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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-04-01-Saturday エイプリルフール

令和5年度が始まった。

元旦の「新年」とはまた違った「新年度」の始まりである。

それと関係があるのか、ないのか知らないが、4月1日は「エイプリル・フール(四月バカ)」で嘘をついても良い日とされているが・・・。

裏を返せば、、それ以外の364日は嘘など吐かずに誠実に生きなさいと云う教えなのであろう。

昔は一生懸命にどんな嘘をついてやろうか、騙してやろうかと考えたものであったが、ここ最近は、それこそバカバカしくなってしまってやらなくなった。

いまだに海外のメディアは悪乗りしてフェイクニュースを造って流したりしているが・・・。

たま~には、秀逸な作品とも呼べる様な「嘘」のニュース映像が流れる年もあったがなぁ~。

近年で憶えているのは、南極のペンギンが氷の上を滑走して行って勢いが付いたら空中に浮きあがって、空を飛ぶ映像を見てエッと驚いたことがあったが、それ以外は悪ふざけの域を出ていない。

コンピュータで映像の加工が、誰にでも容易に出来るようになってくると、YouTubeなどに流れる映像も、どれが本当で、どれが作りものなのか分からなくなってきた。

こう毎日毎日、世界中でフェイクニュースが流されていると、エイプリルフールの意味なんてまったくなくなる。

その内に、それこそ逆に、「今日一日だけは嘘を吐かずに誠実にいましょう」なんて日が出来るかもね。


■2023-04-02-Sunday 坂本龍一死去

音楽家の坂本龍一氏が3月28日に71歳で亡くなった。

がん闘病中とは聞いていたが、71歳での逝去は早過ぎるなぁ。

同じ「坂本」姓としては、坂本龍一の世界的な活躍はとても嬉しかった。

坂本姓の著名人としては、歴史上では「坂本龍馬」ぐらいしか思い浮かばない。

芸能人なら「坂本九」も有名であるが、彼の本名は「大島九」であった。しかし彼の両親の姓は「坂本」であったが・・・。

9番目に生まれた子だから「九」と命名して大島家に養子にでも出されたのかなぁと考えていた。いずれにしろ「坂本」は本名ではなく芸名あつかいだったから私の中では「坂本」姓という認識が薄かった。

そのほかには当時は歌手で女優の「坂本スミ子」ぐらいしか思い当たらなかったが、歌手の「坂本冬美」やV6の「坂本昌行」、スポーツ関係では巨人軍「坂本勇人」やフィギュアスケートの「坂本花織」も出てきたが・・・。

そんな中で坂本龍一がYMOで世界的に有名になり、その後も「世界のSAKAMOTO」として海外でも評価されたから、ただ単に同姓というだけなのに嬉しかったのである。

人間と言うのは、同姓、同郷、同窓などに共通点を見つけたがるものであるが、中には単に同い年というだけでも群れたがる。

同じ「さかもと」でも坂本以外に「坂元」や「阪本」など発音は同じでも漢字が異なると、急に親近感が薄れてしまう。不思議なものであるなぁ。

もっともっと「坂本」姓の人が活躍して欲しいなぁと思っていたところだったのだが・・・

坂本龍一氏のご冥福をお祈りします。合掌


■2023-04-03-Monday 北海道限定販売商品

本州に暮らす娘たちに

「帯広のお菓子でも送るかい?」とメールしたら、返ってきたのは「お菓子はいらないけど、マルちゃんの焼きそば弁当と屋台十八番が欲しい」という返事であった。インスタント食品をリクエストされるとは思わなかった。

「マルちゃん」といえば「東洋水産」だ。東洋水産は北海道の企業ではないはずなのに、「やきそば弁当」や「屋台十八番」は北海道限定販売のインスタント食品であるらしい。

子どもらは「何故だか知らないが、この商品は北海道でだけしか販売されていないから本州では買えないのだ」と言う。

子どもらは、小さい頃から食べ慣れた味が染みついて、本州で販売されている同種のインスタント食品は口に合わないのだと言うのである。そんなにインスタント食品は食べさせなかったのになぁ~。それでも恐ろしや幼い頃の舌の慣れである。

そういえば、先月の北海道新聞の朝刊に「北海道だけ商品のヒミツ」と題して特集記事が載っていて、その中に「マルちゃんのやきそば弁当」も載っていたなぁと思い出し、新聞をまとめたゴミ袋をほじくり返して探し出したのであった。

3月23日付けの朝刊の経済面に載っていたのを発見したので娘らにスマホで撮影してLINEで送っておいた。

早速、スーパーマーケットに買い出しに出掛けたら、「やきそば弁当」には色々な味のものがあることが分かった。「屋台十八番」にも味噌、醤油、塩などの種類があるので、また娘に「どの味のを送ったら良いのか?」とメールしたら「どちらも定番のものだけで良い、屋台十八番は醤油味で」というので、「定番の以外の他の味も試してみたら?」と書いたのだが「定番以外は要らない!」との返事。

意外と保守的なんだなぁ~。一旦気に入った味が良くって、他の味を試すことはしないようだ。

インスタント食品は値段は安いけれども嵩張るから送料の方が高くついてしまうのだが・・・。

段ボールの箱まま購入して宅配便で送ったのであった。

孫にもこの味を憶えさせてしまったら・・・


■2023-04-04-Tuesday ツナギ

暇である。

身体を持て余しているが、スポーツジムには行きたくない。ランニングマシンに乗っかって走るのは何となく情けない感じがして嫌なのである。

運動を兼ねて庭の一部を畑にして、茄子やキュウリなどを植えて、夏の糠漬けの材料にしようかと実用的なことを考えたのである。

まずは形から入るのが私のクセである。

初めに作業着を購入せねばならないと考えて、PROONに行ってみた。

結構カラフルで恰好の良い作業着というかファッションの店みたいであった。

昔からツナギの作業着に憧れていた。中学生の頃にテレビで見た宇崎竜童のダウンタウンブギウギバンドの白いツナギのユニフォームが好きだったが買うことは無かった。

最初にデニムのサロペットを試着して鏡をみたらミニ石塚英彦みたいであるから止めにした。次に同じくデニム生地のツナギを試着してみたのだが似合わない。

ジーンズの古着風の生地のもあったのだが、小汚い感じがしたので止めた。

ネービーブルーのツナギだといかにも作業員という感じがしてしまう。

アレコレ迷って結局、縦縞模様のツナギにすることにした。

サイズはメンズのLではブカブカである。私は肩幅が狭くて手足が短いからメンズのLだと肩が落ちてしまって恰好が悪い。メンズのMだとウエストがキツイ。

メンズの横にレディスのツナギのコーナーがあった。同じメーカーの同じ模様であるし、前の合わせもメンズと一緒である。だが多少サイズが異なっている。レディスの13号の方がメンズのMよりもウェストサイズが大きそうだったので試着してみたらピッタリであった。

これは良いと思って購入して自宅で着てみたら・・・、私は胴長だからやや着丈がキツイものの肩幅も袖の長さもピッタリ、短足だから裾は長いが裾は巻くって着た方がいかにもツナギらしい。

値段も5千円ほどで安いから気に入って自宅で着ていたら・・・。

夕食が終わるまでずっと着ていたのだが、小便がしたくなって、トイレに行ったら・・・。

ツナギは脱ぐのが面倒である。ピッタリ目のツナギは尚の事脱ぐのが面倒だ。

私は前立腺に癌があるから、小便の我慢出来る時間が短くなっているのであるが、脱ぐのに手間取ると漏らしてしまう危険性がある。

これは注意が必要だ。脱ぐのに手間取って漏らしてしまったら恰好悪いからなぁ~。


■2023-04-07-Friday 春が・・・

例年よりも雪解けが早い。

全国的にも桜の開花が早まっているし、帯広ももう雪は降らないだろうと思い土曜日にタイヤ交換をしようかと思った。

私は車の運転は好きではないのでドライブに行く予定もないからなぁ。

しかし、今日の夜のニュースの天気予報で明日の帯広は雪とのこと。

まぁ、この時期に降ってもすぐに融けるし、降雪量もあまり多くはなさそうである。

しかし、雪はやっぱり心配だから、もう少し後にしたらと言う。

例年ならば4月下旬のGW直前にタイヤ交換するのが通例であるから、別段特に急ぐ必要もないので、もう少し後回しにすることにした。

日本奇術協会の幹部のマジシャンから電話が入った。

8月13日(日)に幕別町百年記念ホールでマジックショーを開催する。今回はコロナ禍で困窮した芸人救済の為の文化庁の援助を受けての公演であるが、その採択が正式に決定したのでご協力をお願いしたいとのことである。

エッ~、8月13日だって!?

