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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-02-01-Saturday お子チャマ

テレビのニュースを見ていて

日本の政治家のお子チャマ振りに呆れてしまった。あれではまるで小学校の低学年のレベルである。

安倍首相と橋下大阪市長の二人のことである。

国会の答弁で野党の質問に対して、安倍首相がものすごい早口で答弁書を読み上げたことだ。

以前から国会という場所なのにヤジの多さに辟易とはしていたが、それでも、今回のこの安倍首相の対応はあまりにも幼すぎる。

もっと泰然とした対応をするべきだし、その方が相手の非が強調されるのに、首相が自ら相手の土俵にまんまと乗っかってどうする!

まるで子どもの喧嘩を見ているようで、こちらの方が情けなくなってしまった。

安倍首相には以前からお坊ちゃん的な幼さを指摘するむきがあったが、今回の早口答弁はまさにそれを表わしてしまった。

こういう精神的に大人になっていない人物が一国のかじ取りをしていることに恐怖を感じてしまう。

もう一人の橋下大阪市長の方も、大阪維新の会の全体会議で市長の職を辞して出直し選挙をすることを表明したと云う。

選挙に一体いくらの税金が掛かると思っているんだろう。

こう何度も、自分の政策がつまずく度に出直し選挙をやられたのでは大阪の財政が選挙で破たんしてしまいかねない。

これこそ無駄な税金の使い方であろう。

こんな馬鹿なことをやっていたら、いくら大阪市民が有名人好きのミーハーが多くても、その内に気が付くのではないだろうか?

安倍首相も橋下市長も、自分がカワイイだけのナルシストにしか感じられない。

どちらも精神は小学生並みのように感じる。


■2014-02-02-Sunday 月命日

2日は父の月命日である。

父が亡くなったのは平成4(1992)年5月2日、今年の祥月命日で丸22年になるから早いもので今年は23回忌ということになる。

今月2日は日曜日ということもあって、帯広に居る兄弟の家族も皆集まったので月命日の供養をしてから23回忌のことを話し合ったのであった。

23回忌を行なったら次は10年後の33回忌であるが、今年83歳になる母は33回忌には自分は生きていないからと言う。

父が64歳と早死にしたから23回忌も母が出来るのであって、ツレアイが23回忌をやることがそもそも稀であろうから、ましてや33回忌は難しいであろうと思う。

父の命日がゴールデンウィークの真っただ中であるから、東京の姉も23回忌には顔を出したいと云うので、早目に日程の調整をしたのだ。

我が家は祖母が昭和59(1984)年12月31日の大晦日に亡くなっているし、父はGWの5月2日と忙しい時に亡くなっているが、今思えば、後々この方が家族全員が揃いやすいということもある。

父は家族に集まって欲しいから、ちゃんと考慮して亡くなったのかもしれないなぁ。


■2014-02-03-Monday おもいやり

2020年の東京五輪招致で

滝川クリステルが「お・も・て・な・し」とやって去年の流行語大賞にもなったが・・・。

「おもてなし」に必要なのは「おもいやり」の心であろうと思う。

帯広の運転マナーの悪さには辟易とさせられてきたが、今日の帯広駅での駐車マナーの悪さには驚き、そして呆れてしまった。

帯広の運転手にはおもいやりのこころが欠如している。

20:33帯広駅着の列車に乗って札幌から来る親類を迎えに帯広駅の南側に向かった。事前に15分程列車が遅れるという連絡が携帯電話にあったので40分に駅の南側停車帯に到着したら・・・。

すでに車が数台停車している。しかし、停車の間隔が中途半端で自動車と自動車の間隔が丁度、自動車1台分程度ずつ離して停車しているのだ。

もう少しずつ詰めてくれれば車4台分以上も停車が出来るというのに・・・。入れてもらいたいと云う意思表示をしたが、車に乗っているドライバーは皆知らんぷりして動く気配がまるでない。

仕方がないから、強引に車の頭を突っ込んで縦列駐車を試みたが、僅かのスペースが足りない。後30㎝もずらしてくれれば入れるのに、前後の車のドライバーは、それでも車を動かさないのだ。

イジワルしているのか、それともこの場所は私の場所だ!とでも言いたいのだろうか。

私と目と目が合っているのに何故に少しぐらい車を移動しないのだろうか。

どの車も前後の車とは3m近くも車間距離が開いているのに。これだけ距離が開いていたら30㎝程度ずれたところで、荷物の出し入れや出発に際しても全く問題がないはずだ。

きっと、おもいやりという意識がまるでないのだろう。

仕方がないので反対側に停めたのだが、私の後から来た車も、私同様のことをしていたから、やはり腹が立ったことと思う。

十勝のドライバーはおもいやりの精神が著しく欠如している。

公共交通機関のバスが黄色信号で突っ込んで来るし、タクシーも乱暴な車線変更をする。プロのドライバーが模範にならないから、それが当たり前だと思うのだろう。

元旦の神社の駐車場でも、左右1台ずつ交互に入っていくのがルールだと思うのだが、それが守られない。自分勝手に入って行ったら、一方は大渋滞を起こしてしまうのに・・・。

結局、自分の事しか考えていない人間が多いということではないだろうか?

こんなに広い場所に暮らしているんだから、せめて心もユッタリしようよ。


■2014-02-04-Tuesday 逮捕

東日本大震災の

復興支援で、岩手県山田町から緊急雇用創出事業を受託したNPO法人「大雪りばぁねっと(旭川)」の元代表理事の岡田栄悟容疑者がようやく今日逮捕された。

岡田容疑者はかねてから容疑を否認しており、逮捕当日もテレビの取材を受けていたが・・・。

何だか「ロス疑惑」の三浦和義を彷彿とさせる厚顔無恥という感じがモロに出ている。

恐らくこう云うタイプの人間は、思い込みが激しくて、空想というか妄想というか、自分の頭の中で描いたストーリーを現実だと思い込んでしまうのだろう。詐欺師によくいるタイプである。だから、恥ずかしいという気持ちがまったくないのだろう。「俺が一体何を悪いことをしたのだ」と本気で思っているかもしれない。

いわゆる「サイコパス」というもので、日常的に犯罪を楽しんで行なう性質があるのではないだろうか。

それにしても、逮捕まで随分と時間が掛かったものである。

これは私のまったくの想像だが、復興支援のお金で、オイシイ思いをした人間が山田町の職員の中にも複数いたのではないだろうか。だから、岡田の悪を追求すると自分たちも火の粉を被ってしまう可能性があるから、なかなかこの岡田の悪を追求できなかったのではないだろうかと想像している。

報道によると「大雪りばぁねっと」は復興支援を手掛ける前は年間の予算が600万円程度の活動しかしていなかったという。それがいきなり数億円もの予算が与えられれば、金銭感覚がおかしくなるのも道理である。

満足な身元調査もせずに、こんな奴に数億円もの金を預けた山田町側の責任も大きいだろう。

おそらく、余所の町村でも、この種の犯罪的行為が今回の復興支援では少なからずあったのではなかろうかと思われる。

緊急に付いた予算だし、普段の予算とは異なって、自らの自治体側の負担も無かったのだろう。結局は、山田町も岡田容疑者も双方が「他人の金」的な感覚であったのだろう。

それにしても、先の年金の坂本某にしてもそうだが、他人の金なら湯水の如くに金を浪費して、捕まっても返す金などもう無いぞみたいにケロッとした顔をしている奴をみると腹が立つ。

