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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-12-01-Tuesday マジック・ミュージアム2

今日も朝からマコママのテンションは最高潮である。

マコママは10時会社に来てすぐに展示作業を始めるが、私は自分の会社の仕事もしなければならない。

昨日は月末、今日は月初であるが、普段は暇でやることが少ない不動産賃貸業もこの月末、月初は仕事があるのである。

1時間程度で片付けて、マジック・ミュージアムの展示作業に合流した。

マコママは「明日午後になったらブーちゃんとハジメが来るから、明日の午前中までには展示を終わらせたいね」と言うが・・・。

ブーちゃんとは、私より6歳上の先輩弟子で現在は沖縄在住の方である。ハジメさんとはジミー師の長男で、現在はミュージカル俳優をしている方である。共にマジック・ミュージアムのプレ・オープン式に出席するために忙しい中をわざわざ駆け付けてくれるのである。バタバタしている姿は見せたくはない。

それでも、まだ通路上にマジック用品などが入ったイモカゴが十数個も残っている。

とりあえず、外から見て分かるように、イモカゴに内容物の種類だけを書いた紙を貼り付けて、隣のバックヤードに積み重ねて仕舞っていくことにした。

やっている内に、段々と間に合いそうにもなくなってきたので、貼り紙も止めてそのまま積み重ねていくことにした。こりゃ〜後から戻す時に大変だぁ〜。

ハサミやテープやネジまわしなどの工具類は最後の最後に仕舞うことにして、18時には、とにかく通路上の荷物だけは何とかかんとか片付けることが出来た。

通路に何も荷物がないと云う状態は、ここでの作業を開始した3年前から初めてのことである。実にスッキリとした状態になった(バックヤードは悲惨な状態だが・・・)。

今日も7時間くらいぶっ続けで作業をやり遂げたのであった。

早くビールが飲みたい。馴染みのイタリアンレストラン「タベルナ・センナリ」にマコママと妻と3人で入る。

美味しい料理と酒を堪能して、昼間の重労働から解放された気分になった。こんなに美味しいビールは久し振りである。

ここ2日間の12〜13時間の作業で何とか、11月にロスした10日間の遅れを取り戻した格好になってようやくホッと気持ちが落ち着いたのであった。


■2015-12-02-Wednesday マジック・ミュージアム3

今日は父の月命日の日、

午前9時半に自宅にお坊さんが来て読経をしてくれる。それが終了してからマコママをホテルに迎えに行く。

今日の午後には沖縄と東京から先輩弟子とジミー師の長男が訪れるのだ。

それまでに、買い物を済ませておきたいので、マコママと2人でホームセンターに買い出しに行った。

ホームセンターでは、明日のプレ・オープン式での飲食で展示物が汚れない様にとビニールシートを、入口で靴の汚れを取る為の足マットを、パーティで飲むお酒と、紙コップ類の容器などを買ってミュージアムに戻る。

戻ってからは、ステージ上に看板を設置し、最終チェックをする。

一旦、自宅に戻って、ビデオカメラや三脚なども持って来て配置。その間にマコママが掃除をする。戻ってからは式次第を考えた。

14時過ぎになって、沖縄の先輩弟子のブーちゃんこと佐喜真学さんが来た。わざわざ飛行機を乗り継いで来てくれたのだ。

事前にパネルにするからブーさんのせんざい写真(宣伝材料写真)を送って欲しいと要請していたのだが、事前には見つからなかったと言って、送ってくれなかった。今日自参すると云う。

入口の廊下に縦92㎝、横60㎝の巨大な写真パネルを貼ってある。松旭斎天一、天二、天勝、天洋、石田天海、引田天功、島田晴夫、八田加寿雄、ジミー忍、ジョニー広瀬、美地学(佐喜真さんの芸名)と天一から続く本流の系統からジミー門下に繋げて展示しようと思ったのだ。

ブーさんの写真がないから、そこにチャッカリ私の写真を入れておいたのであるが、それを見てブーさんの悔しがること、だから早くに写真を送ってよと言ったじゃ〜ないの。

もう空いてるスペースは無いよ〜!

並べたて終了直後のミュージアムをブーさんに見てもらう。展示物にはブーさんの思い出も一杯に詰まっているから、昔を懐かしみながらジックリと見学してもらった。

16時過ぎになってジミー師の長男の駒田一さんが到着した。ハジメちゃんは現在はミュージカル俳優として、去年は帝国劇場で上演した「ミス・サイゴン」の主役エンジニアを演じたが、今年は同じく帝劇で「ラ・マンチャの男」でドンキホーテの従者役を演じて大活躍している。

今回も「バンパイヤ」が終演したところで、次回作への出演の合間に当たったので帯広入りしてくれたのであった。

ハジメちゃんも何度も何度もジックリと見て感動してくれている。2人とも「想像してた以上の規模と展示物数のミュージアムで驚いた!こんな素敵なミュージアムを造ってくれてありがとう!」と喜んでくれた。

作った人間としてこれほど嬉しい褒め言葉はない。

マジックを齧った人間の本能としては、他人をビックリさせたいという願望が常にあるから「驚いた〜」と云う言葉は何より嬉しい言葉なのだ。

マコママも「どうだ!スゴイだろう?」と2人に自慢してくれる。

これぞ、作って良かったと思える瞬間である。

2時間ほどジックリと見てもらってから、妻が合流して食事会である。全員、酒が美味しいようだ。昔話に花が咲く。皆、酒が強い人間ばかりだが、ブーさんが嬉し過ぎたのか、飲み過ぎたようで、かなりベロンベロンに酔っ払った。明日の本番があるから、控え目にして10時過ぎに終えた。

ブーさんだけ違うホテルであるから、皆で抱きかかえながらホテルに送って行ったのであった。


■2015-12-03-Thursday マジック・ミュージアム4

さて、今日はいよいよマジック・ミュージアムの

プレ・オープン式の当日になった。

今日の予定は16時から内覧会、17時からセレモニー開始である。

展示は一応、昨日の時点で終了している(ただショーケースに並べただけだが・・・、1点を並べ替えると全体を並べ替えたくなってしまい、いつまでもキリがなくなるので、一応終了と云うことにした))から、前日帯広入りしたブーさんとハジメちゃんとマコママの3人には、15時までゆっくりしてもらうことにしたが、朝から激しい雨が降っている。

ジミー先生のうれし涙ということにしておこう。

午前中から、お祝いのお花やら、贈り物などが届く。駒澤大学の手品奇術研究会の創設者である群馬県在住の須田先輩からお祝いのメッセージとおせんべいを大量に頂いた。愛知県の河合先輩からはお花を、鹿児島の後輩四元君からは大量の焼酎である。実にありがたく嬉しいことである。

本番で着るYシャツや色紙などを買いにデパートに行って、ついでに昼食も済ませる。戻ってから挨拶を考える。

最初に考えた挨拶は、私がマジックを始めたキッカケから、ジミー師との出会い、プロ入り断念、師夫妻の十勝療養と博物館構想の話、師の逝去、師の書籍コレクションの到着、植田広志さんのコレクションを頂いたエピソード、魔法の小箱閉店、博物館の整備着手、マコママの4回の来帯、奇術の日のプレ・オープン式など等の話を盛り込んだところ、何と40分以上もの時間になってしまった。

ジミー門下のモットーは、短くスッキリとなのである。

それでも、割愛できないエピソードも多い。何とか半分にまでまとめたのだが・・・。

15時にマコママ達が到着、最終確認をする。司会をやってもらう朝生さんは16時半ころに東京から到着する予定である。

16時少し前から、報道関係者らが来訪して来た。読売、毎日、北海道、十勝毎日の4紙の記者が来てくれた。

記者らのインタヴューを受けている最中に続々と客が訪れてくる。皆、一様に、想像していた以上のモノで驚いたと言ってくれる。

途中からビデオ撮影を始めたが、カメラを三脚に置いたままである。

16時半には朝生さんも無事に到着し、進行の打ち合わせをしてオンタイムでスタートさせることにしたが・・・。

17時になって始めようとしたところでビデオカメラに問題が発生して、その対応に時間が掛かり7分程おしてスタート。

ここの焦りが・・・。ヌカッてしまっタ〜!