この日は勝毎花火大会の開催日で、全国各地から見物客が殺到する日であるし、私の事情で云えば、14・15日に開催される「帯広平原まつり」の中で「大道芸フェスティバル」を主催している立場の人間であるから前後日も含めてこの4日間は大忙しなのである。

これは困ったなぁ~。

例年、この日の帯広市内のホテルは花火大会の観客らで満室状態なのである。大道芸フェスティバルに招聘する大道芸人さんらの宿泊でさえ毎年苦労しているというのに・・・。

ホテルは予約してあるのか?と問いかけたら「まだです。文化庁の正式採択が決まってから予約するつもりでしたので・・・」と言う。「坂本さんの力で何とか10名分10室の個室を予算○○円で予約手配して欲しい」とのこと、こりゃぁ~困ったなぁ~。

帯広のマジック関係者にも13日当日の協力を呼び掛けたが、皆の返事はお盆は難しいと言う。私も身体はひとつしかないしなぁ~。本当に困ったなぁ。

事情をこの幹部に伝えたら、日程変更、場所変更も出来ないと言う。

ウ~ン。

チケット販売の為の方策も考えてみたが・・・。

例年、13日の花火大会当日の昼間は、帯広市外から来た観光客が街中を手持無沙汰でブラブラしている姿をよく見かける。十勝の観光地への往復には時間が足りないし、かといって市内には時間潰しの場所が少ないからだ。

それならば、帯広駅内にある「観光コンベンション」の事務所に「どこか面白い場所は近くにありませんか?」と尋ねに来る観光客がいるかもしれないと思ったので、観光コンベンション協会に案内などの協力要請をした。こころよく引き受けてくれたが、地方から自動車で帯広に来た観光客はまずは駐車場を確保してから時間潰しをするのが通例である。帯広駅前から幕別百年ホールへの公共交通機関の便利が良くないから、移動がかなり難しいのでないかとのアドバイスである。

バスの時刻表も調べてみたが、本数も少ないし、バス停がかなり離れているから使用は難しい。

ウ~ン、困ったなぁ~。

事前のチケット販売も集客もかなりな困難が予想されるが・・・。


■2023-04-08-Saturday #マンホール

暇だなぁ~。

何もすることがないから、また例によって映画でも見に行こうかと6日の勝毎の「映画案内」を調べたら「7日分」の上映時間が載っていた。

7日から新しい映画の上映開始日である。

帯広市の出身で、我が母校の柏葉高校の後輩でもある「熊切和嘉」の監督作品である「#マンホール」の題名が目に留まった。この映画も7日が上映初日である。

たしか、この映画は全国的には2月10日頃に上映開始になっているはずなのであるが、何故だか監督出身地である帯広での上映が2ヵ月も先延ばしになっている。

帯広市(十勝)唯一のシネマコンプレックスである「シネマ太陽帯広」の上映作品セレクトには毎度のことながら不満タラタラだ。

7日の「#マンホール」の上映は一日2回で、一回目が14:45~、二回目が20:30~で、上映時間は99分間である。

ウ~ン、どちらも中途半端な上映時間だなぁ~と感じていた。

翌日7日の勝毎の「映画案内」で8日分の上映時間を調べてみたら「#マンホール」の上映は20:10~の1回のみである。この時間帯では見に行けないなぁと諦めたら・・・、

そのすぐ下段には『BTS(声出し応援上映)マスク着用での声出しOK!ペンライト等応援グッズOK*特別料金2,400円*各種割引・招待券使用不可①18:50 4/20終了』との6段の案内分が載っている。

この「BTS」の6段の案内を挟んでその下段に「#マンホール(熊切監督舞台挨拶付上映)14:00~と載っているではないか。

普通ならば「#マンホール」欄を続けて載せるもんだろうに・・・。何故に間にBTSを挟むのだろうか?危うく見落とすところであった。

8日の14:00~ならば丁度良い時間帯である。

舞台挨拶付の上映会というのも一度は見ておきたいなぁと思ったので、この回を見に行くことにした。

混み合うことを予想して早目に映画館に向かった。

立体駐車場に入ったら2~3階は満杯である。3階に一ヶ所駐車スペースを見つけて入れたのだが、運転席の右側には柱があってとても狭い。柱ギリギリに駐車したのであるが、それでも助手席側が狭くて降りられないと言うので、別な駐車場所を探そうと車を出した。右折するべくハンドルを切ったら、柱の角に付いているプラスチックのカバーに車の後部を軽く擦ってしまったのである。大ショックであるが、擦ったのが他人の車でなくて良かった。

空間認識能力が落ちているのかもしれない。「免許証返納」の文字が頭をよぎった。

上階の広いスペースに駐車し直したのだが、気分はかなり落ち込んでいる。

さて、映画である。

上映前に熊切和嘉監督の舞台挨拶があり、上映後にも再度挨拶をするという。

映画館のスクリーンの前でマイクを使って挨拶したのであるが、映画館だから明るさが足りない。スポットライト等も無いから、監督の顔が良く見えない。

まぁ、舞台挨拶なんてものが、帯広の映画館で行われるなんてのは、そう滅多にあるものじゃないのであろうが、臨時の照明設備くらいは準備するのが礼儀ってものじゃぁないのだろうか。

もしも、これが主演の「中島裕翔(ジャニーズのHey!Say!JUNP)」が来るなんてことになっていたら・・・。

映画館だというのに映画監督を軽んじているように感じた。

私は、映画の内容がまだ鑑賞していない人に分かる様な野暮な解説はしたことがないが、この映画は特に「ネタバレ厳禁」であるから、内容には触れないが、テンポが良くてなかなか面白い映画であった。

チラシに書いてある内容から逸脱しない範囲で云うならば、私は「SNS」ってモノをやったことがないから、このやり取りはちょっと実感が湧かなかったけれども・・・。

見終わった後で、スッキリしない、いわゆる腑に落ちない部分が数多くあった。

上映後の熊切監督の舞台挨拶で質疑応答の時間もあったので、よっぽど手を挙げて質問しようかと思ったのであったが、逆に、これを聞くのは野暮だなと考え直して止めておいた。

新聞社と思しき記者が数名取材に来ていたが、映画館側も事前に前宣伝をしておけばもっと観客数が増えたであろうに・・・。

この映画館は何かがオカシイ!