真相を究明し、少しでも取り戻してもらいたいものである。


■2014-02-05-Wednesday 困ったなぁ

地元の新聞社

十勝毎日新聞の文化教室「かちまいアカデミー」で「マジック教室」を指導している。

3ヶ月間で1クール、月2回の授業だから計6回でひとつのテーマを終了するのであるが・・・。

1月からの教室では難しい技法は一切使わないでやり方さえ覚えれば出来るというかんたんなトランプを使ったマジックを指導している。

今日は3回目の授業であったが、前回までに指導した4つのトランプマジックの復習から入った。

これまでの指導の経験からすると、一回に多くのマジックを教えてしまうと、生徒さんの頭の中が混乱して、マジックがゴチャ混ぜの状態になってしまうことがあるので、指導は一度に2個までにしているのだが・・・。

今回の復習で、生徒さんの演技を見ると、見事に前回までの4つのマジックがゴチャ混ぜ状態になっていた。

何故だか、マジックとマジックがミックスされてしまうのである。

見ている私の方が、「エッ何で?」となるほどなのである。その内、このやり方から新しい画期的なマジックが誕生するかもしれない(そんな訳ないか)。

結局、復習に時間が取られてしまって、今日は新しいマジックの指導は1つが限界であったが、この新しく指導したマジックも復習したマジックとゴチャ混ぜになってしまっている。

私の指導方法は、まず私が実演して見せた後で、そのマジックの原理を教え、演技の意味を教え、やり方を教えて、生徒同士2人が一組になって、一方が演技者、一方が客になって、それぞれ演技をするという方法なのだが、・・・。私のこの指導法が悪いのだろうか?

再考が必要かもしれないなぁ。

困ったなぁ〜。


■2014-02-06-Thursday 北海道総合開発委員会

札幌で北海道総合開発委員会の

会議があり日帰りで出張して来た。

この北海道総合開発委員会というのは、北海道の平成20年からの10年間に亘る総合的な計画である「新・北海道総合計画」の中核を担う委員会で、私は平成18年4月21日に参与に任命され、計画部会のメンバーにも重複して就任し計画づくりから関わったのであった。

計画が出来た後も、推進状況の点検と評価をする為に、以来今日まで8年間参与として関わってきたが、北海道庁の規定で同じ委員に就任できる期間は8年間が限度ということなので、この3月末で退任することになったから、今回の会議が私が出席する最後の総合開発委員会ということになるのである。

札幌出張に際して、このところのJR北海道は時間通りに運行されるかとても不安である。

つい先日も知人がJRで帯広入りするので、帯広駅まで迎えに行ったのだが、すれ違う列車がエゾ鹿と衝突したということで到着が1時間20分も遅れたばかりである。

鹿に衝突しないまでも、冬は雪でも降ったら、それだけでも遅れるから、会議の開始時間よりはかなり早目に到着する列車で向かうことにしたのだ。

会議開始時間は14:30からであるが、12:30には札幌駅に到着する列車で向かった。ちょうど札幌雪まつりも始まったことだし、早目に着いても雪まつり会場をうろつけば時間が潰せると考えたのである。

列車は10分ほどの遅れで到着した。地下道を歩いて大通会場まで向かったが、人の多いこと、多いこと。外人が多いことにも驚いた。韓国や中国からも随分大勢の観光客が来ているようだ。

テレビ塔の前の通路から地上に出たら、建設現場の足場が高く積まれている裏側に出た。

エッ〜雪まつりの雪像の裏側ってこんなに足場を使うのかと思って前の方に向かったら、何とスノーボードの大会用に作られた坂だと分かった。

平坦な大通公園にこんな巨大な人工の坂を作ってしまうのだから、さすが札幌雪まつりの予算規模は違うなぁ〜。

でも大通公園会場の雪像はあまりパッとしなかった。目に付いたのは自衛隊が造ったウィンタースポーツの像くらいで、氷像の方が多いように感じたほどだ。

何だか、飲食と土産物の売店ばかりが目に付いた。

昔の雪まつりを知っているだけに、商業主義が進み過ぎているような感じがしたのである。

会場を一回りしてから会議に出席した。

会議では委員全員が一言ずつ発言するが、私は「札幌方面の降雪量の多さに驚く、帯広にはほとんど雪が無い。札幌への人口の一極集中が言われているが、北海道から本州への人口流出もある。その原因の一つは、日本海側の豪雪にもあるのではないだろうか?少子高齢化で除雪がままならなくなり、屋根の除雪で何人も死んでいる。我田引水に聞こえるかもしれないが、北海道として雪の少ない道東方面に積極的に人口を移す政策を取る必要があるのではないか・・・。」という話をした。

札幌の1年間の除雪費だけで150億円もの金が掛かっている。世界的に見てもこれだけの豪雪地にこんなに人口が多い街があるというのは少ない事例であろう。寒いのは服を着たり、暖房をすれば何とかなるが、雪はやっかいものである。

北海道は日本列島から東に大きくズレているから、どうしても道南・道央から開発が進んだが、これからは発想を転換して、雪の少ない地方に住むべきであろう。

それが北海道全体の人口を減らさない政策になると思う。


■2014-02-07-Friday 才能の偽装!?

耳の聞こえない作曲家として

現代のベートーベンだと話題になった佐村河内守(50)氏が別人に作曲をしてもらっていたという問題が明るみになった。

桐朋学園大学で非常勤講師をしている新垣隆(43)さんと云う人が会見を開いて「18年間に渡ってゴーストライターとして20曲以上の曲を作り700万円ほどの報酬をもらった」と云うことである。

会見では「佐村河内氏は譜面が書けず、ピアノも初歩的な技術しかない」とも言っている。

公表に踏み切った理由として、ソチ五輪の男子フィギュアスケート代表になった高橋大輔選手が佐村河内氏が作曲したとされる「ヴァイオリンのためのソナチネ」をショートプログラムの曲として採用したことによると云う。

「五輪で『偽りの曲で演技した』と世界中から非難が殺到するかもしれない」とのことだ。

ゴーストライターというのは文章の世界だけのことだと思っていたが、音楽の世界にもあったとは驚きだ。

よく、芸能人などが本を出版するが、彼ら芸能人自身は文章を上手く書けない人が多いから、口述筆記と云うか、しゃべった内容をライターが代わりに書くということはよく聞くケースである。

この場合はほとんどがゴーストライターが書いていることは承知の事実というやつであるが、今回のケースは一体どうなんだろうか?

まだ、発表されたばかりだし、佐村河内氏本人の発言はされていないから一方の話だけで結論は出せないが、印象では佐村河内氏は完全にアウトであろう。

会見した新垣氏によれば、耳が聞こえないというのも偽装の可能性があるとのこと、こうなると、自分のキャラクターを創造して演技していたことになる。

単なるキャラクターなら罪もないだろうが、聴覚障害者も偽装していたなら問題だ。障害者手帳も持っているとのことだから詐欺になるだろう。

クラシック音楽は売れないから、売らんかなで「現代のベートーベン」として話題を作ったのだろうか?