最初に集合写真を撮るつもりが、スッカリ忘れてしまったのであった。

司会は朝生さん、開会の辞をハジメさん、そこで次は、まずは飲み喰いしながらの気楽な会にしようということで乾杯を佐喜真さん、私の挨拶と寄贈者、協力者の紹介(20分間にまとめたが・・・)、寄贈者の挨拶でマコママ、植田稔宏さん(展示品寄贈植田広志さんの長男)、田所義国さん(入口の巨大写真パネル制作寄贈)。協力業者の挨拶で酒井昭広さん(内装工事全般を担当)と続き、スペンサートリックスさんのマジックショー、ブーさんの再度の挨拶、閉会の辞となって1時間で終了した。

贈り物として届いた焼酎とおせんべいを来客に振舞い、二次会に会場を移す。

二次会は坂本ビル1階にある居酒屋「いろはにほへと」である。外は雨が降っているから、足元が滑るので同じ建物内の移動で良かった。

その後11時まで、皆でワイワイと昔話などに花を咲かせて大いに盛り上がった。

ヌカッタ点もあったが、総じて、こじんまりとした内容の濃い会であったと思う。

来年7月16日のグランドオープンの時は盛大にやろう、俺もマジックを演りたいと皆が言う。

このプレ・オープンで実際にミュージアムを見たからイメージが出来たのだろう、きっと来年の会はもっと面白くなりそうである。


■2015-12-04-Friday マジック・ミュージアム5

一夜明けて、

マジック・ミュージアムのプレ・オープン式から一夜明けて、今朝は9時に妻の実家で義父の五七日法要でお坊さんがお参りに来る。

この1週間は30日(義父の初月忌法要)、2日(父の月命日)、4日と一日おきにお坊さんに会っている。きっと父や義父が応援してくれているのだろうと思う。

10時に出社し、後片付けを済ませて、読売新聞と北海道新聞の朝刊に載った記事を切り抜く。次にカメラ屋に行って昨日撮影した写真をプリントしてもらい、11時過ぎからのブランチに行く。

12時15分帯広駅前バスターミナル発のバスでブーさんとハジメちゃんが帯広空港経由で帰るのである。

明日帰るマコママと朝生さん、妻も合流して6人でホテルのレストランでブランチをする。

新聞や写真を見ながら、ブーさんが「来年のグランドオープンでは、俺はマコママを助手にしてマジックを演じる」と云う。ジミー先生の「酔っ払い」を演じるマジックを再現すると言う。

この演技は映像に残っていないし、私が入門する前のモノなので、私はまだ見た事がないのだ。

マコママは、ブーさんやハジメちゃんにはプレ・オープン式の事前には写真などは見せていないと言う。直接見せて驚かせたかったという。2人とも実際に見る前に、頭に描いていたモノとは、かなり違ったという。それだけ驚いて、喜んでくれたということだ。

マコママが「してやったり」と言う。私も嬉しい。

来年のグランドオープンに際して、期待が膨らみ、ジミー門下の座談会を開いて本にしようだとか、いろいろなプランが飛び出す。

またまた大変なことになりそうな気配である。

ブーさんとハジメちゃんを見送った後で、昨日はミュージアムをジックリ見ていない朝生さんが、ゆっくり見たいというので、ミュージアムに行く。タップリと2時間掛けて見たのだった。

2時間見ても、何度でも見たくなると嬉しいことを言ってくれる。それぞれの思い出があるから、人に依って思い入れが異なるので反応が面白い。

17時半まで市内観光をしてもらって、その間に私は雑務をおこなう。

暇な様でも、さすがにこの1週間で結構な仕事が溜まっている。

夕刊紙である十勝毎日新聞が届いた。なんと一面のど真ん中に大きく写真付きで載っている。この場所なら誰でも目に付く場所である。

コンビニに行って、買ってきてマコママにも渡したが「ウワァ〜スゴイねぇ」と喜んでいた。

18時から、北の屋台の卒業生の店「オブリガーダ」で4人で食事をするが、かなり盛り上がって酒もすすんでしまった。

妻は、マジックのことは良く分からないから、一人だけ話についてこれないので可哀想であったが、私には気持ちの良いお酒であった。


■2015-12-05-Saturday マジック・ミュージアム6

今日はマコママと朝生さんが東京に戻る日だ。

10時半にホテルに迎えに行く。

昨夜「オブリガーダ」で食べたユリ根、インカのめざめ(じゃがいも)、チーズなどをお土産に買って帰りたいというので、競馬場にある十勝村に案内することにしたのである。

2人とも以前に帯広に来た時にはばんえい競馬には連れて来ているので、2度目であるが、土曜日であってもこの時間帯にはまだ競馬はやっていない。駐車場もまだガラガラであった。

競馬場内にある十勝村は産直製品の販売場であるが、街からはやや距離があるので、この時間では観光客もまだ少ない。私達以外には3人が居ただけであった。

「坂モッちゃんのビルの地下とか、中心街のホテルから歩いて行ける場所に、この産直施設があれば良いのに・・・」とマコママが言う。確かに、競馬場は車でなければなかなか行けない距離かもしれない。

朝、チェックアウト前に、散歩がてらにホテルから街中に出て、産直製品を買えるような早朝から営業している場所があったら良いかもしれないなぁ〜。

朝生さんは、あれもこれもと沢山買ったので、結局、全部は持って帰れないから宅急便で送っていたが、こういう店は観光客にも喜ばれるであろう。

昨日帰った2人と同じに12時15分の駅前バスターミナル発のバスで帯広空港に向かう予定であったが、土曜日で会社が休みであるし、天気も晴れているので私が空港まで送っていくことになった。

前日に六花亭でお菓子を買っているので、今度は柳月に行きたいと言う。やはりこの2店のお菓子は有名であるようだ。

その後、蕎麦の小川で昼食を取り、大正のあくつで生チョコレートを買う。まるでお菓子購入ツアーのようである。

まだ少し時間があるので、幸福駅で車を降りた。ここで「愛国から幸福行き」の懐かしい切符を購入した。日付を27.12.3と2日戻して刻印してくれるというのでプラスチックケースに入れてもらったのだ。

とても良い記念になった。こういう使い方もあるのである。

2人を空港に送り、来年7月の再会を誓って別れた。

今回マコママが居た1週間(29〜5日)は、かなりハードで体力的にはツライ日々でもあったが、また実に楽しく充実した日々でもあった。

自宅に戻ったら、ドッと疲れが出て来た。腰から背中に掛けての筋肉がパンパンに張っている。

この1週間は温泉銭湯にも行っていないから、夕食を早目に済ませて温泉銭湯に行きマッサージを受けてきた。

この日は、久し振りに酒を抜いて、身体を休めることにしたのだ。温泉銭湯から戻ったら、ほとんどバタンキューの状態であった。やっぱり肉体的にも精神的にかなり疲れていたようである。