■2023-04-09-Sunday 選挙

今日は統一地方選挙の投票日

北海道知事と北海道議の選挙の投票日である。

私は選挙というものに燃えた(萌えた?)ことがない。

成人して選挙権を得てから(大学を卒業して帯広に戻ってから)は投票を欠かしたことは一度もない(大学生時代は住民票を東京に移動させていなかったから投票できなかった)のだが、選挙期間中に立候補者の選挙事務所に行ったり、応援したりなどはしたことがない。

父から「商売人は絶対に選挙に関わってはいけない」ときつく戒められていたからである。ところが、当の本人の父は選挙に関わっていた。

4月1日に逝去された元帯広市長の田本憲吾氏の選挙や中川昭一氏の選挙で婦人部長などをやっていた。

本来は父も、祖父の勝から選挙に関わってはいけないと言われていたと父から聞いている。その父が田本さんの選挙に関わることになったのは青年会議所(JC)が原因なのである。

昭和49(1974)年4月、私はまだ高校生であった。時の帯広市長は革新系の吉村博氏、保守系が多いJCメンバーが市政奪還に向けて燃えに燃えた選挙であった。青年会議所と言うのは本来は選挙には関りを持たない組織であるはずだが、JCメンバーであった橘精三弁護士がかなり強引な理論武装をして帯広JC一丸となって青年会議所OBであった田本憲吾氏を市長候補に担ぎ上げ、組織をあげて選挙活動をしたのである。

田本氏のJCでの先輩であった父は、その選挙のあった昭和49年にはたまたま帯広JCOB会(第11代 カフェ内閣:真井正三会長)の副会長職にあったのである。

同じJCOB会の3年後輩である田本氏をOB会として全面的にバックアップする立場にたまたまなってしまったのだった。

この時の市長選挙は壮絶な戦いであった。革新系の対立候補は元教員の熊谷克治氏であった。僅か200票差の大激戦を制して田本氏が初当選したのである。

この選挙以来、父は選挙の魔物に少し憑りつかれた様であった。「選挙って、票読みとかいろいろとあって結構面白いんだよなぁ~」と言っていたのを憶えている。

田本氏の後ろ盾であった中川一郎が昭和40(1983)年1月に自死した後の、中川昭一氏と鈴木宗男氏の「骨肉の争い」と言われた同年12月の選挙では父は中川昭一氏の婦人部を手伝った。

この選挙戦の最中に、自宅に鈴木宗男氏本人から父に抗議の電話が入ったことがあった。かなりの長電話であったことは憶えている。その電話が終わった直後に、父が「やっぱり選挙なんてやるもんじゃないなぁ~」とつぶやいたのを聞いている。

それを聞いているから、私は絶対に選挙には関わらないと決めたのである。私のことだから父の言っていた選挙の面白さを一度でも体験してその魅力(魔力)のとりこになってしまったら困ると、最初から一切触れないことにしたのである。親類が候補者になったこともあるが、一切手伝わなかった。

だから選挙にはあえて「燃えない」様にしているのである。

それに、昨今の政治家は洋の東西を問わず、尊敬出来る様な人物が見当たらない。むしろ軽蔑したくなるような人物ばかりである。政治家には失望感しか感じないけど、それでも選挙になれば投票には欠かさずに行っている。投票の「権利」だけはしっかり行使しなくっちゃ!


■2023-04-10-Monday 特殊詐欺

カンボジアのシアヌークビルという都市の

日本人詐欺グループの拠点が捜索されたというニュース。

カンボジアのアンコールワットなどがあるシェムリアップという町には数回訪れているが・・・。

上智大学の元学長で、アンコールワットの研究、修復事業などで世界的に著名な帯広市出身の石澤良昭教授のお招きで、2001、2003、2007年と3回もシュムリアップを訪れている(この訪問内容はこのブログに詳しく書いているのでここでは省略する)。

シアヌークビルの街の様子を映したテレビのニュース映像に驚いた。

カンボジアの首都プノンペン以外にも、こんなに高層ビルが立ち並んでいる街があったとは・・・。

ニュースの解説では中国資本の企業がリゾート開発で多数進出して中国人が増え、半ばチャイナタウン化している様相であるようだ。

しばらくシュムリアップにも訪れていないが、まさかシュムリアップも乱開発されているのじゃぁないだろうなと心配になってきた。

海外に拠点を置く特殊詐欺グループは、今年になってフィリピンに居た4人が日本に召喚されたばかりである。今度はカンボジアで人数もいきなり増えた。

文明の利器であるスマホを使用して、海外から犯罪がやれる世の中になったのである。

しかもリゾート地で贅沢に暮らしながら・・・

日本の警察も、特殊詐欺だけならば「騙される被害者側にも落ち度がある」なんて考えていたのだろうか、海外の特殊詐欺の拠点にいる連中の逮捕にはそれほど積極的ではなかった様に見受けられた。

それが、連続強盗事件で死者が出て、しかもどうやらそれが海外に居た特殊詐欺グループが遠隔操作で、闇バイトで募集した連中を使ってやらせているという疑惑が出たら急に表に出てきたのではないだろうか。

ところが、このフィリピンの4人組が日本に召喚された後でも、一向に強盗事件も詐欺事件も無くならない。それが模倣犯によるものなのか、それとも本当の親玉が居るのかは分からないが、依然として私のPCにも毎日毎日、百件ほどの怪しげなメールが入り続けている。

今回のニュースでもやっていたが、docomo、Amazon、クロネコヤマトだとか、使ったこともない銀行、車に載せてもいないETCだとか・・・。

毎日、毎日、迷惑メールに入れて排除しても、排除しても、逆にドンドンと増えて行く。これが面倒で適わない。

中に万一ホンモノのメールが混じっているかもしれないと思うと・・・

まさに、この心理につけ込んでいるのであろうなぁ、まだ騙されてお金を取られる人達が後を絶たない。

たしかに手口がすごく巧妙化しているのであろうが、もういい加減に騙されない様に出来ないものなのだろうか?

犯行を繰り返す連中にも、犯罪が割合わないものだと思い知らせる必要があるだろうなぁ。入ったことがないから実態は知らないが刑務所の待遇も良過ぎるのかもしれないぞ。


■2023-04-12-Wednesday 黄砂

黄砂が中国大陸から飛んで来る!

ニュース映像を見ると、中国では除雪作業みたいに、スコップで道路に溜まった大量の砂をかきだしていた。大気中の色が黄色というよりも赤に近い色になって視界がゼロみたいな状態である。中東の砂嵐さながらの風景だ。

その黄砂が、偏西風に乗って、遠く日本にまで飛来するという。

最初にこのニュースを聞いた時には、どうせ十勝は日高山脈が壁となって防いでくれるさと思っていたのであるが、天気予報を見ると、日高山脈を越えて十勝にも飛来するらしいではないか。

一昔前の冬の北海道にはスパイクタイヤが道路のアスファルトを削った粉による粉塵公害というのがあった。

昔は毎年今頃になると、窓ガラスなどの淵に溜まった黒いアスファルトの粉塵を掃除するのが季節の変わり目というか、そろそろ春が来るなぁと感じさせたものであった。

あの粉塵を毎年吸っていたのであるから、北海道人の肺は相当に痛んでいたのではなかろうか?

その粉塵公害が無くなってから、春の空気を清々しく感じるようになっていたのであるが・・・

今回の黄砂飛来は、どれくらいの影響があるのであろうか?

コロナ禍のマスクが外せるかと思っていたのであるが、またしばらくは外を出歩く際にはマスクが必要になるかもしれないなぁ~。

眼はどうやって防ごうか?

目が大きいから、ゴミが入り易い。砂埃は長いまつ毛でも防げない。ゴーグルでも買おうかな?

以前に、地球環境問題を熱心にやっていた頃に、ゴビ砂漠の拡大がテーマになったことがあった。

たしかあの当時は、紙オムツなどに使われている「高吸水ポリマー」を砂に混ぜておけば、雨が降ったら、すぐに蒸発しないで保水するから砂埃が防げるなんていうことを言っていた学者がいたが・・・

砂漠が広がることを一刻も早く防がないとドンドンと加速度的に広がってしまうぞ。

砂埃はかなり深刻な厄介者である。

夜に久し振りに宴会に出席した。コロナ禍が激しい時には、テーブルの目の前に透明アクリル板の衝立があったのであるが、それが取り払われていた。

衝立があると他人の声が聞き取り難かったのであるが、それが無くなると会話がスムーズになった。透明とは言いながらもやっぱり壁は壁である。音が遮断されて聞き取りにくかった。それが無くなっただけでも少し元に戻った感じがする。

宴会終了後は二次会には行かずに、夜にしか開いていない店に寄って、好物のチョコレート(この店でしか売っていない)を買ってタクシーに乗って帰宅した。

しばらく外では飲んでいないからなのか、スナックやバーなどに行って飲むことが、とても面倒臭くなってしまったのである。お酒にも弱くなったのか、あまり飲みたいとは思わなくなってしまったのである。娘たちよりも若いホステスさん相手に酒を飲むというのも虚しく感じるしなぁ、これもコロナ禍の影響なのであろうか?