食品の名称の偽装だけではなく、才能まで偽装する世の中になってしまったのだろうか?

偽装や盗作なんて、情報化社会の今の時代ではすぐにバレるのに・・・。


■2014-02-08-Saturday 不寛容?!

作家の村上春樹が

月刊誌の文藝春秋2013年12月号に発表した短編小説「ドライブ・マイ・カー」に不適切な表現があるとして、北海道の中頓別町の町議6人が出版元に質問状を提出するというニュースが流れた。

問題になっている箇所というのは、中頓別町出身の東京で仕事をしている24歳の女性ドライバーが、火のついたタバコを車の窓からポイ捨てする場面で、それを見た主人公の感想を「たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」と描写した部分であるらしい。

町議らは「中頓別町は防火意識は高く、タバコの投げ捨てを普通にやることはあり得ない。小説に表現の自由はあるとしても、この過ちを見過ごすことはできない」などとして出版社に対応を求めているという。

この場合、中頓別町の町議の思惑は2通り考えられるだろう。

①本当にこの表現に憤ったケース。もうひとつは

②クレームを付けることで中頓別町を有名にしようというケースである。

もしも、②ならば、あざとい手法だが、不幸中の幸いとでもいうか、中頓別町という名前を全国区にするいいチャンスだと思えなくもない。

もしも、①だったならばこの町議連中はバカ丸出しである。憲法に保障された表現の自由に制約を加えようというつもりなら、政治家にあるまじきトンでもない連中である。

いったい、この小説のこの表現を気に留める人が何人いるだろうか?

重箱の隅をほじくるようで不快である。

こんなものは笑ってやり過ごすのが大人の対応ってもんだろう。

どうも最近は、テレビの「明日ママがいない」へのクレームによってスポンサーが降りるだとか、ANAの着け鼻に金髪カツラのCMが外人差別だとかで放映中止になったりしているが、いったいどこの誰が、こんなものにクレームを付けているんだ!よっぽどの暇人なのだろう。

クレームを付ける方も付ける方だが、それに反応してスポンサーを降りたり、CMの放送を止めたりする企業側もおかしいぞ。

過剰反応だろう。

こんなことで表現の自由に対する自主規制が起きたら、文化は衰退してしまう。どうせ、こんなクレームを付けるような奴は、脳足りんの暇人で、しかも極々少数にしか過ぎないのだろうから、過剰反応は止めにすることだ。

世の中、不寛容な器の小さい連中ばかりが増えたようにも感じる。どこかオカシイぞ!


■2014-02-09-Sunday 酉戌会総会

9日夜に市内のホテルで

昭和32年の酉年生まれと、昭和33年の戌年生まれの「十勝酉戌会(とかちゆうじゅかい)」の第15回の総会が開催された。

42歳の男の後厄から始まった会であるが、女性も加わって会員数は130名ほども居るという。

この日は40名ほどの男女が参加した。

十勝管内の色々な高校の出身者が居るし、転勤やら結婚して十勝に来た人などもいるから、同窓会とはまた雰囲気が違っていて面白い。

19時から始まった一次会は21時に終了し、二次会はすぐ近くの生バンド演奏のある「歌夢音(かむおん)」と云う店に行った。

私はいつもは一次会で帰るのだが、皆にとってはお馴染みのコースなのだと云う。

エレキギターの生演奏で、若かりし頃に流行ったディスコを思い出して踊るのだそうだ。

私の父は社交ダンスが大好きで、それが高じて昭和27年に「坂本ダンス会館」を造ったほどである。この「坂本ダンス会館」は渡辺淳一の小説「冬の花火」にも登場するほど人気があった。

まぁ、当時の娯楽が少なかったということもあるのだろうが・・・。

現代で云うところの「婚活」の中心地であったようで、年配のご夫婦からよく「私たち夫婦は坂本ダンスホールで知り合って結婚したのよ」と未だに言われるほどである。

ところが、私は「社交ダンス」は軟弱な男がするものだと決めつけて居て父が教えてやると言うのを拒否するほどであったから、いまだに全く踊る事は出来ない。ダンスと云えばチークダンス専門なのである。

だから、若い頃もディスコと云う場所には行ったことがなかった。唯一大学生の頃に帯広に帰省した時に、友人に連れられて宮本ビルのコンパとか云う店に2〜3回は入ったことがあったが、踊ることは出来なかったのである。

この「歌夢音」では皆が中央で踊り始めた。私は寂しく眺めているだけであった。私には踊りが好きな父のDNAを受け継いでいないのかもしれない。これは大沢某みたいにDNA検査をしてみる必要があるかも・・・。

23時には出て、その後、三次会にまで皆が行くと云う。

古いレコードを掛けるバーである。そこで昔話に花が咲いたが、0時15分になって急に眠たくなってしまった。どうもこのところは0時を過ぎると途端に眠くなるシンデレラボーイなのである。久し振りに午前様で帰宅したのだった。


■2014-02-10-Monday 都知事選結果

9日は東京都知事選挙の投票日

即日開票の結果、自民、公明の政府与党が支援した舛添要一(65)氏が他候補を大差で破って初当選した。

投票日前日の8日土曜日には東京は27㎝の積雪という記録的な大雪に見舞われ交通機関がマヒした。

昔から投票日の天気が悪いと組織票を持っている候補者に有利だと云われているから、舛添氏や、共産、社民党推薦の宇都宮健児氏に有利に働き、無党派層頼りの細川氏には不利に働くだろうと思っていたが・・・。

舛添氏が、2位の宇都宮氏と3位の細川氏を足しても届かない大差で当選したのには驚いた。

事前の世論調査でも舛添氏有利という予想は聞いてはいたが、細川氏はもう少し票を得られると思っていた。

宇都宮氏にも負けたのは、それこそ大雪の所為だとは思うが、テレビで演説を聞いていても、小泉純一郎氏の応援演説の方が遥かに迫力があったし、他の候補者も田母神氏以外は皆「脱原発」を唱えていたようだから「脱原発」を争点にしようという作戦はもろくも不発に終わったようである。

東京都知事選挙は「後だしジャンケン」が有利だとも言われていて、細川氏も最後に立候補を表明したが、今回はその作戦は誤りであったように感じた。

少なくても舛添よりも先に立候補を表明していれば、また異なる展開になっていたかもしれない。

それよりも、驚いたのは田母神氏の得票数の多さである。私が学生時代の選挙(都知事選かどうかは覚えていないが)には愛国党総裁の赤尾敏という右翼の人が立候補していたが、以前なら、こういうタイプの候補者は際者扱いで、取れてもせいぜいが10〜20万票程度の得票でしかなったかと思う。

それが、61万票で細川氏に次ぐ4位の得票というのだから、しかも若年層の得票が多かったというのだから更に驚いた。

ネットで右翼的な発言がもてはやされていて、それを「ネトウヨ」と云うらしいが何だかこの一見勇ましそうな風潮が恐ろしく感じる。

初当選した舛添氏も週刊誌などでは、女と金にだらしないという噂である。自分の一番身近に居る人間すら幸せに出来ない人が、果たして1千万都民を幸せにできるのだろうか?

