・・・」と言っていたが・・・、生まれた時から高層階に暮らしていたら、最初から空中に居ることになる。

そもそも、人間は、太古に地上に暮らすようになってから智恵を手に入れたのではないのか?

それを、本能とは逆の空中高くに暮らすというのは、本能にそぐわない生き方であろう。

おそらく、知らず知らずの内に、精神的ストレスが溜まるのでないだろうか?

エレベータが停止したら、自分の住む部屋まで、階段で乗降しなければならないが、せいぜいが6〜7階までであろう。足腰の弱くなった老人ならば2階だって苦しいはずだ。

大都会にドンドンと建築される高層マンションを見る度に、こんな所には住みたくないなぁ〜とズ〜ッと思って来た。

狭い東京には土地が無い、狭いから上に伸ばすしかないというのだろうが、これ以上、東京に人間を集めてどうしようというのだろうか?


■2016-10-30-Sunday 日ハム日本一

プロ野球にはさほど興味がないが・・・

日本ハムは北海道のチームであるから特別である。

その日本ハムが日本シリーズで広島に4勝2敗で勝って日本一になったのだから嬉しいことは嬉しい。

29日夜のテレビ中継を見ていたが、4回に、日本ハム 4vs2 広島になったところで、勝ちを確信して映画を見に出掛けた。

マジシャンが主人公の映画「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」が見たかったのである。

日本公開当時に帯広での上映が無くて、先日、上京した折にも、有楽町・日比谷・池袋で上映館を探したのだが、既に終了していたので、とても残念に思っていたのだ。

それが、29日から帯広の映画館でも上映されることが、新聞の「映画案内」を見て分かったのである。

いつまた終了になるかは分からないし、時間が出来た瞬間に見るしかないと思い立ったのである。

深夜上映のレイトショーは21:05上映開始である。

明日はまたいろいろと行事が詰まっているから、今日のこの機会を逃したくない。

妻と「夫婦50歳割引き制度」で見ようと誘ったのだが・・・。

妻に取っては、マジックの映画よりも野球の方が良いらしい。「身体の具合もすぐれないから行かない」と云うので、一人で出掛けたのであった。

マジック関連の映画は全て見ておきたいし、パンフレットも購入しておきたいのである。

レイトショーは大人一人1300円の割引料金であったから、安く済んで良かった。

映画の中のマジックは、デビッド・カパーフィールドと云うアメリカ№1のイリュージョニストが監修しているから、カメラトリックではなく、実際に俳優を特訓して演じさせたと云う。

前作もたいして面白い映画ではなかったから、内容はあまり期待していなかったのだが意外に面白かった。特にマカオのマジックショップ「イヨングのマジック店」の描き方が面白く。マジック・ミュージアムの参考にもなったのでとても興味深い店であった。

23:30頃に自宅に戻ったら、妻が「日本シリーズ面白かったよ!10対4で日ハムが優勝したよ!」と云う。

それからスポーツニュースで見たが、一時は4対4になって白熱した一戦であったようだ。

まぁ、どうせ、この日本シリーズの模様はニュースで、今後も何度もやるであろうから、私にはリアルタイムの野球中継より、マジックの映画の方が良かったけどね。


■2016-10-31-Monday 祥月命日

今日は、昨年亡くなった義父の最初の祥月命日である。

光陰矢の如し、月日の経つのは早いものであるなぁ〜。

16日の日曜日に一周忌法要は市内のホテルで済ませてあるので、今朝は、我が家から徒歩1分のところにある妻の実家にお坊さんに来てもらって読経をしてもらった。

この1年間は、良い事も、悪い事も、実に多くの出来事があった1年であったが、まぁ、何事もポジティブに考えることにしよう。

今朝はものすごく寒くて雨も降っている。

昨日、帯広では「フードバレーマラソン大会」が開催されたが、天気に恵まれて良かった。一日ズレて今朝の天気だったら寒くて仕方がなかっただろう。

昨日の日曜日に、ガソリンスタンドに車を持って行って、スタッドレスタイヤに交換して来たが、もうそんな季節である。

午前中には、市内の道路がマラソン大会の道路規制で少し渋滞をしていた。中心街にある我が社も、マラソン大会参加者の着替えの為に、場所を提供しているが、中心街には車で入ることが難しい。

近くの商店街の店主からは「せっかくの日ハム優勝で、セールでもやろうかと思ったが・・・」とまずい時期にぶつかったと感じているようだった。

マラソンの参加者がこの日に買うのは、帯広外からの参加者だけで、それもほとんどがお土産に買うお菓子だけあろう。藤丸デパートでも日ハム優勝セールはやらなかった様であるし、盛り上がりに欠けた日曜日であった。

私が普段から使用しているオーデコロンを買いに行った。先日行った東京で買おうかと思ったのだが、地元のデパートにも売っているのだから、帰郷してから購入しようと考えて買わずに帯広に戻ったのだが・・・。

この店では、スプレーの付いた瓶のオーデコロンしか売っていない。スプレーは不要であるし、その不要なスプレー分だけ値段が高くなっているので、スプレー無しの、瓶だけのモノを注文したのだが・・・。

「1個だけの注文は出来ない」のだと云うではないか!一瓶買ったら1年持つくらいしか使用しないのに・・・。

結局、その店では購入が出来なくて、ネットで購入することにしたのだが、なんだか腑に落ちない。私の様に、多少高くても、なるべく地元での購入を心掛けている人間の購入意欲すら満たさない店って・・・。

こんなことでは、ますますネットの販売に勝てなくなるぞ!

ニュースでは、87歳の認知症と思われる老人が運転する軽トラが暴走して、通学の小学生の列に突っ込み、小学1年生の男の子が亡くなったと云う。

何とも痛ましい事故である。

足腰の悪い老人や認知症の老人が運転するのは問題が多過ぎる。

車椅子や歩行器で歩くよりも、自動車の運転の方が楽だと云うことなのだろうが、自動車は、己の身体能力に無関係で、アクセルを踏めばスピードが出るのだから、凶器に成り得るのだと云うことを自覚するべきであろう。

自分で自家用車を持てば、車の代金、税金、保険料、駐車場代などが掛かるから、自分で所有するよりも、必要な時にタクシーを使った方が、遥かに安上がりのはずなのだが、どうも金銭の問題だけではないようだ。しかし、事故を起こして晩節を汚すようなことは止めた方が良い。

どこかのコンビニエンスストアの前で、男がバットで女性を殴って逮捕されるというニュースも流れた。被害者はこの男とは面識の無い女性であったらしい。

いきなり見ず知らずの男にバットで殴りかかられたら、防御することは難しい。交通事故だって、歩道に突っ込まれたら身を避けることは困難であろう。

おちおち街も歩けない。

常に周囲に気を配りながら居なければならない世の中って・・・。

嫌〜な世の中になったもんだ!