夜の繁華街では、客引きする女性を多く見かけた。

何だか、コロナ禍前とは雰囲気が変わってしまったように感じる。これも私が年を取ったせいなのかなぁ~。虚しさだけを感じる夜の繁華街であった。


■2023-04-13-Thursday Jアラート

今朝の07:55頃にスマホのJアラートが鳴った!

北朝鮮がミサイルを発射して北海道周辺に落下する危険性があるから避難して下さいとのことである。

何処に落下するのか正確なことも分かっていないのに、一体何処に避難しろと言うのであろうか?

テレビのニュースでは、北海道の高速道路は閉鎖され、JRも運転見合わせをしているという。

防衛省は何をやっているのだ!

もっと正確に、どこに向かって飛行中って分からないのだろうか?

レーダーって役に立っているのか?

迎撃ミサイルだって、高い金を払ってアメリカから購入しているのであろう。日本に向かって飛んで来ているのならば、それを撃ち落とす為に購入した迎撃ミサイルじゃないのか?

ただ眺めているだけなのか?

先の沖縄県宮古島で消息不明になった自衛隊のヘリコプター一機すらもまだ見つけられていない。日本の防衛システムって本当に機能しているのであろうか?

ただ単に所有しているだけで、使わないなら税金の無駄遣いであろうに・・・

そう思っているところに、08:13に根室で震度1の地震があったとの地震速報が出た。アッこれは根室にミサイルが着弾しのかな?とビックリしたのであったが・・・。これはどうやらミサイルとは無関係であったらしい。

その後の08:23にミサイルはすでに落下したらしいとテレビが報道したが、スマホでは解除の案内もまったくない。警報を出すだけ出しておいて、解除はスマホで知らせないんかい!

日本の防衛システムは、こんな程度では何の役にも立っていないし、国民を混乱させるだけだ、もっと正確な情報を発信出来るようにしてほしいものである。

こんな不確かな事ばかりやっていたら、それこそ「オオカミ少年」になってしまうぞ。


■2023-04-15-Saturday 寒~い

我が家の庭では「つつじ」の花が咲き始めた。

桜はまだ蕾の状態ではあるが、来週には咲くだろうとの予想が出ている。

例年よりも2週間ほどは早い開花予想である。

そろそろ外で、炭火で焼くジンギスカンの季節だなぁ~、明日の日曜日には今年初の外ジンギスカンでもやろうかと思い、炭を購入してきたのであったが・・・。

天気予報で、十勝に雪が降るとの予想が出たのである。

今日の午前中は晴れていたし、温かかったので、なぁ~んだ、天気予報は外れだなぁと思っていたのである。

しかし、午後になってから太陽が雲に隠れて風が出て来た。特に風はかなり冷たい強風である。こりゃぁ~本当に雪が降るのかも・・・。結局、タイヤ交換も外焼肉も、またまた延期することになった。

除雪道具は、物置に片付けたばかりである。

ニュースを見ていたら、岸田総理が和歌山県の漁港に選挙の応援演説に行ったところに聴衆の中から爆発物が投げ込まれて爆発した事件が起きた。現行犯で捕まった犯人は若い男である。

犯人の隣に居た漁師さんみたいな中年男性2人が、すぐに犯人に掴み掛かった映像が映ったが・・・、犯人はまだ手に爆弾状の銀色の筒を持っていた。爆発する危険性も大きいのに、警備の素人の人間によくそんなことが出来たよなぁ~。

犯人が倒された後で、先に岸田首相に向けて投げられた爆弾がボンッと爆発した。

もしも犯人が所持していた爆弾も爆発していたとしたならば・・・

取り押さえた人もとっさの行動であったのだろうが・・・、

岸田首相に最初に投げつけた爆弾がどの様な仕組みで爆発させるようになっていたのかはまだ不明であるが、ニュース映像を見たかぎりでは、犯人は取り押さえられる寸前にライターみたいなもので手に持った銀色の筒状のモノの導火線みたいなものに火を着けようとしてしていたようにも見えた。

そうなると、最初に投げた爆弾も導火線に着火して爆発させる仕組みであった可能性が高い。

そうだとすると導火線の長さがかなり長かった可能性がある。

もしも導火線が短くて、投げられてすぐに爆発する爆弾で、威力が大きかったならば、岸田首相も危なかったと思う。

最近の事件のニュースを見ていると、日本もかなり危険な国になっているように感じるなぁ。

安心して歩ける国でいてほしいものである。


■2023-04-16-Sunday 雪は・・・

4月にしては寒いが・・・

天気予報では雪の予報であったが、さすがに雪にはならなかった。

しかし、朝から冷たい雨が降っている。この雨で先週飛来してきた黄砂も落ちてくれるのであろうか?

先週の金曜日には、まだ車に黄砂が着いたままで、まだら模様になって気になっていたから、退社後に、庭の凍結防止栓を解除して水を通し、ホースをつないで車に水を掛けたのであったが・・・、

ホースの先は6段階くらいに水の出る勢いを変えられる機能が付いているので一番勢いの強い段階にして車の近くから放水したのであった。

雑巾で拭こうかと思ったのだが、水が冷たいので拭くのは止めて、そのまま車庫に入れておいたのであった。

今朝見てみたら、まだ黄砂が完全には取れずにまだら模様が残っていた。やはり普通のホースの水を掛けるだけでは黄砂は完全には除去できないようだ。

ニュースでは、黄砂が着いたまま雑巾などで車体を拭くと、砂の細かい粒子によって車に傷が付くから用心するようにと言っていたので、一度水だけで流し落とそうと思っていたのであったが、以外としつこい汚れである。高圧ジェット噴射の機能が必要なのかも・・・。

今日が温かければ、もう一度車を洗車しようかと思っていたのであるが、雨が降っているから止めにした。

どうもここ数週間は土日の天気がよろしくない。


■2023-04-17-Monday

去年の10月下旬から治療を続けていた歯に

ようやく銀冠が被さった。

年取ってくると歯の治りも遅くなるのであろうか?

半年間も右の奥歯の銀冠が無かったのである。

治療中の奥歯には、臨時の被せモノを詰めてくれるのであるが、食事をするとすぐに取れてしまう。

ほとんど治療直後の最初の食事で取れてしまった。

治療の間隔が、毎度1~2週間は間が空く。

歯医者の数はコンビニの店舗数よりも多いと側聞しているが、何故にこんなに治療間隔が開くのであろうか?

取れてしまった詰め物の跡に食材の破片が溜まるから、なんとなくイズイ(北海道弁)。食後に水やお茶などで、口の中をクチャクチャと濯いで、その破片を取ってそのまま飲み込む。まことに行儀が悪いが仕方がない。まぁ、どうせ食べ物の破片なんだから・・・。

さすがに半年間も右側の奥歯を使えなかったものだから、すっかり左側の奥歯でモノを噛む癖がついてしまった。

今日銀冠が被さって、久し振りに右側の奥歯でモノを噛んだのだが、なんとなく違和感がある。

「今日の治療で終了だから、歯を綺麗にしましょうね」と言う。ピィ~と云う耳障りな高音と水が噴射される道具で、歯茎の奥まで歯垢などを取っているみたいである。うがいをしたら結構血も出ていた。この治療が終わったら、何だか前歯の裏側の舌が当たる部分に隙間が出来たような感じがするのである。

歯垢が取れたからなのであろうが、歯垢なんてものがそんなに沢山こびり付いているものなのだろうか?

それとも舌の間隔が鋭敏で、ほんの少しの違いを敏感に感じるからなのであろうか?