何だかスキャンダルで短命に終わってオリンピック時には別な人が都知事になっているような気がする。


■2014-02-11-Tuesday ソチ五輪

ロシアのソチで冬季五輪が

開催されているが・・・。

時差の関係でテレビ放映の時間帯が合わないからなのか、それとも日本人選手がメダルを獲得できていないからなのかは分からないが、どうも私の中では、今回のオリンピックは盛り上がっていないのだ。

盛り上がっていないのは現地ソチでも、そうなのではなかろうか?

どの競技も観客席に空席が目立つように感じる。

テロを恐れて、一般の観客の入場が制限されているのだろうか?

日本人は雰囲気に弱いから、誰かが早い段階でメダルでも獲得していれば、それに続けとばかりに選手たちも乗ってくるのだろうが、期待されていた選手らが、ことごとく入賞どまりでは意気が上がらないのかもしれない。

この状況を打破できるのは、女子ジャンプの高梨沙羅か、男子フィギュアスケートの羽生結弦らの十代の選手ぐらいしかいないかもしれない。

羽生選手はフィギュアの団体戦で期待通りに1位になったし、高梨選手も練習ではK点越えを連発しているというから期待が大である。

プレッシャーを感じないような若い世代に期待しよう。


■2014-02-12-Wednesday ソチ五輪2

初代女王と期待された

スキー女子ジャンプ競技の高梨沙羅選手がまさかの第4位に終わりメダルも逃した。

前の選手の大ジャンプに動揺したのか、それとも追う立場になって焦ったのか、風向きも味方しなかったようで、いまいち距離も伸びなかった。

4年に一度のオリンピックの大舞台は、年に何回も開催される大会とはまた雰囲気が異なるのだろう。さしもの高梨選手にもやはりプレッシャーがあったのだろうか?

一方で、昨日までまったく知らなかったが、スノーボードのハーフパイプという競技で15歳の平野歩夢が2位で銀メダル、18歳の平岡卓が3位で銅メダルを獲得した。

昨晩、寝る前に予選の滑りを見たが、エアーとか言われるパイプの上に飛びだす技で平野選手は6メートルもの高さまで飛ぶ。

この競技のことはまったく知らないが、見ていてもスゴイなぁと感じたほどだから、きっと素晴らしい技術なんだろう。

それにしても、最近のスキーやらスノーボードやらの新しい競技はやたらとクルクル回るなぁ〜。

走るよりもスピードが出るから高さが出易く回数も回れるのだろうが、サーカスを見ているような感じである。

私が直に見た札幌オリンピック時にはまったく存在すらしていなかった競技も随分と増えているが、増え過ぎてルールやら採点法やらが理解できない。これも今回のソチ五輪が私の中で盛り上がらない原因のひとつなのかもしれない。


■2014-02-13-Thursday 異常気象

テレビのニュースで

世界中が異常気象に悩まされている様子が写った。

イギリスは大雨が続いてテムズ川が氾濫している。

韓国は記録的な大雪である。

南半球で現在は夏のオーストラリアでは40℃を越える高温で山火事が起きている。etc.

解説では、海面の温度が上昇し水蒸気が発生し易くなっているとかで、元々雨や雪が降り易い地域は、今まで以上に降り易くなっているのだそうだ。

一方で、元々雨の少ない地域は、益々降らない傾向が強まるようで、そういう地域は旱魃が進んでいる。

大雨にしろ旱魃にしろ農作物に与える悪影響は大であろう。

日本では人口減少と騒いでいるから、日本人はあまり気にもしていないようだが、世界中は人口爆発でドンドン人口が増えている。

この異常気象が続けば、世界は早晩、食糧不足に陥ることは必至の状況である。

ここは日本の政府も早急に食糧確保の政策を取らなければならいだろうが、まだ政治の世界では話題にすらなっていない様子だ。

人間は食べなければ生きてはいけない。

飢えた人間は理性を失って野獣化する可能性が高い。暴動が起きる原因のひとつは飢えである。

政府は北海道農業にもっと自力を付けさせるような政策を取る必要があるだろう。

世界の異常気象のニュースを見ていてそう感じた次第である。


■2014-02-14-Friday 宮崎

九州の宮崎に行った。

26年振りの宮崎である。

26年前は鹿児島出身の大学の後輩の結婚式に出席するために鹿児島まで行ったのだが、結婚式だけで帰るのはもったいないと思い。指宿や宮崎を観光して回ったのであった。

その時の経験から、宮崎なら温かいだろうと思っていたから、荷物になるだろうと考えて、真冬の北海道用の防寒着は持って行かなかった。

3月下旬頃に着るような薄手のジャンパー一枚を持って行っただけである。

ところが・・・。

寒いこと、寒いことったらありゃしない。唄にあるような氷雨というか冷たい雨というか、それに風も相まって身体が芯から冷えてしまった。

宮崎の観光地はほとんどが外を歩くところだから、観光もしたくない。

すぐに温泉ホテルの温泉にジックリと浸かって身体を温めてなんとか落ち着いたのであった。しかし、早目にホテルに着いても何もすることがない。

ホテルのフロントの人に聞いたら、鶏のモモ肉の炭火焼きが名物だというので、わざわざホテルからタクシーで有名店に食べに行ったのに・・・。

食べ物は食べ慣れているからだろうが、やはり北海道が一番である。名物に美味いもの無しとはよく言うが、何だか半生のような焼き加減であったので、もっとしっかり焼いて欲しいと頼んだら、これがこの店の焼き方なのだと怒られた。宮崎の名物は私の口には合わなかったようである。

宮崎が寒かったのは強烈な低気圧が日本列島を襲っているそうな。

明日は関東方面に向かって、先週降ったような大雪を降らせるらしい。

東京は先週土曜日の27㎝の大雪で交通機関がマヒしたから、また今度もそうなったら大変だ。

雪が降らずに無事に帰れることを祈ろう。


■2014-02-15-Saturday トラブル

15日の宮崎は低気圧が去って快晴である。

14時15分発の飛行機で羽田空港に向かい、羽田からは17時55分発で帯広空港に向かう予定である。

朝のニュースをみると、心配した通り低気圧が関東を襲い、東京は先週並みの大雪が昨日から降っている。今日も交通機関は相当マヒしているようだ。

羽田空港も除雪の為に滑走路が封鎖されて何便かが欠航しているという。

日本の飛行機は羽田をハブにして飛んでいるから、羽田がマヒしてしまうと晴れている地方にも飛行機が飛ばないことがある。

今回も宮崎空港から羽田空港に向かう便は、私が乗ったJAL1890便しか飛ばなかった。外の便は欠航になってしまったのである。

天気予報では帯広はこの時点ではまだ曇りで夕方から雪の予報であるから帯広に戻る便も飛ぶだろうと楽観していた。

ここまでは、まだ私には運があると思っていたのだが・・・。

ところが、カウンターでは乗り継ぎ便のJAL1157便は羽田空港の滑走路閉鎖の影響で欠航が決まったと言うではないか。

とりあえず羽田空港までは行っておいた方が良いだろうと判断した。

飛行機は大幅に1時間半も遅れて羽田空港に着いた。

羽田空港から新千歳空港に行こうかと思ったが満席である。

仕方がないので旅行会社が手配した品川プリンスホテルに泊って翌朝に新千歳空港に飛ぶしかない。

帯広も明日は大雪の予報で飛行機が飛ばない可能性が高いからだ。

品川プリンスは多くのタワーがあるが、私が泊ったのは一番古いイーストタワーである。最初に入った部屋は喫煙ルームでタバコ臭かったので部屋を替えてもらった。

このイーストタワーは17階建てで部屋数も多いのにエレベーターがたった2台しか付いていないのだ。だから朝夕の食事時やチェックアウト時などはエレベーターに乗れないことがあるので泊りたくないホテルなのであるがホテルがどこも満杯だというから本当に仕方がない。