■2015-12-06-Sunday 松浦武四郎展

帯広百年記念館で松浦武四郎展を開催している。

歴史に興味があることと、展示の仕方を研究するために妻と二人で昼食を取りがてら見に行った。

松浦武四郎は江戸後期から明治にかけて活躍した探検家であり、著述家でもある。現代で云えば冒険家&旅のリポーターとでも言った方が分かり易いかもしれない。

江戸後期に蝦夷地探索を何度もして「北海道」の名付け親としても有名である。

「十勝石」と云う黒曜石の名前を付けたのも松浦武四郎と云われている。

十勝毎日新聞社の所蔵する松浦武四郎関係の物品を展示していると云うから、当初はあまり期待していなかったのだが・・・。

見て驚いた。北海道の一地方の一新聞社が所蔵している資料としては超一級品である事は間違いない。

私は、古地図や古書籍のコレクターでもあるから、その価値の高さが良く分かる。

どうして、勝毎がこんなスゴイ資料を持っているのだろうか。

今回の展示に際して、勝毎の倉庫を調べた結果出てきたと云う松浦武四郎の書いた原書が展示されていたのだが、これはすごい発見であろう。

それこそテレビ東京の人気番組「開運!何でも鑑定団」にでも出品したら相当な値段が付くであろうと思う。

とても良い目の保養と勉強になった展示会であった。


■2015-12-07-Monday ミュージアムその後

3日にプレ・オープン式を無事に終えて、

ホッと一息ついたが・・・、

事前のマコママとの作業で、バックヤードに運んだだけの展示品をまたミュージアム内に運び込


■2015-12-08-Tuesday 展示物の数

マジック・ミュージアムの新聞記事を

読んだ方、数名から「2万点の展示物と書いてあるけど、本当にそんなに沢山あるの?」との類の質問が来た。

数をカウントしながら並べたわけではないので、正直、正確には分からない。

確かに「2万点の道具類と1万5千冊の書籍」というのはメディア用にオーバーに言ったのは認めるが・・・、

まず、書籍類の1万5千冊と云うのはほぼ正しい数字である。

マジックの本というのは薄〜いモノが多いのである。B4紙2枚の裏表を印刷した8頁で1冊なんて本がザラにあるから、あの本棚で優に1万4千冊が並んでいるのだ。

ミュージアムとは別の場所に重複して持っている書籍を置いてあるが、これらを合わせると優に1万5千冊はあるのである。

でも、道具類の2万点と云うのは少しオーバー目ではあるかぁ・・・。

しかし、何をどうカウントするかによって、その数字は大きく変化するものなのだ。

マジック・ミュージアム内のショーケースに展示してある道具類を紅白歌合戦の得票数をカウントする野鳥の会の人みたいにザ〜ッとやってみると・・・。

トランプの壁のトランプの数が930個である。

ショーケースの数は大小合わせて25個であるから、1ショーケースに100〜120個としても、ミュージアム内に展示してある数はおよそ3千5百〜4千個くらいかなぁ〜と思う。

まだ展示していないバックヤードに置いてあるものが、およそ1千個くらいはあるかなぁ〜。

なぁ〜んだ、それでも、たったの4分の1かと思われるかもしれないが、展示出来ないモノの方が多いと云うのも事実なのだ。

マジックのチラシ、チケット、パンフレット、ビデオ、DVD、8ミリフィルム、写真、名刺、手紙、ハガキ、テレホンカード、手帳、譜面、スケジュール表、ネタ帳、郵便貯金通帳、大道具のデッサン帳、解説書、新聞・雑誌の切り抜き、色紙等なども数多くある。

こう云った薄いモノを額装したりして飾ると見栄えは良いのだが場所を取ってしまうので、専用ケースや段ボールに入れて仕舞ってある。

チラシ1枚、写真1枚をそれぞれ1点とカウントすると・・・。

また、トランプ(プレイングカード)の中には52枚(ジョーカーも入れると53枚)全部のデザインが異なるモノもあるのだ。

画家が1枚ずつデザインして、1点1点別々にプリントしたモノなどが十数組もある。

これをトランプ1組とカウントするのか、それとも53枚のモノとカウントするのかでも数は大きく違ってくるのである。

カウントの仕方ではアッと言う間に2万点近くになってしまうのだ。

だから、多少はオーバー目だとは思ったのだが、2万点と云う収蔵品数はまんざらデタラメというわけでもないのである。

まぁ、いずれ収蔵品のリストも作らなければならないだろうから、その時にハッキリするだろう。

正確な数はそれまでのお楽しみということにしておこう。

でも、収蔵物の数は、今後増えこそすれ、減りはしないのである。


■2015-12-09-Wednesday 路面状態

帯広市内の路面の状態がヒドイ!

11月23日の夜から降った季節外れの雪は、68年振りの大雪になり29㎝もの積雪があった。この雪が融けない内に27日にも雨が途中から雪に変わり結構な量が積もったのであった。

ロードヒーティングの契約が12月からとやらで、市内の雪は踏み固められて圧雪状態になり、気温が下がって凍った状態になった。

踏み固められた雪は、靴の足跡などが残り凸凹の状態のまま凍ったから、歩き難いことこの上ない。

その後は気温が上って、雪が融けて一部アスファルトの路面が見えている箇所も出てきたが、圧雪状態の道に荒砂を撒いて滑り止めにした所は、今度はこの砂が滑って歩き難くなっている。実にやっかいな状況である。

帯広は太陽の出ている時間が長い地域であるから、昼間に太陽の光が当たる場所の雪は融け易いが、日蔭は融けずにそのまま残っている。

陽の当たる場所の雪が融け易いとは言っても、雪が降った後をそのまま除雪せずに置いておくと、雪が太陽光を反射してしまうから春まで融けない。太陽熱を吸収し易いようにアスファルト面を表出させる必要があるのだ。

商店が閉店してシャッターが下りている店の前は除雪がされていないし、空き地になっている場所や管理人の居ない駐車場の前などは、まだ路面に雪が残っている状態である。

この凸凹の氷の道に雨や、サラッとした粉雪などが降ると、非常に滑り易くなる。この状態が実に歩きにくいのだ。

また、雪が降ってもいないのに長靴で歩くのも億劫なのである。かと言って短靴だと、歩ける場所が限られてしまう。

今年68年振りの大雪ということなので、57歳の私は、近年の天気予報でお馴染みの、「かつて経験したことがない天候」と云うのを経験したのだが、異常気象が続く状態なら、対策を考えておかなければならないだろう。

過去の経験が生きないのだから智恵を使わなければならない。


■2015-12-10-Thursday 取材

マジック・ミュージアムの

プレ・オープン式は12月3日の「奇術の日」に終えたのだが、当日、取材に来れなくて別の記者が取材に来た新聞社の記者から、改めて取材したいとの申し出があったので取材を受けた。

同じ新聞社から複数の記者の取材を受けるのは「北の屋台」以来のことである。それだけメディアの「マジック・ミュージアム」への関心度が高いという証左であろう。

専属のカメラマンを伴っての1時間近い取材であった。

やはり、日本初とか日本唯一というのはニュースとしての価値が高いのだろう。嬉しいことである。

プロマジシャンが所属する団体である「公益法人 日本奇術協会」からも会報の「ワクワク便り」で4回の連載で進捗状況を報告したいとの申し出である。前号は最終ページでの掲載であったが、12月号では1面トップでの掲載だとのこと、まだ現物を手にしていないが、嬉しいことである。

日本奇術協会としてもマジック・ミュージアムというのは嬉しい施設であるのだろう。

これが東京ではなく北海道の一地方都市の帯広というところが楽しいではないか。

日本中のマジック愛好家らが、わざわざ帯広に「マジック・ミュージアム」見学に来てくれるようになったら観光的にも新しいタイプの挑戦になると思う。

一般公開の来年7月16日までは、まだ半年以上も時間があるが、この間にジワジワと話題が醸成できれば、全国的な話題になりそうな感じがする。

あいかわらず帯広というところは、外側から攻めなければ、動こうとしない街だからなぁ〜。


■2015-12-11-Friday バカ野郎!