とにかく口の中が違和感だらけである。

歯医者からは「坂本さんの歯は他に悪いところがないから、また半年後位に歯の掃除に来てください。年齢の割に丈夫な歯ですよ」と言われた。

たしかに食べ物は自分の口と舌で食べるから美味しく感じるのである。

歯の健康は大切である。


■2023-04-19-Wednesday チャットGPT

最近のニュースでやたらと「チャットGPT」と聞こえてくる。

デジタルの方面には疎くて、何のことだかさっぱり分からなかったが、あまりに毎日のように報道されるので、ちょっと調べてみたのだが・・・

「ちゃっとGPT」「Chat Generative Pro-trained Transforme(文章生成モデル)」と云うらしくて「OpenAI」社が開発したモノらしい。

AIを使っているらしいのだが、質問に対して文章で答えてくれるコンピュータらしい。

これを使用すると、論文なども作れるらしい。

だから、学生に使わせることを禁止している大学もあるらしい。記述式の試験問題や卒業論文なども合格点が取れるレベルの解答をするらしいのである。

やたら「らしい」を連発しているが・・・、どうやらAIってのが、もうここまで進んだのか!

ニュース解説では、文章に関わる職業、例えば税理士や司法書士などが淘汰されかねないと危惧していたが・・・。

確かに、定型の文章作成などには有効なのかもしれないが、さすがに小説家の替りにはならないだろうと思っていたらば、なんと、その後で、このちゃっとGPTは小説まで書いてしまうのだという。

AIってのは、過去に人間がコンピュータに入力した膨大な量の情報から、適切なものを抽出して並べ替えて出力するらしい。

どうやら、今回話題となっている「チャットGPT」というのは、「模倣の天才」みたいな機能を持っているようだ。

人間にも「模倣」はある。確かに「真似」というのは芸術には必要でかつとても重要な要素である。

コンピュータが過去の人間が作った作品をつなぎ合わせて、それらしい作品を新たに作ることは得意なのかもしれない。

しかし、それは結局は過去作品の張り合わせ、つなぎ合わせであって、新たな発想の産物とは異なる。との解説でもあったが・・・

でも、人間世界の発明のほとんども、過去の発明の改良であったりするからなぁ~。

人類の画期的な発明ってのは、これまでほんの数%程度のものでしかない。その数%の画期的な発明ってのがAIには可能なのであろうか?

人間の「ひらめき」や「天啓」みたいなものがAIにはあるのであろうかなぁ~。

解説者の学者も同じようなことを言っていたが・・・、

しかし・・・

原始時代の人類の発明ってものから、今日に至るまでの人類の発明が、知識の積み重ねから出たであろうことは明白だ。特に「文字」の発明によって知識の集積(伝承)が格段に進んだ。

しかし、この「AI」の出現によって、「文字」以上の知識の集積が可能になったわけだ。

そうだとすると、いずれ「AI」がまったく新たな発明をするかもしれないなぁと感じたのである。

たしか、人口知能(AI)が人類の知能を超える転換点(技術的特異点)「シンギュラリティ(Singularity)」が2045年に到来すると予言した学者がいたよなぁ~・・・

でも、何だかこのペースだと、もっともっと早まるような気がするなぁ~。

テスラ社のイーロン・マスク氏らが、この「ちゃっとGPT」の運用を危惧して半年位遅らせるように米政府に進言したと云うニュースも同時期に流されたが、マスク氏は自分の会社でも、同様の機能を持ったAIの開発をするとも言っているのだから、こちらは単に先行したOpenAI社の独占を阻止する為の戦略なのであろうなぁと見透かされる。

私のアナログ的感覚からするとAIのシンギュラリティが実現すると、映画「ターミネーター」みたいな「AI対人類の戦い」の世界になるのじゃないかと危惧しているのだが・・・、

ちゃっとGPTの回答の中には、差別的な発言なども多いという。それは過去の人類が残してきたモノからの抽出なのだから当たり前のことであろう。

例えば、「差別」に関してが社会問題化されてからはまだ数年しか経っていない。まだ現在でもあらゆる差別は残っているし、差別を正当化する人間だってまだまだ大勢いるのが現実である。

AIの回答が過去のデータからの抽出であるのならば、圧倒的に差別のデータの方が多いのであろうから、回答内容も差別的なものになる可能性も大であろう。

知識と感情とは別物である。データから得られる答えだけでは冷酷な機械の範疇を超えられないであろう。

人類の過去(現在も)には、同胞である人間を大量に殺戮してきた歴史がある。

何が良いことで、何が悪いことなのかを判断する能力をAIに持たせない以前に人間社会に拡がって、それに頼ることは甚だ危険であると思う。

AIには「思いやり」なんてものがあるとは思えないからだ。

何だか、かなり「ヤバイ」未来になる感じがするなぁ~。


■2023-04-20-Thursday いろいろと

今日は久し振りにいろいろなことがあった。

まずはゴルフである。月曜日の夜に帯広青年会議所のゴルフの会である「じゃがいもクラブ」の総会があったのだが、その席でゴルフに誘われた。今年2回目のゴルフプレーである。

例年ならば、この時期の十勝はまだゴルフ場の芝も地面も柔らかくて整備が行き届いていないから、私はいつもGW明けから始動するのであるが、今年は雪解けが早いし、温かい日が続いたので芝の状態も良いというからいつもよりも早めに開始することにしたのだ。

今日の天気予報では、晴れ時々曇りで最高気温は15℃と、やや低めの気温ではあるが、風が無いというので、この時期としては最高のゴルフ日和であろう。

前回のゴルフに誘われた時は、まだゴルフバックも押し入れに仕舞ってあった状態で、まだ一度も球を打ってもいなかった。昼に先輩から「オイ、ゴルフにいくぞ!30分後に集合」と言う電話が入ったのである。

お付き合いすることにしたのであるが・・・、ゴルフ場に到着するやいなや、パットの練習もしないでいきなりすぐにスタートである。準備運動すら満足にしていない状態でプレーしたのであった。よく空振りしなかったものである。途中から気温が急に低くなってきて冷たい強風も吹き始めたので、成績は104打。まぁいきなりにしては上々の出来であろう。

しかし、相変わらずの練習嫌いであるからその後もまったく練習はしていない。

その中で今日の2回目のゴルフである。今回は、早目に行って40球ほど球を打ち、パターの練習もしてからスタートした。今回はOBを一発打ったもののスコアは92打であった。前回よりも12打縮めたが不満が残るスコアであった。

しかしなぁ~、球の飛距離の落ちようがあまりにも激しい。以前の飛ばし屋だった頃の栄光は・・・。

夜には帯広青年会議所の現役とOBとの交流会が駅前のホテルで開催されたので出席してきた。昼間にゴルフを一緒にやったメンバーもJCOBであるのだが、彼らは欠席だと言う。私は何年か前にOB会長を務めているから、出席は義務のように思っているので、よっぽど他の用事が無い限りは出席している。

自分の子供らと同じ様な若い連中と一緒に酒を飲むのも、たまには良いものである。ただし、すっかり酒にも弱くなったし、コロナ禍で外で飲む機会が減ったことで、2次会などに行く気力も体力も無くなったようだ。さっさと自宅に戻ってしまった。

私よりも年長で、まだまだお盛んな先輩たちも大勢いる。少しは見習わなくては・・・


■2023-04-21-Friday 続・ちゃっとGPT

19日のブログに「ちゃっとGPT」のことを書いたら・・・

「AIはしょせん機械であるから、予め暴走を制限するプログラムを入れておけば良い云々」と言う意見をいただいた。

確かに、その意見と似た様なことを言っていた学者先生も居たけれども・・・

私はその意見には否定的な意見を持っている。

機械は悪さをしないとしても、プログラムを作るのは人間である。

人間には「マッドサイエンティスト」もいるし「マッドプログラマー」も存在する。

AIが暴走しない様なプログラムを施したとしても、それを破壊する若しくは解除するプログラミングをウィルスに忍ばせて、世界中にばら撒くという危険性は否定できないだろう。

だからAIに制限を設けても、無駄骨に終わると思っている。

「ちゃっとGPT」にしても、短期間でこれだけ世界中で利用されるようになった。

AIを利用する人間が増えれば増えるほど、データは増える一方である。多くのデータをプログラマーが自分で入力しなくても、利用者が勝手に増やしてくれる。こうなってしまうとデータはアッと言う間に膨大な量になっていく。データが増えれば増える程、ドンドンと正しい解答へと近づいていくことになるだろう。加速度的に能力がUPしていくだろう。

AIが人間の能力を超えるシンギュラリティは2045年どころか来年辺りに達成されてしまうのではないだろうか?