酒でも飲んでサッサと寝てしまおう。


■2014-02-16-Sunday トラブルの続き

品川のプリンスホテルでは

案の定、チェックアウト時にはエレベータに乗れずに非常階段を歩いて降りてきたのであった。

ホテルから品川駅までの短い間の道路にも雪が積もったままである。融けていないということは気温が低いのだろう。

日曜日ということもあって通勤の人はいないから電車もそんなに混んでいないし、京急はほぼ通常通りの運航状況のようである。

羽田空港を9時30発に出発、ほぼ予定時刻に新千歳空港に到着、そこからバスに乗って帯広駅に行き、そこから帯広空港にまたバスで行って、空港の駐車場に置きっ放しの自動車に乗って帰らなければならない。

本来なら翌日にスコップなどを持って行くのだが、明日は早朝からどうしてもこの自動車が必要な用事があるからだ。

帯広空港に到着したら駐車場の車の上には50センチくらいの雪がスッポリ積もっている。車の形や色すら雪に埋もれて分からない。

置いてあった場所を探すのも大変だが、駐車場内も除雪していないから短靴で荷物を持ってそこまで行くのがまた大変である。

ようやく自分の車を探し当てたが除雪する道具がない。仕方がないから開き直って手足で雪を払い除けた。手袋も持っていかなかったので大変な思いをして自動車をかき出して運転して帰ってきたのであった。

自宅に着いたらまた除雪作業である。

温泉に行きたいのだが、道路はまだ除雪をしていない。

こういうツイテいない日は外を出歩かないことだ。家の風呂に入ってサッサと寝よう。


■2014-02-17-Monday 石澤良昭教授

十勝毎日新聞2014年2月17日「論壇」掲載

「石澤良昭上智大学教授」

カンボジアのアンコール・ワット遺跡研究で世界的に著名な上智大学前学長の石澤良昭教授(76)=上智大学アジア人材養成研究センター長=は帯広市出身で、生家は西2条通で商店を営んでいたという。帯広三条高校を卒業(1957年)し上智大学に入学。卒業と同時にカンボジアに行って以来、半世紀以上にわたってアンコール・ワット遺跡の研究に携わってきた。

内戦により調査は一時中断したが、内戦が続く1980年には西側の遺跡保存専門家としてカンボジアへ乗り込み、遺跡の荒廃ぶりを報告した。ポルポトによって知識層が虐殺され、遺跡調査の専門家も90%が行方不明となり人材を一から育てる必要があった。

国立アプサラ機構から要請を受けて96年から始まったアンコール・ワット西参道の修復は「カンボジア人による、カンボジアのための、カンボジア遺跡保存修復」を哲学にして、保存官や石工などカンボジア人の人材を養成しながらアンコール・ワット建設時と同じ工法を用いて修復を指導している。

とある国の修復工事は本国から建築家や作業員を招聘し、カンボジア人は下働きをするだけ。工期は短く、効率的にはなるが、これではいつまでたってもカンボジア人に修復のノウハウは伝わらないし、現代工法で修復すると100年保つのがやっとだそうだ。人材養成には時間と費用がかかるが、誇りを醸成するには最善のやり方であろう。

私との出会いは先生が副委員長を務めていた95年の「帯広市大学設置審議会」であった。

翌年から活動を開始した「十勝環境ラボラトリー」のプロジェクト「国際環境大学公開講座」第47回の講師として2000年7月に招聘した際に、同じ三条高、上智大の後輩である浅野祐一氏(浅野カメラ堂オーナー)が聴講し、先生の活動に感銘した氏は自動車の寄贈を申し出、キッカケを作った私が手配をしたという次第。

車は「浅野号」と名付けられ、カンボジアでの贈呈式に私も同行してアンコール遺跡群を先生の説明を受けながら見学する僥倖に浴したのであった。

浅野氏は03年にも石積み用のクレーン車も寄贈しているが、初代「浅野号」がカンボジアの悪路を13年間、地球2周分も走り回ったので去年ついに廃車になってしまった。

先生と同席すると「無私無欲」が伝播するのであろう。昨年末に氏が新しい車の寄贈を申し出たことで、今回も私が手配を請け負ったという次第である。

これこそ正しいお金の使い方だというのを間近で見せてもらった。


■2014-02-18-Tuesday 贈呈式

昨日の勝毎「論壇」に書いた

上智大学アジア人材養成研究センター長で前学長の石澤良昭教授と上智学院理事長の高祖敏明教授と上智学院の募金担当の萱間さんの3人が17日帯広入りして浅野祐一さんに感謝状を贈呈する式が帯広市内のホテルで催された。

事前に私と萱間さんとでメールでやり取りしながら、この贈呈式の準備を進めてきたが、15日の土曜日に帯広に戻ってくる予定が天候不順で16日に遅れたために最終確認がまだ出来ていなかった。

まぁ日本でやるのだから、不足のモノがあっても何とかなるであろう。

17日の正午からは勝毎グループのCATV局のOCTVの番組審議会に出席しなければならない。

石澤先生と高祖先生の2人は15時5分帯広空港着JALの第3便目の飛行機で来帯する予定になっている。

天気予報を見ると、北海道中が低気圧の影響で暴風雪警報が出ているが、何故だか十勝だけは晴れマークである。しかし風はかなり強くて、昨日降った50センチの雪がこの強風に飛ばされて地吹雪を起こしたり、吹き溜まりを作っている。

JALの運行状況を調べると多少の遅れはあるものの帯広空港には1便も2便も降りている。両先生を乗せた第3便目も羽田を4分遅れで飛び立った。

会場のホテルに、写真パネルや石澤先生から頂いた書籍を運び、プロジェクターとスクリーンや横断幕などの配置を指示してから帯広空港に向かった。

街中の道路はアスファルトが顔を出しているが、郊外に行くと畑の雪が風で飛ばされて地吹雪になっていたり、吹き溜まりになっていて怖い。

帯広生まれの石澤先生はこの悪天候と寒さもへっちゃらであろうが、高祖先生は帯広が初めてとのこと、世界の宝である両先生を乗せて運転するのだから万が一の事故も許されないので運転は自ずと慎重に行なった。

両先生をホテルに降ろして会場を視察してもらい、私は会社に戻ったら、贈呈式の取材を依頼していたメディア各社から、今日の天気であちらこちらで事故が多発し、その取材に人が取られて贈呈式の取材に行けなくなったとの連絡が入る。