北海道新聞の朝刊を読んで怒りがこみあげてきた。

帯広市が主催する「ばんえい競馬」で騎手や厩務員らが馬券を購入していた疑いがあると云う記事である。

記事によると、騎手1人と厩務員7,8人がばんえい競馬の馬券を数年間にわたり購入していた疑いがあるという。本人らは否定しているというが、インターネットの馬券購入サイトを通じて本人名義で購入した記録が残っているというから驚きだ。

「馬券を買ったこともないし、買い方も分からない」とか「他人に名義を貸しただけだ」とか言っているようであるが、バッカじゃなかろうか!

「競馬法」では地方競馬の調教師や騎手、厩務員らが、たとえ他都市開催の競馬であっても地方競馬の馬券を買うことを禁止しているという。

騎手が馬券を買ったというケースは過去にも例がないそうであるから、今回の一件がいかにお粗末な事件であることか。

自分名義で登録すること自体がアウトであるから、他人の名義を借りて馬券を購入したというのならまだ理解できるが、自分名義で登録してその口座から馬券を購入するって?????? こいつら底抜けのバカである。

私はギャンブルが大嫌いなのに、ばんえい競馬は世界唯一の競馬だから、帯広市民として文化として応援してきたのに・・・。

こういった人々の感情を逆なでする不祥事である。あまりにも底の抜けたバカバカしさに呆れてしまった。

もう一つ、観光面で嫌〜なニュースが流れた。先頃、トマムの施設を買収した中国の投資会社「復星集団(上海)」の郭広昌会長(48)が行方不明になっているというニュースである。ネットでは、どうやら中国政府に拘束されたらしいという憶測が流れている。

中国政府の権力闘争の一端であるらしいというから、これまた????。

この「復星集団」はサホロリゾートにあるクラブ・メッドの運営会社の筆頭株主でもあるという。

トマムを傘下に収めて、今後はサホロとトマムでリゾート開発でもやってくれるのかと期待していたところである。

観光という事業は、ほんの些細な事件で大打撃を受けてしまう脆弱さがあるものだから、今回のこの2つの事件が影響しなければ良いと願う。

底抜けのバカと権力闘争は怖いものであることよ。


■2015-12-12-Saturday 市民オペラ

帯広市民オペラ公演の

「こうもり」を観てきた。

平成9年に第1回公演の「カルメン」、平成14年の第2回は「魔笛」、平成18年の第3回は「椿姫」、平成23年には第4回「トゥーランドット」と4〜5年間隔で開催し、今回が第5回目になるという。

私はミュージカルは大好きで良く観るのだが、オペラは高尚過ぎてあまり観る気にはなれない。英語ですら分からないのに、イタリア語で演じられてもなぁ〜というのが正直なところなのだが、今回は日本語での公演であるという。

我が社の7階にある音楽教室の先生が歌唱指導をしている関係で、広告の依頼があり、かわりに招待券を2枚いただいたので観ることにしたのである。

さすがに5回もやってると段々とレベルが向上しているようだ。

生オーケストラの演奏での公演であるが、帯広交響楽団が、かなりしっかりした音を出していたので驚いた。

こりゃぁ〜なかなかのモンである。

主演級のキャストは、声楽科出身の人達であるから、まぁ一流とはいかないまでもそこそこのものであるが、市民がその他大勢で出てくると、おもわず苦笑してしまった。

私の知人も数人出演していたが、ちょっとと云うか、かなりと云うか役者としては大根であった。

「こうもり」は喜劇であるのだから笑っても良いのだろうけれど、笑う場面でない場所で笑う訳にはいかないから、咳払いで誤魔化したが・・・。

役者ではなく歌い手として出ているのだし、本人は大真面目にやっているのが分かるだけに・・・。

舞台装置も相当に金を掛けているようだし、まぁ、そこそこ楽しい時間であった。


■2015-12-13-Sunday 四十九日法要

今日は10月31日に亡くなった義父の

四十九日の繰り上げ法要の日である。早いものでもう40日以上が過ぎた。この間は、私も12月3日のマジック・ミュージアムのプレ・オープン式があったりして、精神的にも体力的にもとにかく忙しい日々であった。

義父は早くお墓に入りたいと云う希望であったから、本来は墓地で読経してもらい骨を墓に納める予定であったが、68年振りの11月の降雪で墓が雪に埋まってしまい納骨は不可能な状況になってしまった。

このまま来春の連休明けまでは、雪が融けないから、納骨はその後と云うことになる。

墓地での納骨を止めたので、妻の実家に主だった親類が集まり、10:45からお坊さんに読経してもらい。

その後、場所を変え、義父の会計事務所の職員らを交えての食事会である。義父が大好きだった「松伊」のすきやきを振舞うことにした。

話も盛り上がったところで、私のマジックを演じることになっている。四十九日法要でマジックを演じるなんて云うのは珍しいことであるが、ましてや施主がマジックを演じるというのは実にオカシナことではあるが、妻が暗い会にはしたくないから、どうしてもマジックを演じてと云うのである。

まぁ、皆さん喜んでくれたし、その後の話題にもなったから、明るい四十九日法要になったのではなかろうか。

これで、ようやく一段落が着くことになる。

新年は新たな気持ちで向かえられそうである。


■2015-12-14-Monday 下町ロケット

ウ〜ん、下町ロケットいいねぇ〜

TBSの東芝日曜劇場で放映中の「下町ロケット」が実に良い〜。

観ているとウルウルと熱い涙が出て来る。

「誠実」、人生は正に誠実に生きると云うことに尽きる。と云うことを表現してくれているのが嬉しい!

現実の社会では、誠実に生きることが報われないことの方が多いであろう。

そう云う世の中に生きているからこそ、ドラマの中のこういう「勧善懲悪」の最後に正義が勝つという筋書きに拍手喝采を送りたくなるのが人情ってもんである。

実際の世の中には、勧善懲悪なんてものはない。悪い奴が栄えるのが常である。多くの正直者は損をする世の中なのである。

ズル〜イ奴らが大手を振って闊歩しているのが現実世界なのである。そういう世の中に居て、自分もズルク生きたくなるのを必死で堪えて頑張っている人が大勢居るのだろう。

それが、プライド・自尊心なのか、それとも・・・。

本来、人がこの様に生きたいと思っている姿勢を、阿部寛が演じてくれている。

劇中の人物に自分を重ねて、俺もこういう生き方をしたいが、でも・・・と云う人達が共感を覚えるのだろう。

現実は、ドラマの様にはいかないかもしれない。でも、自分が信じた道を生きることで悔いない人生を送りたい。

「誠実に生きる」

何に対して誠実に生きるのかは、それぞれであろう。

私は、自分の意志に誠実でありたいと思う。


■2015-12-15-Tuesday 柏葉高校同窓会

14日夜に柏葉高校同窓会の役員会が

市内の福井ホテルのバイプレインで開催された。

例年、忘年会を兼ねての役員会であるから議事もすんなり進行するはずであったのだが・・・、

某大学の教授から、同窓会員の意識調査の依頼が来たとかで、その対応をどうするかという案件がけっこう難しいことになっている。

前回の部長会議には、義父の葬儀の関係で欠席していたので、私は初めて聞く案件であるから、尚更状況の把握に時間が掛かったのであった。

先方の依頼は、20歳代〜60歳代までの同窓会員300〜400名のサンプリングが欲しいとのことである。

毎年1月中旬頃に開催している新年交礼会には、同窓生600名以上が出席するから、そこで設問に回答してもらえば経費も掛からないし・・・と云う案もあったそうだが、大学側が「それでは帯広在住の同窓生に偏ってしまう懸念がある」と云うことで不可となったそうである。