SF小説や映画に描かれてきた「ディストピア」は現実のものになりつつあるのかもしれない。

今のAIの能力で、芸術の分野でも絵画や小説や音楽まで作れるようになっている。

人間の働く場所はドンドンと狭まっていく。

テレビでWBCの野球を見ていたら、ピッチャーの投げる球はホームベース上に四角い枠が出てきて球筋を表記している。走塁のアウトとセーフの判断も微妙な判定はビデオで判定している。もはや審判はいらない寸前だろう。審判はそろそろ機械に取って代わられるかもしれないなぁと感じた。

人間の目はしょっちゅう錯覚を起こすし贔屓目なんてものもあるが、カメラを数ヵ所からの角度に設置して写せば感情などに左右されない正確な判定が出来るからだ。

そうなると、裁判なんてものもAIに判定させるようになるかもしれないなぁ~。

腕利きの弁護士なら無罪で、無能な弁護士なら有罪なんて判決は不公平である。依頼者が金持ちかそうじゃないかに依って判決の重軽が変わるのならばこんな不公平なことはない。判決を金で買うようなものである。

裁判官が下す判決も裁判官の感情などに左右されない方が公平であろう。

何だか、便利だが無味乾燥な世の中になりそうな気がするなぁ。もうすでにその兆候は表れているのではないかと感じる。

少子化で人口が減り、減った人手をカバーするために機械を導入していけば、人間の働き口が無くなる一方である。

工事現場も、農業もほとんど機械化され始めている。自動運転やロボットでの配達などで運転手や配達人も不要になる日は近いだろう。

大企業が機械化を推進して人件費を減らして金を稼いで、国に税金を払う。国はベーシックインカムで働かない国民にも全員に均等に金を配る。その配る金も現金ではなくて電子マネーでマイナンバーに振り込まれる。

行き着く先は、日本から現金が無くなって全て電子マネーだけになり、マイナンバーカード一枚で、買い物、病院の受付から支払い、納税まで全てのことが出来るようになるのではなかろうか。そしてGPSまでカードに組み込ませれば、あらゆることが国に管理される世の中になる。

日本中監視カメラだらけで、GPS付のマイナンバーカードを所持していなければ、買い物も食事も交通機関に乗ることも出来ない。犯罪が減るか、起こしてもすぐに捕まるから警察官も人員削減が可能となる・・・。決まりきった行動しかしないならば、公務員は国家公務員も地方公務員も要らなくなる。

しかし、若い人のなかには、それを便利で、面倒臭くなくて、ポイントが貯まるから良いなどと歓迎する人が多いようにも感じる。

私は、そんな便利さなどいらない。

多少不便な世の中の方がよっぽど暮らしやすい。

ディストピアがもうすぐ現実の物になる。国民はメタバースの世界で、自分のアバターを架空の世界に行かせて、自分はさも体験しているかの様に思い込んでその気になって満足していく。

あぁ、そんな世の中は考えただけでも恐ろしい・・・


■2023-04-22-Saturday The Newspaper

社会風刺コント集団「THE NEWSPAPER」の

幕別百年記念ホールでの公演を鑑賞してきた。

明日の札幌での公演の広告は北海道新聞に載っていたのだが、幕別での公演のことは載っていなかったからつい先日までやることは知らなかった。

今年8月13日のお盆に「日本奇術協会」が幕別町百年記念ホールでマジックショーを開催することになったので坂本さんの協力をお願いしたいとの連絡が入ったので、その件で幕別町百年記念ホールに電話した際に、今回の「ザ・ニュースペーパー」公演の話が出てきて、まだ席が埋まっていないとのことだったので、妻と二人分の予約をすることにしたのである。

全席指定の公演である。「当日(22日)受付の人に坂本ですがと名前を言ってもらえばチケットを渡しますので、坂本さんの席は〇〇の9と10番です。」と担当者から説明を受けたのであった。

開演時間は14:00、開場は13:30と言うので13:30ちょうどに到着するように出掛けたのであった。

受付で名前を告げたのだが・・・

受付けの人は「坂本さん?チケットのお取り置きは受けていませんけど・・・」と言うではないか。

エッ、ここまで来て鑑賞できないのか?と思ったら・・・。「当日券分で、坂本さんが予約したという〇〇の9・10番よりも前の良い席が空いておりますから、前売り券と同じ金額で結構ですが如何でしょうか?」とのことで鑑賞することが出来たのだが、一瞬冷っとした。

まったくもう。もしも鑑賞出来なかったら・・・。

今回のTHE NEWSPAPERの幕別公演はフルメンバーによる正規のものではなく、札幌公演の前日に少ないメンバーでの「番外編」という扱いのようである。

THE NEWSPAPERのリーダーで去年亡くなった渡部又兵衛さんが私の事務所を訪ねて来たのは、たしか1999年頃であったと記憶している。十勝環境ラボラトリーのメンバーたちに、帯広公演の宣伝をしに来たのである。

当時、まったく知らないコント集団であったが、舞台が大好きな私は早速チケットを購入して鑑賞しに行ったのであった。

今回の公演が帯広(近郊)での19回目の公演だと言う。しかし、彼等も、この3年間のコロナ禍で活動がほとんど出来なかったと述べていた。帯広(近郊)では2018年以来の公演だと言う。

政治家を風刺したコントは大いに笑えたが・・・

まぁまぁ、面白い舞台ではあった。やっぱりライブは良いものである。

今回は出演者数は少なかったが、なかなか笑えた内容であった。

暗い世の中ほど、風刺(劇)が流行るものである。


■2023-04-23-Sunday 市議会議員選挙投票日

もうそろそろタイヤ交換をしても、

良いかなぁと思ってからすでに数週間が過ぎた。

どうもここ数週間は土、日曜日の気温が低くて、天気予報も「雪」の予報が出たりするものだから、外焼肉も出来ないし、なかなかタイヤ交換にも踏み切れなかったのである。

ようやく今日の午前中にタイヤ交換をしにガソリンスタンドにタイヤを積んで持って行った。

若い頃は自分でタイヤ交換もしていたのであるが、腰を痛めてからはタイヤを車に積むことさえ苦痛なのである。

息子の車と私の車の2台を交互にスタンドまで持って行って、車2台のタイヤ交換をしてもらった。

私の車で大失敗をやらかした。

エンジンを掛けたままでスタンドに車を置いてきたのであるが、私がキーを上着に入れたまま自宅に持ち帰ってしまったのである。

スタンドでは、職員がエンジンを停止してしまってからキーが無いことに気が付いて、再度車を動かすことが出来なくなって困って、私の携帯に電話が入ったのであったが、ちょうど選挙の投票所に行っていたために電源を切っていたので繋がらずにスタンドの職員がかなり焦ったようである。

いや~失敗、失敗。

今時の車は、いちいちキーを差し込まなくても近くに置いておき、スターボタンを押すだけでエンジンが掛かる。

便利さは不便さと表裏一体である。

庭の桜は芽吹いて来たが、今日は風が強くて寒いから、まだ外焼肉の花見は出来そうにない。

自宅に戻ってから家族で、市議の当落予想をした。

今回の帯広市議選挙は定員29名に対して41名が立候補したから12名もの落選者が出る。誰が落選するのかを家族対抗で予想してみたのである。

私の予想が一番当たった。12名中8名を当てたのである。選挙に関りは持たない主義だが、分析するのは面白いのである。我ながら分析力は確かであった。


■2023-04-24-Monday 選挙結果

帯広市議選投票日の翌日になって

最終得票数が確定した新聞記事を見たが・・・

他所の市町村の議員選挙はどこも定員からわずかに多い立候補者数であるのに、帯広市議会議員選挙だけは定員が29名なのに41名もの立候補者が出た。なんだか帯広市は異様にみえるなぁ~。