この強風なら軽自動車なら横滑りしてしまうであろうから、さもありなんであるが、取材してくれるメディアが少ないのは残念なことである。

それでも贈呈式には2社の取材が入ってくれたので何とか形にはなったようである。

10分前に浅野さんが会場入りしたが「目録」を用意していなかったので、私が近くの文房具屋まで走って買ってきたのであった。冬道の走りは滑るから怖いのだが仕方がない。

贈呈式では私に司会進行をやって欲しいという。私は写真の撮影をするつもりでいたのに・・・。

この辺も打ち合わせが完璧ではなかったなぁ〜。

まぁ、何とかかんとか無事に終了し、その後は食事会でなごやかな雰囲気の中楽しいひとときを過ごしたのであった。


■2014-02-19-Wednesday 人相

「女の顔は請求書」とは

作家の藤本義一が書いた本の題名だが、それに対して「男の顔は履歴書」と云うのも世間ではよく聞かれる言葉だ。

この人相に関して、週刊文春2月20日号のコラムに作家林真理子が面白い文章を書いていた。手元に文春がないから正確なことは書けないがだいたい以下の様な内容であった。

今話題の佐村河内守に関しては、この問題が起こる以前からインチキくさい顔をしていると感じていたと云うし、また、先に逮捕された旭川のNPO大雪りばぁねっとの岡田栄悟代表もNPOがあんなに肥っていてはいけないだとか、あの顔をした人間を信用するかなんて・・・てなことを書いていた。

本人達も林真理子にだけは言われたくないだろうが・・・。

人を外見で判断してはいけないともよく言われるが、しかし、その人物の性格が外見に現われるものであることも事実であろう。

性格の卑しい人間の顔には、どこかにその卑しさが出ているものだ。

いくら口が上手くて他人を垂らし込む演技派の詐欺師であっても、瞬間的には騙せたとしても、己の根性の卑しさまでは完全には誤魔化せないから、やがては馬脚を現してくるものだ。

それが、見るからに胡散臭い風貌をした人間なら、最初から疑って掛かるのが人生経験を積んだ人間の人物観察のやりかたであろう。だから「見た目が大事」と言われる由縁である。

では、顔が醜い人はどうしたら良いのかと言われそうだが、人相と顔の美醜とはまた別物だ。

顔が醜いからと悩んだり卑屈になったりするからその歪んだ性格が人相を悪くしてしまうのであって、たとえ顔が醜くても心がキレイな人は自ずから穏やかで良い人相になっていくものだ。

他人を騙したり、悪いことを繰り返している人は、美しい顔をしていても人相が段々悪くなってくるものでもある。

顔の美醜の判断よりも、人相の良し悪しを見極められるようにならなければならない。私は妻から「あなたは他人を見る目がない」といつも言われているが・・・。

男の顔はまさに履歴書であるから、私も今後は人相で判断することにしよう。


■2014-02-20-Thursday 可哀想〜

うわぁ〜真央ちゃんカワイソ〜

日本時間20日の夜中の3時頃にソチオリンピックの女子フィギュアスケートSPで、浅田真央がまさかの16位に終わった。

滑走順がロシア選手の後という不運はあったが、くじ引きなのだからこれも運だと思って諦めるしかない。

テレビで見てると、滑る前から茫然自失というか、心ここに有らずと云う感じに見えた。

精神面云々と云うのは容易いが、しかし、キム・ヨナ選手の落ち着き方と比べると歴然とした差が滑る前からあったのは否めない。

日本人はメダル、メダルと騒ぎ過ぎのようにも感じるが、彼の国の報道がどの様に盛り上がっているのかは分からないが、ふだんの韓国人の感情の激しさを考えると、韓国人がキム・ヨナ選手にかける期待は、日本人が浅田真央選手にかける期待よりも、もっと激しいのではないかと想像する。

しかも、オリンピック二連覇という偉業を期待されているのだろうから、半端な期待ではなかろう。

そのプレッシャーの中で、あれだけの滑りを魅せたのだからキム・ヨナ選手の精神力はスゴイの一言だ。

前回のオリンピックが終わった後に、しばらく休養を取ったのも、精神的に落ち着く戦略であったのだろう。

フォームの改造をしながら、ず〜っと滑り続けた浅田真央は、自分を追い詰めながらここまで持ってきたのだろうが、精神面の余裕を作り出す時間が足りなかったのだろう。

16位からの逆転は99.9%無理であろうから、フリーでは心置きなく自分の演技をしてもらいたい。

10代の頃からず〜っと日の丸を背負って暮らしてきたのだから、その重圧からそろそろ解放してあげたい。

オリンピックに出ること自体が素晴らしいことなのだから・・・。


■2014-02-21-Friday よく頑張った!

浅田真央よく頑張った!

ソチオリンピック女子フィギュアスケートのフリースタイルの演技で浅田真央が自己ベストの得点を挙げて前日のSPの16位から、総合6位に順位を上げて入賞した。

演技を見ている内に、私の目もウルウルしてきたが、終わった瞬間の真央ちゃんの表情を見たら涙がこぼれてしまったほど感動した。

あの表情は、全力を出し切った満足感と、これで全部が終わったという開放感がないまぜになった表情ではなかろうか。

これだけの演技が出来る選手なのだから、昨日のSPはやっぱり惜しかったなぁ。

まだ23歳なのだから、キム・ヨナみたいにしばらく休養して、今度は気楽な気持ちでフィギュア・スケートをやって欲しいと願う。

女子フィギュアの最終成績では、キム・ヨナの二連覇は成らなかった。今回、ロシアは15歳のリプニツカヤが期待されていたが、優勝したのは同じロシアのソトニコワ、彼女もまだ17歳であるが初めてロシアに金メダルをもたらした。

フィギュア・スケートは演技の評価を人間がする競技であるから、主観がどうしても入ってしまうのは否めない。ソチがロシアというホームタウンでの得点だからであろうが、今回のソトニコワの演技も確かに素晴らしかったのは認めるが、私にはキム・ヨナの演技との差が5点も開いたのは解せない評価であった。

しかし、若いだけにこれからはロシアが強くなっていくかもしれない。

それにしてもだ。20日の福岡市の講演での森喜朗の、浅田真央ちゃんに対する「あの子、大事な時には必ず転ぶ」とか「(フィギュア団体)は負けると分かっていた。浅田真央を出して恥をかかせることはなかった」云々の発言はいったい何様のつもりなのだ。お前が口にするな!フザケルナ!と言いたい。

フィギュア・スケートと云うのは、あの何千人も収容できるアリーナでたった一人で演技する競技だ。その何千人もの視線がたった一人に集中するスポーツなんて外にはない。相撲だって二人である。

ましてや森喜朗がやっていたラグビーは1チーム15人だから、両チームで30人が一度にグランドに出て行なうスポーツだ。

選手一人に掛かる注目度はラグビーの30倍なのである。そんな競技による差ということも分からない奴が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の会長をすること自体が間違っているだろう。