どうも、全国に散らばっている同窓生から幅広くサンプリングがしたい意向のようだ。

しかし、そうなると個人情報保護法という厄介な代物が絡んできて難しくなるという。

同窓会とは無関係の大学に、同窓生の住所などの個人情報が渡ることになるからだ。

サンプリングに掛かる経費はすべて先方の大学側が負担するから、その辺の問題が発生しない複雑な方法で行なうしかないと云う。

この個人情報保護法って奴は、ほんとうに厄介な代物である。

私は、高校卒業以来、クラス会の幹事役をズ〜ッとやっている。

自分で望んでなった訳ではなく、卒業式に大学受験の為に出られなかった時に、欠席裁判で押しつけられてしまったのだが・・・。

決まった以上は仕方がないと諦めて、以来、年に2回ずつ名簿を発行して送付してきたのであった。

それが、この個人情報保護法が出来てから、急に現住所などを名簿に載せてもらっては困ると云うクラスメートが出てきたのだ。

それでは名簿は作れない。結局、卒業以来30年間続けた名簿作りは止めることになったのである。

4年前に名簿を復活して欲しいという要望が大勢からあったが、一旦途切れてしまった情報を復活させるのは容易なことではない。

本人の現住所が分からないから、親元に連絡しても、親が死んでいたり、転居していたり、警戒して教えてくれなかったりで、結局は所在不明者が3分の1という不完全な名簿にしかならなかったのである。

住所や電話番号が載っている名簿が、詐欺などに悪用されるというが・・・、私の家には、毎日ダイレクトメールなどが数通も入ってくるが、不要なモノは捨てれば良いのだし、詐欺の電話などは、それぞれが気を付けていれば良いだけの話である。

名簿には免許証番号などの重要な情報などは掲載してはいないのだから・・・。

それよりも、クラスの絆が崩壊する方がダメージは大きいと思うのだが・・・。

過剰な反応はどうかと思うがなぁ〜。


■2015-12-16-Wednesday 軽減税率

日本の政治家ってハッキリ言ってバカばっかりだなぁ〜。

いったい何を考えているんだ! いや、まったく考えていないのかも・・・。

税は「シンプル・イズ・ベスト」にして、誰にでも分かり易くするのが良いはずなのに・・・。

そもそも、軽減税率なんぞ導入する必要なんてないのだ。

公明党のバカな奴らが、弱者救済とか何とか言っているが、2%で重税感が緩和される訳がないし、食品だって大きく使うのは金持ちなんだから、弱者救済ならもっと別に簡易な方法でやるべきである。

たったの2%の為に、業者も消費者も大混乱させて、ますます消費意欲を減退させるだけであろう。

政治家は現場を知らなさ過ぎる。

外食と加工食品との線引きは、奇妙奇天烈な代物でしかない。

私がたま〜に食べに行く、会社近くのハンバーガー屋のモスバーガーは店内で食事をしたら10%で、持ち帰りなら8%になるのだという。店内には椅子席があり、食器も陶器製でトレーに乗せて運ぶと外食になるらしい。

マクドナルドは店内で食べる時でも、持ち帰りと同じに紙製の容器のままであるが、これはどうなるのだろうか。椅子席が外食になるなら、椅子を取り外して立食形式にすれば8%になるのだろうか?

この椅子のある無しが外食の定義になるなら、私が良く昼食後に食べに行く会社近くのお菓子屋さん六花亭のケースはどうなるのだろうか。

ここのイートインは、椅子の無い立食形式で、ケーキを乗せる皿も、コーヒーを入れる容器も紙製の使い捨てであるから加工食品の扱いになるのだろうか?

一方、同じお菓子屋さんでも柳月の大通り店のイートインには椅子があって、ここでは座って食べる事が出来るから10%になるのだろうか?

まったく同じ商品がある人には8%で、ある人には10%と云う事態がそこら中で起きることになる。

同じ店の中で、椅子席と立食テーブル席とでは、値段が違うと云う事態が起きないのだろうか?

コーヒーショップの中には、立って飲む席と座って飲む席の2通りの席が一緒にある店があるが、例えば客が「私は、立って飲むから8%ね」と言って8%で払い。その客が勝手に椅子席に座って飲んだら、店は「もう2%払え」となるのだろうか?

店が客へのサービスで良しとしても、税を徴収する側が許さないケースもあるだろう。どうやってその差を調べようというのか?

たったの2%で、客と店が混乱し、下手したら言い争いや喧嘩になるかもしれない。

例えば、へそ曲がりな複数人の客がいて、私はこの店で食べていく、私は持って帰ると別々な行動をするようなケースだって考えられる。レジをどう打ち分けるのだろうか?レジを打つ人も大変だ。

同じ商品で税率が異なれば、悪い奴がレジ係にいて差額を搾取する可能性だってありえるだろう。

シンプル・イズ・ベストである。

複雑怪奇な軽減税率はすぐに止めるべきだ。現場が混乱して、消費が冷え込み、かえって税収を減らす結果になるであろう。

まぁ、これから、こう云うケースはどうなるんだ?と云う問い合わせが殺到することになるであろう。法律の抜け穴を考えるのが好きな人もいるからクイズの様に楽しむ人も出てくるだろうが、最終的には軽減税率はやっぱり止めようということになるのではなかろうか。


■2015-12-17-Thursday マジック実演依頼

昨日、マジックの実演依頼が3件もきた。

ここ最近、テレビや新聞で「マジック・ミュージアムのプレ・オープン式」の件が立て続けに報道されたから、私のマジックを見てみたということなのだろう。

しかし、結果的には3件ともお断りをしたのであった。

理由は単純明快で、数年前に作った衣装のタキシードが、太ってしまって着られなくなっているからだ。

ジミー忍一門には、衣装に関してかなり厳しい教えがある。

本格的にマジックを演じる以上は、プロ意識を持って、衣装もバッチリと決めなければならないのである。普段着のスーツ姿でステージに立ってはいけないのである。

前年に作った洋服が着られないような太り様の状況では、数年前に作った服など、上着の前ボタンすら留まらない。

マジックは身体のあちらこちらにタネを隠しておく必要があるから、衣装は普段着よりも若干大き目でなければならないのに、前ボタンすら留まらない服では窮屈過ぎて演技など不可能なのである。

それでも2〜3年前までは、どうしても断われない依頼があった時には、ステージ衣装を必要としないロープマジックを演じていたのだが、いつも同じ演目ばかりを演じていると、それしか出来ないと思われるのも癪なことなのである。

他人は「じゃぁ、衣装を新しく作ったら?」と簡単に言うが・・・。

ステージ用の衣装は、普段着のスーツよりも高価であるし、私が演じる演目用の特殊な仕掛けを施さなければならないから、帯広のテーラーでは対応が出来ないのである。

だから、現在はトランプやコインなどの小さなモノを使って、10名以下のテーブルマジックくらいのものでなら対応が出来るが、30名を超えるような場所では演じる演目がないというのが現状なのである。