12名もの落選者が出る選挙に立候補する人の心理って、いったいどんな感じなのであろうかなぁ~。

おそらく皆、自分は当選出来ると判断して(信じて)立候補するのであろうなぁ~。最初から落選するつもりで立候補はしないと思うのだがなぁ~・・・。

それとも、単に売名行為で落選が判り切っていても立候補する人もいるんだろうかなぁ~。

私は選挙に関わったことがないからこの方面の事情にはまったく疎いのだが、一応調べてみたら、

立候補するには、供託金30万円が必要であるようだ。

この供託金は、当選もしくは一定以上の結果を残した場合は全額返還されるが、有効投票総数に対して一定以上の票を獲得出来なければ没収されてしまう。これを供託金没収点というらしいが、選挙の種類(衆、参、知事、首長など)によって「一定数」というのが異なるようだ。

市議会議員選挙の場合は「有効投票総数を議員定数で割って得た数の10分の1以上の得票」となっていた。

今回選挙の有効投票数は67,602票、定員が29名であるから

67,602÷29=2,331   2,331÷10=233 となって供託金没収点は233票である(と思う)(条例によって都市によって異なるらしいのだが帯広市のは分らなかったから一般の数式で計算した)。

今回の帯広市議会議員選挙で落選した12名の内、この233票に届かなかった人はひとりもいなかった。最下位の候補者でも244票であった(かなり際どいが)。

これをみると供託金没収点というハードルはかなり低いと言えるだろう。

選挙には条例によって無料で、通常はがき、法定ビラ、ポスター、自動車一台、拡声器一式などが提供されるというし、選挙公報や政見放送などにも出演できるというから、税金を使っての売名行為が可能であると言えるのかも・・・。

お金が掛かるのは選挙事務所を構えたりする費用などが考えられるが、事務所も無しにして、ポスターも自分で貼れば自分のお金はほとんど掛からないのかも・・・。

選挙に関わったことがないから、公職選挙法もよく分からないのだが、運動員に(過剰な)お金を払ったらイケナイとか、事務所来訪者に弁当やお菓子を出したらイケナイとか、何だかよく分からない細かい事が多いから、実際にはどれくらいの費用が必要なのかはまったく分からないが、でもこれもピンキリなのかもしれないなぁ~。

昔聞いた話では、選挙になると各候補者の選挙事務所を訪問して歩いて食事をする人がいたなんてことを聞いたことがあったがなぁ~。

今回の選挙でも29番目の当選者と次点との票数の差がたったの「3票」であった。

当選したら、帯広市議会議員の報酬は月額47万円だったかな(?)、それ以外にも政治活動費みたいなものもあるのだろうから、年間600万円以上の税金を支給されることになるのだろう。

3票差で落選した人は悔しいだろうなぁ~。あの時、もう4人と握手しておけば・・・なんて思っているのかもね。

まぁ、なんにせよ、当選した人たちには帯広市のためにしっかりと働いてほしいものである。議会で居眠りなんかするなよ!


■2023-04-25-Tuesday ホテル宿泊料金

2020年1月に始まったコロナ禍によって、家から出るな!

とのお上からのお達しに従い自粛していた。

コロナ禍以前には講演などで出張も多かったのだが・・・。

それでも、このコロナ禍の3年間の内に、3度ほど東京出張があった。

テレビの「開運!なんでも鑑定団」という人気番組に出演する為に東京のスタジオに行ったこともあったが・・・。

東京出張で泊まったホテルは、東京駅の八重洲口側に新しく出来たばかりのホテルに泊まった。当て込んでいた東京オリンピックが1年延期されて、しかもコロナ禍での自粛が重なったからであろう。新築のホテルで、交通の便の良いホテルなのに、宿泊料金が1万円以下でビックリしたのであった。

今日、東京出張依頼の連絡が入った。以前には全国各地から東京に集合して会議をしていた会が中止になったり、リモートによる会議に変更されたりしていたのだが、今年はまた全国各地から集合する形式に戻すという連絡が入ったのである。

交通の便も良いし、新しいホテルだしと思って、このホテルの空室状況と値段を調べてみたら・・・。

ものすごく高いのでビックリした。まぁ、本来がこの値段だったのであろうなぁ~。

コロナ禍が明けて、外国人観光客も増えてきているから、本来の値段に戻したのであろう。

コロナ禍時は空室にしておくよりかは良いかと思って安く販売していたのであろうなぁ。

仕方がないから、ネットで他のホテルを調べてみたが・・・。

会議が開催されるホテルに泊まろうかと思ったが、むちゃくちゃ値段が高い。たかが数時間寝るだけの部屋に高額料金を払うくらいなら、安い部屋に泊まって、その分美味しい料理を食べた方がまだ良い。

そのホテルの近くの別なホテルも調べてみたが、東京にしては安価なホテルもあるにはあるが、駅からかなり遠い不便な場所にある。どれも最寄りの駅から徒歩で10~20分は掛かりそうな場所なのである。

会議の時期は「梅雨」時であるから、傘を差してあまり長距離を歩きたくない。

近くに安い部屋のあるホテルを見つけたのだが「喫煙可」の部屋であった。タバコ臭いのは嫌だ。困ったなぁ~。どうしよう。

もう少し別な方法で調べてみるか。

デジタル社会に疎いとこんな時に不便であるなぁ・・・。


■2023-04-26-Wednesday 大道芸フェス

大道芸フェスティバルの会議が

十勝毎日新聞社で開催された。私は今年から「相談役」に就任した。

大道芸フェスティバルは毎年8月14~16日(去年から1日減って14・15日の2日間)に開催されていた帯広市の三大まつりのひとつ「帯広平原まつり」のひとつのイベントとして開催されてきた。

元々は「北の屋台」から始まったイベントである。

北の屋台のオープン1周年記念のイベントのひとつとして、2002年8月14・15・16日の平原まつりの期間中に、9丁目の坂本ビル前と北の屋台の広場で大道芸人の「クリスピークリス&キャプテンけーぼー」(現:FunnyBones ファニーボーンズ)のコンビが来て演技した。大道芸人の芸をはじめて見た市民は、それまで、盆踊りなどのマンネリした出し物ばかりに飽きてきていたのであろう。大道芸はものすごく受けたのであった。

帯広市民に大いにうけたものだから、気を良くした彼らは翌年2003年には仲間の大道芸人数組と一緒に来てまつりを更に盛り上げてくれた。

その盛り上がり方を観て十勝毎日新聞社の事業部長が、私の事務所を訪ねて来て、実行委員会組織をつくって、もっと大勢の大道芸人を招聘して「大道芸フェスティバル」を開催したいと申し出てきたのである。

そこで2004年からは、北の屋台から独立した実行員会を組織して大道芸フェスティバルを開催してきた。

しかし・・・

8月14~16日と日程には障害があったのである。

まず、十勝毎日新聞社が毎年13日に開催している「勝毎花火大会」が全国各地から大観衆を集める大事業に発展したために、勝毎の事業部員がそちらに掛かり切りで、大道芸の方に人員を割けないのだ。