選手だって、競技のこともよく理解していないくせに、選手を労わるどころか非難するような奴がトップにいたら、やる気なんて出てこないだろうに・・・。

こんな輩は即刻クビにするべきだ。甚だ不快なコメントであった。


■2014-02-22-Saturday 読後感

帯広の本屋の新刊本コーナーで

『世紀の贋作画商(「銀座の怪人」と三越事件、松本清張、そしてFBI)七尾和晃著(草思社文庫)』と云うおもしろそうな本を見つけた。

私はマジックの研究をしているから「なぜ人は騙されるのか?」ということに関心が高いのである。

小説ではなくルポルタージュで2006年に講談社から「銀座の怪人」と云う題で出版されたものの文庫版なのだが内容が面白くてすぐに全部読んでしまった。

例によって、詳しく内容を書いてしまうと、これから読む人にタネ明かしをしてしまうようなことになるから控えるが・・・。

バブル期の日本を舞台にして、大掛かりに贋作を売りまくって大儲けをしたイラン人の男のルポである。

騙された人の多くが、銀座の画商たちであり、美術館員であり、美術関係の大学教授らなど、いわゆる美術の専門家達であるところが不思議である。

風貌も、いかにも胡散臭いイラン人になぜにこんな専門家達が騙されたのであろうか。

このイラン人はこの贋作販売で数百億円もの利益を上げたというところも桁が違って面白い。

「恥」がキーワードになっていて被害者が名乗り出ないという不思議さもある。

1982年に起こった、あの「なぜだ!」の岡田茂三越社長と竹久みちの事件は薄っすらと覚えているが、それにもこのイラン人画商が関わっていたのも面白い。

現在の日本の美術館や有名企業の会社などには、まだこの時に作られた贋作画が本物として飾られていると云う話も衝撃的である。

画商という人種の怪しげさや美術界の闇の部分を見た思いがした。

必読に値するなかなか面白い本である。


■2014-02-23-Sunday ニュースから

夕方のニュースでは

23日午後2時15分頃に名古屋の繁華街で歩道に自動車が乗りあげ十数人を撥ね飛ばしたという事故があったと報道されていたが・・・。

どうやら、これは事故ではなく犯罪の様相を呈してきた。

乗用車を運転していた若い男を取り押さえたら「人を殺すつもりでわざと突っ込んだ」と供述したという。

ニュースでは24歳の男性会社員が腰の骨を折る重傷を負ったと、男性の氏名は言っていなかったが、同じ年齢の息子が同じ街で生活しているからまさかなぁ〜とは思ったが・・・、一応電話で安否を確認したら、この事件そのものを知らなかったと云う。まぁ、そんなもんなのだろう。

それにしても、何故?犯人はこんなバカな真似をしたのだろうか?

犯行に使われたのはレンタカーで、借りてすぐに犯行に及んだらしいから、計画的な犯行なのだろう。しかも、一度はレンタカー会社に断られてから再度出向いて借りた直後の犯行であるらしいから、犯行への執拗な執念みたいなものを感じる。

去年の今頃だったかグアム島の繁華街でも同様の事件があった。その時には犯人は刃物を持ってコンビニ店に入って人を殺傷したから、もしも、この名古屋の犯人も刃物を持っていての犯行なら、取り押さえる方も命懸けということになる。

おちおち、ボーッと信号待ちをしてもいられない世の中になったということなのか?

街を歩くのにも、いちいち周りに注意をしながら緊張感を持って歩かなければならないのだとしたら怖い世の中になったものだ。

犯人は若い男だと云うが、無関係の他人を犠牲にしようという気持ちになることが恐ろしい。

真相はまだ分からないが、なんだか嫌〜な気分にさせる事件である。


■2014-02-24-Monday 権力は腐敗する

権力は腐敗するとは

よく言うけれど・・・、

ウクライナの首都キエフでは、22日にヤヌコビッチ大統領に抗議するデモ隊が大統領府や政府機関を占拠して市の中心部を掌握したというニュースを見た。

ヤヌコビッチ大統領の政敵で投獄されていたチモシェンコ元首相は収容先の病院から釈放されたという。そのチモシェンコ元首相の顔を見て、あぁこの顔は元祖美し過ぎる政治家であったということを思い出したが、確か、元々はこの二人は一緒に仕事をしていたのではなかったか?

このキエフは、オリンピック開催地のソチに近いと云えば近いし、遠いと云えば遠い距離にあるが、オリンピックの閉幕近くにこの政変が起きたのはどういう意味があるのだろうか?

ニュースでは、ヤヌコビッチ大統領が逃亡し行方不明になっていて捜索をされていると報道され、キエフ郊外にある大統領の邸宅が開放されたが、その127ヘクタールという広大な敷地内にはゴルフ場や動物園や大型帆船までが係留されていたというから驚きだ。

ヤヌコビッチが大統領に就任したのが2010年であるから、わずか3年でそのような贅沢な浪費をしたのだろうか?

大規模な不正は噂にはなっていたが・・・。

権力は腐敗するとはよく言うが、僅か3年でこんな風になるのも珍しいのではないか?

王様にでもなったつもりだったのだろうが、こんなに無茶苦茶なことをやっていたら国民にソッポを向かれるのは当たり前である。

やはり、リーダーたる者は清廉潔白な人物でなければならない。

上が汚れた心根の人間であると下の者も皆その真似をしたり感化されてしまうからだ。

私利私欲にまみれた人間というのは、その心根を隠す術にも長けているようだが、普段の自分と異なる性格を演じているのは苦痛なのだろう。やがて馬脚を現すものである。

リーダーを選ぶには、選ぶ側の人間観察力が求められている。


■2014-02-25-Tuesday 会見

オリンピック選手の

帰国後の会見内容をニュースで見て思わず微笑んでしまったり、中には爆笑させてくれるものもあって面白かった。

メダリストの会見では、何と言ってもスノーボード・ハーフパイプで銀メダルを取った平野歩夢(15)の会見には噴き出してしまった。

態度が飄々としていて肩肘張った感じがまるでしない。会見に対して緊張している様子も感じられないし、今時の中学生って皆こんな感じなのだろうか?

ひと頃、若い世代の人を宇宙人と呼んでいたことがあったが、まさしく宇宙人的(宇宙人を見たことがないので分からないが・・・)な感覚に思えて笑ってしまったのである。

浅田真央(23)ちゃんの会見でも、森喜朗の例の「あの子は大事な時には必ず転ぶ」という発言に対してどう思ったか聞かれた時に「人間なので失敗はする。失敗したくて失敗はしない」「私は何とも思っていないけれど、森さんはああいう発言をしてしまったことを少し後悔しているのでは・・・」と話した。