私の演じるマジックを観たいと思ってくれるのは嬉しいことだが、痩せるまで待ってもらいたい。

そうなると、ステージでの実演はもう永遠に来ないかも・・・。


■2015-12-18-Friday スター・ウォーズ

映画「スター・ウォーズ」の新作が今日の夕方に全国一斉に上映される。

観に行きたいと思ったのだが、忙しくて今日は行けない。

来週の平日の空いている時にでも観にいくことにしようと思っている。

夕方のテレビの民放局のニュースでは「スター・ウォーズ」一色だった。札幌駅に隣接しているシネコンには、コスプレをした観客が多数訪れている様子などが報道されていたが・・・。

私も、この映画は好きではあるが、映画にここまでの感情移入は出来ないなぁ〜。ましてやコスプレまでして映画を観に行くなんて・・・。

スター・ウォーズのグッズ1000点余りで溢れている飲食店の店主が、店の開店時間を遅くしてまで観に行くとも言っていたが、まぁ、こちらの方は、まずは観ておかないと、客との話題についていけなくなるから、商売として必要なのだろうなぁ〜とも思う。

それにしても、世の中にコレクターというのは多いものであるなぁ〜。私もその一人であるが、よくぞここまで集めたものである。結構な金額が掛かっているであろうことは容易に推察出来る。

映画がヒットして、本やグッズが売れる。

これが最近の映画の儲け方なのだろう。魅力的なキャラクターを造れるかが、映画そのものよりも重要な要素になってなっているようだ。

もちろん映画のストーリー自体がツマラナケレバ、いくらキャラクターが良くても映画はヒットはしない訳だが、中には、ヒットしない映画の際立ったキャラクターを重視するオタクって云う人種も居るからなぁ〜。

スター・ウォーズは、両方が成功した例であろうなぁ。今回も宣伝戦略が素晴らしい。事前の情報を極端に少なくして、期待感を高める手法は勉強になるなぁ〜。

マジック・ミュージアムにもその手法を取りたいと思ったが・・・。もうすでに情報を出し過ぎてしまったかも・・・。


■2015-12-19-Saturday 腰痛

朝起きたらモーレツに腰が痛い。

このところの疲れがドッと出てきたようである。このままではギックリ腰になってしまいそうな気がしたので、馴染みの指圧師に頼んで揉んでもらった。

この指圧師とは、彼がまだ中学生の時代からの、彼の父親の代からの付き合いである。もうかれこれ35年以上になるだろうか?と思っていたら・・・。

揉んでもらっている内に「スター・ウォーズ」の話になった。忙しくてまだ観ていないんだと言ったら、彼もスターウォーズの大ファンなのだが、まだ観ていないと言う。

彼がスターウォーズのファンになったのは、私が彼にスターウォーズのビデオをプレゼントしたのがキッカケなのだそうだ。

私はすっかりそのことを忘れていたが・・・。

スター・ウォーズの第1作(エピソード4)は1977年の公開というから私がまだ大学生の時である。

ジョン・ウィリアムズの音楽が好きで、大学3年生の時の、マジックの発表会で、スターウォーズのテーマ曲をBGMに使ったことを思い出した。

EPレコードを何種類かレコード店に行って買って来て、自宅のステレオで編集しながらカセットテープに録音したのである。

現在の様にデジタルではないから、つなぎが上手くいかなくて何度も何度もやり直して自分の演技に合わせた編集をしたのであった。

そんなことを思い出しながら、揉んでもらって、腰も何とか楽になったのであった。


■2015-12-20-Sunday 下町ロケット最終回

今日は好きなテレビドラマの

下町ロケットの最終回の放送日であるが、その前に18時から自宅の町内会の役員会がある。

10月31日に亡くなった義父の葬儀では町内会長さんに葬儀委員長をやってもらっているし、町内会の方々も大勢お参りしてくれたから、そのお礼も言わなければならないので、欠席する訳にはいかない。

議題は来年1月の総会と新年会の日程と場所の選定である。早々に決めて会議は終了した。いつもなら、ここでお酒を飲みながら雑談に入るのであるが、皆は車で来ているとのことで、早々に自宅に戻った。

私は徒歩で会長宅に出向いたのであったが、私も酒を飲まずに早々に自宅に帰ったのであった。

すぐに風呂に入り、19時から放送している前回までのダイジェスト版を見た。ところどころ忘れていたり、見逃していた回の分も見てようやく全部のストーリーがつながったのであった。

21時からの最終回は、焼酎を用意して、じっくり飲みながら見ることにした。

このドラマは、目頭を熱く、そしてウルウルとさせてくれる。情熱、使命感、責任感溢れる登場人物が私を熱くさせてくれるのだ。

信頼できる仲間や上司、部下が居るというのは実に羨ましい物語である。

このドラマの様に、勧善懲悪、最後に正義は勝つというドラマはやっぱりスカッとするなぁ〜。

現実の世界では、ズル〜く立ち回る奴らの方が得をするような場面が多いのだろうが・・・。現実と違うからヒットするのかもしれないなぁ〜。

「人の為と書いて偽(いつわり)と読む」と言うが、偽善で人の為にするのではなく、純粋に他人を喜ばせたい、喜んでいる人を見ると嬉しくなるというのはエンターテイナーとしては当然の感覚であろう。

このエンターテイナーとしての感覚こそが、今のビジネスの世界に必要なものではないだろうか?

下町ロケットは、面白い展開のドラマであったし、登場人物も面白いし、配役もちょっと他とは違ってなかなか面白かった。

東芝日曜劇場はさすがドラマのTBSの看板番組である。東芝は頑張ってスポンサーを続けろよ!


■2015-12-21-Monday スケールが

いや〜驚いた!

さすが中国はスケールが違うなぁ〜!

20日中国南部の広東省深こう市で大規模な土砂崩れが発生し、工業団地に押し寄せた土砂によって多数の建物が崩壊し、数十人が行方不明になっているというニュースを聞いたが・・・。

急峻な山裾を無理に開いて工業団地を造成したのだろうなぁ〜と想像していたら・・・。

何と、崩れた山は、建設残土と云われる建物を建てる時に掘った土を運んで200mもの高さに積み上げたものだと言うではないか。

200mだよ、200m。

ビルの1階の高さを3mとしたら66階の高さに相当する。

建設残土を200mの高さにまで積み上げることの方が、200mのビルを建てるよりも遥かに難しいんじゃぁないだろうか?

誰が考えたって、積み上げただけの土が崩れないわけがないではないか。

この工事をやった人間達は、皆、子供の頃に砂場で遊んだ経験がなかったのだろうか?

その土が崩れて、ビルが崩壊する映像を見たが、安全意識というか、想像力というか、何かが決定的に欠けているなぁ〜。

これは、明らかに人災である。

人災のスケールも日本人には、とても考えもつかないような大きさである。中国、恐るべしだ。


■2015-12-22-Tuesday 白髪三千丈

昨日、中国の土砂崩れのことを書いたが・・・、

昨日のニュースでは200mの土を積み上げたと聞いていたが、今朝の新聞を読むと元採石場に100mまで積み上げたと書いてある。どっちが本当なんだろうか?