また、この時期は「お盆」であるために航空運賃に割引が無いのである。

更に、勝毎花火大会を観に来る観光客が増えたためにホテルが満杯状態で予約が取れなくなってきたし、値段も上がってしまった。

大道芸フェスティバルが大きくなって、招聘する芸人の人数が増えると、その分、交通費、宿泊費、食費などの経費が増大して、実行委員会の台所が苦しくなってきたのである。

企業協賛金を得ようと思っても、勝毎花火大会の方が先に、企業から協賛金を集めてしまうので、大道芸に回ってくる協賛金提供企業はほとんどない。

国や道などからの補助金を活用しながら、これまでなんとかやってきた。

そこにきて、今年の1月末に8丁目の藤丸デパートが閉店したことの影響が大である。

「平原まつり」は本来は「平原通り商店街」主催のお祭りであった。

「盆踊り」などの規模が段々と大きくなってきて、帯広市のおまつりへと広がったのである。

その「平原通り商店街」は西2条本通りの8・9・10・11丁目の4町内会がイベントをそれぞれ企画してきた。そこに8丁目の1区画の半分を占める藤丸が閉店した。藤丸に入居していたテナントには商店街の会員となっていた企業もあった。それらが丸ごと抜けたのである。

「平原通り商店街」の会費収入の約3分の1の収入減になることから、商店街からの補助金はほとんど見込めない状態となっている。

藤丸デパート閉店の影響は人出や商売以外にも「まつり」などのイベントにも大きい。

まつりの時には、藤丸前の広場には屋台が並び、デパートの売り出しで人出も多かった。閉店によって一番困るのは「トイレ」問題である。

藤丸の入り口のシャッターが閉まっていて、店舗内には入ることが出来ないからトイレが使えないのである。

もうひとつ、北電の電気料金の値上げによって、これまで電気を無償で提供してくれた路面店が、今年は電気代が高いから、自分たちで発電機を使って電気を造ってくれとのことらしい。

今日の会議の時点でも、予算の目途は不安定なままである。

「盆おどり」は去年は4~5社しか参加企業がない寂しさであった。その少ない参加企業のひとつが藤丸なのだから、盆踊りの開催だって危機的状況であるだろう。

こんな状況で、本当に平原まつりが開催できるのであろうか?

イベントの在り方自体を再構築する必要があるだろう。


■2023-04-29-Saturday 大変だぁ~!

結婚指輪を紛失してしまった!

これで二度目である。

一度目は、6~7年前であったろうか、私史上最重量体重であった頃のことである。

それまで結婚指輪は結婚以来外したことがなかった。

しかし、太り過ぎて左手薬指に食い込んで痛くなってきたのである。石鹸を薬指に塗って苦労しながら、痛みに堪えながら何とか一旦外したのであるが、再び薬指にはめるのは無理だったので、左手の小指にはめてみたのである。かなり緩かったが、薬指よりは良いだろうと思ったのである。

当時は毎日の様に温泉銭湯に通っていた頃であった。

その日は小指に指輪をしたまま温泉銭湯に行ったのだが、帰宅してふっと左手を見たら指輪が無いことに気が付いた。

すぐに銭湯に電話をしたら、受付に届いていますよとのこと、ホッとしてすぐに受け取りに行って事なきを得た。

このまま小指にしていたら、再度失くしてしまう可能性が高い。

すぐに宝飾店に指輪を持って行ってサイズを大きく直してもらったのであった。

以来、私の左手薬指には結婚指輪を付けたまま、外したことが無かったのである。

5年前に前立腺癌で札幌の北大病院に2ヶ月間入院した。病院食で痩せたのと、テレビ出演(開運!なんでも鑑定団)の為にダイエットして現在の体重を、ここ3年間は維持しているのだが、去年あたりから筋肉量が極端に落ちてきた。

何故だか腹回りだけはいっこうに減らないのだが、足や腕などが細くなってきた。

指も細くなって指輪がユルユルになって自然と外れるようになってきたのである。

こんなことならサイズ直しをしなければ良かった。

指輪とか時計とかは、慣れで着脱の感触が失われるようだ。

JCの現役時代(40歳で卒業)のことだから、かなり以前(四半世紀前)の話であるが、福岡県の博多にJCメンバーと泊まった時のことである。仲間数人でマジックバーに飲みに行ったのだが、そのバーでマジシャンに腕時計をスリ取られたことがあった。

勿論、犯罪ではなくて、マジックとしてである。カウンターの隣に座ったJCメンバーにマジシャンが「今、何時ですか?」と尋ねたら「アレッ、俺の時計が無い!」と言いだした。私が「何をバカなことを・・・」と言って、私の左腕を見たら、私の時計も無いのだ。

カウンター越しに我々にマジックを披露していたマジシャンの腕には3個の時計がされていた。マジシャンの私からスリ取る技術を持っていて、まったく気づかせることがなかったのであるから驚いた!

マジックの専門用語では「ミスディレクション」と言うのであるが、別な方向に客の意識を誘導する技術のことなのだが、これが素晴らしくて、私も見事に騙されたのであった。

その時には、私の重たい時計が外されても、まったく外された感覚が無かったのである。

どうやら、ずっと装着していると人間の感覚というのは麻痺するらしい。

今回、指輪の紛失に気が付いたのは、今日の午前10時頃のことである。

しかし、いつ外れたのか見当も付かないのだ。

たしか、昨晩はしていた筈である(普段から指輪のことなど気にしたことがないのではっきり覚えていない)。

今朝も6時半頃に目覚めた。

朝、薬を飲む時に左手の平に薬を乗せてから口に入れた。これはいつものルーティンである。この時に指輪があったのか?なかったのか?指輪をずう~っとしていたように思うのであるが・・・。自信が無い。

私が朝から動いた場所を調べてみたが見つからない。小さなモノであるから発見は難しい。

こりゃぁ~困ったなぁ~。

5月16日は38回目の結婚記念日である。何とかそれまでに探し出さないと・・・こりゃぁ~相当にヤバイぞ!


■2023-04-30-Sunday あったぁ~

結婚指輪があった!

良かったぁ~!

今日30日の19時頃にに娘から「荷物受け取ったよ~ 指輪が入ってたよ」と写真付でLINEが入ったのだ。

エッ~!

一昨日の28日に、東北に嫁いだ長女からのリクエストで、娘のところにジンギスカンの肉とインデアンカレーのルーを冷凍した荷物をクロネコヤマトの宅急便で発送していた。

荷物を荷造りしたのは4月28日(金)の午前7時半頃で、すぐにクロネコヤマトに持って行って発送したのは8時ちょっと過ぎのことであった。

指輪が無いことに気が付いたのは29日(土)の午前10時頃であるから、指輪が外れた事にまったく気が付かないまま丸1日が経過していたということになる。

私はてっきり指輪が外れたのは、29日の8時頃に、妻に頼まれて5月人形の兜が入った段ボール箱を物置から出したときだと思い込んでいたのである。

今日も物置を探してみたが見つからなかった。6日にまた兜を仕舞う時にもう一度物置を徹底的に調べ直そうと思っていたのだ。

愛犬が食べてしまったのかもとも思って、散歩に連れていった時に、愛犬がしたウンチをビニール袋で受け止めて、ビニール袋の上からウンチを握り潰して指輪が入っていないかを確かめてもみたのである。

と言うのも、以前に飼っていたラブラドール・レトリバーのバカ犬サニー君は何でも食べてしまう犬であった。

ある時、妻の金のネックレスが紛失した。まさか犬が食べたとは思わなかったのであったが・・・。

次の日にウンチをしながらサニーがヒ~ンヒ~ンと切ない声で鳴く。肛門を見ると5㎝位肛門から金の鎖が出ていたので、私がユックリと引っ張り出して綺麗に洗って「ウンが付いた縁起物だから」と妻に渡したのだが、妻は二度とその鎖を身に付けることはなかった。結局は換金業者の元に行ったのであった。

今回の真相は、荷造りする時に外れてしまったということなのであろう。

指輪が思わぬ所から見つかったから嬉しいと思う反面、指輪が外れていたことに丸一日も気が付かずに居たことがとてもショックである。

でも、これで無事に結婚記念日を迎えられそうである。

神はまだ我を見捨てずにいてくれた!

墓参りに行って墓掃除をした帰りにミスタードーナツに寄ってドーナツを買って来たのが良かったのかも「♪~いいことあるぞ~ミスタードーナッツ!~♪」だぁ~。

あぁ、良かった、良かった。