森喜朗の年がいくつなのか調べる気にもならないが、森なんかよりも真央ちゃんの方がよっぽど大人である。

森喜朗はこれまで失言で何度も失敗しているのに、反省もしていないから同じことを繰り返すのだ。真央ちゃんに「人間だから失敗する」とフォローまでしてもらって・・・。

会見ではないが、羽生結弦(19)君が文部大臣に「東北にスケートリンクがひとつしかない。環境整備をして欲しい云々」と訴えていたが、まさにその通りである。

仙台の東北高校はこれで、フィギュアの女子の唯一の金メダリストの荒川静香と男子の唯一の金メダリストの羽入結弦の二人を産み出した高校である。

しかし、仙台には正式な競技に使用するには規格が少し小さいリンクがひとつあるだけだ。だから羽生選手もカナダのトロントを拠点にして練習しなければならなかったのだ。

今回のメダルを獲得した選手らは、ほとんどが海外に自費で遠征したり練習しに行った人たちばかりである。費用的にもそれを支える家族らは大変であったことだろう。

日本人選手に過剰にメダルを期待するなら、それなりの練習環境を整えてあげてから言うべきである。


■2014-02-26-Wednesday 取材

東京新宿にある

「生活クラブ事業連合生活協同組合連合会」が約37万人いる組合員の為に発行している「生活と自治」という月刊誌の取材が25日午後にあった。

2005年の秋に「北の屋台」の取材をしてくれて、翌2006年3月号で取りあげてくれたTさんという記者から1月にメールで取材の依頼があったのである。

最初に取材を受けた05年当時はまだ私が専務理事を務めていた時期(07年3月末日退職)であったが、他の雑誌の観点とはまた異なる視線で取材を受けたことを覚えていた。

その後、Tさんは帯広を経由する際には「北の屋台」にも寄っていたと云うし、北海道新聞や十勝毎日新聞などの記事を定点観察していたと云うほど「北の屋台」には深い関心を持って見ていたと言うから嬉しいことである。

そのメールでは、去年の8月の末から「北の起業広場協同組合」が、組合解散を模索したり、解散手続きが法的に難しいことなどもあって、組織自体は存続させながら新しい執行体制を選定する流れにあることを知ったと言う。

私坂本がこの事業から離れられてからかなりの時間が経っているのは知っているが、その離れた時点から、現在に至るまでに、この組合にとても大きな変化があったのだろうと推察している。

新執行体制が決まるのが3月とのことだが「あの北の屋台で一体何があったのか」について、現地取材(帯広)を模索したい。その際には、是非、私にも話を聞きたいと言う。

帯広に来る直前になって2月24、25日の両日に帯広入りするからとの連絡があった。

当初、私は20〜25日まで出張する予定が入っていたので、本来ならこのTさんには会えないはずであったのだが、17日に急な用事が出来てこの出張をキャンセルしたので、逆にスケジュールがポッカリと空いたのであった。その結果、25日の夕方に取材を受けたが・・・。

取材内容はいずれ出版されるであろうから、ここでは詳しく触れないが「8年前に取材した時には、まちづくりのモデルケースとして全国各地に好影響を与え、輝いていた北の屋台の組合が、何故に、この8年間で解散を議題にするようなボロボロの組織に変容してしまったのか?」という疑問を解き明かしたいということなのである。

私も北の屋台に対する自分の思いの丈を1時間ほども話した。

果たしてどのような記事になるのであろうか?


■2014-02-27-Thursday ビットコイン

インターネット上の仮想通貨

「ビットコイン」の日本の取引サイトを運営する「マウントゴックス社」(東京)が26日に取引の停止をしたというニュースである。

ビットコイン? ビットコインには「発行者」も「管理者」も存在しないという。規制する法律も所管する役所もないという。何のこっちゃ!

それなら完全に自己責任でしかないだろう。

ひと頃、詐欺として問題になった「円天」と同じ様なもんかいな?

以前に、どの番組だったか忘れたが、このビットコインの特集を見た記憶があるが、確か、スマホ等にこのビットコインなるものを、あらかじめ現金(円やドルなど)を換金して入れておくと、契約している店での決済が短時間で手数料がタダだったか安く出来て便利であるという触れ込みであったように覚えている。

ビットコインを円などの「現物通貨」と交換する取引は、両替や商品券などを取引する金券ショップの商売とも似てはいると思うが、ビットコインは画面上でデータをやり取りするだけで現物は介在しない。

お金は現物で持っていなければ安心できないという私のような人間にはまったく縁のない話だなぁと思ったから関心も持たなかった。

しかし、広まるにつれてこのビットコインを規制する法的根拠がないということが問題にもなっていたようだ。

麻薬取引などの犯罪のマネーロンダリング(資金洗浄)に悪用されるケースも多いという。

ニュースではこのビットコイン自体が投機の対象にもなっていたのだそうだから、益々訳が分からない。

そもそも、お金というのは「信用」であったはずだ。発行元に信用が無い時代には、金や銀や銅などの希少金属を使ってお金を造り、価値の保証をしていた。それが、国家が発行することで信用を高め、重たくて持ち運びに不便な硬貨から紙幣へと変貌したが、それでも初期は金と交換できることを保証した金兌換紙幣であった。

ニクソン大統領時代に米ドルがこの金兌換制度を止めた時から、お金の考え方が変わっていったように思う。

金が金を産む、お金が投機の対象になっていったのではないだろうか。

人間の欲望には限りがないようである。

こんなアヤシゲナな仮想貨幣に何千万も換金している人間が居るということ自体が信じられない。

「便利」なものは「不便」であり「危険」でもある。データがハッキングされたらどうなるのか?キー操作一つで、一瞬に残高がゼロになる危険性だってあるだろう。

これは、ひょっとしてひょっとすると大がかりな国際的詐欺事件なのではないのだろうか?今後の展開に注視したい。


■2014-02-28-Friday 読書

新聞によると

全国大学生生活協同組合連合会が、国公私立30校の大学生に、一日の読書時間を尋ねたら、今流行りの電子書籍を含めて本をまったく読まないと云う「0分」と答えた学生が40%を超えたのだそうだ。

紙に書かれた活字を読んでいないと落ち着かないという活字中毒気味の私にとっては信じられないことだ。

そもそも学生と云ったら「本」であろう。

私が大学生だった頃は、暇さえあったらというか暇しかなかったのだが、一日に1冊は文庫本を読破していた。

親からの仕送りの額は少なかったが「本を買うので金を送れ!」と電話すると親も学校の本代ならと送金してくれたものであった。しかし、実際に買ったのは勉強に使う本ではなくてマジックの本を購入していたのだが・・・。

でも「本代」と云うのはまるっきりの嘘ではない。私は学校の本とは一言も言っていないのに親が勝手に早合点しただけである。

読んだ本を捨てられない性分なのであるが、卒業して帰郷する際に文庫本は後輩に全部上げてきた。現代と違って宅急便なんてものがなかったから送料が物凄く高かったのである。しかし、「マジック関係」の書籍は捨てられなかったから、これだけは高い送料を払っても自宅に送ったのであった。

毎週のように神田神保町の古本屋街を歩き回った。

大学生の頃も図書館には行かなかった。本は読むだけではなく、所有をしたいからだ。

司馬遼太郎の書斎の写真が載っていた本を見て、自分も将来は本に囲まれた生活を夢見ていたからだった。

我が家の3人の子どもたちも、母親に似たのか本をあまり読まない。唯一私の血を引いて読書好きなのは次女だけである。

若い世代が本を読まなくなったら、ますます本屋さんが無くなってしまうではないか。そうなると困ってしまう。本は読まなくても本屋に行って背表紙を眺めているだけでも楽しいのに・・・。