残土置き場としての今年2月までの使用期限を過ぎても積み上げ続けていたというし、誰も正確な高さなど測ってもいないであろうから、現地の人の話で100mになったり、200mになったりしているのだろう。

白髪三千丈の中国人にとっては100mも200mもたいして変わらないのかもしれないなぁ。

行方不明者は90名を超えたとある。上空から撮影した写真を見ると、かなり広範囲に土砂崩れが起きているようで、ますます100mなのか200mなのかが分からない。

積み上げただけの柔らかい土が崩れたのだから、かえって土の除去は大変だろう。救助は遅れているようで犠牲者数はまだまだ増えそうな気配である。

チャイナリスクってのは厳密には別のことを指すのだが、これもチャイナリスクである。中国人の安全意識の低さは、最近、低くなっているとはいえまだまだ日本人よりは低そうである。

インドネシアが中国の新幹線を選んだことが恐ろしいなぁ〜。でも、日本のJRも最近はトラブル続きで信頼できないしなぁ〜。いったい誰を信用したら良いのやら・・・。


■2015-12-23-Wednesday 新国立競技場

22日、新国立競技場の建築計画案がA案に決定したが・・・。

出来レースと云う感じがモロに伝わってくる。

事前に、森喜朗がB案のデザインの方が良いと発言した時点で、ほぼA案に決定したと言ってよいのでは・・・。

「サメの脳味噌」と揶揄された森であるが、なかなかの深謀遠慮である。誰かのアドバイスがあったのかなぁ〜。

アンビルドの女王と云われるザハ・ハディド案が建築費用と工期が掛かり過ぎると廃案になり、新たに募集したが、今回のA・B案の2案しか応募がなかったと云う。

1案だけでは比較対象がないから、また批判が出るであろうことは容易に想像できるから、最低でも対抗案が必要になる。

しかし、最初から決まっているコンペに参加させるにしても、労力と金が掛かるから・・・。

とりあえず最低線の2案によるコンペとなったのであろう。

業者選定には7人の建築専門家が審査委員として選定した。

最初から噂ではA案の大成建設が有利であろうと言われていた。その理由の第一は旧国立競技場を建築していた実績と、その時の地盤調査などの資料があるからだと云う。

つまり、工期短縮を至上命題とした時には、そういった過去のデータの活用によって、新たな調査期間を短縮できるであろうとの予測がなされていたわけだ。

今回の審査結果の点数を公表していたが、デザイン面の評価ではB案の方がA案を24点も上回っていたが・・・。

不可解なのは、完成時期が2案ともに2019年11月としてあるのに、「工期短縮」の項目での得点がA案が27点もB案を上回っていることだろう。

建築の専門家である審査員たちは、実績と持っているデータを重視したということであろう。

この結果なら、A案側に下駄をはかせて審査に臨ませていることと同じである。アテ馬にされたB案の関係者は不満であろうが・・・。

そこは・・・。

まぁ、森喜朗に事前にB案が良いと発言させることで、世間の人は、それなら(何も内容は理解していないが)A案の方が良いとなることを計算していたのではなかろうか? 

もしも、森が良いと発言したB案に決まったことを想像すると・・・。

なかなかの策士であることよなぁ〜。

それでも、1500億円という高額の施設である。無駄だとは言わないが、他にもやることがあるだろうに・・・。

そもそも今回のドタバタで一体いくらの金をドブに捨てたのであろうか?その方がモッタイナイことである。


■2015-12-24-Thursday エ〜ッ嘘ッ

一昨日書いたブログの題名「白髪三千丈」の意味は?

と云うのを数人から聞かれた。多くの方が私のブログを読んでくれているようで嬉しいのだが・・・、「白髪三千丈」の意味を知らないのかと驚いてしまった。

そもそも「しらがさんぜんじょう?」って・・・。

「しらが」ではなく「はくはつ」と読むのだよ・・・。

日本では中国人のオーバーな表現方法ということで、しっかり定着していると思っていたのだが・・・。

この「白髪三千丈」と云うのは、中国の唐の時代の詩人である李白の五言絶句「秋浦歌」第十五首の冒頭の言葉で「白髪三千丈 縁愁似箇長(はくはつさんぜんじょう うれいによりてかくのごとくながし)」と続く、訳は「積もる愁いに伸びた白髪の長さは、三千丈もあるかのように思われる」となっている。

「丈」というのは中国の長さの単位で、mに直すと約9㎞にもなる。

日本では、後半の部分はほとんど使われることがなくて冒頭の「白髪三千丈」の部分だけが使われるが、そもそも人間の髪の毛を一生切らずに伸ばしたって、その長さが約9㎞にも伸びるわけがないと言うことで、中国人の表現はあまりにもオーバー過ぎるのではないかということになっているようだ。

だから「中国は白髪三千丈の世界だから・・・」と云う表現は「中国はオーバーに表現するお国柄だから・・・」と同義になるのである。

聞かずに少しは自分で調べろよ!


■2015-12-25-Friday クリスマス

キリスト教徒ではないから

クリスマスなど祝う必要もないはずだが、日本中がクリスマス、クリスマスと騒いでいる。

ちょっと前には、ハローウィンで仮装した人が渋谷の街に溢れている様子がニュースになったばかりである。

我が家の宗派は曹洞宗の仏教徒であり、神棚だってある。

キリスト教徒ではないから、別段、イエス・キリストの生誕など祝う必要もないだろう。

どうせ、商魂逞しい連中が日本にもクリスマスを流行らせたのだろうが、この年齢になるとワクワク感など微塵も感じられない。

子供が大きくなって家を離れると、プレゼントなんてモノも買う必要がないし、今更、妻にプレゼントをする気にもならない。妻の方も私にプレゼントを買う気もなさそうである。

我が家では、夫婦2人きりと母だけだから、クリスマスを祝おうなんて気はサラサラない。

定番の鶏肉すら買っていない。

夕食のメニューはラーメンで、しかも作るのは私である。

それでも一応はショートケーキ一切れと雪だるまを模ったケーキを一切れとチョコレートケーキ一切れを買って来て3分の1ずつ妻と母と分けて食べただけのクリスマスで、ワインも飲まずに普段通りの夕食であった。

これを寂しいと云うのか、それともこれが当たり前なのか。

日本人には節操というものがない。元旦には神社に初詣に出掛け、2月にはバレンタインデー、3月はホワイトデーだと、毎月の様に何等かのイベントを持って来る。ハレとケの区別が無くなり、毎日がハレばかりである。毎日がハレでは精神的にも金銭的にも疲れるだけだ。

これが、逆に人間の余裕を奪っているのではなかろうか。

何にもしないダラ〜ッとした本当の休みをつくった方が良いのでは・・・。


■2015-12-26-Saturday 何だかなぁ〜

どうも、ここ最近は恒例の行事に関心がなくなっている。

クリスマスもそうなのだが、年末、年始も同様に特別な日とは感じなくなってきているようだ。

年末を控えて、大掃除とか後片付けとかをしようとかいう気がおきてこないのだ。

私の机の上は、会社も自宅も本や書類が山積みになっている。それも一つではなくて複数の机なのである。

妻に言わせると、グチャグチャなのだが、自分では、どこら辺にどの書類があるのか、だいたいの見当がついているから探すのはそう難しいことではない。

しかし、他人に片付けられると、どこに何を仕舞ったのかがまったく把握できなくなってしまうから「片付けるな!」と言ってある。

先日のブログにも書いたが、私にとっては正月がハレの日の特別な日ではなくなっているから、そのまま12月の続きなのである。別段片付けなくても・・・。

しかし、どこかでケジメをつけないと、ダラダラと過ごしてしまうことになる。

今年は、11〜12月はかなり忙しかったから、余計に片付ける暇がないというのを言い訳にしておこう。

母と話していると、父も祖父(母は祖父には会ったことがないが・・・)もモノ持ちが良かった人だったそうだ。どちらも捨てられない性格だったようである。

そこにもってきて二人とも新しモノ好きときているから、モノで溢れてしまっていた。私も同じだ。ウムムDNAや恐るべし・・・。この血は代を重ねて更に濃くなっているようだ。

何でも集めるのが大好きで、捨てられない性格は直らないだろう。

マジック・ミュージアム以外に、今度は、「坂本コレクション」と云う博物館でも造ろうかなぁ〜。


■2015-12-27-Sunday スターウォーズ

ようやく映画スターウォーズを観ることができた。

スターウォーズは第1作(エピソード4)からのファンである。全国一斉上映の日に観たかったのだが、これまで何かと忙しくて観ることが出来なかったのである。

ようやく観ることが出来たが・・・。

私にとっては、これまでのスターウォーズの中で一番つまらない作品であった。ところが妻の評価はまったく逆で、これまでの作品の中で一番良くて涙まで出たと云うから不思議だ。

ストーリー的には、第1作のエピソード4の焼き直しという感じで、主役が男性のルークから、女性のレイに代わっただけという印象である。レイ役の女性は良かったが・・・。

内容にはまったく深さが感じられないし、デススターも大きくなっただけ、悪役もダースベイダーのような凄みがないし、年老いたハンソロやレイア姫が出てきて懐かしさは感じたが・・・。

歴史は繰り返すということを表現したいのか、それともネタが無かったのか?

展開は謎だらけで、エ〜ッそうだったのかぁ〜。結婚して子供が生まれたんだ〜。すると今は別れたってことかぁ〜。フォースが使えるってことは、レイって誰の子?

結局は、昔からのファンを懐かしさで引っ張り、謎を散りばめて次回作に繋げようという魂胆か。要はこれから始まるシリーズの為の序章という感じなんだろうね〜。


■2015-12-28-Monday 忘年会

今日は会社の忘年会である。

坂本ビルのテナントである居酒屋「いろはにほへと」で終業後から呑んだ。

一杯目だけ「とりあえず」のビールで、2杯目からは焼酎のロックを呑んだ。調子に乗ってしゃべり続けて、喉が渇くと焼酎の繰り返し、8杯程も呑んだろうか。呑み始めると食べなくなる悪い癖がある。

最初こそつまみを食べながら呑んでいたのだが、後半はほとんど焼酎だけを呑む。いわゆるカラ酒と云うやつである。

2時間半ほど呑んで解散した。どうも最近は二次会に行く元気がない。

以前なら、ここからカラオケとかスナックとかに行くところであるが・・・。どうも最近は二次会に行く元気がない。

自宅に戻ったが、酔い足りない。

酔い始めるとトコトン酔いたくなる悪い酒である。

沖縄のお土産にもらった泡盛をロックで呑む。

この泡盛と云うお酒は、沖縄で呑むとものすごく美味しいのだが、北海道で呑むとなんとな〜く呑みにくい。北海道の寒い気候と合わないのかもしれないなぁ〜。特にマイナス気温の冬には合わないのかも・・・。

それまで呑んでいた芋焼酎とのちゃんぽんで頭が痛くなってきた。

昔はなんぼ呑んでもこんなことはなかったのに、すっかり酒が弱くなったようである。


■2015-12-29-Tuesday 娘の帰郷

今日は次女が、明日は長男が帰郷する。

娘を迎えに帯広空港まで車を運転して行った。13時丁度の到着予定の飛行機である。12時に会社を出て、昼食を取ってから向かおうと思ったのだが、自宅に携帯電話を忘れていたので、一旦自宅に戻ってから向かうことにした。携帯を持っていないと緊急の連絡があった場合に支障がでる危険性があるからだ。

蕎麦屋で食べてから行こうと思ったが、それだと13時には到着出来ない可能性もある。冬道に焦って運転はしたくないから、食べずにまっすぐ空港に向かった。

私は飛行機の到着予定時間よりも早目に着いたのだが、逆に飛行機は20分ほど到着が遅れたのであった。

到着した娘に「昼食は食べたか?」と聞いたら「食べた」と云う。14時には妻の実家の工事に立ち会う為に行かなければならない。しかたがないから途中でコンビニ寄って肉まんを買って食べたのであった。

自宅で母と娘と私達夫婦の4人で夕食を取った後で温泉銭湯に行く。やはり帯広の温泉銭湯は安くて立派だと云う。

十勝は食べ物は美味しいし、温泉も多い。ノンビリしていて良いところだが、今年の道路はツルツルでヒドイ状況だ。

久し振りの凍ったツルツル道路には驚いた様子であるが、この道は私達でも大変だ。明日、息子が帰って来たら氷割りでもやってもらおう。


■2015-12-30-Wednesday 年末

今年もいよいよ明日でおしまい。

長男も戻って来た。

家族5人の内、4人が揃ったが、長女は嫁ぎ先の家族と岩手県の温泉に行くという。

今年は妻の父が他界したし、長女が嫁いだので家族の人数が減ったが、いづれは娘にも子供が生まれて、また家族が増えていくのだろう。そういうものである。

夕方に戻って来た長男と母、次女と私達夫婦の5人で、夕食は焼肉を食べに「五条園(西13条南15丁目)」に行った。

この店は30年程前に、自宅近くの西5条南15丁目にオープンした時から贔屓にしている焼肉屋さんである。一度大通りに越してからも、現在地に移ってからもずっと家族で通っている。

子供達も小さい頃から食べているので、すっかりお馴染みの味なのである。こんなに安くて美味しい焼肉は本州ではなかなか食べることは出来ないから、帰郷する度に家族皆で食べに来るのだ。

お腹一杯に肉を食べてから、温泉銭湯に行く。息子も温泉が大好きで、帯広に居る時には毎日でも温泉に入りたいという。

これで、明日は「インデアンカレー」が食べたいというのだから、夏のお盆に帰郷しても、冬の正月に帰郷しても、行動パターンはいつもまったく同じである。

やっぱり、十勝は落ち着くらしい。ゆっくりもしていられないだろうが、気分一新して新しい年を迎えてもらいたいものである。


■2015-12-31-Thursday 10大ニュース

新聞を見ると今年の10大ニュースが

海外・国内・道内・十勝といろいろ載っているが、今年の我が家の10大ニュースを選んでみたい。

起こった順番に書いていく。

①小野寺勇氏逝去(弟の嫁さんの父親で、元北海道議会議員であった小野寺勇さんが82歳で亡くなった。)

②「人間万事塞翁が馬」を出版(坂本勝玉堂創業111年を記念して、私が新聞に寄稿したエッセイ、コラム、紀行文などを一冊にまとめて出版した。)

③長男が転職(名古屋から岐阜に転職した。)

④姪に長男誕生(姉の長女に第一子の男の子が誕生し、母がひい婆さんになった。)

⑤甥が結婚(姉の長男がハワイで結婚式を挙げ私達夫婦も出席してきた。)

⑥次女が就職(留学先のカナダから帰国して、東京の会社に就職した。)

⑦義父西雪博志が逝去(税理士をしていた妻の父親の西雪公啓こと博志が93歳で亡くなった。)

⑧長女が結婚(長女が仙台で結婚した。)

⑨マジック・ミュージアムのプレ・オープン式開催(2007年から開設準備をしてきたマジック・ミュージアムのプレ・オープン式を開催した。)

⑩功労賞受賞(日本奇術協会からマジック・ミュージアム開設の功労を称えられた。)

総括すれば、親類縁者の逝去が2件、結婚が2件、就職・転職が2件、出産が1件、出版が1件、受賞が1件、開館が1件で、悪いことの方が少なく、良いことの方が多かった1年ではあったが、人の死は重たいものであった。

まぁ、まさに「人生はあざなう縄の如し」良い事も悪い事も交互にやってくる。これからも人生訓である「人間万事塞翁が馬」でやっていこうと思う。

来年が良い年でありますように!